IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
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【第437話】(18禁)
前書き
シャル来訪
ティナが部屋から去って数分、何とか換気も終わり、身体の熱も冷めた頃に響き渡るノックの音。
それを聞いた俺は「開いてるからどうぞ」と声をかける、その声を聞き、ドアの開閉音が耳に届くと――。
「こんばんは、ヒルト♪ 来たよ♪」
艶のある金髪が風に靡き、照らされた明かりによって更に輝きを増していた。
予告時間より少し遅れたが、シャルが部屋にやって来た、白い肌が僅かに赤いのはさっきまで大浴場で風呂に入っていた証だろう。
「ヒルト、何で窓が全部開いてるの?」
「え? 換気だよ、ちゃんと換気しないとって思ってな」
そう告げると小さく微笑を溢して「そうなんだ」と言うと、いつも俺が使うベッドに腰掛けた。
「あ、ねぇヒルト。 せっかく二人っきりだし、耳掃除してあげるよ♪」
「え?」
唐突な耳掃除発言に何度か瞬きをする俺、シャルはそれを気にせずに自身の膝をポンッと叩く。
「ふふっ、良いから耳掃除させてよ♪ ……い、一度ね、好きな人の耳掃除してみたいって思ってたんだから……」
多少強引だが、耳掃除したいという気持ちは伝わってくる。
別に断る理由も無いため、俺もシャルの隣へと座るとその膝に頭をのせて横になる。
シャルの太股の感触は心地好く、寮で使う枕よりも寝心地が良かった。
耳掻きを手に取り、耳掃除を開始するシャル――心地好さが全身を駆け巡る、シャルも中々上手で、美冬や未来に負けない上手さを持っていた。
「……ヒルトの耳、綺麗だね? 掃除する必要が無いぐらいだよ」
「ま、まあ自分で時間がある時は掃除してるし、美冬や未来もたまにしてくれるからな」
「そうなんだ? ……これからは僕がしてあげるよ、ね?」
「ん? ……ならたまにお願いしようかな」
「ふふっ、たまにじゃなくて、毎日でも僕は構わないんだからね? ……ふ、二人っきりになれるし、僕としては……ね?」
言いながら耳に口付けを落とすシャル、僅かにくすぐったく、身を捩るとシャルは――。
「やんっ……♪ もう、くすぐったいからじっとしてなきゃダメだよ、ヒルト? ……次は反対側ね?」
僅かにくすぐったそうな声をあげたシャル、俺は頭を反対側に向けるとシャルの腹部が目に映る、僅かにジャージが捲れ上がり、括れのある腹部だがガリガリではなく、程好く肉もついていて、触れてみると柔らかい。
「ひゃっ!?」
唐突に触られ、驚きと羞恥に満ちた声をあげたシャル、少しシャルの方へと向くと真っ赤な表情のまま見下ろし、目尻をつり上げていた。
「もぅっ! 触るなら言ってくれないとびっくりするでしょ!? 鼓膜傷付けちゃうかもしれないんだから気をつけてよ、ヒルト!」
「わ、悪かったって。 大人しくしてるから続きを頼むよ」
「もぅ……。 じゃあ大人しくしててよ? ヒルトの鼓膜、傷付けたくないんだから」
言ってからまた耳掃除を開始するシャル、時折耳に吐息を吹き掛けられ、くすぐったく感じるが我慢した。
会話も無く、時計の秒針を刻む音だけが聞こえ、少しうとうとし始めると――。
「ヒルト、終わったよ。 ……ヒルト、耳の中が綺麗すぎるから遣り甲斐がなかったよ」
「ぉぉぅ……耳掃除はいつもしてるからな、何か美冬にも同じこと言われたよ」
言いながら美冬の顔を思い浮かべる、今頃風呂か部屋で未来と話でもしてるのかな、そう思いながら上体を起こしてシャルの隣に座り直した。
その座り直すのと同時にシャルは身を預け、俺の肩に頭を乗せる――見ると、瞼を閉じて幸せそうな表情を浮かべていた。
そして、俺の手の甲に重ねるように自身の手を重ねるとシャルは――。
「……ヒルトとこうやって過ごすの、僕は凄く好きだよ。 ……ヒルトはどう、かな……?」
「……俺も好きだな」
率直な感想を告げる、シャルはその言葉に嬉しそうな表情を見せると更に身を預け、腕をとって絡ませてきた。
こういう時間は嫌いじゃない、そう思いながら肩に頭を乗せたシャルを見る――それと同時に、シャルは肩に頭を乗せるのを止めて此方を見つめてきた。
自然と交差する視線、恥ずかしさは無いがシャルのアメジストの瞳に吸い込まれる様に徐々に徐々にと顔が近づく。
シャルもそれに気付き、頬に赤みが射したまま瞳に潤みが帯び、ゆっくり瞼を閉じると小さく唇を突き出す。
それを確認すると、俺はシャルの肩を抱き、唇を重ねる――その瞬間、僅かに反応を示すシャル、唇が少し開くとたどたどしく舌を出し、僅かに下唇に触れると俺も舌を出し、シャルのと絡ませる。
互いに絡ませ、くちゅくちゅと淫靡な音が響き渡る――角度を変え、何度もキスを交わし、舌も何度も絡ませる度にシャルは満足そうな声をキスの合間に洩らした。
暫くキスを続け、唇を離すと互いの唇を繋ぐ唾液の糸――それがまた妙にいやらしく、冷めた筈の身体の熱が再度上昇するのを感じた。
「えへへ……。 凄く良かったよ?」
紅潮したままのシャルは、にこりと微笑む――その可愛さに思わず押し倒してしまうと小さく「きゃっ!?」と声をあげ、驚き、何度か瞬きするシャル。
そして、自分の置かれた状況を理解するとまるで完熟したリンゴの様に赤くなり、恥ずかしさからか顔を背けるが視線は俺に向かれたままだった。
「……わ、悪い……あまりにもシャルが可愛くてつい押し倒した……」
「そ、そぅ、なの……?」
期待と恥ずかしさに満ちた眼差し、僅かに潤んだアメジストの瞳が綺麗に輝きを放っていた。
シャル自身、嫌がる素振りは全く見せず、唐突に今の状況になった事に対して困惑する様子も見せず、ただただ恥ずかしそうにしていた――大胆な所もある彼女だが、やはりこういった時に見せる表情や仕草はとても可愛く見える。
首筋に口付けを落とすと、小さく歓喜の声を洩らすシャル――キスマークを残すと大変な事態になるので、あくまでも口付けを軽く落とす程度の事だがシャルはそれが嬉しかったのか、俺の頭を抱く様に抱き締めた。
シャルの乳房に挟まれる形の俺――確実に前よりもシャルの乳房は大きくなっていて、凡そだが前の83辺りから現在は85、又は86位まで成長してる様に思える。
胸の間に抱かれたまま視線をシャルへと向ける、恥ずかしそうにシャルは視線を逸らすと口を開いた。
「き、今日……こうなるってわかってたら、もっとちゃんとした下着に着替えてきたのに……」
そう言うシャルの心臓の鼓動は早く、テンポの速いビートを刻んでいた。
俺自身、さっきまでティナとえっちをしていた事もあり、正直性欲の暴走は止められない――頭を抱いた腕をほどかせると、一旦上体を起こす。
「……シャル、ブラジャー外してもいいか?」
「……っ!? …………」
静かに頷くシャル、羞恥に堪えられなくなったのか両手で顔を覆った。
「……何か、いつもの積極的なシャルとは違うな」
「だ、だってぇ……。 ぼ、僕にも心の準備ってものが――」
「なら、また次の機会にするか?」
意地悪な言い方だと我ながら思う、シャルはその言葉を訊いてふるふると否定する様に首を振った。
「……つづ、けて……?」
「うん。 ……正直、もう理性も何ももたないからな」
言いながら着ていたジャージの中に手を入れる、シャルの柔肌は更々でそのままずっと触っていたくなるぐらいだ。
手を中に入れられた事でびくっと反応しながら俺の一連の仕草を注視するシャル――俺の手がブラジャーのある乳房まで来ると、恥ずかしさが勝り思わず枕で顔を隠した。
フロントホックかリアホック、どちらかわからないがとりあえず背中に腕を回す――触れられる度に、シャルはくすぐったいのか身を捩らせた。
そして、ブラジャーに手を掛けるとリアホックタイプだったのでそのまま外す――器用に取り払い、ベッドの片隅に白いレースのブラジャーを置くと、そのまま俺は両手でシャルの乳房を手のひらいっぱいで揉んだ。
「やんっ……! あ、……ど、どうしよぅ……ち、ちょっと声……出過ぎちゃった……」
「確かに……んと、刺激強すぎたか?」
「ぅん……。 ……でも、凄く気持ちいぃ、から……もっとして……?」
枕を横に置くと、潤んだ瞳のまま見つめてくるシャル、俺は頷くとシャルの乳房を堪能する様に揉みしだく。
その都度、甘美な声をあげるのだがシャル自身は声を我慢しようとしていた――バレれば、シャルは強制帰国の可能性もあるからだろう、だがそれでも止めてと言わないのはスリルと快感もあるからかもしれない。
一頻り乳房の感触を堪能した俺、ジャージ越しにシャルのあそこを指でなぞると跳ねる様に背中を仰け反らせた。
「ぁんッ! ……だ、ダメだよぉ……い、いきなりは……ひゃ……んぐっ……!」
シャルの唇を塞ぐ様にキスをし、更に指で敏感な部分を刺激していくと涙目になりながらも、口の合間からはくぐもった声しか出ず、俺にされるがままに弄られていく。
ジャージ越しに触るのを止め、直接中に手を入れる――驚き、目を見開くがイヤとは言わず、まるで早く触ってと言わんばかりの眼差しを俺に向けていた。
下着の中に手を入れると、既に濡れていて指がすんなりと中へと入っていく――。
「んあっ……! やんっ……ひ、ヒルトの指が、僕の中に入っちゃったよぉ……やぁん……ンッ……ぁんッ……!」
指を挿入しただけで、俺の右手はぐっしょりと濡れる――それだけ感じてるのだろうか、指を前後に出し入れする度、声が我慢できないシャル、室内には喘ぎ声が響く――だが、隣には聞こえてないらしく、もしかすると最後までしてもバレないのではという思いに駆られた。
だが、時計を見ると時間は就寝時間が迫っていて、流石にこれ以上部屋に居ればシャルが懲罰室に行くのが目に見える為俺は――。
「シャル、そろそろ就寝時間になるぞ……?」
「ぇ……も、もぅ……? ……はぁっ……はぁっ……もう少しだけ、ヒルト……指で……」
恥ずかしさよりも快感が勝っていて、恍惚な表情を浮かべるシャル――とりあえず指を二本に増やして挿入と同時に多彩な指の動かし方で刺激をすると、ベッドの上で激しく仰け反り、声は枕に押し付けて我慢するシャル――暫く弄っていると、さっき以上に身体を仰け反らせ、肩で呼吸を整える様に上下に動かしていた、もしかして絶頂を迎えたのだろうか――特に激しく潮吹きした訳では無いが、既に俺の手はぐっしょり濡れている。
「はぁっ……はぁっ……やん……ヒルトの指、気持ち良すぎだよぉ……」
少し舌足らずなしゃべり方のシャル、うっとりとした眼差しは天井に向いていて、今なお肩で呼吸を整えていた。
中から指を抜き、右手を見ると誰が見てもわかるぐらいに濡れていた。
「……その、気持ち良かったか?」
「……ぅん。 ……一人でするよりも凄く良かった……。 ……ぁ」
思わず漏れでた言葉に、シャルはさっきよりも顔を真っ赤にした――まあ女の子にも性欲はあるんだし、珍しくは無いだろう……美冬だって多分経験あるだろうし。
そう思いながらも、濡れたままの右手は何かと不都合なのでティッシュで拭っていく――と、シャルも慌ててブラジャーをとるとそれを着ける。
「お、遅くまでごめんね、ヒルト? ――大会、ペアを組めないのは残念だけど……お、怒ってないからね? た、大会ではライバルだから、負けないよ、僕」
「ん、俺も負けるつもりはないさ。 俺も悪かったな、ちょっと色々し過ぎて――」
「う、ううん! ……ぼ、僕は嬉しかったから……気持ち良かったし……。 で、でも僕ばかり気持ち良くなってるのは悪いから、今度は僕がするから、ね……?」
真っ赤な表情のシャル、奉仕するシャルが脳裏に過る――流石に時間はないため、今は無理だがまた機会があればと思う。
……というか、性欲は恐ろしい、正直一人の子とと思っていても、やはり刺激されれば誰だって難しいと思う。
「じ、じゃあ、僕帰るね? し、シャワー浴びなきゃ……」
「あ、あぁ……また明日な、シャル」
「ぅ、ぅん。 ……おやすみなさい、ヒルト」
そっと寄り添い、背伸びをしてシャルは頬に口付けを落とすとニコッと笑顔を残して部屋を出ていった。
……正直、色んな子とこんな事してる俺がいやになるが性欲に抗えないのも事実だ。
――ある意味女難なのかもしれない、そう思いながら部屋の明かりを消すとそのまま眠りについた……。
後書き
そして、また俺は何を書いてるのやら(・ω<)テヘペロッ
_ノ⌒ヽ
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ヽヽー―-イノ
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