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ご注文はうさぎですか? ~お久しの来訪者~

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第一話 タカヒロと4人

「そろそろあの4人が来る頃か...」
ここはラビットハウス。朝、昼は喫茶店、夜はバーとなっている店である。
タカヒロはとある4人をグラスを拭きながら待っていた。

「兎の兄ちゃん!居る?」
そう押しかけてきたのは、ソルル、ケモ、ピカル、フラジャルである。
この三人は、チノの祖父との知り合いであり、全員ほぼ妖怪である。

「兄ちゃん!ウォッカの水割り欲しいんだけど、4つ頼むわ!」
「はいはい」

だが、この4人、異常に酒癖が悪く今から地獄絵図と化してしまう...

「La guyijiyaaaaaa!」
フラジャルは母語で喋り出し、

「くぇええええええええ!」
ピカルは奇声を発して剣を振り回し、

「久しぶりに血がたぎってきたぜ...」
「殺し合いか...いいな...」
ソルルとケモは殺し合いをおっぱじめるのである。

これ、平均年齢1000歳(見た目高校生か中学生)がやることなのである。

こんな時にタカヒロは...

睡眠薬30錠をいれた焼酎を飲ませるのである。
そして縛り上げ、冷蔵庫に突っ込むのである。

毎年の恒例行事である。奥に突っ込んであるのでチノにも気づかれたことはない。

冷蔵庫にあるものが長持ちするので1週間こいつらを入れる。
そして外に返すのだ。

これはタカヒロとチノの祖父しか知らない...が、、、、。 
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