TALES OF ULTRAMAN
ページ下へ移動
ウルトラマンの長い歴史の中でもしも、その歴史が違う分岐を辿っていたら?そんなIFの物語をSF、歴史ファンタジー、映像作品では実現していないクロスオーバーなど様々なジャンルで描くシリーズになっています。
/ 短編 最終掲載日時: 2022年 08月 29日 22時 30分
趣味が高じて初めての投稿になります。ウルトラマンシリーズでおなじみの悪役ウルトラマン、ベリアル。特撮ファンの中ではもはやダースベイダーのような存在感を放つ彼ですが、もしも彼が悪に堕ちることなくヒーローとして活躍していたならば?記憶に新しい「ウルトラギャラクシーファイト」でさらに洗練されたマルチバース理論を用いてベリアルを一人のヒーローとして描き、その中でかつての自分と向き合う姿、父として息子ジードと向き合いきれずにいる苦悩、そんな姿を光の国の人間ドラマとして描きました。人間ドラマとしての側面に振り切ると、SFとしてのウルトラマンの魅力を半減させてしまう、という制限を感じながらどのようにして彼らを魅力あるキャラクターとして小説というコンテンツの中で浮かび上がらせるか、楽しくもあり、少し難しさも感じる作業でした。ですが、少しでも楽しんでいただけたならば、これ以上ない喜びです。是非、よろしくお願いします。
あらすじ
ここは我々が知っているウルトラマンの歴史から分岐したもう一つの歴史をもつ世界。
次元を超えて宇宙に降り注ぐ謎の破片、デビルスプリンター。その影響で各地に起きる事件の対処に追われていたウルトラマンべリアルはかつて自分が犯した罪への悔恨と、息子ジードとの距離への悩みを抱えていた。そんな中で深刻さを増していくデビルスプリンターの魔の手はやがて宇宙警備隊の若き戦士を飲み込み、遂には宇宙を揺るがす事件へと発展していく。
※PIXIV、ハーメルンにも掲載済み
ファンタジー / 短編 最終掲載日時: 2022年 08月 29日 22時 31分
日本に伝わる「だいだらぼっち」の伝承になぞらえて、中世日本で活躍するウルトラマンの物語を歴史怪異小説として描いた作品。
乱世の手前のその時代、名も知られぬその村では災いから人々を守るといわれる鬼神様の伝説が伝えられていた。夜、森に迷い込んだ妹を探しに行った若者、大悟は妹が見つけ出した不思議な神器を手にする。時を同じくして彼は山のような化け物を目撃し、続いて村の沼には大蛇が現れたりと人々は次々に怪異に襲われる。暗躍する村の巫女の手によって妹の身に危機が迫った時、大悟は神器を天に掲げ、言い伝えに聞いた鬼神なる巨人へと変身をとげる。鬼神伝説を巡って暗躍する闇、交錯する人々の物語。「もしも中世日本にウルトラマンが現れたら?」歴史ファンタジーの世界観に載せて描かれるまったく新しい形のウルトラマンを目指しました。
※PIXIV、ハーメルンでも掲載済み
/ 短編 最終掲載日時: 2022年 08月 29日 22時 32分
イーヴィルトリガーとの闘いののち、平和を取り戻した町をパトロールしていたケンゴは偶然、怪獣バイヤーを名乗る怪人チャリジャと遭遇する。彼を追跡するうちにたどりついたのは、なんと別次元の世界だった。そこで、彼は「もう一つのGUTS」と出会い、その隊員の一人、マドカダイゴと心を通わせる。しかし同じ頃、ウルトラマンへのかつての恨みをつのらせたチャリジャが暗躍を始める――。時空を超えた暗躍が、やがては「ウルトラマンと人類の歴史」自体を揺るがす事件へと発展していく。
※PIXIV、ハーメルンでも掲載済み
ページ上へ戻る