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KANON 終わらない悪夢

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64祐一クン、四匹のBBAにチューチューされる


 悪鬼羅刹の一人は、職場にいる自分の夫に電話して「これから娘をロストバージンさせて小狐を六匹も妊娠させた男の子と一緒に風呂に入る。若いオスの精子吸って顔にもぶっかけて貰って美顔。ガンガン浮気して娘と同じ男に抱かれて狐の子を六匹も妊娠して来るから、自分の妻が男子高校生に犯されて、それも純血の妖狐だから人間との恋愛とか不可能なメスに落ちぶれ果てるから、職場の研究室で想像しながらガタガタ震えてろ!」、と宣告すると表情が物語っていた。
(((お、鬼……)))
 隆山の鬼の四姉妹より鬼なPTA会長、気の弱い男性なら上原多香子の夫みたいにその場で自殺する。

 暫くすると内線の直通番号で夫の研究室に繋がり、現在の状況を伝えようとしたPTA会長。
「ああ、貴方? もう聞いてると思うけど、あの娘が昼前にね、この地域の妖狐に捕まって狐の子を六匹ほど妊娠させられたわ」
 簡潔に自分の娘が妖狐の虜にされ、もう人間との恋愛など不可能な体にされて、心や魂までは食べられなかったものの、普通の男の所に嫁に行くなど絶対に不可になったと伝えた。
 これから2,3ヶ月で孫の顔は見られるが、誕生時には狐の状態で、そこから人類の外見に進化するところが見られると嬉々として語った。
 普通の男性なら、自分の娘が荒ぶる神のお手付きになって妊娠させられ、狐の子を産むと聞いて、それが現実だと認識すれば脳の血管がキレて憤死する。
「ええ、そうなのよ、あの娘、大喜びで電話してきて、自分の人生が滅茶苦茶にされたのを嬉しそうに話してたわ」
(((なんか談笑してる…)))
 電話している夫?は、特に謎の呪文も唱えず、「くあせふじこFHSどいGHしPGHS!」と叫び出さず、冷静に聞いているようだった。
「あの娘は倉田のお嬢さんの「妹」にもなって、今はあちらにお邪魔してるみたいだわ、ええ、性的な妹でレズの受けよ」
 自分の娘が倉田のお嬢さんにも食われ、ガチレズかバイにされて、それもバリネコにされたのも包み隠さず報告する妻、相手側の血圧とか、脳の血管の強度が心配になった。
「それでね、妖狐の血族の方からもお誘いを頂いてね、私も男子高校生の男の子、娘を犯して妊娠させた子と一緒にお風呂に入って「一発どう?」って聞かれてるの?」
(((来た…)))
 現在の状況まで夫に包み隠さず伝える会長。それも秋子たちと一緒に風呂に入って「チューチュー」みたいなオブラートに包んだ?表現ではなく「一発」とか男らしい表現で直球ど真ん中。
 そこでサービスでスピーカーホンに切り替えて、夫の言葉を一同に聞かせる会長。
「ああ、君も妖狐と交尾して狐の子を産むのか? 2,3ヶ月で生まれるんだね、楽しみだ」
(((え?)))
 結構壊れている美汐、名雪、祐一にも信じられない発言をした会長の夫、委員長の父親なのでやっぱり変態だった。
「ええ、それでね、あの娘を育てる実験も一区切り付いたし、一旦は妖狐の巫女?として送り出して、親としての役割は果たしたと思うのよ。貴方にも世間体と呼ばれるものも有るでしょうし、浮気妻と一緒にいないほうが良いから、結婚なんて下らない契約から貴方を開放してあげるわ、一度関係を精算しましょう」
(((うわぁ…)))
 他人の家、それもこれから浮気する男の子(娘の恋人?)の目の前で、一方的に夫に離婚を言い渡しておいて、何の感情の起伏も見せない会長。メンタルが人類と共通じゃない。
「ああ、それでも構わないが、私は現在の状況が結構気に入っている。仮面夫婦で仮面親子、世間体を取り繕って嘘の芝居を続ける生活でエンドロフィン量が満たされている」
 普通人の間では、それを「幸せ」と言うのだが、脳内のエンドロフィン量で答えた相手。
 セロトニンによる恋愛、「好きで好きで心が抑えられない」などと言う劣情を一欠片も持ち合わせていない、IQ高い系の上級国民様は、家族がいる幸せとか娘を大事に思う男親の愛など、低俗な普通人が抱く感情すら所有していなかった。
 どこかのテレビアナウンサーみたいに「笑いについて研究している」などと、お笑いの芸風とか笑いのツボを、研究してからでないと普通に笑って楽しむこともできないらしい。
 その幸せが全て破壊されて、娘は高校在学中に見知らぬチャラ男に妊娠させられて退学。
 妻までもそのチャラ男にこれから汚されて、娘同様快楽堕ちして狐の子を六匹も産まされる。
 家庭も娘も幸せも何もかも失ってしまう、気の毒な男性で委員長の遺伝的父親。
「でも相手が妖狐、それも純血の妖狐の場合、女は天上の快楽を与えられて、ドーブツのメス以下になるそうなのよ、あの娘はそんなに変化してなかったけど、他の子や「男の子」は人格まで変わってたわ、そんなメス二人、貴方に扶養義務は無いのよ」
、収入は会長の方にも十分あるはずだが、その気の毒なはずの男性はこう言った。
「何っ! 男の娘だとっ! ソレハキモチイイコトナノデスカァ!」
 まるで、割腹自決した三島由紀夫のケツの中から男性の精液が出たと聞いて、思わず「それは気持ち良いことなのですかぁっ?」と聞いてしまった水木しげる大先生のように、ソッチ系の話題にはグイグイ食い付いてくださるどっかの企業の上級研究員。
 電話からも荒い鼻息が聞こえてきたので、ソッチ系の人なのかも知れない。
「ええ、北川君と言って、妖狐の少年とは友達だったんだけど、術の使い過ぎで寿命が来てしまって倒れて、昼休みに「お尻から妖力補充」してあげたそうなのよ、私もその現場には間に合って…」
「その写真かビデオはあるかねっ? ぜひ見てみたいっ!」
 女性や妻、男性に対しても性的興奮を覚えないノンケの人物だが、腐ってる事象にだけは興味を示す気の毒な人?
 俗に言う「腐男子」で、職場の同僚女性から感染して汚染されたらしい。
「ええ、デジカメのデータなら有るけど、倉田さんのお嬢さんが、一部始終を録画して持ってるはずよ」
「それを是非譲って欲しい。いや、この場合、娘の父親として、その少年と面会したいと言うべきだろうか? その性徴の記録としてその映像を是非、ハァハァ」
 娘が犯されて狐の子を産むとか、妻に離婚を言い渡されて「これから他の男と寝る」と宣言されても動じなかった男性は、祐一*北川ペアが結ばれてしまって、ケツから妖力補充したのを、どうしても観察したかったらしい。
「倉田のお嬢さんが北川くんを処刑するのに、初恋の女の子が妖狐の子に犯されて狂う所を見せて、気絶してる間に北川君が伸し掛かってお尻の穴で初体験させて貰って感激して泣いてる所に、相沢君がお姉さんに押し出されて北川くんと合体。それを沢山の女の子や私に見守られながら、嫌々繋がったはずなのに、北川君は妖狐との性交が気持ち良すぎて即落ち。もう凄い惨状で悪魔の所業、これこそが人生(クラナド)なんだと思ったわ。私も是非ビデオが欲しいから、倉田さんにお願いしてみるわね」
「頼む、それだけは是非入手して欲しい。私はこれから妻を男子高校生に寝取られる夫として、君が成功(性交)するのを全裸待機している。それともクローゼットにでも隠れて、君が快楽堕ちしてドーブツのメスになる所を録画したほうが良いだろうか?」
(((ダメだ、この人、早く何とかしないと……)))
 知的好奇心なのか、この人も下らないオカルトやUMAが大好物なのか、妖狐の事情まで色々と知っている人物。
 自分の妻がネトラレして、男子高校生の若い体の虜になって狂う場面も、クローゼットの中から覗いて観察しながら録画もして、後で何度も反芻したり、浮気妻を責める口実にして、もう人間などと交尾できない妻を家庭内レイプしてみたりしたいらしい。
「ああ、ビデオカメラが無いわねえ、持ってきて私が壊れる所を撮影して頂戴」
(((ダメだ、この人も何とかしないと……)))
「すぐにビデオを用意して行く、場所は?」
「ええ、水瀬の本家、妖狐の血族の本拠地よ」
「分かったっ、すぐにイクッ」
 二人共人間としてはダメな方向に行っていて、自分の妻が妖狐に破壊されて、ドーブツのメス以下に堕ちる所を撮影観察して、快楽堕ちするのを見て興奮。
 妻の方は自分自身も実験体として使用して、脳がブッ壊れるのを知っていながら妖狐と交尾、娘と同じで退屈な人生を破壊してほしいと思っている破滅願望もアリアリの人物。
 その光景を夫に見せ付けて撮影もさせ、娘にもその状況を知らせるか現場に来させてガン見させ、娘の恋人を寝取って中出しさせるシーンも見せつける。
 三人共人類から進化した新人類とか、エルフェンリートのルーシーさんの系統らしい。

「さて、娘にも知らせたいんですけど、誰か倉田さんの電話番号知ってますか?」
「エ、ハイ」
 お姉ちゃんの家で一弥の家電として教えられた番号を手帳から出そうとした祐一だが、秋子に止められた。
「私が電話しますね」
 受話器を取って、いつものように「佐祐理さんの家、委員長の近く、出なさい」で通じてしまう所を一般人にも見せる。
 その心の声からは、『佐祐理さんのお母さん、政治活動もしている倉田家当主が快楽堕ちするとどうなるのかしら? もうこうなったら熟女パーティーでも開いて、舞さんのお母さんにも快楽堕ちしてもらいましょうか』などと漏れ聞こえてきた。
「「ギャーーーーー」」
 美汐と祐一の悲鳴が響いたが、名雪はだんご大家族が増えるので嫌がらなかった。「おかあさん」と呼べる人物が三人も増え「おとうさん」も一人増えるかもしれない。
 祐一は秋子や委員長の母とは出来ても、昨日見た佐祐理の母はキッッッッッッッツイ性格をしていて自分が嫌いな母親と似ていなくもない。
 さらに舞の母となると父親の恋人で、未だに惹かれ合っている二人の間に割り込んで、父親と穴兄弟にもなって、力を失っている父親から舞の母を寝取って、部屋に転がってる女子陸上部員+アルファみたいに善がり狂わせてタヒ体にして、メス奴隷にして妊娠させてしまう。
「まあ、祐一さんは丘の狐様なんですから、それでいいんですよ」
 自分の親父の恋人をメスブタに堕として孕み奴隷にしてしまうので全然良くない。
 PTA会長様も「まあ、倉田の奥様も一緒に? 川澄さんのお母さん? 進路指導でご一緒したけど、あの大人しそうな方が善がり狂ってドーブツのメスになる所が見られるなんて」などと考えて、熟女ペアがマッスルドッキングした二人は、仲間を増やそうとしていた。
「ギャーーーーーー!」
 佐祐理の母とか委員長の母はギリギリ行けても、舞の母だけはノーサンキューで悲鳴を上げる祐一。
 確か今朝、フルパワーの舞に若返りの術を食らって、父親と再会しても生活に疲れた白髪交じりのお婆ちゃんではなく、若い頃のように瑞々しい肉体で交尾できるように、今も眠って若返っている最中なので、密室で妖狐のオスと同衾したらすぐに発情させられ、秋子ちゃんとか佐祐理お姉ちゃんがいたら、嫌でもビデオ撮影もされてガッツリ交尾させられてしまう。
 秋子ちゃん牧場計画の種牡には拒否権がなかった。
 もしマコピーでも連れてこられて若いメスの体で発情させられ、パッコパッコやってる最中に抜かれ、最後に佐祐理の母でも舞の母でもナカダシさせられてしまう。
 肉体的には足細で乳無しで、性格も気が弱く病弱な感じの舞の母は直球ど真ん中なのだが、その一線を超えると秋子ちゃんから「じゃあ、力を失ったお父さんとお母さんにも魔力補充してあげましょうね(ニッコリ)」と了承されてしまい、親父のケツから充填して快楽堕ちさせてホモーなカンケイになったり、マザーファッカーな野郎になってムチュコタン大好きな母ちゃん泣いて大喜びの巻、になってしまう。
「祐一さんは丘の狐様なんですから、それでいいんですよ」
「ギャーーーーーー!」
 近親相姦LGBTオールオッケーで、家族とマウンティングし合って交尾の真似事もして、上下関係を決めるように要求されてしまった。

「ああ、佐祐理さんのお母さん、丁度良かった」
 祐一的には全然よくない相手が出てしまい、このまま「委員長連れて、自分も妖狐と交尾する準備して出頭しろ」と命令されてしまうと、秋子ちゃんの命令なので逆らえない。
「今PTAの会長さん、委員長のお母様も来て頂きましてね、折角ですから熟女パーティーでも開いて、若い妖狐のオスの精子をチューチューして若返りましょう、ってお誘いしてた所なんです。奥様と舞さんのお母様もご一緒しませんか? 宜しければ委員長さんも連れてきて下さい」
「ヘ?」
 佐祐理の母には世間の常識回路が搭載されていたので、夫の有る身で浮気して妖狐と交尾するような構想は無かった。
 本来倉田家に妖狐をお招きするので、自分も交尾の準備をして待っていなければならない身なのに、若い子が沢山いるので自分まで餌食になるとは考えていなかったのが、甘い考えだと思い知らされた。
「え~と、じゃあ『倉田家当主、委員長と舞さんの母を連れて、水瀬本家まで出頭せよ』これでいいかしら?」
「「ギャーーーーーー!」」
 秋子ちゃんの決定で、祐一クンは秋子ちゃん牧場の種牡として、熟女四人と交尾する羽目になった。

「じゃあ奥様、祐一さん、一緒にお風呂に入りましょうか? 裸のお付き合いですわね、オホホホホ」
「オホホホホ」
 PTA会長は、嫌がるどころか口の端から出るヨダレを拭いて、舌なめずりしながら浴室に行った。
 上の口から飲んだことも無いので、若い男の子、それも娘の恋人?で純血の妖狐の精子を上の口で味わえると聞いて、「百薬の長」「十年寿命が伸びる」などと考えて、三蔵法師を食ったら百年とか千年寿命が伸びると聞いた妖怪のように涎垂らしてハァハァ言っていた。
 女性の場合、男のように十代中盤で性欲のピークが来るのではなく、四十歳頃が性欲のピークである。
「ギャーーーーー!」
 これから四匹のサッキュバスにチューチューされて、精を吸いまくられる祐一の悲鳴が響いた。
 
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