ハピレス星矢
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
01
前書き
これも小ネタ掲示板に投稿していたヨタ話ですが、シスプリSSの妹亞里亞で妙なウケ方をしたのと、続編希望があったので2001年頃書いたものです。
アニパロなヨタ話ですが、「ごく一部」で、小宇宙を萌やしている方がいらっしゃるので、スペースをお貸し下さい。
5人の人格がコロコロと入れ替わってしまう、教皇きさらぎに、また怪しい注射を打たれた仁歳チトセ。
その股間に取り付けられた拘束衣を6時間目終了までに外さないと、体内に打ち込まれたママ達の卵子が受精し、男の身でありながら、5つ子を妊娠してしまう恐ろしい呪いがかけられた!
そこでチトセを救うべく立ち上がった熱き血潮の姉妹達。 まずは妹座アンドロメダみなづき、姉に依存した惰弱な性格で、そっち系の人には堪らない妹属性なキャラ。
「だめだよっ、お兄ちゃんのお嫁さんは、あたしなんだからっ」
もちろん手を口元に持って来ても、袖からは指先しか見えないのはお約束である!
そしてその姉、不死身の胃袋と、生まれながらに太い神経を持った、オバ宮座フェニックスの胃袋はづき。
「え~? あたし集団行動苦手なのよ~」
と、一人で勝手に歩き回り、途中でみなづきがピンチになった、美味しい所だけ食べに現れる。
さらに魯山の大瀑布をも逆流させるアッパーカットを持つ、眼鏡ッ子属性、委員長座ドラゴンの七転ふみつき。 その鉄壁の妄想は、いかなる攻撃をも防ぐと言われている。
(先生達と一緒に暮らしてるなんて… まさか教師と生徒のイケナイ関係で、毎日のように青い課外授業が、それも5教科もっ……)
ママ達とチトセの怪しい関係を聞かされ、その妄想は頂点に達していた。
「不潔よぅ~~~~~~~~~~~!!」
ズドーーーン!!
まず仁歳家の扉が破壊された。
「きーちゃんが男子に、男子に~」
人数が足りないので、全然クールじゃないキグナス、十隠カンナ。 しかし、水瓶座の人の弟子?らしい。
さらに人数が足りないので、ペガサスは「フワフワ、うづきは天使?」の回に登場した健太君(声:ルリ*リと同じ)だった。
「みんなっ、行くわよっ!」
「「「うんっ!」」」
「あ、あたし、壁登って行くから、どっかで会いましょう」
「も~、お姉ちゃんったら、いつも一人で突っ走って行っちゃうんだから~」
「ちょっと~っ! ル-ルはちゃんと守りなさいよっ… (やだっ、あたしったら、仁歳君のお姉さんに何て事を…)」
「ふふっ、そうですな、いつかは「お義姉さん」て呼ぶ日が来るんですから」
「ああっ、許してっ、お姉様っ、もうあたしの心も体も、お姉様の物よっ」
「うるさ~~~~いっ!」
ドーーーーーーン!
ブロンズセイントB.Cが星になった。 そしてサンクチュアリ(仁歳家)に突入する姉妹達。
「はいは~い、最初はうづきだよ~~」
牡羊座(設定に順ずる)「うづきちゃん」が現れた。
「あっ、天使のお姉ちゃん」
ポテポテポテポテッ、ギュ
健太君の子供ダッシュと、膝に抱き付き攻撃が炸裂した!
「きゃい~ん、可愛い~~、うづきもうだめ~~」
ショタ攻撃で白羊宮あっさり陥落。
「じゃあみんなっ、聖衣を出してね~~っ」
一体どちらの味方なのか? 全員のコスチュームを修復して準備は万端。 次の牡牛座宮に向かう聖闘士達。
その頃チトセは、「ママ達とのヴァーチャル初体験君、バージョン1.8」のゴーグルとヘッドギア、ヘッドホンに鼻、口、手、(ピーーー)の五感を奪われ、悶絶していた。
「は~い、1時間目は「しゃせい」だよ~~、うづきを見て、いっぱいカイてねっ、エヘッ」
「な、何で脱ぐんだよっ! いつも変なの着てるのが普通だろ~がっ!」
「ひど~~い、うづきのコスチューム、変じゃないもんっ」
すでに「全部脱いじゃった」うづきママがモデルで、チトセ君の筆で「しゃせい会」が行われるらしい。
「き、教師と生徒がこんな事していいわけねえだろっ! さっさと服着ろよっ」
まだ無理をして、真っ赤な顔で目を閉じているチトセ。
「だ~か~ら~、美術の授業って言ってるでしょお~。 コンテがいい? それとも水彩? 油絵はまだ難しいかな~」
「で、でもっ、どこに書くんだよっ、画用紙もスケッチブックも何もねえだろっ」
「エヘッ」
うづきちゃんママの笑顔に、ちょっぴり嫌な予感がするチトセ。
「キャンバスはうづきだよ、そこにチトセクンの指で粘土細工してもらったり~、舌と「筆」で、うづきをチトセクン色に染めてもらうんじゃない」
「はおうあお~~~~~っ!」
1時間目の終了、うづきちゃんの卵が受精するまで約50分……
ページ上へ戻る