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ハピレス星矢

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03

 ペガサス健太君のショタ流星拳により、鬼の角を折られた「さつきママ」は一行を送り出した。
 そしてヴァーチャルうづきちゃんと結ばれたチトセは、その全てを「きさらぎまま」ニ録画され、脳波、脈拍、血圧、写生量、全てを記録され、悪事に加担したママ達にもガン見されてしまった。

 三話
『うふっ、痛かったけど嬉しかったよ、でも他のみんなには内緒ねっ』
『おう、俺も初めてだったけど、うづきちゃんも初めてだったなんて、何か感激したよ、ありがとな…』
『うんっ、チトセクン大好きっ!』
 裸で抱き合ったまま、フェードアウトして行く映像。

「初めてって言ってるけど、今朝の事は覚えてないの?」
「はい… 今は全部夢の中の出来事になっています… それぞれが初めての女性で、大切な思い出になると思います…」
「きさらぎさん…」
 私心の無いきさらぎを見て、ちょっと感動するやよいママ。
「でも、「5人に増やした後」は、結婚した相手が初体験として記憶に残るようにしますので…」
「「…………」」
 明らかに法律違反のクロ-ン作成などの「怪しい計画」を実行済みで、すでに「公文書も勝手に書き換え君」を役所に侵入させ、戸籍すら偽造している相手を見て、嫌な汗を流す二人。

 2時間目… 体育から保健体育に急遽変更…
『チトセ君、どうして呼ばれたか分かってるかしら?』
『え…? さあ?』
 今回はヴァーチャルではなく、保健室風のセット内に座っているが、変なヘッドギアのせいで、チトセは保健室だと思っている。 そこで何故呼ばれたのか、思い当たる節が多すぎて困るチトセ。
(さつきママに乳殺しされた時、出しちまってソファーに変なシミが残ったからかな? やよいママに塩揉みされた時も出たから、風呂中アノ匂いで一杯になったし。 むつきママに起こされた時も、夜にヌイたまま丸出しで寝てて、朝立ちでギンギンだったから悲鳴上げられたし…)
『今朝、きさらぎさんを押し倒して、乱暴しちゃったそうね、きさらぎさんは訴えないつもりらしいけど、強姦は犯罪よっ!』
 回転椅子を回して、振り向いたやよいは、白衣の下に下着しかつけていなかった。
『はお~っ! どうして下着だけなんだよっ!』
『こんなのどうでもいわっ、どうしてあんな事したのっ、答えなさいっ!』
 言葉とは裏腹に、何故かブラも外して、もう尖っている桃色の乳首を晒すやよい。 風呂場であれだけ見せたにも関わらず、最初に襲ったのが自分では無かった事を怒っているらしい。
『違うっ、そうじゃないっ!』
『とぼけるつもり? 返答次第によっては、刀の錆になるわよ…』
 セリフ通りなら、いつもの日本刀を抜くはずが、何故かショーツを脱いで突き付け、「白衣とハイヒールだけ」になり、椅子に座っているチトセに跨ったやよい。 ヴァーチャルやよいと同調しているので羞恥心は無く、性欲最優先らしい。
『はおうあお~~っ!』
『さあっ、答えなさいっ(ハ~ト)』
 ぐっと顔を近付け、「マジでキスする5ミリ前」に来たやよい。 もちろん胸はムギュムギュと押し当てられ、拘束衣が無ければ熱く湿った場所がプチチトセ君と結合寸前だった。
『俺が押し倒したんじゃない…』
『嘘っ、昨日「わざと」きさらぎさんがバスタオルを落として、お尻とアソコを見せたのも、チトセ君がそのタオルを盗んでオナ*-したのも聞いたわ。 問題は今朝の事よ』
 額を合わせ、鼻と鼻を擦り合わせ、お互い見えているのは相手の目だけ、ここでチトセが前に動けば「状況開始」だった。
『あっ、あれ、やっぱりわざとだったんだなっ!』
『そうよ、私の時は見ないようにしてたくせに、きさらぎさんだったら、見せられただけで襲いに行くのね、許さないんだからっ』
 耳元で囁きながら、自分のサラサラの黒髪がチトセの顔に掛かるようにして、うづきやきさらぎには無い、大人の女の香りで誘惑するやよい。
『いや… 凄えもん見せられちまったから、我慢できなくなってよ… トイレで抜こうとしたら、天井から、きさらぎママが出て来て「オカズです」ってビニール袋のパックに入ったタオルを渡されて…』
『えっ? きさらぎさんが言ってたのと全然違うじゃないっ』
 きさらぎの記憶とは違うチトセの証言。 整合性の高いきさらぎの記憶でさえ、甘い愛の行為?の前では、全て「愛の記憶」で塗り替えられ、まるで羅生門のように、事実とは違うストーリーが展開されていた。
「おかしいですね… 私の記憶とは違いますが…」
 頭の周りにクエッションマークを浮かべ、首を捻るきさらぎママ。
『「レンジでチンしたので、ホカホカです… 使って下さい」って言って上に戻ったから…』
『バスタオルは盗まれたって言ってたのに、どう言う事?』
 目線をきさらぎ達がいる方向に向け、可愛い息子をレ*プ魔にしようとした相手を睨む
「そう言えば昨日、何かを暖めた記憶はありますが、実験だとばかり…」
『でも、それ使って5回も立て続けにオ*ニーして、きさらぎさんをオカズにして、想像の中で何回も犯したんでしょっ?』
『いや… きさらぎママに見られてると思って出来なかったら、また天井が開いて降りて来て「どうして何もしないんですか?」って聞かれて』
 恥ずかしい行動も、何故か全部喋ってしまうチトセ、「自白モード」になっているらしい。
『それで、「見られてるのに出来るわけねえだろ」って言ったら…』
『言ったら?』
 チトセの唇を指で撫で、指に付いた唾液を舐めてから、口紅が付いた指でチトセの唇をなぞる。
『急に表情が変わって「てめえっ、男だったら、どうしてすぐ襲いに来なかった? 根性見せてみやがれっ!」って、乳殺しされて』
『…また、さつきさんに入れ替わっちゃったのね』
「そうだったんですか…、どうりで記憶が欠落していた訳ですね…」
 まるで他人事のように、冷静に分析しているきさらぎ。 むつきは口からエクトプラズムを出して、違う世界へ旅立とうとしていた。
『それから、実験室に連れ込まれて、Tシャツもパンツもビリビリに破られて、上から乗られてディープキスされた後、生で乳殺しされたし、尻殺しと又殺しもされたなぁ…』
 うっとりして視線を上に上げ、漢らしいきさらぎと、柔らかい感触を思い出して、よだれを垂らしそうな表情のチトセ。
「そんな事まで… 後でVTRを確認してみましょう…」
「マ、マタゴロシ」
『それから?(怒)』
 きさらぎに乱暴されたにも関わらず、嬉しそうに解説するチトセを見て、額に血管が浮いているやよいママ。
『え? 口だけでイっちまったけど、全部飲んでくれたし、その後もしゃぶってくれたから、俺も同じように舐めてたら、今度は「こんな事をするのは、悪霊が憑いているからよっ、オンキリキリバサラ、は~~っ!」って言い出して…』
『わ、私になっちゃったのね…』
「そう言われれば、何故か護摩の火を焚いた跡が有りました…」
『それからは、いつものコースで、荒縄で縛られて、ローソク垂らされたり、荒塩で揉まれたり、後ろから… ネギ入れられたり…』
『そ、そうだったの… 後は聞かなくても、何となく分かるわ、ははっ(汗)』
 やよいママのフルコースが終わった後は、もちろん「うづきを見ていっぱいカイてねっ、えへっ」で、むつきになった後は「そんなに何度もしては体を壊しますっ」と真っ赤になって怒られ、「とにかく一日一回以上は禁止しますっ、体力が余っているなら運動して昇華させるか、どうしても我慢できなかったら、わ、わ、私がお相手しますっ!」と絶叫告白して、目薬を使って泣いていたのは言うまでも無い。

『それで… 一巡した後、きさらぎさんに戻ったの?』
『ああ、きさらぎママになった時、「今日は生物の授業です、今日の課題は、受精と妊娠のメカニズムです」って、上から跨られて… でも初めてだったし、生でさせてくれたからすぐイっちまって…』
『それって、きさらぎさんがレ*プしたんじゃないっ!』
『そ、そうかも知れないけど、別に抵抗する気無かったし、「頼むからこっちでさせてくれ」って感じだったから…』
『何ですって~?(怒)』
 男の生理は知っているはずだが、きさらぎに生で犯されても、嬉しそうに受け止めたチトセに怒るやよい。
『それで中をモニターに映しながら「こうやって排卵日付近に精子を受け止めると、卵管の中で受精した卵子が子宮に戻って着床します」って見せてくれて、詳しく解説してくれたんだ』
『へええ~~~っ』
 目が三白眼になり、恐ろしいオーラを発散し始めるやよい。
『ま、待った! 暫く上に乗って余韻に浸ってたと思ったら、また「巫女の乙女を奪ったからには、それ相応の覚悟があるんでしょうね?」って言い出して、「才能のある娘が出来るまで、何人でも産みます」って』
『そ、そう…』
 自分の行動パターンやセリフまで、見事に再現したきさらぎに驚かされるやよい。 もちろん自分も貫かれた後には同じ事を言って責任を取らせるつもりだった。
『でも、体はきさらぎママだったけど、本当にやよいママとしてるみたいで、凄え気持ち良かったぜ』
 先程から命の危険を感じているのか、何とかリップサービスに励むチトセ。
『えっ、そうなのっ?(ポッ)じゃあ私ともしたい?』
『いいのかっ? 絶対したいっ! やよいママだけは競争率高すぎて、無理だと思ってたけど、させてくれるんなら死んでもいいっ』
『そんな… 死んでもいいだなんて(ハ~ト)』
 毎日言い寄られて、免疫は出来上がっているはずが、ムスコからの告白(サービス)で、胸の奥が締め付けられるようにキュッとなって、また下腹部の疼きが我慢できなくなったやよい。 お茶の中に「変な媚薬」も大量に入っていたらしい。

『じゃあ、好きにしていいのよ、きさらぎさんみたいに乱暴にしないから、何でも教えてあげる。 保健の授業だし』
 再び「マジでキスする2ミリ前」ぐらいに接近し、甘い吐息をかけるやよい。
「チトセさん再起動です… やよいさんもセッ*スする事意外、何も考えていません…」
「ヒッ!」
 再び自分の同僚と息子が、それも今回はヴァーチャルではなく、生本番を見せられる予感に、髪の毛を逆立てるむつき。
「…拘束衣オープン、チトセさんの記憶キャンセル、初体験モード起動… 精力増強剤注入、アミノ酸、タンパク源、大量投与…」
 一晩18回のエネルギー源は、当然きさらぎママ特製の怪しい薬によって賄われていた。
「後はやよいさんのアドリブにお任せします…」
「キャーーーッ!」
 拘束衣が外れ、出現したラージチトセ君を見て、悲鳴を上げるむつき。 もちろん保健室?では外野の雑音は聞こえず、二人だけの愛の空間(笑)が展開されていた。
『お、俺、初めてなんだ、最初はキス…』
『ええ…』
 チューーーーーーーーーーッ!
 チトセが言い終わる前に、最後の2ミリを詰めて、熱烈なキスを始めるやよい。 それは1分と経たない内に、目を開けた二人でアイコンタクトをとり合い、舌を絡めるディープな物に変わっていた。
『ハフッ、ハフッ、ハフッ…… プハッ! はあ、はあ、はあっ』
 2分ほど経って口を離した二人は、「唾液の銀の橋」どころか、あごの下までよだれでヌルヌルになっていた。
『俺っ、もうっ、もうっ』
『出したいのね? いいわよ、最初は口がいい? それともア*コがいい?』
『ア、アソ*に』
 何かの中毒患者のようにブルブルと震えて、我慢できないのか、発情した犬のように腰が勝手にカクカク動いているチトセ。 やよいのフェロモンの前では、男子高校生など犬同然だった。
『じゃあ、いらっしゃい、その前に触っても舐めてもいいのよ』
 エッチな雫を垂らしながら、チトセの膝の上から立ち、保健室のベッドに横たわり、チトセを呼び寄せる。
『だっ、だめだっ、もう出ちまうよっ』
『そうね、若いんだから、何回でもできるでしょ? 最初は口でいい?』
『ああっ、もうどうにかなっちまいそうだっ』
 小さなうづきと違い、体を動かす度に、あちこちがムニュムニュと形を変え、雌の匂いを体中から発散させているやよいを見て、早く射*しないと睾丸が破裂しそうな感じがするチトセ。
『いいのよ、出して』
 体を起こし、口を広げて待つやよいの前で、震える手で下着を降ろす。 斜めになって形が変わって見えている乳房も、今のチトセには致命傷だった。
 ブルンッ!
『あううっ!』
 下着を下ろした瞬間、その感触だけで達してしまったチトセは、やよいの顔に飛沫を飛ばし、危うく空撃ちする所を握って貰い、残りを口でジュルジュルと吸い出された。
『はー、はー、はーーっ!』
 最後の一滴まで吸い出され、腰が抜けたように、その場に座り込み、荒い息をしているチトセ。
『じゃあ、次は私の番ね、どこをどうしたいのかしら? 私の胸を揉んでみたい? それともアソコを見てみたい?』
『ぜ、全部』
 顔に付いたチトセ絵の具を拭い、いやらしい舌使いで舐め取るやよい。 カウンセリング後の、保健の授業は始まったばかりだった。 
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