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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)

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43ウィズ天使の目的を知らされて泣く


 人間世界
「「「「「「ドンマイ、ドンマイ」」」」」」」
 人間世界では大半の人物が終末思想に取り付かれ、ドンマイダンスを踊っているか、若い男や子供が死んだりした親は、市民革命に参加して領主や地主を殺していた。
「貴族を殺せーーっ! 王族を根絶やしにしろーーーっ!」
 放火略奪何でもあり、貴族の邸宅は滅茶苦茶にされて物は盗みだされてから放火された。
 天使やロリ女王様にも恭順せず、カズマに娘を差し出しもしなかった家は何一つとして保護されず、母親や娘は数えきれない人数にレイプされて、男の子も情け無用でホモレイプされて、ボロ雑巾になった後に一番汚い売春宿に送り込まれたか、親と一緒に街路樹に吊るされた。
「ここはお前たちに資金を提供し、革命を許したカズマ様が相続する荘園である、荒らすのはまかりならん」
 下級天使が警護する邸宅、そこはロリ女王様の「椅子」になっている大貴族や商人の邸宅で、天使を経由しないでもカズマに娘?を差し出し、家督も継がせる家なので保護されていた。
「ここの奴らだけ守るのかっ、おかしいぞっ!」
「貴族どもを出せっ、皆殺しだっ!」
「貴族を出せば良いのだな、よかろう」
 この邸宅にいた相続人のうち、カズマに対抗するはずの息子、孫、妾の子、孫が差し出された。
 カズマに刺客を送って亡き者にしようとした連中は言うまでもなく死刑で、市民が虐殺までしてくれるので差し出されたが、椅子からロリ女王様を通じて助命嘆願されたものは、市民の騒乱のただ中には差し出されなかった。
「ひいっ、助けてくれっ、俺たちは何もしていないっ」
「そうだな、市民が飢えようと、農民が餓死しようと、何もせず税だけ徴収させるのを見ていたな」
「「「「「「「「「「殺せっ、殺せっ、殺せっ!」」」」」」」」」」
「市民全員に、こいつらが死に絶えるまで石を投げるのを許可する!」
「「「「「「「「「「おおおお~~~~~っ!!」」」」」」」」」
 若い娘で大人しく、思想改造可能な新品だけはカズマに身を捧げるか、このまま数百人に凌辱されて死ぬか選ばせた。聞く所によると大体20人前後に連続中田氏されると死ぬらしい。
 思いあがった女子中高生みたいな良家の子女は、デビルマンの彼女みたいに、凄惨な凌辱を受けてから槍の穂先に首だけ刺さって行進の旗頭になった。

 やがてその波はダスティネス家の門前にまで及んだ。
「貴族を殺せっ! 俺の子が死んだのはこいつらのせいだっ!」
 もう工作員が煽る必要もなく、本当に子供が病死したり餓死した親が、目の色を変えて子供の仇を探していた。
 貴族ごときに流行り病を止める力は無かったが、死んだ子の年を数え続けていた親にはどうしても子供の仇が必要だった。
「この家はサッキュバス王であり、ダークエルフの永世書記長であるカズマ様の妻であるララティーナ嬢の自宅だ、荒らさせるわけにはいかん」
 既に警護するはずの兵士まで寝返ってしまい、貴族王族を守る人間はいなくなっていたが、ここにも下級天使が配属されてダクネスの家を守っていた。
「こいつも貴族なんだろう? 俺の子が死んだときも、ぬくぬくと凍えないで、食い物にも困らずに暮らしてたんだろ? だったら死んでくれよ!」
 下級天使に食って掛かった親は現世では救いようがなく、天使が救いの手を差し出し、逢いたい子供と同じ場所に送ってやり、全身を浄化して塩の柱にしてやった。
「こっ、こいつら天使だぞっ、殺されるっ!」
 刃物も槍も通じず、魔法を放った者は石化する化け物。背中に羽を生やした男や女は誰が見ても天使で、天使の兵団が守る場所は、たとえウィズでも突破はできなかった。
 民衆に身を委ねる決意をしていたダクネスの父も命拾いして、逃げていく群衆を見守った。

 魔王城
 魔族領の廃墟都市から転移魔法を使い、魔王城にやってきたウィズ。
 流石に城内には転移を許されず、ドラゴンの指揮官を伴い、城外から正式な手続きを踏んで入場していた頃には魔王と天使の戦いは終了していた。
「私もこんな奥まで入るのは初めてです。貴方のような高官がいなければ、ここまで入るのは許されませんでした」
「私もドラゴンの護衛無しで普通の女が来ても誰も信じてくれませんよ。バニルみたいな仮面だけか、デュラハンみたいに首が取れるといいんですけど、私が幻術を解いてしまうと骨と皮になって、もっと信用されなくなって軽く戦闘でした」
 アポイントなしに入れるような場所ではなく、許可の書状でも無いと入れないが、天使は全部の結界や迷路を破壊して入った。
「魔族幹部のウィズ様である、緊急に魔王様への面会を求めたい」
「こちらも緊急事態だ、たとえ幹部であってもこれ以上の入城には書状が必要だ、ご理解頂きたい」
「それを超える緊急事態なのだっ、格式張っている場合か?」
「魔王様は引退を表明なされた…… 前魔王様には私の権限でも面会を許可できる」
 ウィズは全てが終わっていて、天使の長い手がここまで伸びて、魔王ですら対抗できなかったのを知って落胆した。
「前魔王はまだ生きているのですね? できれば面会を」
 新妹魔王?の名は聞かないでも分かったので、アクアを家に帰して同行させない道を選んだのは間違いだったと後悔した。

 別室
 恋人たちの目の前で輪姦されてしまい、一巡して気が付いてからもシーツで体を隠し、乙女の顔で泣き続けたカズマ。
「ヨツンヴァインなれよ」
 カズマをヨツンヴァイ?にして上半身も伏せさせ、後ろにイチモツを出させて自分の股間で咥え込み、ケツにデッカイのをぶち込んでのけ反り、挿入しながら挿入させる感触も味わう天使。
「おほお~~~っ、これがカズマ様の(ケツ)の感触、すぐイッちまいそうだ~~っ」
 アへ顔をしたセラフ5、めぐみんと同じ顔をした天使が、バンバン腰を使って敬愛する人物?のケツを堪能する。
「見ないでっ、見ないでえええええっ! ああああああっ!」
 カズマが掘られていても全く助けようとせず、目をキラキラさせて見ているダクネス、めぐみん、アクア。
 ロリ女王様もサッキュバス親衛隊もキャーキャー言いながら男同士?の交接を観覧して、カズマがケツアクメする回数を数えていた。ドライオーガズムなので何回でもイける。
「ひいいっっ、今イったからダメッ、もう許して、許してえ~~~」
「まだ二巡目だからな、まだまだタップリ流し込んでやるぞ、フエッへっへっへっ」
 前立腺調教も済まされ、四人分の天使の卵子と精液を1リットル以上腹に流し込まれ、腸が膨らんでパンパンになっても排出はさせて貰えない系の汁と卵なので、体の中で受精までされて、あちこちで着床も始められ、まるでエイリアンのように体の中に寄生された。
「うわあ、カズマが妊娠してます」
「うむ、恋人が男?にネトラレするのも素晴らしい、ハァハァ」
「カズマ、産まれるの? また産まれちゃうの? その時は「産まれる~~~っ!!」って大きな声で言って」
 三人とも結構腐っていて、平井堅が槇原(マッキー)とセブ島で結婚式を挙げたとか、平井堅が松村雄基と別れた氷川きよしとハワイで結婚式を挙げたとか、平井堅がガチホモバリ受けの女方?で「鍵穴」なんて曲まで作っていて「左曲がりの君が、僕の鍵穴に合うと良いな」みたいなアンサーソング歌っているのを知って目をキラキラさせる叔母さんみたいな表情で、カズマが平井堅みたいに高音でオウオウオ~~と歌うのを眺めていた。
「あああっ、もう溜まんねえ、全部中で出しますぜ、カズマ様、おううっ、ぐおおおおっ、ぬふううううっ!」
「ひいいいっ、また中で出されてルううっ、カヒューーン、とどめだけは刺さないでっ!」
「孕めっ、孕めっ! ワシの子を孕めええええっ!!」
「うぐううっ」
 目を白黒させて、ありったけの精子?か卵子をカズマの(ケツ)にぶち撒けて、受精着床を即す様にグリグリ捏ね回して、一番奥の感触を楽しんだ天使。
「おほおおおお~~~~っ、カズマ様の精子も来てる~~っ、絶対孕む~~~~っ」
 反り返っていた天使は、繋がったまま後ろに倒れ込んで、めぐみんの顔でアヘ顔を晒して気持ちよさそうに痙攣してイった。
「ああ、私がカズマのお尻犯して、妊娠させたみたいで興奮します」
 自分と同じ顔をしたセラフ5が、カズマにマウンティングしてバックからパンパン言わせて犯しまくり、思う様射精?して卵を産み付け、妊娠させた光景に興奮しためぐみん。
「は~~。カズマさんのお尻は私だけのだと思ってたのに、女の子の天使に犯されてあんなに悦んじゃってる」
 新人サッキュバスちゃんも、一日に数回ヤって立たなくなったカズマの前立腺を調教して無理矢理ボッキ上げさせた甲斐があったと喜んでいた。
「さあ、また私の番だ」
 ダクネスと同じ顔をした屈強な天使に持ち上げられ、今度は横からブチ込まれてかき混ぜられる羽目になった。
「おほおお~~~っ」
「おいおい、お前らだけでイイことしてんじゃねえよ、フエッへっへっへっ」
 残りの天使も到着してしまい、残り八人にも輪姦されてしまうカズマさん。
 12人の天使が揃い、カズマのアガペー?が欲しいと発情して、両性具有の立派な品物をへそまで反り返らせてギンギンにしていた。

 前魔王の寝室
 案内されたウィズが面会に入ると、もう再起不能になってしまったオッサンがいて、別人のようにやつれていたが、ベッドで毛布に包まってグスグス泣いて震えている前魔王と確認できた。
「貴方までこんなにされたなんて、怖がらないで、ウィズよ、あなたの友達よ」
「う、うん、ひいっ、ふぇぇ」
 フラッシュバックで恐怖の体験を繰り返し思い出してしまい、冷凍圧縮されたまま一瞬で地面を突き抜けて宇宙に放り出され、エシディシさんより酷い目に合わされた魔王きゅんに、ウィズは優しく語りかけた。
「もう怖くないからね、私がカズマさんにお願いしてあげますから」
「ひいいっ、カズマ怖い、天使怖いょぅ、ふぇぇ」
 幼児退行までしてしまい、泣いているオッサンを優しく抱いてパイ間でパフパフしてやる。
「天使の計画では、カズマ殿が魔王を討伐して、勇者として世界の王となるはずだったようだが、叔父上が天使に倒された後、カズマ殿が「生きている人は殺せない、助けてやって欲しい」と言ってくれたので救われた」
 その言葉を聞いて、カズマらしいとは思ったが、付き添っていたドラゴンの少女を見たウィズは、数年前魔族領を出る前、小さい頃に遊んでやったお姫様だと気付いて驚いた。
「貴方は? ジュセフィーヌの娘さん?」
「はい、そうです。貴方が父や叔父と同じパーティー仲間だったウィズ様ですね」
「まあ、こんなに大きくなって、時間がたつのは早い物ね」
 ウィズは、少女からカズマがサッキュバスの呪いを解いた伝承の救世主で、魔族全員の呪いも解けるマスターキーのような存在「本当の人間」と聞いた。
 少女もカズマと結ばれて呪いを解かれ、その時「通報義務」が発生して月に通信して2日ほどで天使12人が到着した事態も聞き、転生者がこの世界に転生する時、女神と恋に落ちて手を携えてこの世界に下生し、共に生活する道を選んだ人物が「本当の人間」であり、今まで何度も破滅の道を選んで来た人類とは違う道を選ぶ人物だと説明された。
 その際、天使の目的は「人類を破滅させるような恐ろしい発明を防いで、この金星や他の星に作った箱庭の中で、永遠に揺りかごに揺られて安全に暮らす」のを目指しているのだと聞かされて泣いた。

「まさか、あの天使達は、人間や亜人が破滅しないように、発明した人や、それを見た人ごと街を潰してきたなんて」
 そこで凄まじい魔力や防御力を感じ、凍り付いたウィズに天使の一人が話しかけた。
「お前はリッチーか? それは裏コードのような物で、虐げられたものだけが、誰かを救う時にだけ、自らの命を代償として行使できる力。また我ら天使に歯向かいに来たか?」
「貴方が、上級天使……」
 アイリス姫と同じ顔をしたょぅじょ天使は、順番待ちなのかカズマの輪姦に参加せず、リッチーの気配に気づいてやって来た。
 ドラゴンの少女と同じで「消えろ」と言えば川の中にでも、宇宙の彼方にでも放り出せるので、敵対できる相手とは思っていなかったが、話し合える知能や知性を持っているとは感じていた。
「その通り。私たちは月や火星に残っていた人類に作られたロボットだ。数万年経ってここまでの力を持ち、恒星間航行まで可能になり、惑星を移動させ作り直したが、それは全て人類の延命の為、脆弱な人間とは、宇宙空間の無重力や真空の世界では生きられないのだ」
 飛行機や蒸気機関、それらはほんの数十年から百年で、ロケットと核兵器に代わり、イントレランスな人類なら相互確証破壊で死滅する。
 もう少し長持ちしても、宇宙に出た時点で人類としては生活できず、無重力空間では脊髄が生成されず、重力方向が分からずに死産になる。六分の一の重力では、身長が3メートルを超えるような化け物にしかならず、骨も肉も正常に発育せず、成長痛で地獄の苦しみを味わい、永遠に地球への帰還は出来ない。
 大御所が作ったFREEDOMとかターンAはファンタジーであってSFではない。月星人が地球に降りた瞬間に1Gの重力で潰れて足も肋骨も背骨もへし折れ、心臓も血液の循環すらできずに死ぬ。
「私達は普通の日常を送って、つつましく生きていただけなのにっ、不便な暮らしを少しでも便利にしたかっただけなのにっ」
 そうなじっても、天使の言い分の方が真っ当で、何度も何度も破滅を見てきた天使が、新しい発見を決して許さない意味を知ったが、そう言わなければ今までに失われた命が納得してくれなかった。
「それを補うために「魔法」というインフラを準備したのだ。誰でも便利に使えて眠れば補充される魔力、それがあれば生きていける」
「どうしてっ、どうして子供まで殺したのっ! あの城塞も小さな子まで全部っ!」
 もう取り乱して、先日見た城塞が全滅して、子供も何もかも、全てが消されたのをなじり続けたウィズ。
「命とは循環するものだ、死んだ者も地面にしみ込んだ雨粒が流れる川に合流し、やがて海に辿り着き、また雨として降るように、また生れ落ちて来る。現在の人類の数を教えてやろう、且つて地球で最大人口を数えた時の数千倍、各星系すべてを合わせると一千兆人存在する。それだけの人数がここと同じ中世世界や古代世界で安寧に暮らしている。それを乱す行為は許されない」
 億を超え、ウィズが知りえる桁を超えて存在すると言われた人類。
「我らの計画達成には魂の数が少なすぎるのだ、失敗作はすぐに廃棄、多数の異世界からは有り余る魂を提供してもらっているがそれでも足りない、すぐに転生して生まれて貰う必要がある。動植物は魂の必要がない自動機械で補っているほどだ」
 もうウィズもドラゴン少女も口を開けてしまい、白目をむいて驚いていた。

 
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