| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

GS美神他小ネタ18菌

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

エヴァ七夕

 文中、不快な表現、ヤヲイなどがあります、あらかじめご了承下さい。

 この日、暦の無い世界に住む碇シンジは、今日が7月初旬、7日頃だと思っていた?

「アスカ、食べないと体に悪いよ」
「うっさいわねえ、そんな物食べられないって言ってるでしょっ!」
 すでに地上に残った保存食は、食べ尽くしたか風化してしまい、いつまでも生態系が回復しない地球では、食べられる物が無くなって行った、アレを除いては。
「でも、このあたり結構おいしいんだよ」
 カンッ!
 シンジの出した金属製の皿を、手で払って中身をぶちまけてしまうアスカ。
「気持ち悪い事言わないでっ!それ本気で言ってるの?」
 シンジとしても、これを食べるのは苦痛だったが、赤い海水、LCLを飲むだけでは、飢えは満たされなかった。

(やっぱり、アスカには無理なのかな、昔、アレに襲われた事もあるし、アスカのお母さんがいた2号機だって、でもやっぱり何か食べないと?)
 そのまま浜辺で眠ってしまったシンジの前に、海から一人の少女が上がって来た。
「碇君」
「ん?あっ、綾波っ!」
 十数年ぶりに再会した二人だったが、シンジの第一声はこれだった。
「ごめん、毎日、君の体を食べて」
 この世界に残った食用可な物は、いつまでも組織が死なない、エヴァシリーズと、地平線の彼方にあるリリスの頭、日本にある腰周りだけだったので、どこかの魔法少女のお付きの魚吉のように、シンジの食生活も三食リリスだった。
「いいの、私の体、おいしかった?(ポッ)」
「う、うん(ポッ)」
 普通の会話ができない二人は、一般常識からは、かなりずれた話をしていた。
「私も食べてみる?」
「えっ?」
 一瞬、別の意味かと思ったシンジだったが、レイはアソパ*マソのように自分の体のパーツを外して渡そうとしていた。
「あっ、だめだよ、もったいない、できたら直接」
 暗にアッチの方を要求したつもりだったが、レイは真顔でこう言った。
「ええ、好きな所を食べて」
「でも?」
「この体は一日しか持たないの、だから何をしてもいいのよ」
「そんなっ、どうして?」
「今日は特別な日なの、だから私がここに来れた、でもそれは一日だけ」
「今日だけ、なの?」
 気性の激しいアスカと違い、穏やかに話せる懐かしい相手に会えてホッとしたのも束の間、レイはすぐにいなくなると言い出した。

「泣かないで碇君、また来年になれば会えるわ、だから今日は」
(何をしても?(ゴクリ))
「あっ!綾波っ!!」
 お言葉に甘えて、砂浜のレジャーシートにレイを押し倒し、唇、耳、ほっぺた、首筋を味見?して行くシンジ。
「食べないの?」
「え?もっと味見したいんだ、それに」
 ジューシーな肉汁?を堪能したかったらしい。
「うっ、そんな所、はあっ、碇君、赤ちゃんみたい」
 母乳は出なかったが、ATフィールドが体を保てないのか、強く吸うと暖かい体液が滲み出てきた。
「あ、綾波、ここも、ここもいい?」
 以前、リリスの巨大洞窟を探検して歩いたシンジは、レイの中を知り尽くしていたが、原寸大のソレを拝見するのは初めてだった。
「ええ(ポッ)」
「ああっ、凄い、凄いよっ綾波っ!」

(自粛……)

「ああっ、これじゃあまるで、私が碇君を食べているようだわ」
 今の状態が、下のお口でシンジの黒オットセイ(笑)を食べているような気がするレイ。
「いいんだよ、ああっ、母さんと同じ体でっ、母さんと同じ声っ!メッ、メーテルー!」
 ブハーーーーーッ!(オットセイが何かを吐き出す音)

 数時間後
 それからたっぷりまぐわって、日も暮れ始めヘトヘトになって休憩していた二人。
「ありがとう綾波、とってもおいしかったよ」
「凄いスタミナだったわ、碇君(ポッ)
 毎日タンパク質だけは沢山食べていたので、そっちのスタミナは抜群だったらしい。
「シンジィーーーーーー!!」
 そこで、怒りに燃えたアスカの声が響き、現実に引き戻される。
「ア、アスカ」
 勢いとは言え、思いっきり浮気した後で、綾波の股間やシートの上にも多数の証拠品が並び、言い逃れができる状況では無かった。
「あんたたちっ、何してるのっ!」
「綾波、一緒に海に帰ろう(ニッコリ)」
 今にも泣き出しそうな、ステキな笑顔で微笑むシンジ君。
「浮気者っ!ファーストッ!あんたも一緒に殺してやるっ!」
 そう言って対人用小型スマッシュホークを構えるアスカ。
「あ、あうあうあう」
 シンジはすでに、口から霊体が離脱し始めていた。
「大丈夫よ、碇君」
 立ち上がったレイの足元は、まだふらふらしていたが、ファーストチルドレンとセカンドチルドレンの、夢の対決が実現しようとしていた。

「バカシンジッ!ちょっと目を離したらすぐコレ?あんたもいつからシンジとっ!」
「始めましてアスカちゃん」
「へ?」
「私はシンジの母、ユイです、シンジがいつもお世話になってます(ペコリ)」
「へえ?」
 いつの間にか栗色の髪に変わり、ホクロまで出してユイになりきるレイ。
「は、始めまして?本当にファーストじゃないの?」
「ほ、ほら、綾波って、母さんのクローンだったから、外見は同じなんだ、ははっ」
 その相手とまぐわうのも問題があったが、アスカの常識では、親子でスルはずは無いので、足の間に何か伝って落ちても、海水だと思えた。
「それで、今日はアスカちゃんに合わせたい人がいるの、ほら」
 そう言って、リリスやアダム(ダブリス)だけが持つ力で、海の中から誰かを引っ張り出す。
「ゴホッ、ゴホッ」
「マ、ママ?」
「アスカ、アスカなのっ?」
「ママァーーーーーーーーーーッ!!」
 アスカ補完完了。

「さあ、積る話もあるでしょうから、親子水入らずでゆっくりと(ニヤソ)」
「ありがとう、グスッ、叔母様、いえ、お義母様、ヒック、ママッ、ママッ」
 もう涙で周りが見えないアスカは、相手がレイとは思わず、自分の住処にキョウコを連れて行った。
「さあシンジ、レイちゃんだけじゃなくって、私にもしてくれる?」
「え?綾波じゃないの」
「そうよ、シンジったら、母さんと同じ体だって知ってたくせにこんなに」
 14歳の肉体から成長して、20歳ぐらいになっているユイ。
「あっ!本当に母さん、なの?」
「ええ、父さんと会う前だから新品よ」
「母さんっ、母さんっ!」

(超自粛…)

 その後の浜辺
「さあ、大人のキスの続きをしましょう」
「ああっ、ミサトさん、ミサトさんっ!」
 騎乗位1回
「シンジ君、これもリリンの文化の極みだね、さあイクよ」
「カヲル君っ、カヲル君っ!」
 バックから1回、入れ替わってもう1回
「シンジ君、アスカはすぐに気絶しちゃってね、元気になるよう、毎日これでも食べさせてやってくれよ」
「加持さんっ!うぶぅっ!(口の中に何か出された時の声)」
 シック*ナイン、その後バックからヤられ…
(アスカ)がお世話になってたようね、これからもよろしく」
「あああっ!お義母さんっ、キョウコさんっ!」
 正常位、但しカニバサミで外出し不可。
「ああっ、眼鏡が、眼鏡がぁっ!」
「ほら山岸さん、目を開けて」
「だめっ中に入っちゃう」
「め~ぐすり、目薬、は~みがき、歯磨き」
 本番、目薬、歯磨き、各1回

 それからも次々に魂が交代して会いたい人に会うシンジ。
「トウジッ!」
「ケンスケッ!」
「マナッ!」
「委員長ぉぉっ!」
「ペンペンッ!(オイッ)」
 その狂宴は深夜まで続いた。

 翌日
 ご機嫌で歌など歌いながら、魚吉のようにエヴァシリーズの皮を着込んで、中身を料理しているシンジ、アスカもキョウコの手料理?を食べさせてもらったらしく、それからはエヴァシリーズを食べるのに抵抗が無くなったのか、体調も血色も良くなって行った。
「2号機食われた仕返しよ、モリモリ食べて来年までにもっと体力付けとかなくちゃ、加持さんに2回イ*されただけで気絶しちゃうなんて、もったいない」
 もちろんその後、やり場の無い精力をシンジが一人「総受け」になったり、サンドイッチになって、カヲル、トウジ、ケンスケ、加持、キョウコのおもちゃにされたのを、気絶してしまい覚えていないアスカだった。
(また、また会えるよね、綾波、カヲル君、加持さん、ミサトさん、マナ、山岸さん、トウジ、ケンスケ、委員長、リツコさん、マヤさん、冬月先生…)
 たった1日で何人とまぐわったのか、シンジ君には沢山の思い出ができた。
(でもトウジと繋がってる時に、アスカが委員長呼んじゃったのは驚いたな、委員長泣いてたし、トウジが「放っとけ、ワシだけ見るんや」なんて言うから、アスカと二人で慰めてるうちに、ヤケになった委員長が「滅茶苦茶にしてっ」なんて言うから、トウジが見ている目の前でアスカと一緒にヤっちゃったし、あの二人って…)
 そう考えながらも、死んだ子の年を数えているような気分になって、空しくなってやめ、来年は別のバリエーションで、加持とミサト、リツコとマヤで思いを遂げさせてやろうと思うシンジだった。
(七夕かあ)
 だがシンジは、一つだけ勘違いしていた、その日は7月7日ではなく、8月15日、地獄の釜ですら休みになると言われる、お盆の中日だと言う事を。
 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧