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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)

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61悪い知らせ


「カズマ様、お早うございます、今日は悪い知らせと悪い知らせと悪い知らせがあります、どの悪い知らせから聞きたいですか?」
「あの… こういうのって普通、良い知らせと悪い知らせで、どっちから聞くか選ぶんじゃないの?」
 早朝から三つも悪い知らせがあると言われ、輪姦のダメージからも立ち直っていなかったのに、さらに精神的ダメージを食らったカズマ。
「良い知らせですか? そうですねえ? 金星の裏側のサッキュバスも、全員カズマ様の精子「解呪の霊薬」が行き渡り、全員角と尻尾が取れて人間状態になれました。一度開放命令が出て人間化して自由な存在になっていたので、大して良い話ではありませんが、今後全員に種付けしてやる手間が省けますし、カズマ様の子が沢山生まれます、おめでとうございます」
 その話を聞いて、親衛隊の銀髪の方の族長補佐が、物凄い顔で驚いて、顎が外れて「メダマドコー」のAAになって目が飛び出し、カズマが顔を洗えるように洗面器を持って来たのに、お湯が入ったまま床に落とし、高価な貴重品でもある、黄銅を叩き出して作った洗面器をガランガラン言わせていた。
「サ…… サッキュバスが全員人間に……」
 新人サッキュバスちゃん他、親衛隊のメンバーも大体同じ状況になり、朝食の台をベッドに置こうとして、体ごと脱力して膝を着いて転倒一名、数人が食事が入った食器を力なく落とし、全部床にブチ撒けて震える者達が出た。

「エクスプロージョン!」
 次はどんな状況になるか大体分かったが、隣の部屋ではめぐみんがエクスプロージョンをぶっ放して、めぐみん専用カズマと、直接手は出せない先輩たち諸共処刑していたので、この場にそれ以上の恐怖や苦痛があるとは思えなかった。
「あああああああっ! うわあああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
 族長補佐が掴みかかって来て、また刺されるんじゃないかと思うぐらい怖い顔で、泣きながら抱き付かれた。
「人間っ、人間にっ! 私達もう呪われて無いっ、あああっ、お母様っ、ついにやりましたっ! ああああああああああああああっ!」
 もの凄い勢いで泣き崩れて泣き叫んで抱き付いて、カズマの胸で号泣する族長補佐。
 特に族長から命じられ、一生を掛けてカズマと共に星中を巡り、全サッキュバスを開放して人間にして呪いと性病から開放するよう言い渡されていて、それこそが自らの使命で運命で歴史の証人、全人生を掛けてでも成し遂げるライフワークだと考えていた族長補佐の感激は凄かった。

 大きい巣の族長とは、簡単な受け答えでも的はずれな答えを言って、アホの子として大して期待されていなかった新人サッキュバスちゃんも、小さな群れで巣の族長、長老のおばあさんとの約束を果たせて泣いていた。
「みんな男の子も産めるんですね」
 全サッキュバスを導く「運命の王子」を産むのは自分ではないと思っていたが、それでも男の子を産んで育て、人間として暮らして行ける。
 農作業は今まで以上にやらないといけないが、男から精を吸って生きる化け物では無く、どの街でも追い払われ、農村でも女達の手でサッキュバス狩りまで行われる魔物でもなく、アークプリーストがいれば巣ごと特権命令で削除(ディスペル)させる可能性まであった脆い妖怪でもなく、人間の「隣人」として生きて行ける輝かしい未来が見えた。

 ただ、今回の被害者としては、アツアツのスープを全裸のまま顔にもぶっ掛けられたふにふらさん、ベッドに乗せる小さい机を頭に落とされたあるえさん、果物の皮を剥く刃物が右目のすぐ隣の壁に突き刺さったどどんこさん、などなどの被害があり、ゆんゆんもベッドから蹴り落とされて裸のまま床で転がっていた。
 グチャグチャになった床を掃除する者もいなかったので、セラフ5がモップで掃除を始めたり、めぐみんのクラスメイトも後輩たちも、腹の中の精子と受精卵を回収してもらって、腹が凹んだ紅魔族も床の掃除をさせられ、自分たちのメス汁でグッチュグチュにしたシーツとかも交換させられた。

「グスッ、うっ、うえっ、ひっ、くううっ、ふぇぇ」
 カズマの膝の上で丸まって、今までの気丈な感じも全部捨てて「ふぇぇ」泣きまでして、子供のように甘えて泣いている族長補佐。
「エクスプロージョン!」
 人生の目的を達成して満足しているようだったが、天使との会話も中断され、ゆんゆんとも話し合えず、隣の部屋では惨劇か喜劇が続いていたので、セラフ5と赤のアクアが見に行って暴力で仲裁した。
 最近では建物の中でもカズマ相手に本気でエクスプロージョンして、襲いかかって首絞めと本気噛みするので、ジャージの防御力だけではなく全裸でも防御スクリーンが働くようにされて、下級天使並みに魔法無効、刃物無効、どっかのワルプルギスの夜さんぐらいの物理攻撃無効の防御魔法がカズマに掛けられていた。
 天使側の科学力を使った魔法?なので、魔法で無効化する手段は無い。

「お前達、何故今頃喜ぶ? 前に特権命令で全員を外に出させて空か星を見に行かせて、その時に皆登録済みになって開放されただろうが? あれで全員人間状態なのだぞ?」
「え? その、角と尻尾は残ってましたし、やはり女として愛されて、全身でカズマ様の愛を浴びて、その上で人間に成れたのと、(アンテナ)に命令(開放データ信号)が来て開放されたのとでは、全然実感が違います」
 たっぷりディープキスした後に全身舌で舐め回されて、ケツの穴であろうが足の指の間の水虫がある所まで舐められ、体臭とか髪の香りとか脇汗とか股間の匂いまでクンカクンカされながら肌の隅々まで舐められ頬ずりされ、何回も「そんな所汚い、だめです」と言っても「君に汚い所なんか無いよ」と言ってもらって泣き、顔と胸の谷間と全身に精子浴びせられて髪の毛にまでぶっ掛けられ、口にも咥えさせられて舐めさせられてバキュームフェラとディープスロートさせられ、歯も歯茎も上顎も舌の上下も喉チ*コまで犯され、声帯と気管と食道と胃袋と肺の処女も奪われてから、リッター単位で精子ゴックゴック飲まされて、その間にシックスナインで処女膜撤去されて破瓜の血やバルトリン氏腺液メス汁本気汁経血汁子宮汁卵巣汁、尿まで吸い出されゴックゴック飲み干され、何なら処女のままケツの穴まで汚され腸の中にまで大量射精されて一週間は白いウ*コが出るぐらいに犯されて、膣からもブチ込まれて子宮にも卵巣にもガンガン中出しされて、何度も何度でもピンポン言わされ「腹ん中がパンパンだぜ」にされ、卵巣の中身全部一つ残らず受精させられ、両手恋人繋ぎのまま愛を語って将来の約束までして、上に乗っけられて背中と尻を一晩中撫でられながら、今生だけでなく二世を誓い合い抱き合って眠るのと、どっかの人工衛星から信号が来てデムパ受信して「キターーーー!」とか言って、スコーンと所有権設定と開放されるのとでは実感が違うのを、オブラートにくるんで言った族長補佐。
 親衛隊以外のサッキュバスは、リッター単位では精子ゴックゴック飲めなかったが、BBAも赤ちゃんも全員解呪の霊薬を膣から希釈無しで流し込まれてピンポン鳴って、エロい人は口からも飲んで精を吸収し、マン足してピンポン鳴りまくって受精するまで溜め込むのも許されていた。

「ふむ、違いがわからん。それで悪い知らせですが?」
(来た)
 天使が悪い知らせというので、余程の出来事だと心して待った。
「まず、カズマ様のお子様でもある、触手の魔物の子がメスを探して逃げ出しました。発情期に入って卵を産みに行って、種付けもして回るつもりのようです」
「ええっ、私の赤ちゃんがっ!」
 急に母の顔になって、我が子の心配を始めるカズマ。
「ご安心下さい、もう一人前です。最初の被害者は逃がそうとしたダークエルフの姫です。今後も何十人か孕ませて、自分の子を産ませれば、満足して帰ってくるでしょう」
 夜どころか日中のダークエルフ市街地を襲い、誰でも穴があれば男女関係なく卵を産み付け、自分を複製する触手の魔物。
 相手が女なら、カズマと同じ精子を出して中出し孕ませ。それも体中の穴を全部汚され催淫作用がある精子を飲まされるので、どんな女でも即落ちして「んほおおおおおおおっ!」と歌わされる。
「ある意味、カズマ様の孫を作って産ませるので、触手の魔物は駆除しません。若い女はカズマ様の精子で子を産ませるので「生き残れる女が増える」ぐらいに考えられる方が良いと思います」
「ハア」
 市民が人前でレイプされて中出しされ、前後の穴から出産させられると想像して釈然としなかったが、まあ生き残れる女が増えると聞いて無理に納得した。
 犯人はまたダークエルフの姫で、鍵を開けた瞬間自分が犠牲になって、処刑台で受けるはずだった陵辱を一身に受け、5匹の魔物に輪姦されて身体の穴全部、普通の穴以外に尿道や耳の穴まで強姦され即イキ。
 パイ間も脇の下も膝の裏も肘の内側も素股も手も足も目の中も全部使われて、ケツに卵を産み付けられて「うっ、産まれる~~~~っ!」と叫ばされて、5匹かける5匹で順番に25匹ぐらいケツ穴から触手の魔物を出産。
 カラカラになった所を次の魔物から口と腸にリッター単位で精子を飲まされて栄養素補充、腹の中に残った卵子も5匹の魔物に代わる代わる突っ込まれて精子ブッ掛けられ、全部受精卵に変更させられてから、翌朝タヒ体になって白目剥いて痙攣して、精子の海の中で褐色の肌を真っ白でベトベトにされて、全身の毛穴まで犯し尽くされ、子供産みすぎてパッツンパッツンだった乳と腹とケツと太ももが干乾びてガリガリに痩せている所を発見されたらしい。

「二つ目ですが、紅魔族の遺伝子を解析して片親を探した所、魔族やドラゴンでも無く、魔獣とか妖魔と呼ばれる種類で、それも個体名があるぐらいの、レベル4妖魔と人間型の亜人の結合体が紅魔族の正体、遺伝的な親でした」
「ヘ?」
 そんな凄まじい妖魔は見ていなかった、と言うか見れば確実に死ぬので、そんな存在は知らなかったカズマ。
「これがそいつの想像図で、遺伝情報から復元しました」
 見た目が巨大な黒いナメクジか昆虫みたいで、目だけ赤く光ってる化け物(仮称、伝承に残っていたプレアデスさん)。
 比較対象に画面に出ているセラフ5本体よりデカくて、到底人類に倒せるような相手ではなく、魔族やドラゴンの天敵として設定。
 そいつの一部分か精子でも、冒険者か勇者パーティーがモンハンかFFみたいに持ち帰って、馬鳥と魔獣を組み合わせてポ ーナスポ イスでルイカ教漢フォントで中国繁体字で合成。
 総統閣下でも思わず激怒して「オッパイプルンプル~ン!」と叫ぶぐらいの酷さで、丸投げした中国人の会社制作かと思えば、正確な中国語でもないので笑われ、結局完成させられなかった朝鮮子会社制作だとバレて笑いもの。

 その遺伝情報から合成して、ガストレア化に成功して製造されたと思われる紅魔族。
 カズマも「それどんなブラックブレッド?」と思ったが、右手のバラニウム金属を弾丸にしてレールガンで発射するとか、多大な犠牲を払って妖魔を退治しても、翌朝ガストレア化を始めたょぅじょを射殺したり、木更さんは人工透析受けないと生きていけないキズモノヒロインで復讐の鬼、聖天子様は負け色の青キャラ、貧困設定のクソガキが何故か「(わらわ)」とか言う高貴設定だったり、街中で歌っていたょぅじょの赤い眼球が穢れていると言って、母親が溶けた鉛を流し込んで焼いていたり、青空学級で学んでいた紅魔族が、汚染された赤い目をした子供を消したいテロリストに爆破されて神父さんと一緒に全滅、血まみれでKEEPOUTのテープが張り巡らされた現場を見たり、警察で遺体確認させられたりして、その上で命がけで腐った人類を救って来るよう依頼されてしまう主人公の気分にさせられたカズマ。
「やはり紅魔族は、めぐみん、ゆんゆん含めて全員絶滅させましょう。私の腹の中の子はガストレア部分を抜きますので大丈夫ですが、こいつらは分離不可能です」
 よほど魔族に対抗する魔術師が欠乏していたのか、結構な緊急手段でアークウィザードを量産した亡国の技術者。
 当然人間扱いはされず、魔獣や動物のように飼われ、人間が食べ残した残飯で動いて運搬も楽な自走兵器で、一発撃てば使い捨てできる撃ちっぱなし兵器として量産されたようだが、そいつらが決起して滅ぼされるとは思わなかったらしい。
「それだけは勘弁してください」
 膝上から族長補佐を撤去し、ベッドの上で手を着いて土下座体制に入るカズマ。もう日常の手慣れた行動なので、一挙手一投足が流れるように決まっていた。
 紅魔族の中から既に恋人が二人もいて、気が合う人物がいればさらに増える。義理の母親と父親もいて、封建制度もなく合議制で、族長がまとめていた民族なので、亜人の人類より優秀である。
 アジア人や日本人が元なのか、反乱する遺伝子も少なく過労死するまで働き、天使が気にする「ヒャッハァーーーーー!」の遺伝子も無く、世界中で革命が起こって王族貴族地主皆殺しなのに、その伝染病?にも感染せず、天使が滅亡のラッパを吹いてやって来ても、攻撃魔法すら使わずに、大きいアトラクションかサーカス団でも来たみたいに、子供達が喜んで迎えた種族。
 どちらかと言うと亜人と魔族をすべて滅亡させて、紅魔族とサッキュバスとエルフだけでやり直したほうが平和になる。
「またアガペーですか? そうおっしゃると思いました。まあサッキュバスに登録しておけば、2,3世代で赤目とガストレアの遺伝は消せるでしょうから、今回は不問とします」
(良かった~~)
 一晩中ヤリまくった女の子達が、翌朝全員虐殺されて、一族郎党肉の塊にされたり塩の柱にされないで良かったと思うカズマ。
 しかし建物の表では、既に何十人か石にされて、それでも引き下がらないキ*ガ*は塩の柱になっていた。

「では三つ目ですが、現在金星には月が接近しています。私達の上位意識、仮称として「神々」と呼ばれる人工知能達が、計画通り月を接近させ、本当の人間とその家族を回収した後、金星全土を潮汐力の洪水で洗い流し、現在革命と戦争で狂っている人類を絶滅させるのに決めたようです」
 自分たちがその現場を見て監視して、仲間殺しに狂って蠱毒の壺の中の虫になり始めた人類を観察し「もうムリポ」と信号を返して、残らず下水に流し、選ばれた聖人と心が清い人物、カズマとカズマの女、子供だけを回収して、インフラは聖人達にでも作らせることにした天使達。
 穢れた老人たちを排除しても、アドレナリン、ノルアドレナリン対応の毒を撒いても、男全員去勢してテストステロンが出ないようにしても、恨みだけは忘れずに怒り狂ったまま革命と戦争を止めようとせず、民主政治でも共産政権でも内部のイデオロギーとか方針の違いで争い、内戦に発達させた愚かな人類。
 天使も、それで直らなかった人類を諦めた本人なのに、他人事のように言った。
「「「「「「「「「「「エエエエーーーーーーッ!」」」」」」」」」」
 昨日の内に任地に帰って反乱鎮圧に向かったロリ女王様数人とドラゴンの少女、隣の部屋でタヒんでいるめぐみん以外の全員が「メダマドコー」のAAになり、目玉が飛び出して爆発した。
「アノ、ソレハチュウシトカ、デキナインデスカ?」
 アヘ顔ダブルピースしながら、カタカナ言葉になって天使に聞いてみたカズマ。答えは聞かないでも分かっていたが、聞かずには居られなかった。
「無理です、神々の決定ですので」
 ニッコリ笑って「私達いい仕事したでしょう?」とでも言いたげな、満面の良い笑顔で笑われてしまった。
「うそ~~~~~~~~ん」
 洪水波浪警報は二週間後ぐらいにやって来る。天使の仕事なので、詰みとチェックメイトと死刑を覚悟したカズマだった。
 
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