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魔法少女始めました

作者:迷い猫


 「やあ、こんにちは、そして初めまして。 早速で悪いけど君、魔法少女に興味はない?」

 それは突然現れた。 本当に突然、なんの予兆もなく、交通事故のような有様で、少女の日常をぶち壊しにやってきた。
 それまでは平々凡々な日常を謳歌していた少女は、この日を境に世界の裏側を覗くこととなる。

 「怪しい宗教には興味がないので」
 「即答で断った⁉︎」
 「それでは失礼します。 もう用はお済みでしょう?」
 「まさか。 私の仕事は君を魔法少女にすることでね。 君の意思が変わるまでどこまでも付き纏うさ」
 「堂々と不審者宣言ですか。 では警察を呼びます」
 「決断が早いな。 いやはや、それでこそだ、と喜ぶべきか。 言っておくが警察を呼ぼうと無駄だ。 そもそも呼ぶことすら叶わない。 試してみるかい?」
 「いえ、無駄なことはしない主義です」
 「良い主義だ。 ではどうする?」
 「もちろん逃げます。 これでも脚には自信があるので」

 全力で逃げる少女とそれを追う女性。 これは、そんなお話……(詐称表現有り、注意されたし)



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タイトル更新日時
魔法少女の在り方
  魔法少女のお仕事 01 2018年 04月 16日 02時 58分 

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