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KANON 終わらない悪夢

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69女子陸上部員も佐祐理に拉致される

 その頃、学校でも問題が起こっていた、大量の転入生である。
 天孫降臨、ビッグリップなどの災厄に気づいた関係者が「娘の命だけでも」と思い、祐一との縁談を狙っていた一同も金の力や権力で娘を転入させた。
 もし祐一のお手付きになれば、天乃岩戸と呼ばれる、ものみの丘の神域に同行を許され、天変地異が起ころうがどうしようが、宇宙その物が滅びた後でも、神域に逃れた者だけは別の時空にある出口に行って生き永らえる事もできる。
 まず電話がパンクして通常業務不可能、普通の転入枠三学年100名程度が埋まってしまうと、金、コネ、暴力、恫喝、様々な手段で転校を試み、先に予約を入れたのまでキャンセルさせた。
 それが無理だと分かったら、土日の間に既存の生徒の学籍を買い取る者も現れ、祐一と距離がある1年2年でも1席数百万円から一千万以上に高騰、同じクラスなどは最高億単位の金が積まれた。
 事情を知らない者は、自分は学校に行かないでも授業を受けてくれて、高校卒業の資格はただで貰え、その上数千万の金が積まれると速攻で学籍を売り払って遊ぶ者が出た。
 進学したいなら学習塾を中心に学んで、学校で授業中に内職しないでも図書館でも塾でも学べた。
 天野や倉田といった家でも女は籍を売らなかったが、名雪様狙いで草入りしていた男とか、普通の男子も学籍を売ってしまい「男装女子」が男子用の学生服着て、胸にサラシ巻いて転入する。
 うる星の龍之介クンとか、すももももももの進太郎きゅん、ニセコイの誠士郎キュン、貧乏神が、の嵐丸みたいな男らしかったりらしくない女の男子()?も週明けには転入してくる。
 ちなみに男装女子は佐祐理の大好物であったりもする。

 秋子の家
 それから「私は人間をやめるぞ~~」になったPTA会長は、ガチムチの筋肉による射精管理を止め、ガッスガッスピストン運動を始めた。
「あっ、もうイったから、許してっ、許して~~~」
 もちろん泣いているのは祐一クンで、射精してもピストン運動を止めてもらえなかった。
 会長はアフリカンダンスかバレエのように宙を舞う無重力感を出しながら踊り狂い、両足だけを接地させながら上体は腹筋と背筋の筋肉で支え、エアロビ選手権のような片手指腕立て伏せの超力技でも笑顔のままスマイルアピールして、ボディビルのポージングをキメ、ダブルバイセプスのポーズのままイった。
「あ~~っ、あああああっ」
 上体を捻じって捻って自分の腹の中やケツを妖力の陰茎でかき回し、全身で受け止めて頭の蓋を開いて超兄貴みたいにビームとかも出し、筋肉の束縛も開放して手足や腸の中、尿道から膀胱、肋骨から心臓や肺の内外、体の中で筒状になっている血管、胃袋から食道を通り抜け、気管や声帯、肺胞まで膣と子宮にされ、全身を滅茶苦茶に犯される感触をタップリ味わった。
「ああっ、これが妖狐、コレがああっ、おおおおううっ、おおおおおおおおおぅっ!」
 その陵辱を受けずに済んだはずの会長は、自らドーブツ堕ちしてメスブタになって、録画記録と事後の感想を残した。
 祐一クンは舞ママと佐祐理ママでは射精を我慢したが、この魔物の前では無力で、何本も立て続けに抜かれてしまった。
「タスケテ~~~!」
 ボスケテ状態に陥った祐一クンを、天使の人形ですら救えなかった。
 会長は最後のスパートをかけて、白目剥いたままガクンガクン死のダンスを踊って、ムダ知識を詰め込んでいた脳を自ら破壊して、目と鼻と耳からピンク色の脳汁を出して、なんか妖鳥シレーヌみたいに合体して直立したままタヒんだ。
 会長はタヒんでもラッパ、もとい、オットセイくんを離しませんでした。

「「いやあ、素晴らしい」」
 会長の娘と旦那は、浮気妻を責めもせず、拍手までして妻で母が名誉の腹上死したのを見守った。
 タヒんでいるはずの会長は、その状態ですらスマイルアピール。アブドミナル&サイのポージングのまま絶命?していた。
「ああ、お母さん、ボディビルダーの鏡だわ」
 娘からも賞賛を受け、死ねない呪いとかも喰らって、赤い蒸気など漂わせて復活の狼煙?を上げていた。

「ヒック、グスッ、ふぇぇ」
 物凄いパワーセックスをされてしまった祐一クンは、男女立場が逆なら、好きでも無い父親年齢のオジサン達に無理やり伸し掛かられ、クンニされて嫌なのに精液を吸いまくられてクリイキさせられ、泣いて嫌がっているのに次々に種付けプレスで犯し尽されて輪姦。
 何度も何度も生姦中出しセックスされて、起き上がったり膣内子宮内を洗いに行かせて貰えない状態で、中出し回数や卵管卵巣まで精子が届いてしまい、ほぼ妊娠確実な女子高生みたいに「ふぇぇ」泣きまでして嗚咽の声を上げていた。
「何か精子を受ける容器はありますか~?」
 妖狐の精子の貴重さを魔物から知らされている佐祐理も、祐一汁を零さないように何かで受けて、誰かに飲ませようとした。
 明日の「大躍進集会」での治療には、もっと新鮮なのを直飲みさせるか、直接下から注入させるので保存はしないが、母の下の口とか舞の母の上の口に入れて寿命を伸ばしてやろうと思っていた。
「はい、どうぞ~」
 昨日の紙コップを持ってきた名雪。今回も嫉妬はせず、だんご大家族が増えたのを喜んでいた。
「誰か受け取りなさい」
「はい」
 委員長が靴下を脱いで浴室に入り、母の股間にコップを当て、他の女のようにボロ雑巾で全壊で全開になっていない鍛え上げた口から、矢が折れ刃も尽きたオットセイクンがズルリと抜け落ちろと、また汚らしい音を出した。
「ブビイッ、ビチビチビチビチビチッ、ゴブウッ」
「わ~凄い~~」
 名雪も驚くほど大量の精子が飛び出し、さっき陸上部女子とサッカー部一年とヤリまくったばかりなのに、どこに入っていたのか考える。
(無限エネルギーで増産してるからね…)
 天使の人形が答えたが、本体の惨状には関わっていなかったのか、また月影先生の髪型になって、「委員長一族、恐ろしい子」とか言っていた。
 母の中から最後の一滴まで掻き出し、子宮と卵管と卵巣内で受け取った精子まで流さずに、自分と同じように狐の子か人間形態の子を孕むように残してやった。
「さあ、どなたが飲みます?」
 委員長は紙コップを掲げて秋子と佐祐理に聞いて、最上位の人物に確かめた。
「私は直接頂きますから、一番寿命が少ない子からどうぞ」
 秋子ちゃんは、ほぼタヒ体で、輪姦されて犯し尽くされた女子高生みたいな祐一を、まだ犯すつもりでいた。
 妖狐と言うより鬼である、偽*者同士なので千鶴さんとはさぞ気が合うに違いない。

「さて、この中で一番寿命が短いのは?」
 舞ママが一番死に近かったが、先程の充填工事で満タンと言うかパンクするまで妖力を詰め込まれ、佐祐理の母も同様。
 妖狐の嫁で巫女のメンバーもフル充填、魔物にタンク拡張工事をされていたり妊娠している者は、ここに居ない香里も含め飲む必要もなかった。
 舞や一弥に若返りの術を食らっている、舞の母も爺やも死とは逆方向に行っている。後はメイドの姉やか、2階にいるマコピーが僅か1ヶ月の寿命から引き伸ばし工事中であった。
「真琴ちゃんでしょうかねえ?」
 百薬の長で十年寿命が伸びると知っている連中は、病気の妹や母のために欲しがったのが心の声から聞こえた。
「まだ会ったことは無いですけど、座古さんの妹さんか、緒路院さんのお母様ですかねえ?」
「「く、下さいっ」」
 マコピーはガッツリ生で補充されるのが分かっていたのと、昨晩は美汐がマコピーを撤去して簀巻にして自分が入れ替わって乗るまで、祐一の上に乗せられて結合して抱かれたまま寝ていたので、エネルギー消費が多い純血の妖狐でも結構充電され、本人も力の源「無限エネルギーマコピーエンジン」を持っていた。
「変な実験に使わないなら良いでしょう。飲ませるなら水で薄めて、大勢の妊娠の実験に使われないように、ペットボトルにでも詰めて行きなさい」」
「「はい」」
 秋子からも許可が降りて、病人達に飲ませてやれると聞いて、今夜中に月宮教団に行こうと思うザコとチョロインさん。
 日没後でフルパワーの祐一汁は常人に全部飲ませるとパンクするほどの霊力なので、薄めて飲ませないと病人なら即タヒしたり、直飲みでないと死ねない呪いも刻印も貰えないのでそのままタヒぬ。
 生搾りか生注入が良いのだが、それは明日にして、捨てられた後で世話になった教主様と「男である猊下」にも飲ませる気でいた。
「それは気持ち良い事なのですかぁ?!」
 その心の声を漏れ聞いたのか、会長の旦那がホモプレイの虜になっていた。研究に使えないなら、せめて自分でガブ飲みしたかったらしい。

 栞の家
 美坂姉妹の母は、先日の栞の働きを見て以降、実家の親族たちに、どうしても「娘の性能」の自慢をしたくなった。
 今まで「役立たず」「いつ死ぬのか?」「めでたい行事の日に死ぬな」と言われ続け、それでも倉田分家の祖父方から医療費の援助をして貰い、惨めに這いずって来た生活。
 その親族に妖狐の血族である相沢祐一と栞の婚約、秋子直々に署名と捺印まで貰い、もう一人の娘香里も祐一のお手付きだと伝えた瞬間、一転して闇社会の王子様との婚約で、一躍脚光を浴びる存在になったと知らされた。
 里の分家からは「金の卵を産む鶏」「触れる物を全て黄金に変えるミダス王」「この世の宝玉」と呼ばれるようになった自慢の娘達を、どうしても光り溢れる場所に導きたかった。
 闇の世界のプリンスから見染められた世紀のプリンセスとして、裏の社交界にデビューさせ、親族一同から褒めそやされ、羨望と尊敬の眼差しを一身に浴びる存在として、本家の古老達にもお披露目し、今までの非礼を詫びさせる日を今日か明日かと指折り数えて待っていた。

「おい、実家のお義父さんから速達だ、今度の日曜、必ず栞と香里を連れて、お義父さんの実家に来るように書いてある。さっき電話もあった」
 香里の見舞い時間が終了し、帰宅した母は夫の言葉を聞いてすぐさま速達を奪い取り、内容を読み進めた。
 そこには確かに「相沢祐一様の婚約者筆頭である香里」「次席である栞」の両名を連れ、現当主である父の兄に面通しさせるよう要求されていた。
「ああっ、本当にこんな日が来るなんて…」
 相変わらず文言は高飛車であったが、次期当主候補として姉妹を加える事、親族一同の前で術を披露するよう明記してあったので、それらは実質、古老たちの敗北宣言であり、見下げ果てられていた姉妹が日の当たる場所へ立てる門出になることが確約されていた。
「おおっ、おおおおっ!」
 途中からは涙で文字が読めず、娘の序列も間違っていたが、それすら気にならず、手紙を抱き締めながら泣いて崩れ落ちる母だった。

 びょういん
「エヘヘヘヘ、ご主人様、旦那様、祐一様、王子様…」
 昼に北川の目の前で快楽堕ちさせられ、ぶっ壊れていた香里。
 母との会話でも自慢の腕時計を見せびらかし、「ご主人様」に永遠の愛と忠誠を誓ったり、妊娠させて貰えそうなお腹を押さえ「は~~」とか「ふ~~」とか言って想像妊娠して妊娠中毒症?
 身重の体になって「身一つでは帰さない」状態で病院に戻され「もう自分ひとりの体じゃない」のを思い、家族が1人か6匹も増えてしまい、ヘラヘラニヨニヨして非常に残念な状態になっていた。
 まあ香里なので2,3日したらドーパミンが切れて、元のキッッッッッッッッツイ性格に戻る。
 お腹の中に子供は宿りそうなので「十ヶ月持ったら子供産むんだぞ」の約束も果たして、教室でクラスメイトたちに祝福されながら二人の結婚式。
 子供の「香里ちゃん」を産んで、自分では禄に子育てもしないで両親に託し、自分だけ今まで通りの生活をして、白馬の王子様で命の恩人で愛しの旦那様でご主人様に、また天上の快楽を与えてもらうつもりでいた。
「グフフフフフ、貴方、パパ、お父さん… ハァハァ」
 検温に来た看護婦にまで満面の笑顔で、ニヨニヨし過ぎて気味悪がられ、聞かれてもいないのに「運命の王子様と結ばれた」とか自慢話までした。
 病院内の自販機前でも「軌跡の濃いシーズン2」が放送されて独演会。
 母親は香里の味方なので患者や家族と一緒に聞いて涙して、コイバナには飢えていた看護婦の中でも休憩中の話題になった。
 香里の病状は本当に回復したので、愛の奇跡が起こったのは冗談とか妄想ではなく実話。
 BBAが多い病院でも死が近い小児病棟でも「貴方にも王子様を紹介してあげるわ~~」と言い回って、接触充電とかチューぐらい許可してやるつもりでいた。
 後は「川澄さんの左手の魔物が揃えば、祐一(ディルムッド)と私の関係は完全になる、ハァハァ」とか、どっかのエルメロイ卿の奥様のソラウさんぐらい脳が壊れていた。
 佐祐理以外にも、どれだけ自分の敵が増えまくっているかも知らずに。

 秋子ちゃん牧場計画でも、栞と香里のママは、5人目以降のBBAとして治療を受けさせられる。
 真琴の母親の教主様、チョロインさんのママも多分ドーブツ堕ち、下手をすると美汐ちゃんのお婆さんも仲間入りだが、祐一が鳴くので誰かが若返りの術を掛けてからになる。
 
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