KANON 終わらない悪夢
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103栞のアルバイト
バス移動中
途中、バスジャック襲撃訓練をしたザコちゃんバスガイドが、燃やされて雷撃されて埋められた以外は平和に進行しているバス。
舞のケツも修復が進み、「ジェット機だって一日あったら直らぁ」と言って飯食って寝て、他のメンバーも前日の疲れと、早朝に叩き起こされたので眠りに入る者が増え、騒がしい1階を離れて、空いている2階で寝る者も出始めた。
「あの、お父… 相沢くん、2階に個室があるの、小さいベッドがあるからそこで寝て」
「ああ… ありがとう」
美汐プレデターさんからどうにか教頭の孫を守りきり、手の甲に傷が残った祐一クン。
新嫁のケツと腸内を破壊して、お嫁に行けなくなるようなスッゴイ排泄プレイもガン見して録画したので、結構引っかかれた。
プレデターさんも、お姉さまで女帝から「おすわり」を命令されてから、白目開いたまま寝ているようなので席を離れ、うとうとし始めた中学生を是非抱っこしたい佐祐理お姉ちゃんにまかせてイタズラさせる。
「きゃ~、可愛い~、ちっちゃい~~」
即頬ずり、抱っこ、乳揉み、スカートに手を突っ込んで、ケツ触りまくりのお姉ちゃん。
舞が寝ているので、地味子さんとか小さい子のスカートめくってパンツ降ろして、お尻触ったり顔からダイブしたりイタズラしまくり、女同士なのでまだ許されていたが、明らかにヘンタイのオッサンである。
(ダメだ、この人早く通報しないと、おさわりまん ここです)
『何か言いましたか~?』
「うっ」
お姉ちゃんズには心の声がダダ漏れの祐一クンは、ある意味生贄を差し出して魔女の固有結界を抜けられた。
ついでの昨夜の成果、「舞ちゃん、弟クンにお仕置きされて、5人格全員泣くまでアナルレイプされて謝罪。スッゴイ排泄も一人分させられて、弟クンに「見ないでっ、見ないで~~~~っ!」しているところも録画されましたの巻」を提出してあるので、ハァハァ言いながら受け取り、自分も排泄させられているが気絶中、その他40人分のビデオテープがあるので、新婚翌日にしては「素晴らしいですわ~」の成果が多すぎて困っていた。
佐祐理は昨夜、自分だけの桃源郷を手に入れ、更に今日は新規開拓しに行き、両親は変な宗教に凝ってしまって救えないが、娘の方は家出を幇助して自分が神待ち掲示板の管理人で少女ょぅじょ専用宿泊所を作って、その代わり家賃と食費は体と処女で支払って貰おうという魂胆で、それが今日の遠征の本来の目的なのは、爺やさん以外の全員が知っていた。
もちろん孤児とか、行く宛もない幼いょぅじょは、「まあ、うちで面倒を見させて下さい、いずれ祐一さんと気が合えば、妖狐の巫女に」と大嘘をついて、自分でイタズラして調教して、ガッッッッツリ女同士の味を覚えさせて、それから「佐祐理の家に行って、妹をファックして良し」でプレイ器具の一つとして祐一を与える気でいる邪悪すぎるお姉ちゃんだった。
「あはは~~」
まだ体力アリアリの女子高生は、ギャーギャー騒ぎながら飯とかお菓子食いまくっていて、五月蝿いので祐一きゅんは2階に退避した。
「あのね、個室にビデオもあるの、それでね、私とお父さんの初体験ビデオと写真持ってきてるから… 見る?」
(何ぃぃ?)
祐一君の初恋の女の子、沢渡真琴さんご本人。現在両親が離婚して、神社の一族なので月宮姓に戻っている少女。
その女の子が初恋の少女だと知る前に、セフレとしてヤってしまったビデオ。
小柄で激細貧乳という、ストラクゾーンど真ん中の少女に、バックから抜かずの2発で中出しでぶち込んでヤり、処女の血で呪術的な署名済み。
その他のメンバーに踏み込まれてからは、沢渡真琴さん本人と気付いて、もう好きで好きで好きで、処女喪失直後の子にパッコパッコヌッチャヌッチャ出し入れして、二人で嬉し泣きしながらの妊娠オッケープレイで、イク時にだいしゅきホールドまでしてもらったビデオ。
その初恋の娘が宗教地雷女だと気付いてしまう前の、貴重なラブラブセックス。
元?恋人で快獣の栞さんのように、性行為を嫌がって恥ずかしがって、初日以外は明るい所で一切させてくれなかった娘や、デブイ体で筋肉もタップリで乳もデカイ、太ももの付け根なんか香里のウエストより太い、行為中でもすぐに寝るマグロの名雪さんとは全く違う、これこそが愛情セックスだと教えてくれた初恋の女の子の処女喪失シーンの数々。
「それと、このノートパソコンも持ってて、私の写真が見られるから。他の人に見せないでね」
「エ? ああ」
その上、デジカメで撮影しまくったエロエロな処女の肉体写真もパソコンごと譲渡してくれた。
当時なのでwin98だが、20万近いものをポンと貢いでしまい、自分の全裸写真に局部の接写写真にマジセックス中のビデオ提出。明らかに転落人生を送っているお嬢様。
佐祐理お姉ちゃんも、既に人生オワッテルと言うか逮捕待ちで、舞お姉さまは五重人格のお笑いキャラに成り下がってしまったので、快獣栞さんか美汐プレデターさんぐらい堕ちるかもしれない。
使用前の処女の毛を剃ってお守りとして貰い、膜が全部繋がっている膣口に綺麗な縦筋と新品の栗写真。ピンク色のハラワタの奥まで写ってる中身の写真、使用後の口が閉まらない赤紫の中古マム*の証拠写真まで閲覧できると聞いて飛び上がった祐一きゅん。
何か眠気も覚めてしまって、ビデオを再生してもらうと、最初の挨拶とか土下座シーン、ゴムを取り上げて捨てるシーンなどの風景を早送りで見て、「アレ? こいつカメラの前でしっかり映るよう演技してね?」と思いながら隣に座った魔女を見たが、女の子の良~~い匂いプンプンさせてる少女を見て、祐一クン作業部隊がそのような下らない思考を撤去した。
祐一クン作業部隊からも「今すぐその女を犯せっ、もう孕んでるなら昨晩みたいにケツからブチ込んでやって、子供居る所にもっと追加してやれっ!」と激励?があった。
女用の丸薬とか飲んで、昨日の疲労困憊や精神的ダメージから回復して、今すぐにヤレる状態でのお誘いらしく「今日だけは私、ゆうくんのおよめさんだよ」と同じく、地元スペシャルで、インのそのまたインは空中に描くラインで、故郷に凱旋帰郷する時だけはお嫁さん、らしい。
腹黒女の方も女帝様に進言して「信者の女の子全員、お姉さまにあげますから、今日だけは見逃して下さいっ」系の許諾をもらって、黒い裏取引をして、本日は真琴ちゃん専用ユウイチくんだった。
『どうぞ、開いて初めての印をお確かめ下さい』
(おおっ、これもカメラ目線で、写ってるの知ってる顔でフレームイン)
初恋の女の子と知った後で見るビデオなので、もう脱衣開脚シーンだけでもギンギン。この数日で大量の女の全裸を見たが、激細貧乳で超足細の好みの体型。
そのまま成長した体を再現したマコピーとは違い、穀物も生臭物も摂っていない、節制して鍛錬した体は素晴らしく、薄皮の下に腹筋見えるぐらいで、デブった栞みたいに油臭くもなく、業務用スーパーの食料品しか食ってない雑種とは、桁違いに良い匂いがしていた。
(クンカクンカ、スーハースーハー)
女の子の髪の香りや、少し汗ばんで発情しているメスの経血臭を嗅ぎながら、本人出演の無修正AVを拝見する。
『どうぞ、破いて下さいませ… その血を溜めて、このペンでご署名を』
それも初恋のお相手が自分を好いてくれていて、結婚妊娠出産オッケーの年令になってから嫁いでくれて、まずはセフレとして処女まで捧げてくれた記録。
祐一クン作業部隊は、その女が香里や栞と同等の嘘つき魔女で、宗教地雷女なのは耳の穴から投げ捨てて、銀河の彼方に葬り去った。
「ま、真琴ちゃん」
「ああんっ(ハート)」
個室に鍵を掛けて、誰かが外から『解錠!』して踏み込まれても大丈夫なように、着衣のままでキスしたり胸を吸ったり、スカート履いたまま下着だけ脱がせて没収。
現在も実家に保有したままの「沢渡真琴ちゃんコレクション」の成果として、過去の写真、拾った髪の毛、指紋が付いた鉛筆消しゴム、リコーダーの先ッポ、使い古して捨ててあった上履きに加え、処女の陰毛とお守り、処女膜の一部、エロ写真を入れてあるパソコン、処女の血を拭いたティッシュ、先日没収した処女パンツ、などなどの収集品に追加した。
「ああっ、好きだっ」
「わ、私も」
もちろんディープな遮蔽をして室内に入ったまま、その様子を観察しながら、鬼の表情で隠れている、美汐プレデターさんの存在に気付かない、愚かなゆうくんだった。
その頃の快獣栞さん
栞とマコピーは、祐一一行よりゆっくり寝てから、秋子との待ち合わせ場所である、駅近くにある小さく古い事務所ビルに送られた。女子陸上部もユニフォームや名雪先輩を拾ってから陸上競技場に送り届けられた。
「よく来てくれましたね、さあ、ご両親も依頼者の方もお待ちですよ」
「おはようございます、秋子さん」
「オハヨ~」
まだ寝ているマコピーを連れ、上の階には北朝鮮系のヤクザ、フロント企業のパチンコ屋の事務所、地下銀行、闇金まで取り揃えたビルに入った。
ロシア系マフィアの中古車と海産物取り扱い企業もいて、中古車と交換にカラシニコフ小銃、トカレフ拳銃、ワシントン条約違反の動物、ロシアや衛星国で獲れる男の子女の子と交換してもらえる夢の様な取引所もあった。
両国と関係が深い極左系ゲリラのアジトもあり、歩くだけで火薬と中古武器のオイルの匂いがするドリームチームで固められたビルで、一階には看板も出ていない、警備員詰め所兼、中華料理屋というフードコートも存在し、ドス黒い夢と野望が詰まったワンダーランドの一室に向かった。
警察のスパイが入ると即タヒして、地元暴力団でも権利関係が怖すぎて裸足で逃げるビルに「天野探偵事務所」と看板の掛かった部屋があり、呼ばれていた栞の両親が来ている会議室に案内された。
「どうぞ、こちらです」
調度品も何もない殺風景な部屋で、ソファーに座っていた依頼者が立ち上がって挨拶し、窓側に秋子と栞とマコピー、客側に依頼者が座り、壁側に両親が座った。
「ご依頼は盗まれた品の捜索でしたね? ご希望通り見付かれば良いのですが、今回はこの子が担当させて頂きます」
秋子に紹介され、栞も頭を下げる。若い女性の事務員が預かっていた資料を机に並べ、写真が入った書類を一番上にして栞の前に置いた。
「これが今回お願いしました祖母の形見の品です。先月盗難に遭ってしまい、警察にも届けたのですが、見付かることは無いだろうと言われています。他にも現金や宝石なども盗られましたが、これだけはお金では買えない品ですので、どうかお探し下さい」
頭を下げられ釣られて栞も頭を下げる。写真の品に見覚えは無かったが、何故かどの方角にあるのかは分かった。
「栞さん、これがどこに有るのか分かりますか?」
「え? 方向ぐらいなら」
その方向を指差すと秋子は笑顔で頷き、栞の手を取って微調整した。
「このぐらいですね、じゃあ手袋をして、このピンセットを持って、またポケットに手を入れて目を瞑って下さい」
手袋とピンセットを渡され、手にはめている間に、秋子が依頼者に笑いかけた。
「日本の法律では、盗品を盗み返すと窃盗罪になるそうです、この国の法律は変わっていますよね」
準備が終わった栞は、ポケットに手を入れて秋子の指示を待った。
「こうですか?」
「ええ、罠には注意して下さい。指紋を残したり、手を切られないようにして、ピンセットだけ入れて引き出してみて」
「はい」
ピンセットを使うのは面倒だったが、いつもやっているように、必要な品をポケットから引き出し、机の上に置いた。
「あああっ!」
依頼者の悲鳴に驚いて目を開いてしまったが、机の上には写真と同じ品物があり、別に驚くような事は何も無かったが、何か間違いがあったのかと秋子の表情を確認する。
「ええ、よくやって下さいました、これで良いんですよ」
「はあ……」
「ありがとうございますっ、こんな簡単に見付けて頂けるなんて、本当にっ」
泣き出して、土下座する勢いで頭を下げる依頼者に驚き、目線を逸らして資料の次のページを見始める栞。
「他のは写真とか無いんですね、どうやって探しましょう?」
困っていると、事務員が依頼者を起こし、椅子に座り直させていた。
「良かったですね、他の品物は写真がないようですので、こうしましょう。ちょっと失礼しますね」
秋子は栞の左手を取り、依頼者の額に押し当てた。
「分かりますか?」
「はい、頑張ります」
そのまま2ページ目の盗品の目録から、宝石、指輪、ネックレス、宝飾品、時計など順番に引き出して行き、現金は少し破いてしまったが、札束を4つほど積み上げると、目録の品が揃った。
「これで全部ですか? 他には?」
秋子と依頼者の顔を見比べ、机の上にある大きな額の金品には驚いたが、労力としてはクレーンゲームより楽だったので、何かマッスル系か愛用のメリケンサックが必要なアルバイトだと思っていた栞は、血が見れないので少しがっかりした。
「他は有価証券ですので、裁判所でお願いしていますが……」
「あ、はい、持ってきます」
ピンセットを置き、手でもそもそしていると、秋子からは注意を受けた。
「いけませんよ、罠があったらどうするんです?」
「真っ暗な金庫の中ですから大丈夫です」
片手で摘める枚数を引き出して積み上げて行き、全部取り出すと結構な妖力を使ったので一汗かいたが、やっと一仕事終えた気分になった。
「あ、終わりました」
目を見開いて驚いている依頼者と、壁際で抱き合って腰を抜かしている両親。秋子はニコニコ笑って、マコピーは半分寝ながら足を投げ出していたので、失敗はしていないのだと思えた。
「ええ、お疲れ様、これでもどうぞ」
「はい」
喫茶店の出前のジュースを貰い、ストローを思いっきり吸って、失った血液の分を補充して、何か得意絶頂の快獣さん。
「真琴、今の魔法、覚えた?」
「うん、覚えた」
純血の妖狐であるマコピーは、北斗心影斬だかセイントの能力で、一度見た技を見切れるらしい。
「エ?」
両親でも依頼者でも驚く技、それを見たマコピーは、一回見たダンスの振り付けでも覚えたように軽く言った。
後書き
少し前に書き溜めたパートですが、ちゃんとセリフもある書き方で、この頃に戻したいです。
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