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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)

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86ベルゼルグ王国もオシマイ


 そこで、空の上を端から端まで、ユピテル砲の軌跡が尾を引いて、目が眩むような光を発してから跳躍して消えていった。
 シリウスさんと、この世界の終わりのお知らせである。

「おい、さっきの何だったんだ?」
「終わりだ、やっぱりこの世の終わりだ」
 市民たちも不安な顔をして空を眺め、ユピテル砲の特異点が通過した場所が、帯電して空間が歪んで、昼間でも黒い宇宙の向こう側が見えて燐光を放っているのを見た。
 市民たちにもオーラバトラーでも出てきそうな向こうの世界(あのよ)が見えたので、空の書き割りの背景が割れるんじゃないか?という錯覚を覚えた。
 目が良いものは半月がロボになっているのも確認して、視力が6.0ぐらいあって真昼に星が見える種類の人は、地球軌道のもう少し外側を回っている予備惑星が抜錨しちゃって、護衛艦とか発進しながら大艦巨乳主義でイゼルローン要塞よりデッカイのが数隻?転移していくのまで見えた。
 シリウス消滅が拝めるのは大体8年後ぐらいである。

「おい、どうすんだ? 魔族軍一の勇者もヤられちゃったよ」
「やっぱり王子とか革命軍の悪魔とかも、全員あいつにヤられてるんだ」
 覇者ちゃんは、クズマに騙されてナメクジみたいな顔して倒れていて「わが人生に悔いなし」みたいな感じで片手だけ突き上げて寝ていた。
 魔族軍としても精鋭部隊で随一の勇者が倒されたので、もう歯向かおうとする者もいなかった。
 もし襲いかかっても逆に襲われ、「エイ、このロスケめ、今トドメを刺してヤル」の春画みたいに、ズボン脱がされて一瞬で後ろから「アッーーー!(伏せ字)」しまうのが分かったので、ソッチ系の人物以外は留まって上空の惨状を見ていた。

「もしもし、革命司令官ですが何度もすみません。天死様ですか? 何か凄いのが空を横切って行ったんですけど、何かありました?」
 ケータイで恐る恐る確認してみた女王様だが、天使関連の事件なのは間違いない。
「ああ、カズマ様に解任されなかった新型天使が、私達やこの星ごと滅ぼそうとして反逆したので、まずシリウスを消滅させてやった。木星要塞からの射撃だ。次に反逆したバーナード星のセラフ1を箱庭(ダイソンスフィア)の亜人100億人ごと消滅させてやろうとしたのだが、カズマ様が止めている所だ」
 難解な単語ばかりだったが、知識を与えられている天使の使用人には理解できた。
 電話口から聞こえている、エリス声でヒーヒー泣いているドーブツのメスの咆哮で、カズマがどうやってセラフに実力行使して止めているかも理解した。
(あのクソバカ、また私の見てる前で浮気しやがったな、今度こそケツ*に肘まで捻り込んでやる!)
 今後カズマにはヤヲイ穴まで追加されるので、腕二本入れられて自分が腹の中身全部掻き混ぜられて、酢入り浣腸でヒーヒー泣かされる予定である。
『ああっ、もう中に出さないでっ! これ以上出されたら卵巣パンクしちゃうっ! ああっ、あおおおおお~~~、ダメぇ、また赤ちゃんいっぱい産まれてるう~~~っ! 気持ちよすぎて排卵とまんないっ、ひいいいっ、死んじゃうっ、しんじゃううううっ!』
 電話を近づけて中継されてしまったので、女神エリスと同じ声と同じ顔で犯されているセラフも、「腹ん中がパンパンだぜ」になった上で腹の中身全部掻き混ぜられてエグエグ泣いて、生きるの死ぬの言って仰け反って、白目剥いてアヘ顔させられ、抱え上げられた足の指まで丸めて、ケツからも精液吹き出してイキまくっているのも見た。
 自分でも覚えがあったが、卵巣からもお迎えの卵子とメス汁射精しまくって、白目剥いてアヘ顔させられてイキまくり、子宮の中の突き当りにまで鈴口押し当てられながら、直接精子ぶっ掛けられて内膜でじっくり「本当の人間」の精液を味わって、精子と卵子掛け合わされるのが快感すぎて脳みそ壊れて失神失禁。
 満タンになっても出口がない卵巣や子宮から、オスメス混じった汁が腹腔内に流し込まれて、残りの卵子も全部腹の中に押し出されてガッスガッスピストン運動で犯され、ポンプで注入されるぐらい妊娠する毒液を流し込まれ、削岩機で腹の中と脳みそ壊されながら受精して、受胎告知の回数が数十万回超えて聞かされて「もうどうなってもいい」となってからイキタヒにさせられているのを電話の向こうでも見た。
 生身のままとかアナザーなら死んでて、色々改造されてないとそのままタヒぬか、天使の治療呪文で修理してやらないと壊れたままになる。

「あっ、そろそろ許してあげないと天使様でもタヒんでしまいます…」
「これから私たちは、順番にカズマ様にお仕置きを受けるようだ。しばらく電話にも出られないと思うが、通話状態にしておくから私達の「遺言」を聞いておいてくれ」
 通話は切れなかったが応答は無くなった。天使は股間のゴッツイのが取れたので、タヒを覚悟しているらしい。
 泣きながら「許して許して」言って首振っていたエリス顔のセラフは許されたようだが、次に腰を抜かして後ずさっているセラフ1に迫り、ユピテルキャノン?を頬に押し当ててから咥えさせ、天使も嫌がらずに欲情してサッキュバスみたいにゴックゴック喉を鳴らして飲み、胃袋が一杯になるまで注ぎ込まれている大人の味「謎の白い液体」を美味しそうに飲んでいるのも中継された。
(さっきあんなに沢山貰ったのにまた…)
 骨があった部分を頭蓋骨と骨盤以外全部抜かれて膣に作り変えられ、アイリス姉妹と同じにされていた体を押さえ、手足の中身から指先、肋骨や背骨全部にまで射精されて満タンになっていた体が疼いた。
 神経部分はむき出しの栗と栗鼠と同じにされていたので、精虫が泳いで自分の卵子を探し、受精させようとしているのを感じてビクンビクンする。
 腹の中や体の中にいる卵子も、数百億の精虫に襲われて皮膜をビリビリに破かれて、次々に突き込まれて卵細胞の核に遺伝子ブチ撒けれれているのを感じてちょっとイった。
 イっているので先程獣になって転げ回っていた記憶が蘇り、受胎告知されまくっていたのも思い出し、気が早いのは全身の骨があった場所や腹腔に着床し始めている。
(私、もうお母さんなんだ)
 仲間とは、売春宿に売られる前に救ってくれた神様(カズマ)に民主主義で資本主義の楽園をプレゼントしてから妊娠すると協定を結んで約束もしていたが、逮捕されてプロポーズもされてしまったので、一足早く寿退社しないといけない。
 全員コピーカズマは貰えるので、最初の覚書のように「雌雄を決する為に闘って殺し合う」必要は無くなっていた。
 またナメクジみたいな顔になって全身溶けそうだったが、皮膚と脂肪の下に下級天使と同じ外骨格でも作られているようで硬さを感じた。
 お陰で天使や魔法システムが停止しても、アイリス達も骨なしのタコにならずに済んでいるらしい。

「「ああっ、カズマまた浮気してる」」
 アクア二人も携帯覗き込んで、セラフ1がバッコバッコ犯されて、下からもガッツリだいしゅきホールド、メス汁吹きまくって獣の声でイキまくっているのを見て嫉妬して、発情もしていた。
 元がアホ女神なので、あれだけ天使ブロー食らって破壊されても、まだ自分こそが正妻だと思っていて、金色のアクアは知性や気高さが失われてしまい、銀のアクアはキッツい性格とツンデレ成分が失われ、元の人格に汚染されていた。
 天使の分体に使われていた銀のアクアは、乗っ取られている間に何回でもヤリまくって、気絶したらアクアと交代、ハラワタの中身擦りむけて子宮口にまで捩じ込まれて赤ちゃん袋の入り口裂けるまでガッポガッポヤっていたが、金のアクアの方は復活したばかりなのもあって新品のままだった。
 ラ王さんの巨大な指で三穴突き抜かれて秘孔も突かれ、子宮まで破壊されたダメージは残っていないらしい。

 そうこうしている間に、セラフ1も完落ち、バーナード星のセラフ1もカズマのユピテルキャノン?の威力の前にひれ伏して降伏していた。
 天空には近くに配備されていた気の早い新型天使が空間転移してきて、漫画版デビルマンの最終回みたいに金星上空で「ゴゴゴゴゴゴゴ」とか唸って、性的にもとても漲っていた。
「おい、空の上見てみろよ」
「何か光ってるっ、後光が射してるから神様だよ」
「ああ、この世の終わりだ……」
「天使が訪れて審判が行われる、審判の日だ」
 この世界の亜人の方には終わりは訪れないが、カズマは終わった。
 まず綾波レイみたいに20億匹の天使が順番に来て「ウフフフ」言われながら包囲されて、青葉さんみたいにATフィールド無くなって弾ける。
 冬月先生みたいに教え子のユイ君にチューしてもらっただけで「パチュッ!」と弾ける。
 犯されすぎて穴と言う穴が擦り剥けて、無限量と思えた精子タンクも千人相手するとスッカラカンになり、チッコイユピテル砲が取れるまでヤられる。
「おい、降りてくるぞ、流星みたいだ」
「あれが全部天使なのか?」
 昼間の流星雨で天体ショーが繰り広げられ、第一陣の数万の天使が降下を始めた。
 アポカリティックサウンドとかも鳴りまくり、巨大天使が軌道計算もしないで大量に大気圏内突入と降下してくる「ゴーゴー」鳴る音が空の上から全世界で鳴りまくり。
 天使の翼や本体が風を切る音でソニックブームもドッカンドッカン鳴り、プガチョフコブラして減速して先ッポで断熱圧縮しながら超減速して、そのまま海水に着水して巨大な水柱あげて、浮かび上がった所から超音速で魔王城侵攻。
 終末のラッパも吹き放題のフルオーケストラ状態で、ラーゼフォンの敵が現れる時みたいにオペラ歌手が歌うような歌声も世界中に響き、それを聞いた犯罪者脂肪。
 マイケルの映画みたいに巨大ロボに変身したマイコーが歌うと敵が吹っ飛ばされて倒れたように、天使が通過するだけで強盗とか強姦魔は滅びた。
 カズマも各国の姫や貴族の娘からすれば強姦魔だったが、これから交尾するので天使には滅ぼされなかった。

 更に一旦解任されたが回復した旧型天使80億匹が女の子か男の娘になって嫁入りしてくる。
 この星にいる全亜人を合計して、少数民族までかき集めても、せいぜい2億人以内。そこに80億も嫁入りしてくるのでインフラが不足しまくる。
 元は天使なので家でもプリントアウトできて水も便所も不要だが、本体が無ければ魔法システムを使用するので許与量完全オーバー。何をするにも30分待ち1時間待ちで、メーカーのサポセンぐらいに完全に不通。
「ただいま大変込み合っております、しばらくお待ちになって…」ではなく「後ほどお掛け直し下さい」の方が流される。
 遺伝的にも80億の天使を4惑星に分けても20億、セレスに行ったサッキュバスも2千万人少々、砂漠の砂の一粒、海の中の水一滴になって亜人全て遺伝的には絶滅する。

「ア~~~~~、アアア~~~~~~~~~!」
 天使の本体が放送している歌声が全世界に響き渡って、流星雨どころじゃない数が降下して魔王城方面にすっ飛んでいる。
「我が心は天と共にあり、み救いの手は我らを天上へと導かん」
 熱心なエリス教信者か、宗教関係者が跪いて祈っているが、今日来ているのはソッチの神ではなく、庭の管理人の方なので誰も(テラ)には迎えられない。カズマのタヒ体や抜け殻は地球に佐川急便の200サイズぐらいで発送される。
「あれは、本国の方向じゃないか? 全部魔王城の城塞に向かってる」
 天測で方向や地理がわかる者は、降下し終わった天使達が本国方面に殺到しているのを見た。
 穢れた場所として破滅させられているのか、裁きの中心地として扱われているのかと思えたが、まさか天の子?が降臨している場所に聖地巡礼しているとは知る由もなかった。
「ここにも降りてくるっ」
 魔王城方面の駐機場とか降下位置は満杯、金星上空も満杯、次第にコピーカズマ目指して降下してきたり、セレスにまで足を伸ばしたり、最初の数千、数万では済まない数が降下していた。
「ああっ、神よっ」
 ついでに死体とか墓から復活して、石化してたのとか石鹸に加工されたのや塩の柱になったのまで蘇っているので、誰もが終末の日で約束の日で審判の日だと信じて疑わなかった。

「親方~、空から女の子が~」
 鍛冶屋のオッサンの所で働いている小僧が、空を指差して叫んだ。
「何言ってやがるクゾガキ、空から女の子なんてラピュタじゃあるまいに、ってホントだ~~っ!」
 もう一度ノリツッコミ?を披露してくれたオッサンの目にも、人間サイズのアバターで降下してきて、カズマを猛禽類の目で見て上空から襲い掛かってきた天使達を見た。
「「「「「「「「「「「「カズマ様~~~~~っ!」」」」」」」」」」」」
 
 

 
後書き
モニタを39インチledバックライトの中古テレビにしました。
凄まじく文字が見やすいのでオススメします。 
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