この小説も温泉旅行と同じサイトに投稿していた小説です。
この小説の前の話を載せようかどうかと悩んでいます。
とり合えず弟恋也がこの世を去ったっと思って読んでください。
※この小説に出てくる病気は実際には存在しません、似たような病気がありましたが私がただ思いついた病気を書いただけなので存在はしません。
「もし、俺がヒトではなくなったら、貴方達は俺を愛して暮れますか?」
――俺が亡くなったら、貴方達は俺の事を忘れますか?――
――それとも、俺の事を覚えていて暮れますか?――
病気になってから高校卒業の手前で命を落としたあいつは、今どんな気分なのだろうか?
俺にはよく理解が出来ないが、最後ぐらい顔を見ておけばよかった。
――そんな事を思いながら、俺は言われた場所まで歩いていた。
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