この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
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パーティー仲間に輪姦されてしまったカズマきゅん
それから一晩中、入れ代わり立ち代わり、めぐみんまで入れて輪姦されてしまったカズマきゅん。
全員に中出しして、危険日さえ近かったら、大量に射精したダクネスはもちろん、幼いめぐみんまで妊娠させてしまう。
女神とかが作った料理にも、業を煮やしたダクネスから「見ず知らずの女の子でもメスのニオイを嗅いだだけで強姦してしまう」ぐらいキツい強壮剤なんかも盛られていて、目の前に半裸のバスローブ姿のキンパツのネーチャンなんかいれば即強姦、ょぅじょでも女神でも「神に逐うたら神を姦り、仏に遭うたら仏を姦る」ぐらいの量が連日盛られていたが、鋼の精神力と連日のオナりまくりで解消したカズマ。
それと何故か、めぐみんと交尾して射精した時にだけ、お腹の中から「ピンポン」とクイズ番組で正解したような音が鳴り、腹の中で続いて何か言っているようだが、聴診器でも無いと聞こえなかったので、聞かなかったことにして続けた。
「らめえ、もう許して」
ょぅじょにも沢山中出しさせられてしまったクズマさんは、泣き言の寝言を言いながら、輪姦後に泣き寝入りしてしまい朝を迎えた。
夜明け頃、ダクネスは両親に手紙を書き、父親には「好きな人が出来て結ばれました、私の地位や資産を知っても態度を変えなかった珍しい人物で、ヒモになるのは嫌う気概のある人物です、結婚したいと思います」と紹介したのは良かったが、母への手紙で筆が走りすぎ「3階からロープで降りてもらって、刃物で脅してもらい乱暴に強姦してくれた、手錠でベッドに繋がれて口やお尻の穴まで使われてから、クスコで開いた膣に精子だけ注いで貰った。処女も何もかも奪われて、友人と一緒に彼を輪姦した」などと、高貴な人物が見れば卒倒しそうな内容も、嬉しかったので平気で書いてしまい、実家から預かっていた鳩に手紙を付けて放ってしまった。
カズマきゅん終了のお知らせである。
昼過ぎ、屋敷が騒がしかったので目を覚ましたカズマ。自分を輪姦した女二人は身支度を終えて起きていたが、チェーンメイルや剣などフル装備の領主の兵士が土足で上がり込んできてカズマを捕らえた。
「え? 何? 起き抜けドッキリ?」
「服を着ろっ、下衆がっ、お嬢様に手を出したのはお前かっ?」
「へっ?」
どうやらダクネスさんに手を出すのは、どこかのグリフィスさんの刑になるのが決まっていたらしく、地下で舌も手足の健も切り取られ、天井から鎖で吊るされて、今後拷問三昧の新生活が始まっちゃうらしい。
兵士2人に叩き起こされ、震えながら下着やジャージを着たカズマだが、すぐに両手を抱えられて連行され、リビングで待っていた領主の前に突き出された。
「君がカズマ君だね? 娘が世話になったそうだが、それがどう意味か、分かっていたのかね?」
「は? はあ……」
娘大事で兵士と共に早馬で駆けてきたと思われる貴族。
椅子に座りカズマを鋭い目で睨むが、隣にはララティーナさんが青い顔で座り、執事と思われる人物が横に立って控えていた。
女神は何故かお茶を入れたりして、揉み手をしながら席を勧め、何かご機嫌で古女房みたいな態度で権力者に媚びていた。
(何してんだ、アクア)
とは言わなかったが、権力者には弱いらしいアクア。貴族やダクネスにお茶のお代わりなどを入れながら、天気の話などして談笑しようとしていた。
「勘当同然、家出同然で出て行った娘だが、やはり父親としては娘が可愛くてね、どこの馬の骨とも分からない人物との結婚は許せない訳だ」
「父上、カズマはちゃんとした教育を受けていて、私の知らないような事まで知っています、ですから」
父親の話に口を挟んだララティーナさんだったが、執事が主に札を渡すと、その内容通りにキレて、娘を罵った。
「お前は黙っていろっ、このマゾの家出娘がっ、婚約者もいるのにまた問題を起こしおって、どうやって先方に謝るつもりだっ」
どうやらお嬢様らしく婚約者もいたようだが、ダクネスを罵る度に会話にタイムラグがあって、執事が何か渡すと話すような会話が続き違和感を覚えた。
(これ、ダクネスが言って欲しいセリフを執事が選んで、領主に言わせてる?)
父親に罵られるのも変態姫騎士さんの喜びらしく、家族にも執事にもマゾなのを知られていて、執事が出すセリフだか「@@をもっと責めるように」と書かれた札を渡されてからキレるような時間差があり、ララティーナさんもビクビク震えながら喜んでいた。
(この変態親子が……)
マゾで特殊性癖なのは父方からの遺伝らしく、特に怒っていなくても、娘を罵って喜ばせている貴族。
カズマきゅんも命の危険は無いと思ったが、貴族は娘が喜ぶように「勘当」「出て行け」「援助などせん」「この変態が」と父親に罵り、その度にララティーナさんも喜んだが「どうせこの男もサディストの変態なんだろう」と言われたときにだけ反論した。
「いえ、カズマは普通の人で、今までのパーティーの仲間のように、私の本名や身分を知った途端態度が変わって媚び始めたり、財産目当てに近寄ってきた男性ではなく、貴族の娘だと知っても今まで通り態度が変わらなかった珍しい人物です」
「ふんっ、どうせこの世界の仕組みも知らん、ウスラバカなのであろう、それに女と見れば誰にでも尻尾を振って、体目当てに何でもするような顔をしておる」
この世界の仕組みだとか身分制度を何も知らず、ダクネスの体目当てで、指摘は大体合ってたので反論できないクズマさん。
「とにかく結婚など認めん、分かったな」
結婚は認められなかったが、希望通り「誰にも祝福されない結婚」が満たされて、笑顔とも何とも取れない特殊な表情をしているララティーナさん。
「もう彼に乙女を捧げたので、反対されても結婚するしかありません、きっと子も生まれます。どうか許して下さい」
「平民になど娘をやれるかっ!」
そこだけはタイムラグが無く、素で言われたので「ああ、やっぱり」と落胆するダクネス、貴族の相続権を捨てて家を捨てる以外にないのだと思った。
「私は勘当の身ですよね? 財産や身分の相続権もなく、このままお許しが頂けないなら、家を捨てて地位も捨てて、純血の誓いを守るしか有りません、どうかお許しを」
「ふざけるなっ!」
交渉が決裂したようで、家と跡取り娘を優先した父と、恋愛を選んだ娘。
以前にも似たようなやり取りがあって、婚約者だとか貴族や家に愛想を尽かして出て行き、若い身空で「冒険者」などと言う、世間では蛇蝎のごとく嫌われるような下賤の職業を選んだ娘が、いずれこのような問題を起こし、騎士の修行に出ている貴族の次男や三男と「結婚したい」と言い出すのでは無いかと思っていたが、それがまさか結婚など許されない平民だとは思いもしなかった父。
大事な地位を持った娘が「平民と結婚したい」などと言い出し、そこまでバカだったのかと思い知らされ、父も放蕩娘に困り果てた。
「カズマ君とやら、私は貴族の地位で、君を裁判所に告発して死罪にすることも出来るし、貴族が街にいるどこの馬の骨とも分からんチンピラ一人連れ去って、拷問にかけることも、タヒ体を闇から闇に葬ることも出来る、もちろん知っているね?」
「止めて下さいっ! 父上っ!」
「え?」
ペコちゃんみたいな表情で、舌を少し出してとぼけるクズマさんだが、貴族には様々な権力と力があり、街のチンピラ一人消すのに何の労力もいらないらしい。
ダクネスさんが喚いて止めさせようとしたが、貴族の怒りや眉の角度が限界を超えると、執事が手を上げて部下に指示し、後ろに控えている兵士は即座にカズマを短剣で刺すことも出来たし、両脇を抱えて地下室に連れ込んで拷問三昧の新生活を始めるにも、何の躊躇もなかった。
「ええ、貴族ならそのぐらし簡単に……」
「そうかね、分かっていて娘に乱暴したのかね?」
貴族様は、大事な跡取り娘のララティーナさんの部屋に3階からロープで降りて、刃物を突きつけて自分の命より大切ね娘を脅して、服をビリビリに破って殴り、体に傷を付けて名前を掘り、髪の毛とか下の毛を収穫して乱暴し、貴族の頭や顔を踏みつけて「それだけはしないで」と言った哀願を聞かずに陵辱し、処女のまま口や尻の穴を強姦してから処女も奪い、傷物にして妊娠もさせて、その哀れな姿を見て嘲笑った強姦魔を許すつもりなど無く、冒険者を数十人雇い入れてでも「広場に連れて行って高い所に吊るす」のがご希望らしく、娘に手を出した男に対し、アメリカ風のショットガンマリッジではなく、中世ヨーロッパのような絞首台行きかギロチン行きがご要望で、カズマきゅんの両脇に立っている兵士も今か今かとその指令が降りるのを待っていた。
(逃げようとしても無駄だな、スティールで刃物でも盗んで、貴族を人質にして……)
自分から僅か数十センチの距離にいる兵士から逃れるのは無理で、どうにか兵士から短刀でも盗んで、貴族を人質にして逃げる算段をしたが、それも両脇の兵士に取り押さえられ、執事に止めでも刺されれば終わりなので、逃げ道はないのだと悟った。
「どうかね? 海の向こうの奴隷市場で、男娼として出品されてみるかね?」
「い、いえ……」
多分、ここで殺されるより過酷な人生を送って、梅毒とか淋病とか、何かわからない性病に罹りまくって、ノンケなのにウリセンバーで働かされて、死ぬより辛い新生活が待ち受けているようで、座ったままオシッコちびりそうなカズマきゅん。
そこで、病んだ目で寝ている間からカズマにへばりついていて、「私のお父さんで先生でお兄ちゃんで恋人で前世から永遠の愛を誓いあった人を脅すのは誰?」みたいな病みきった表情で、膝の上に座っていたょぅじょがエクスプロージョンの呪文を唱えだしたのに気付いた執事が、慌てて領主にストップを掛けた。
「ララティーナ、この子が手紙にあった「魔法禁止の街中でも、平気でエクスプロージョンをぶっ放す頭のおかしい子」かね?」
「そうです、父上」
特に否定せず、真顔で答えたララテーナさん。
世間での物事をよく知らない領主でも、街中で起こる荒くれ者や冒険者の喧嘩でも、魔法使いの喧嘩はせいぜいファイヤボールか氷の矢、ぐらいに認識していても、まさか街中で攻城戦などに使う「エクスプロージョン」を使う、頭がおかしい魔法使いがいるとは信じられなかった。
それもこんな屋敷内、使えば自分も吹っ飛ぶか、瓦礫に埋まって死ぬかもしれないのに、エクスプロージョンできる人物がいるのは、紅魔族でもめぐみんただ一人であった。
まあ、ファイヤボールを知らない、とも言う。
パーティーの人選に偏りが有りすぎる、と思う領主と執事だが、もう一人頭がおかしい「自分が女神アクアだ」と言い張る人物もいて、娘もマゾで大剣が振るえないクルセイダーで防御一辺倒という頭がおかしい騎士なので、目の前のカズマと言う少年も頭がおかしい一人、全員頭が壊れていると言うか「似た者同士」と言えばピッタリだと思う一同。
「奥方様のおな~り~」
暫くめぐみんの存在を恐れ、沈黙が続くと兵士がドアを開けて案内し、遅れて馬車で来たと思われるダクネスの母親らしき人物が入ってきて、アクアも一緒に入ってきた
ダクネスの母を「どうぞこちらに」などと案内しながら、また茶坊主のように茶を入れて接待し、権力者に媚びる女神。
「ララティーナ、この男性がカズマさんですか?」
「はい、母上」
アクアを完全無視し、娘にだけ声を掛けたダクネスの母。平民の女など、一個人としても存在を認めていない人物のようだが、隣で媚びているのは女神アクア本人である。
「さんなど付けなくていい、こいつは平民だ」
「まっ」
扇で口を隠すようにして、何か汚いものでも見たか、動物に話しかけてしまった失態を隠すようにだまった奥方さま。
そこでカズマきゅんも違和感を感じメンデルの法則を思い出した。
(ふたりとも金髪じゃない)
両親とも黒髪や茶色の毛で金髪では無い、祖父母が金髪で隔世遺伝でもしたかとも思えたが、ダクネスの綺麗な金髪を出すには、両親のどちらかが金色でなければ難しい。
「あれ? ご両親金髪じゃないんだ?」
言ってはならないことを言ってしまったのか、ララティーナさんも両親も顔が強張ったが、領主が笑顔で答えた。
「私はどうも、子供が出来ない性質でね。それでもネトラレ属性は完備しているから、クローゼットの中から妻の浮気現場を見て興奮するのは出来たと言う訳だ」
家族の秘密と言うか、ララティーナさん出生の秘密を笑顔で語ってしまった貴族。部外者であるパーティーメンバーに知らせてしまって良い話なのか当惑したが、貴族の独り言が続いた。
「私はこの地の正当な継承者ではなく、妻が領主の家系でね、婿養子に当たるのだが、もしカズマ君が私のように出世して、どこかの貴族の家督を継ぐ養子にでもなれば、娘との結婚を認めないでもない」
(いや、この子、あんたの娘だよ)
ネトラレ属性まで完備し、マゾで変態で「貴族の領分」とか言い出すダクネスは、間違いなくこの貴族の娘だと思えたが、残念ながら血は繋がっていないらしい。
そこで執事から住所と店名を書かれた札を渡され、声を掛けられたカズマ。
「今日にでも、この店に出向いて下さい。ここで貴方の仕事ぶりを見て判断させて頂きます」
一応働きぶりと言うか、どのぐらい使えるか見極められるようで、暫く冒険者をお休みして、別の職業に就く羽目になったカズマきゅん。
その札には「ブタの休憩所」という、汚らしい変な屋号が書かれていた。
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