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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)

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64分離独立して王を名乗ったものは全員処刑


「爆破ぁ、うふふふふふふふ」
 めぐみんがまだ破壊していなかった王宮が、今朝から数箇所爆裂された。
 魔法禁止の城塞内、それも最重要区画なので魔法が通じなくされている王宮を、平然と爆破した人物。
 自分の任地を転移魔法で巡っているロリ女王様が、反乱軍革命司令部から離反して、政敵を殺害して勝手に「王」「皇帝」を名乗ったマヌケを処刑していた。
 激細で黒髪、前髪パッツンでチッパイの、決してこの世に放ってはいけなかった悪魔は、天使のチートアイテムで魔力無限、防御力無限、不老不死の処置をされていたので、寝言を言えば奇跡を起こせる魔物に変化させられていた。
 いわゆる「天使の使用人」であるが、他にもそんな化け物が9人もいて、革命司令部に逆らった活動家を処刑して回っていた。
 爆裂魔法も、一個師団一瞬で全滅させられる雷撃も、王国ごと更地にできる水害も起こせたが、魔法を習ったことがなかったので、エクスプロージョンの名前も呪文も知らないのにも関わらず、双方の決戦的存在である、女神、魔族幹部と同等以上の能力が与えられていた。
 能力や立場を失わされた、魔王やドラゴン王は、その立場を娘に譲って退位させられ、「決戦的存在」はドラゴンの少女と魔王の娘に渡ったが、どちらも争う心を失い、天使と話し合い、愛し合っている?最中である。

 ただ、その場所はベルゼルグ王国で、魔族側が降伏調印する相手は王族である必要があって「ベルゼルグ領域反乱軍革命指導者」が仮の王に指名されて仮に戴冠させられていて、反対者は魔族が暗殺。
 戴冠式典にいた魔族指揮官、文官、官僚、まとめて問答無用で爆裂された。
 同じ場所に居ないように調整されていた軍人の副官は吹き飛ばされずに済んだが、もう正当ベルゼルグ王家も存在しないので、下らない政治的やり取りを拒否した。
「あら~、王国民全部殺しちゃうのかしら~?」
「なっ、何者だっ?」
「みんな消し炭になっちゃえ~ あははははは」
 一億ボルトの雷撃を受け、軍人の副官も幕僚も補佐官も護衛兵士も、全員消し炭になった。
 残った佐官も以後このような暗殺から逃れるために指揮官職を拒否し、先任佐官を探して探して、暗殺を恐れず拒否しなかった人物は、竜騎士隊の指揮官、ラ王さんだけになった。

「お早うございます、天使様」
 王宮爆破、魔族軍司令部全員殺傷の犯行を人目につく場所で行っても、無傷で抜け出し、返り血すら浴びずに、徒歩でアイリス達が匿われているカズマの家に入ったロリ女王様。
 服装はいつものように、グレーの素材の制服に鉄十字の黒い腕章をして、太ももの辺りが膨らんだズボンと膝上ブーツ「世界を征服できるような制服と帽子」を着込んでいたので、田舎の紅魔族の連中でも知っている革命軍の象徴である。
 これも天使がプリントアウトしたカズマのジャージと同じ品で、アーマークラス-10、シャーマン戦車を着込んでいるぐらいの防御力があった。
「おお、お前か、今日は派手にやったな」
 天使の分体である銀のアクアが出迎え、遠巻きに見て震えていた残りの追手を眼力で追い払ったが、歩いて来た道のりには魔族軍の死体が山の様に転がって、文字通り屍山血河を作って楽しんでいた。
「はい、最近は王様に成りたがる馬鹿が沢山いて困ってるんです~。真面目に勤務すれば実質王様で、やりたい放題なはずなんですけど、殿方はどうしても名前が欲しいようですね? 何か別の名前でもくれてやりましょうか?」
 天使の使用人は亜人の殺人に大して何の罪悪感を持たされなかった。後で正気に戻されても自殺しない程度には記憶改変される。
「お前達が直接手を下さなくても、放っておけば良い、制裁を恐れて兵力を溜め込んだ所に魔獣と妖魔で侵攻して、原隊に復帰しないなら全員血祭りにあげてやれば良い」
「まあ、そっちの方が楽しそ~う」
「それにしても、この国の指導者と言えば、牢獄で何年も拷問を受けても転向しなかった筋金入りの自由主義者で政治犯では無いか、一体何で転ばされたのだ?」
「ええ、魔族軍情報部所属の「目が赤い作り物みたいな美女」を貰って裏取引して、魔族軍を後ろ盾に独立するつもりだったようです」
 革命指導者全員の脳に忍び込ませた虫から、細かい情報まで受信していた女王様。
 小学校にすら通わず、読み書きもできなかった低能が、才能を見込まれて天使の知識を刷り込まれ、禁書である民主主義から共産主義、資本論やケインズ的なインフラ投資、銀行業務、先物の知識まで与えられていた。
「そうか、カズマ様以外の男は全員去勢してやったから無駄だったな」
「はい、一緒に爆破して、あの世に送ってやりました。来世で添い遂げられると良いですね、うふふふふふ」
「ははははは」
 天使と、天使の使用人の会話のはずだったが、どう聞いても悪魔同士の会話だった。

「あの、コレなんですかぁ? ナメクジみたい、汚~い」
 出入り口付近には、ラ王に股間の三穴の秘孔?を突かれてイキまくり、体中の水分を全部メス汁にして排出し、タヒんでいる金のアクアが転がっていた。
 ロリ女王様の通り道には屍山血河があって、本当に血の川が流れていたが、別の経路にはナメクジが這った跡みたいに、メス汁の臭い道が光っていた。
「うむ、コントロールメタルから復活した女神のようだな。機械部品やフレームまで再生する能力がないから、普通の人間と大して変わらん、消えろ」
 金のアクアの残骸は、ナメクジ駆除用の塩の柱になったが、消去禁止のコントロールチップは、また残って再生を始めていた。

 紅魔族
「エクスプロージョン!」
 少し戻って、めぐみん専用カズマが紅魔族の嫁入り前の先輩たち全員に連れ込まれ、一晩中輪姦された部屋では、めぐみんがエクスプロージョンをぶっ放してカズマを処刑していた。
「ぎゃああああああっ!」
 浮気に怒ったというより、先輩後輩同学年の生徒に夫を穢され、メンツを潰されたので怒り、ちょっとグーパンとか蹴りは入れられない先輩にも、カズマ諸共処刑するならオッケーな感じで、部屋ごと爆裂していた。
「待て、めぐみん、話し合おう」
「またアガペーですか? ここまで浮気しまくって、それも紅魔族の嫁入り前の若い女全員、よくも私の顔見知り全員と浮気してくれましたねっ?」
 大体事情は覚えていて、酔った自分がダクネスと決闘しようとしたのを紅のアクアに暴力で仲裁されて気を失い、発情させられた先輩方が、少しだけ抵抗したカズマを部屋に連れ込んで、次から次へと上に乗ってメス汁を飲ませ、竿の上にも乗って紅魔族の女から輪姦したのは分かっていたが、顔も名前も知らない相手に全員種付け孕ませ、サッキュバス相手の時並に射精しまくって、腹の中の卵子を全部受精させたのを怒っているらしい。
 ちなみにエクスプロージョンの破壊力で建物ごと吹っ飛ばず、自爆もせず会話までできているのは、カズマに掛けられた防御魔法?で、爆裂のエネルギーが遮蔽されて、そのまま上空か特異点に放り込まれたり、下級天使並みに魔法自体が寝言になって爆発が生じなかったりするためである。

「あ、熱い」
 そけっと以下年長の紅魔族達も、めぐみんの爆裂魔法の熱気で目を覚ました。
 里の中では爆裂禁止で、魔法防御もされているが、喧嘩にファイヤボール程度では無く、屋内で爆裂魔法を使用する「頭のおかしい爆裂娘」を見て全員顔を青くした。
「待て、めぐみん、私達が悪かった、だから屋内で爆裂するのだけは止めてくれ」
「は? 何寝言いってるんです? 人の夫、一晩中輪姦しておいて、その腹は何です? どう見ても2リッターぐらい射精させて「腹ん中がパンパンだぜ」にしてもらって、卵巣の中身トコロテンみたいに押し出されて、腹腔の中で全部受精卵と赤ちゃんに変えてもらって満足した顔ですよねえ?」
 自分も身に覚えがあるのか、卵巣の中身を精液と一緒にビュービュー排卵しまくって、気持ちよすぎて脳みそが取れて転がってダンシングフラワーみたいに踊り、白目剥いて何度気絶しても、ドーブツのメスが泣く声がうるさくて目をさますと、それは自分の喘ぎ声で、脳がぶっ壊れてもまだ小脳が生きていて、腰だけ勝手に振りまくって粘膜こすり合わせてオウオウ喘ぎまくって、腹の中にある水分は全部射精して失禁して、涙とヨダレと鼻水と、耳血と脳汁と鼻血と潰れた脳まで出してタヒのダンスを踊って、卵巣の中身がゼロになってマン足して気絶したのを思い出したのか、コピーカズマも貰っていた「単分子カッター」を手にとって抜いた。
「マテ、ハナセバワカル!」
「うるさい」
 先輩方にグーパンや蹴りは失礼でも、単分子カッターで真っ二つにするのは失礼じゃないと思えたのか、大上段に構えて正中線から左右に割って「人体の不思議展」にしてやろうとしためぐみん。
 ちなみに単分子カッターは、柄や鞘までナノフラーレンで編まれたカーボン製で、片手持ちのナイフ以下の重量なのでアークウィザードでも装備できる珍しい剣であった。
 刃先の単分子部分が超振動して、さらに切れ味を増し、貧乏なめぐみんにも優しかったパイセンを両断しようとした。

「昇龍拳!」
 赤のアクアが放った女神ブローの変速技で削られ、めくられ、10コンボぐらい食らってから竜巻旋風脚と波動拳も貰って、ライン逃げしたのに当て身とスターゲイザーも食らって、見よう見まね覇王翔吼拳を使わざるを得ない状態で怒りゲージ満タンのままK.Oされた。
「ああ~~~~~っ!」
 アニメ版スト2なら、ベガが4週に渡って「撃てぇ」「撃てぇ!」とか引っ張りまくってから打つ技なのだが、パワー系のモンクにコンボ技として使われて即タヒさせられた。
「あ、ありがとうございます」
 真っ二つにされそうだった先輩は、腹を押さえて中の子を心配しながら、ムッキムキの格闘家に礼を言った。
「うむ、身体を大事にせよ、もうその身一つではないのだから」
 赤いアクアは結構男前で、子供にも優しい格闘家だった?

 ゆんゆん部屋
 サッキュバス相手にだけは真面目な話をして、十個ぐらい注意を与えて伝承に残させたセラフ5。
「わ、私カズマさんをっFせRGHWRそGJWEGHFRHたHSRっ! 背中価Kラ挿してっえFHSRGHせR;ふWSPちあわWTっ! ぴぎゃあああああああっ!」
 昨日の行為で脳が壊れたのか、親衛隊みたいに悲劇のヒロインになりきって泣き叫んでいるのか、昨日の宴会場での朝食の席でも、ゆんゆんはぶっ壊れたままだった。
「あ、それもういいからね、刺されるのはよくある事だから気にしないで良いよ」
 相手がヤンデレ全開の、めぐみん、サッキュバス親衛隊、変態マゾのクルセイダーなので、その程度は日常茶飯事なのか全く気にしていないカズマ。
 それよりも「殺気が足りない」「本気で刺せ」「柄の先に手を当てて、体重入れて体ごと突っ込んで来る要領で」とか、嫉妬に狂った女の激重の愛情が欲しかったクズマ。
「え? 良いんですか?」
「うん、次は食べ物に無味無臭の毒を入れて「ア~ン」するとか、ゆんゆんが毒を含んだままキスしようとしたり、上からマウントして繋がったまま首絞めて、逃げられない状態から心中エクスプロージョンとか、もっと本気で来てね?」
 ダークエルフの姫とか、他の国の姫か身代わりのロリアサシンちゃんに、ベッドの上で何十回かサツガイされそうになってから大分上級者になったようで、めぐみんに痺れ薬を盛られた後で首を締められながら心中自爆デスマッチのエクスプロージョン、嫉妬に狂って浮気を責められて手持ちのナイフで滅多刺しされてからのエクスプロージョン、病んだサッキュバスちゃんから毒入りのキスをされて、毒入りの刃物で刺されて心中、と言ったバリエーションが無いと満足できない上級者。
 結構病んでいるゆんゆんも加え、クズマパーティーの一員になった。
「あの、あたしらは?」
 悪の大魔王のお眼鏡に叶った?のか、一晩ヤリまくって三巡ぐらいヤって、グッチュグチュになった方の顔を一応覚えてもらえ、素顔と名前は一致しなかったが、身体と口の中と膣内と肛門の感触は覚えてもらえたクラスメイト一同。
「あ、隣の俺がめぐみんと別れて、紅魔族の里に置いていかれるみたいだから共用で使って」
「エヘヘ」
 この世が終わって月がやって来て、全員下水に流されるのが決定していても、何故か嬉しそうな、ゆんゆんの同級生。カズマの女は生き残れる、ぐらいに思っているらしい。
 
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