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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)

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38ベルゼルグ王国も被害

 カズマに献上された娘や、ょぅじょ達の中でも、貧しい育ちや孤児、死んだ親戚の子、いらん子、肌が黒すぎたり白すぎたりするカースト最下位の不可触民、それ以下の存在であるハーフエルフ、クォーターエルフのような売春婦の(サノバビッチ)は、産まれて一度も見たことが無いような上等の食事と食器を与えられた。
「お前達、カズマ様からのお達しにより食料を与えてやる。その後は入浴してお呼びに備えて体を磨いて着替えて来い、汚い服は捨てろ」
、地べたではなくテーブルと椅子に座って、手掴みではなくナイフやフォークを使って清潔に食事をした少女達。
 この世の終わりに与えられる食事だと思った子は、喉を詰まらせてむせた。
「こっただ良か食べもん、あたしらみたいな貧乏人が食べていいべか? 毒でも入っておらんか? 食べ終わったら石鹸に加工されないか?」
 数日に一回しか食べ物を口にできなかった貧困層や、奴隷代わりに使われていた少女、債務奴隷として永久に子孫まで奴隷だった子まで解放され、美人はカズマに献上されていた。
「カズマ様の「嫁」には特別待遇が与えられる、今まで王や貴族が食べていたものだ、遠慮なく食べろ」
 ここで「おかわりもあるぞ」が着くと確実に脂肪フラグだったが、3Dプリンタで際限なくプリントアウトできる食糧なので、本当なら人間も魔族も働く必要も無く、天使が配給する食料で生きて行けるはずが、逆に農政の失敗で大飢饉を起こし、カズマの嫁以外を切り捨てようとしている天使達。
「こ、これで食べるだか? オラ分かんねえ」
 ょうじょ達はフォークの使い方も知らず手掴みで貪ったり、香辛料まで使われた「上等の肉」や野菜、子供に必要なカロリーを給食として毎食出されて感激し、生まれてから初めて暖かいお湯に入浴して「沢山あった石鹸」で体を洗い、穴だらけのボロではない町娘の綺麗で可愛い衣服と靴をプリントアウトされて与えられた。
「オラ、もう死んでも良か、こっただ綺麗なおべべ、売春宿にでも行かないと着れなかったべ、おまんまも食べられるし、オラたちもう死んであの世に来てるんでないか?」
「んだなあ、あの人ら羽根も生えてるし、本当の神様だなや、今年の冬は凍えて過ごさないで良いそうだぁ」
 カズマとお話する時は、真っ白なクリームと果物が乗ったホールケーキを切り分けられ、真っ白な砂糖やミルクが入った紅茶まで飲ませて貰えた。
、同じ立場だったロリ女王様にも「カズマ様の愛人になれば、ゴミ箱の中を漁らないでも、こんな生活を一生続けられる」とか、ダークエルフの姫からも「世界の王で神であるカズマ様の嫁になれば、お前たちを蔑んで石を投げて来た奴らに復讐ができる」と囁かれただけで転んで、病んだ目で身を捧げる決心をした。

「わあ、この子可愛いです、妹に欲しい。カズマ、この子達貰っていいですか?」
 めぐみん達も子供や娘の世話に駆り出され、可愛がると懐いてカルガモみたいに着いてくる相性が良い女の子が何人かいて、妹に欲しがった。
「うん、めぐみんの妹なら殺されないで済むから、みんな登録してもらって」
 殺処分不可の子は、天使から入れ墨のような刻印やGPSを入れられ、病死や事故死、誘拐を防がれ、今までのように不可触民として石を投げられると、逆にその者の手が吹き飛んで、不良品として石鹸に加工される列に並ばされた。
「カズマの女だっ、石を投げたら頭か腕を吹き飛ばされるぞっ、近寄るなっ」
 今まで肌の色で差別されたり、耳の長さでハーフだとバレれば石を投げられ袋叩きにされて虐めの対象だった少女は、わざと街に出掛けて買い物をした。
 王族貴族の財産は市民の共有財産として奪われたのとは違い、豊富な金貨で特権階級として振舞い始めた。
 市民の不満を煽るために、天使は少女たちに金貨を与え続け、敢て傲慢に振舞って街を荒らすよう指示した。
「今までは貴族や地主どもが特権階級だったが、これからはお前たちの時代だ。好きなだけ街を荒らして、歯向かう物を出させろ、私たちが見ているから処分する物を洗い出せ」
 これまでは良家の子女が禿(かむろ)として徘徊して監視していたのが、ドッグフードや人肉の塩漬けにされる列に送られ、今度は逆に不可触民やハーフに思うように暴れられたダークエルフの街。
 厳しい作業やキツい仕事でも平然とこなす、不可触民や奴隷階級は、わざわざ労働英雄として表彰され、フォークより重い物を持ったことが無い良家の子女は、下方された農場では役に立たず、強制労働所で思想改造できなければ終末収容所で何かに加工される。

 王族貴族の娘はカズマから逃げ出したものの放置、潜伏して農場や工場に行っても何の役にも立たない上に態度やプライドだけ高く、ほんの数日で絞首台か断頭台の前に連れていかれて泣き叫び、カズマの元に戻されて、唯一できる得意な作業、ベッドの上でのダンスか死か、どちらか好きな方を選ばされた。
「お願いですっ、殺さないで、何でもしますからっ」
「さて、カズマ様もお前のような役立たずで傲慢なだけの女、気に入らんだろう、売春宿に行って毎晩違う男に抱かれるか? 仕事終わりに労働者は女を抱くのが許されている、そこに行け」
「それだけは許してくださいっ、何でもしますからっ」
 脱走して望みをかなえて、恋人の貴族や王族同士結ばれた女は、売春宿で働くのも拒否して、ご希望通り街路樹に吊るされて、腐って落ちるまで片付けられなかった。

「天使様、特権階級もかなり処分が終わりましたが、結構使える者がいて、農場や工場に放り込んでも頭角を現していますが、どのように処分しましょう?」
「どうせ声が大きくて人を使って働かせるのが上手いのだろう、作業のサボタージュとして処分、強制収容所でも蜂起するならすぐに殺せる、エリートなど不要だ」
 掛け声だけでキツイ労働や苦しく汚い労働をしない者は処分、黙々と働く者は生き残れたが、監視装置やAIの概念が無い者は他人を利用して働かせて今までのように特権階級として振舞おうとし、日誌や報告書で自分の功績にしていたので加工された。

 そんな天使の暴虐は、紅魔族の里、ベルゼルグ王国、魔王城、ドラゴンの巣にも及んだ。
『お前たちの任務は終わった、不要になった亜人を更に加工した紅魔族など全く不要だ。紅魔族の娘がお前たちの生存を望んでいるが、歯向かう者は全て塩の柱にしてやる。恭順しない者はドッグフードや石鹸に加工してやる』
 いつものように全員死刑の判決を下した天使だったが、紅魔族はどこかボケていて、巨大な天使像に攻撃魔法も爆裂魔法も使わず、終末のラッパも平然と聞いていた。
「「「「「ああっ、めぐみんがグレたっ!」」」」」
 民衆の前に金髪碧眼のセラフ5ぐらいが出現し、めぐみんと同じ顔をしていたので、紅魔族の連中は「めぐみんがグレて金髪に染めて故郷を破壊しようとしている」と思っていた。
「いや、私は天使セラフ5、カズマ様の女の中に、この顔と同じ女がいたが、私はめぐみんなどではないぞ」
 そう聞いた紅魔族一同は「めぐみんが(下級)天使に乗っ取られて、心ならずも故郷に反旗を翻して週末?のラッパまで吹かされ、意地になって否定している」と思い込んだ。
「くそう、めぐみんの奴、ラダム樹に取り込まれて、首の後ろにラダムとかパペットマスターとかに寄生されて操られてるんだな? 美味しいポジション使いやがって」
「それで実の妹とか両親とか双子とか、同級生と殺し合うのか? くそう、美味しい設定だな、おい」
 とりあえず全住民中二病で腐っていた。
「めぐみんっ、親友のゆんゆんよっ! 目を覚ましてっ!」
 相手が天使と認識できず、めぐみんの目を覚まさせようとして、ひっぱたこうとしたりハグしようとしたり、やりたい放題の紅魔族。
「いや、だから私はセラフ5だと何回言えば……」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「めぐみんっ!」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「あ~あ~分かった、本人を連れて来たらいいんだなっ、じゃあ連れて来てやるから待ってろっ」
 いくら顔を変えても、奇跡を見せようが通信を見せようがどうしようが、聞く耳を持たなかった紅魔族は、始めて天使を追い払って出直させた民族になった。
 カズマの女は妊娠している可能性もあるので、どこでもドア転送と「げんしはかいじゅう」のコンボは使用できなかった。

『お前たちの任務は終わry』
 人間界で魔族領にも近いベルゼルグ王国では普通の反応が示され、攻撃魔法を唱えた者は石化し、爆裂魔法や破壊規模の大きい魔法を唱えた者は塩の柱に変換されてロストして消された。
『この街でもカズマ様に女を差し出し、その女が故郷の継続を望めば生き残らせてやる、しかし、その女が滅亡を望んだ時には?』
 ここでも奴隷階級や被差別民族、不可触民からいらん子までが差し出されたが、王族貴族からも差し出すよう要求されたので、代表者としてアイリス姫も差し出された。
「貴方のような卑劣な征服者に我が身を穢されるぐらいならっ、舌を噛んで死にますっ!」
「エ?」
 何が起こっているか分からず、ダークエルフの街で遊んでいたカズマの前にアイリス姫が差し出され、12歳のょぅじょはカズマに犯されるぐらいなら舌を噛んで死ぬと言い出した。
 クリス(女神エリス)盗賊団か何かで、チートアイテムを盗み出されるはずだったょぅじょには、めっさ嫌われ「お兄ちゃん」とは呼ばれず「卑劣な征服者」として扱われた。
「カズマ様、こいつはベルゼルグ王国とか言う国の姫です。奴隷や下女としてご自由にお使い下さい」
 婚約者で許嫁の王子か誰かは、もちろん民衆の前でヌトヌトの触手とかミノタウロスの巨大チソ*に犯され、ケツアクメまでキメさせられ「う、産まれる~~~っ!」から出産までさせられていた。
「いや、こんな小さい子に変な事できないからね、マジレイプはダメだからね」
 カズマの下では、既にアイリスと同じぐらいのサッキュバスょぅじょが犯され、嬉しそうに微笑みながら泣いて、中田氏された股間から血と精子を流していたので、何一つ説得力が無かった。
「イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
 自分もあのように穢され、悪逆非道の悪の皇帝に心まで操られて、心も体も汚される運命だと悟ったアイリスは盛大に悲鳴を上げて部屋中を逃げ回った。
「あの、落ち着いてください、お姫様」
 追い掛けたりすると逆効果で、巣から落ちた雛を返す時と同じように、鳥には逃げ回られ泣き叫ばれて、巣を捨てて他の子も捨てて飛び去ったり、ダークエルフの姫みたいに窮鼠猫を噛むように刀を抜くか、捨てられそうなサッキュバスみたいに刃物で自害するのを予想したカズマは、他の女に任せて放置した。
「へっ、痛いのは最初だけだぞ、後は自分から腰を振ってオネダリする羽目になるんだ、プリンセス、へっへっへっ」
「ひいいいいっ!」
 蔑むような表情でニヤニヤ笑ったダクネスに、ゲス顔で笑われて捕まえられ、死にそうな顔で泣き叫ぶ姫。
「そこ、乱暴に扱ったり、酷い事言わないっ」
 次にダークエルフの姫に捕まり、デーモニッシュな笑顔で囁かれる。
「お前もカズマ様に処女を捧げて子を産むのだ、もう王族の両親は殺されたか? 婚約者は汚らしい魔物に犯されたか? 城は爆裂魔法で焼かれたか? 逆らえばお前も汚らしい魔物の触手に民衆の前で犯されて、醜い魔物の子を産まされるのだ」
 ダークエルフに自分と同じ被害者がいるのに気付き、泣いて抵抗するが放してくれず、醜い笑顔で今後の被害を教えられる姫。
「もうお前の両親は城塞とともに爆破されて死んでいる頃だ」とか「お前の婚約者も醜い魔物に犯されている頃だ」と笑われた。
「いやああああっ! 離してっ、離してっ! 父上っ、母上ええええっ!」
 もうボロボロで泣き叫び過ぎて声も枯れ、過呼吸起こして倒れた姫に、ロリ女王様が脇腹を蹴って追い打ちをかけた。
「今まで姫だと扱われて苦労などしたことが無いのだろう? これからは私達と同じ地獄を見せてやる、この世で一番汚らしい売春宿に送り込んで、差別して見下げて来た男や、醜いゴブリンとの子を孕ませて、何匹でも好きなだけ豚の子を産ませてやる、覚悟しておけ」
「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
 気の毒なアイリス姫は、壮絶な悲鳴を上げて気を失って、カズマが保護するまで酷い目に合わされ続けた。

 
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