刻命館VS帝國華撃団 帝都妖異譚
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第一部
序章
マリア 捕らわる
前書き
本作は35HR様の自作ゲーム・プリンセスティアーズのサイトに掲載させて頂いていたもののマルチポストであります。
そう言われてソファに掛けようとするマリアの頭を突如金ダライが
強打した、
「貴方、いったい何のつもり!!」
激昂したマリアがエミリアに掴みかかろうとしたその瞬間
足元の床が跳ね上がり、マリアは壁の換気扇との接吻を余儀なくさせられる
しかも、その換気扇は実は羽根が刃となっているのである・・・・・
「きゃああーー!!」
床が、続いて自身が跳ね上げられた次に、彼女の豊かな
バストもまた跳ね上げられ、最初に換気扇に巻き込まれる。
「ああああ・・・んん・・」
わずかに甘い声をあげてしまうことができたのは
戦闘服の強化繊維のおかげであった、もしこの強化繊維の戦闘服を着ていなければ
胴体の三分の一がスライスされていたであろう、そして戦闘服はその代償に、
ボロボロとなり、白い下着が覗いていた。
「あら、立派なオッパイですわね、さぞかし男役の時は
苦しいのではなくて??」
「くっ・・・・・知っていたのね・・・・」
「当然ですわ、それでは帝国劇場の男役トップ、マリア・タチバナ
今日限りの特別ショウと行きましょうかしら・・・・自分で見れないのが残念ですけれどね」
主がそう言うとマリアの倒れこんでいる床の一部が円筒状に急速にせりあがる、
ちょうどマリアの胴体が円の中心となるので、両手両足は宙ぶらりとなってしまい、
普段のマリアではまずありえないことに彼女は手足をジタバタさせているようにしか見えなかった
ふいに彼女は上に目を向けるとなんと天井は自分の押し付けられるであろうあたりは
ガラス張りになっていたのである。「な・・・・・」
さしもの火食い鳥もこれには恐怖を覚えた
だが、その恐怖は杞憂に終わった。
確かに彼女はガラスの天井に打ち付けられたが
彼女が想像したような脆いガラスではなくかなりの強度を持つ強化ガラスであった。
彼女はそのままガラスに押し付けられ、豊かな胸が圧迫されて苦しげに歪む。
「良いザマですわね、それじゃショウのスタートと行きますわ」
その声に答えて彼女を持ち上げている円筒から、
マリアの両手両足を固定するための固定具が現れ、彼女をガッチリと固定した。
「危険ですから、しっかりお掴まりになってください」
遊園地の係員の口調を真似るような主の言葉を
合図に、ゆっくりと円柱が回転を始めた。
「な、何なの!」
ガラスとの摩擦で、ボロと化した戦闘服が剥がれ落ち、
ブラに押さえつけられた巨大なバストが回転に合わせて
こねくりまわされる。
「ああ・・・あ・・ゥウウン・・・・」
思わず甘いうめき声を漏らすマリア
しかし、手足を拘束され、どうすることもできない
上を見ると、ガラス越しに冷たいカメラのレンズが覗いていた・・・・
思わず赤面し声をあげる
「貴方、このフィルムをどうするつもりなの?!」
「さて・・・どうしましょう、でも、遊びはこれまでですわ」
換気扇の近くに落ちていたレンフィールド改を玩びながら主はつぶやいた。
「どうやら『資質』があるようですね、面白いことになりそう・・・」
今度はゆっくりと、マリアを戒める円柱が降下し、
そのまま今度は主のための調理台のような位置で止まった。
「さて、この子の相手をしてくださいましね・・・・」
いつのまにやら主の手のひらの上には不気味な奇棲虫が蠢いていた。
「ク・・・やめなさい・・・・」
蒼ざめながらマリアはうめく、この虫がどんなものであるかは
マリアも知っていたのだ。
「さあ、準備は良いようですわね」
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