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魔法少女リリカルなのはライダーストーリー

作者:ギリーク
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突撃取材!機動六課2

 
前書き
そして翌日、ついに六課への取材が始まった 

 
翌日、機動六課

同、部隊長室前


黒い騎士「ようこそお出でくださいました、槍神様から貴女方の御案内を仰せ使っております、よろしくお願いいたします」

そう言ってマイレ逹取材陣の前に現れたのは歴戦の猛者の風格を漂わせる黒い甲冑の騎士は跪ずき、頭を垂れた

それを見たマイレは若干動揺したが直ぐに呼吸を整え、話を進めた

マイレ「わざわざありがとうございます、では早速取材に移りたいので、御案内をお願いします」


黒い騎士「は、それでは此方へどうぞ」

黒い騎士は立ち上がり一礼すると歩きだした




歩き始めて少し経った頃、マイレについてきた、男性カメラマン、ダリスは横にいる先輩ジャーナリストのディルにふと話し掛けた

ダリス「しかし、今回よく管理局が機動六課の取材に許可出しましたよね…今までは機密扱いで門前払いだったのに」

ディル「ん、まあな、管理局としちゃあ色んな目論見があんだろ」


ダリス「目論見、たとえば?」

ダリスが問いかけるとディルは横目で彼を睨んだ

ディル「あのな…お前もこの業界で食ってくんならもっと情勢やら情報を頭に入れとけよな、はあ、まあ良いや、いいか、いま管理局はエニグリスとでかく事を構えてる、此れは解るな?



ダリス「はい、ぶっちゃけ他の犯罪そっちのけって感じがしますね、最近のニュースはエニグリス絡みばかりですし」


ディル「ああ、しかも、民間には公開されてねえがそのエニグリスの戦力は尋常じゃない、すでに無人世界の幾つかが消滅してる、管理局とのぶつかり合いのなかでな」


ダリス「し…消滅!?奴らロストロギアかなんか握ってんすか?」


ディル「いや、其処までは解らん、しかし、いくら管理局でもそんな馬鹿げた奴ら相手にして只じゃ済まない、なのに五体満足で戦えてる、何故だと思う?」


ダリス「…槍神大輔ですか?」

ディル「解ってるじゃねえか、そうひとえに奴の戦力が有ってこそ、そして奴が今所属してるのは?」


ディルがそう言ってダリスを見る彼は納得の表情を浮かべていた

ディル「やっと解ったか、そう、用はこの取材は本局と地上本部の争奪戦の一環なんだよ、槍神大輔って言う戦力のな、ま、今回取材にOK出したのはそれだけじゃないだろうが」


ダリス「しかし取材が地上本部に対しての攻撃材料の調達って…なんか昔と逆っすね、まあ、本局も戦力は槍神に頼ってる部分もあるから大きく言えないでしょうけどか」

ディル「ま、其処が大きいわな、マイレも事前に色々情報仕入れるのに体張ってたし」

ダリス「え?体張ってってまさか」


ディル「ああ、あいつOK貰うために管理局の広報部の部長と寝たんだよ、しかも何回もな、あいつスタイルも顔もモデル顔負けだから簡単だったって言ってたな…お前いまの黙ってろよ?」



ダリス「い…言いませんよ恐ろしい」


ダリスが冷や汗ぬぐうと黒い騎士とマイレに視線を移した



マイレ「なるほど、機動六課が再編された一番の理由、それは半年前、エニグリスによる各管理世界における次元犯罪組織の構成員の大量虐殺あ有ったからだと」

一方マイレは黒い騎士から六課再編の経緯を聞いていた

黒い騎士「はい、それで事態を重くみた本局は直ぐに脅威対策室を設置、その後機動六課を再編成いたしました」

マイレ「なるほど、しかし最近の管理局は余りにも力を付けすぎでは無いかとの声も少なくないですが、其についてはどうお考えですか?」

マイレが空間モニターを開いてデータを広げると黒い騎士はマイレをじっと見つめ

黒い騎士「…それはどういう意味でしょうか?」

そう問いかけた

するとマイレは直ぐにモニターを閉じて頭を下げた

マイレ「ああ、すいません、あなた方を卑下した訳ではありません、ただ今管理局、もとい地上本部のもつ力は余りにも絶大、もはや一組織がもっていい戦力では無いのではないか、という話が世間では出回っていますから、ジャーナリストとしては当人に聞いておきたい、と言うのが本心でして、どうもすいませんでした」


黒い騎士「…いえ、此方こそお客様に失礼を、申し訳ありません、では次は訓練スペースに御案内いたします」


マイレ「はい、よろしくお願いいたします」

マイレは頭を上げると再び歩きだした、そしてその脳裏にはある記憶が蘇っていた


 
 

 
後書き
はい、今回は此処までになります、次のお話しはマイレがどうやって機動六課の取材に漕ぎ着けたか、その前日談をお見せしようと思います、因みに結構ハードなエロシーンも出ますので、苦手な方は飛ばして下さい 
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