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GS美神他小ネタ18菌

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(偽)夜ペンの住人さん

 
前書き
これは凍幻さんの、「夜ペンの住人ちゃん」の偽物です、本物をご覧になると、さらにお楽しみ頂けます、これは掲示板のレスでオチまで書いてしまったので、責任をとって書いて見ました。 
 

 

 おキヌ結構変
「うーん」
 細筆を持ち、半紙と"すずり"を前に、首を捻っているおキヌちゃん。
「どうしたんですか?」
「あっ小竜姫さまっ」
 小竜姫に見付かり、慌てて半紙を隠そうとするおキヌ。
「あらあら、何も隠さなくても、恋文ですか?」
「え、あ、はい(ポッ)」
「それにしても硬い文章ですね、お慕い申し上げ候? ここで候文が読めるのは、私かヒャクメぐらいですよ」
「やっぱりそうですよね、でも考えたら考えるほど硬くなってしまって」
「「フッフッフッフッ」」
 そんなおキヌの後ろに、二つの影が迫る。
「そんな時には」
「これを見るでござる」
「え?」
 二人のケモノは、あるホームページを教えた。
「ここは三百万ヒットの実績があって、HTML形式のテキストも読みやすく」
「内容も充実していて毎日更新、掲示板での読者同士の交流も盛んなのでござる」
「「現代人に通用するSSを書きたいのなら、ここで勉強するのよ(でござる)」」
「あの、私が書きたいのはSSじゃなくって、その」
「まあ、いいじゃありませんか、みんなで一度、手紙を書いてみてはどうでしょう、普段言葉にはできない事も手紙なら書けるかも知れませんし」
「おお、さすが小竜姫様でござる」
 その後、現代文?を習得していったおキヌ達は、横島に手紙を書いた。
(いつもの優しい横島さんも嬉しいんですが、やっぱり女の子なら、時には強引にグイグイ引っ張って行って欲しいものなんです、それに)
(拙者はもっと散歩がしたいでござる、怠け者のキツネなどは放っておいて、毎日遠出するでござる、出張する時も電車などは使わず、鍛錬のためにも走って行けば、電車賃も浮いて一石二鳥でござる)
(私は休みの日はゴロゴロしていたいわ、散歩マニアのバカ犬は放し飼いにでもしておいて、私達は明るいうちから、フフッ、普段は表に出せなくても、最近の私は変なの、もう我慢できない)

 やがて、書き上がった手紙は横島に渡された。
「あの、手紙なんて初めてですけど、一生懸命書いてみました」
「拙者もこのような密書は初めてでござる」
「恥ずかしいから隠れて読んでね」
「あ?ああ」
 そして返事を待っている一同。
(ああっ、私ったら何て事を、思い出しただけでも)
 手紙の内容の恥ずかしさに、身悶えしているおキヌ、そこに横島が現れた。
「あっ、横島さん、読んでもらえましたか?」
 そう言って顔を隠し、後ろを向いてしまうおキヌに、そっと手が回された。
「読ませてもらったよ、おキヌちゃんがこんなに思い詰めてたなんて」
「えっ?(ポッ)」
 お腹に回された横島の手が離れると、そこにはロープが残っていた。
「ええっ! な、何ですか?」
「だっておキヌちゃん、"もっと私を縛り付けて欲しい"って書いてあったじゃないか」
「それはそう言う意味じゃ、ううっ」
 おキヌの抗議は、猿轡によって遮られた。
「私に口答えさせないぐらい強引にとか」
「うううーーー(訳:違いますーーー)」
 緊縛中…
「ほら、こうやってグイグイ引っ張って欲しかったんだろ、ハァハァ、ええか?ええのんかぁ?」
 グイ、グイッ!
「うううううーーーーーーっ!」
「何をしとるかーーーーっ!」
 バコッ!
 その現場をワルキューレに見付かって張り倒され、昏倒する横島。
「おい、大丈夫か?」
 ロープを外し、おキヌを助け出すワルQ。
「あんっ(ハート)」
「ん、どうした?」
 頬を紅潮させ、潤んだ目でワルQを見つめるおキヌ。
「私、こんなの初めてだったんです、手足を自由に動かせなくなるだけで、こんなに切なくなるなんて、まるで初めての時みたいに」
 ゴキュッ
 おキヌの生々しい表情に、つい生唾を飲むワルキューレ。
「やめないで下さい、もっとして下さい、お姉さまっ」
 ブシューーーッ(鼻血が噴き出す音)
 再緊縛中…
「ああっ!羽根がっ、羽根がぁっ!」
 背中を這う悪キューレの羽で、身悶えさせられるおキヌ。
「クックックッ、ここがいいんだろ?やはりこう言うものは、女の体を知り尽くした女同士でないとな」
「ヒィィィッ!もう、もう我慢できませんっ、お願いしますっ、お姉さまっ!」
「さあ、これが欲しかったんだろ?ハァハァ、ほうら」
 羽根箒? の柄がおキヌの中にズブズブと沈んで行った。
「あうううっ! *ッ! *クーーーーーッ!」
 そのまま背中を反り返らせ、何度か痙攣したかと思えば、おキヌはグッタリしてしまった。
「よしよし、もっと可愛がってやるからな(ニヤリ)」

 その後、シロは…
「ほら、散歩に行くぞ」
「待ってましたぞ、先生っ」
 しかし、その日は服を脱がされ、首にベルトを装備させられるシロ。
「これは?」
「手紙に「首に縄を付けてでも」って書いてあったじゃないか」
「これは首輪でござるっ」
「これを付けて、人の多い所へ行きたかったんだろ(ニヤリ)お前にこんな趣味があったなんてな、行くぞ」
「はっ、はわわ~~」
 後ろ手に縛られ、素っ裸の上にコートだけ羽織らされ、外に連行されてしまうシロ。
『まあ、何ですのアレは?』
『ママー、お散歩してるー』
『見ちゃいけません』
「どうだ?こんな散歩がしたかったんだろ?」
「く、くうう~~~ん」
 すでに足の間は、おもらしでもしたような、ヌルヌルした液がしたたって靴の中まで達し、歩くたびチャプチャプと音を立てていた。
「誇り高い狼も、こうなったらただの犬だな」
「キャイ~ン(はーと)」
 ちゃんと羞恥プレイだけでなく、言葉でも汚してやる横島。
「何をしてるんですかっ!」
 折角のプレイだったが、買い物中の小竜姫に見咎められてしまう。
「いや、これはシロのリクエストで」
「ハァハァ、小竜姫様、拙者の事は「犬」と呼んで下され」
 ほんの数百メートル歩いただけで、出来上がっちゃったシロだった。

 タマモの場合…
「さあ、準備できたぞ、こっちに来いよ」
「え?」
 訳も分からず、風呂場に連れて行かれ、服を脱がされるタマモ。
「お前も、わざわざ手紙に書かなくても"つかえて出て来ない"なら早く言えよ」
「へえっ?」
「"表に出せなくて変"で、"ゴロゴロしてる"んだろ、別に恥ずかしがる事じゃない」
「なっ、何するの? まさかっ!」
 有無を言わさず四つんばいにさせられたタマモは、準備してあった極太のグリセリン浣*をあてがわれ。
「いやああああっ!」
 ゴロゴロゴロッ
 休みの日、ゴロゴロさせられちゃったらしい。(笑)
「ライオンだって便秘で命を落とす事もあるんだ、我慢しないで一杯だせよ」
 そうやって声をかけられながら、パンパンに膨らんだお腹を丹念にマッサージされるタマモ。
「ヒイッ!横島のバカッ!変態っ!違うもんっ、だっ、だめっ、もう我慢できないっ(青)イヤーーーッ!」
 OOOOOッ!******ッ!(擬音自粛)
 しかし、スッキリした上に「新しいスポット」も開発され、充実した休みを送ったタマモだった。

「以上、普段言葉にできない事でも、文章にすれば、違う自分の一面が見られると言う実例でした」
「「うんうん」」
「違うでしょう、文章にする時は、相手の読解力も考えて、難しい表現や詩的な表現を控える事も必要、と言う教訓ですっ!」
「「そうとも言うわね(でござる)」」

 自分で書くと毒しか無かった…… 
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