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KANON 終わらない悪夢

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46眼鏡地味子さん、保健医も快楽堕ち


 憧れのセンセイへの告白より前に、祐一に心も体も穢されてしまったヤンキー女。
 祐一に乙女を捧げ、次世代の巫女として選ばれたので、共に神域に篭って破滅を超えられるが、女の子らしい恋心とか大切な物は全て失って快楽堕ち、男など大嫌いで寄せ付けず、子供など一生涯生まないと決めた半生も決心も踏みにじられて、自分から子供や妊娠を懇願するメスブタに変えられてしまった。

 第四十六話 

 生徒指導室では、月宮真琴から佐祐理お姉様に献上された「友人」が味見され、その後いつものように「俺の妹をファックしてよし」の許可が降りていた。
 但し、妹や嫁に選ばれるのは乙女だけで、既に男と付き合って処女を散らした女は佐祐理が拒否。次世代の母、妖狐の巫女には選べなかったので、残念ながら何人も除外された。
 次の犠牲者は、自習中の教室から真琴が呼び出した五月蝿い女。
「ああっ、こんなのって? 初めては痛いだけのはずなのに、こんなに気持ちいいなんてっ、どうにかなってしまいそうっ、ひいっ、私、お姉様の妹にしてもらったはずなのに、男の人と、お嬢の恋人とこんな事しちゃってるっ、だめえっ、始まっちゃったっ、来ちゃってるよっ、お腹の中、子宮に命令来ちゃって、子供産む準備始まっちゃってるっ、こんなのすぐ妊娠しちゃうっ、イジメられる時以外、男子に声なんか掛けられた事無いのに、こんなに深く繋がっちゃってるぅっ、いいいいいいっ!」
 自分の近くで五月蝿く喚いている女の声を聞き、体の中身と脳の中身を書き換えられていたヤンキー女が目を覚ました。
(クソウルセー、コイツ、ヤってる最中もウルサイんだな、少しは黙れよ)
 ほぼ無言で過ごして、イク時だけドーブツの声で鳴いたボッチコミュ障女と違い、他動性障害と言うか何と言うか、交尾中もずっと喋り続けた女。
 それからも友人枠で何人か救えるならと、佐祐理の許可を貰って放送室から生徒指導室に呼び出し、2年からは美汐や栞の過去のクラスメイト、メガネ地味子、ヲタク腐女子、ただ太ってるだけでいつもニコニコしている女、スクールカースト最低のナードと呼ばれる女達が呼び出されていた。
 もちろん入室した途端、固有結界にとらわれ、「佐祐理の妹になってくれますか?」などと一瞬で籠絡され、変なスイッチは全部「オン」に切り替えられて撃墜された。

 他には、月人が連れてきた空手部の女がいて、どこかの格闘ゲームに出て来そうなムッキムキの体を、佐祐理と栞が興味深そうに撫で回していた。
『まあ、凄い筋肉ですね~、佐祐理、こんな筋肉が凄い女の子、始めて見ました~』
「ええ、凄いですね、私もこんな体になりたい」
 触られている女の方も、隣りにいるオカッパ頭でダサ(以下略)が、北海道を統率する暴力集団の二代目で、空手の県大会どころか、世界大会で優勝した男子でも即タヒさせられる女だとは思わず、前からその気が強かった女も、か弱そうな後輩を見て栗と栗鼠を大きくしていた。
『はぁ、凄いプニュプニュ、胸だけじゃ無くてお腹も…』
 舞も「ただ太ってるだけでいつもニコニコしてる癒し系の子」を見て一発で気に入り、何でも美味しそうに食べそうな子に、何か食べさせてやりたい、美味しそうに食べる所を眺めていたい、と思うようになっていた。

「あ、美汐ちゃん、女の子同士でこんな…」
 美汐の方も、7年前まで親友だった眼鏡地味子と再会し、当時とは違う方法で親交を深めていた。
「ごめんなさい、あれから色々あって、どうしても一人でいたかったの。貴方ともお別れしてたけど、失ったあの子を取り戻したから、また貴女とも一緒にいたいの、許してくれる?」
「ああっ、それはいいけどソッチはダメえっ」
 眼鏡地味子さんも佐祐理溺愛ハグによって陥落していたが、小学校の頃の親友と「深い仲」になるのは躊躇われたのか、そちらはお姉さま方に味見されてからでないと困るらしい。

(何て酷でえ光景だ…)
 生徒を指導するはずの教室では、この学校一番の問題児になった佐祐理に汚染され、ユリクマ会が使用するレズビアンの館へと落ちぶれて、神域への通行を許可する「通行証?」の実印が押され、命のビザ発行される場所になっていた。
 舞の精霊までは貸し出しされなかった少女達も、災厄が起こる日には神域に逃れる権利を得た。

 生徒指導室2
「という訳で、教頭センセイ、もうこの世は終わりらしいや。妖狐とのハーフの舞さんが言うんだから間違いねえ、思い残すことが無いよう、何でもやっておきなせえ。それと、そっちのお孫さんも連れて来て、相沢の旦那に差し出せば今なら助かる、ちょっと抜けて連れて来ておやんなせえよ」
「うちの孫はまだ中学生だ、嫁に出せる歳じゃない」
 重大な問題を聞かされ、土気色の顔になっていたが、それでも平常心を保ち、世間の常識回路を激しく活動させる教頭。
「そんな固いこと言ってる場合じゃねえ、週明けには噂が広まって大変な事になる。そしたら順番だの予約だの、とても順番なんか回って来やしねえっ、何ならあっしが連れてきやすぜ、中学校に電話一本いれてくれりゃあ…」
 それでも堅くて律儀な教頭は、教育者である自分の孫だけを優先して妖狐の嫁に出し、破滅から救おうなどと考えもしなかった。
「てやんでえ畜生っ、お高く止まりやがって、俺はあんたのそんな所がでえ嫌れえだっ、こっから先はこのハチ公が勝手にやらかす事だ、黙って見ててくれ」
 用務員のおじさんは、指導室から教頭の孫がいる学校に電話を掛け、「教頭が倒れたので高校まで連れて来て欲しい、保健室で寝ている教頭を見舞って、病状が悪ければ病院に入れるので付き添って欲しい」と頼んで電話を切った。
 お互いに、自分には絶対にできない行動を取れる相手に敬意を表していたが、自分の健康状態にまで嘘をついて孫を呼び、まだ年端もいかない孫娘を、得体の知れない相手に嫁として差し出すのは憚られたので、「それだけは自分の信条に関わる」と止めようとした教頭に、手慣れた様子で「漢の中段突き」を叩き込んで、荒事には慣れていない相手を、本当に保健室の住人に変えてやった。
「かんべんしてくれ、先生。今はプライドがどうこう言ってる場合じゃねえんだ。なあに女の貞操なんて、男が思ってるほどあいつらは大事にしてねえ。まあ先生の孫なら30過ぎまで後生大事に取っておいて、使い物にならなくなるかも知れねえから、今が捨て時だ」
 おじさんは気を失わせた教頭を担いで、保健室を目指した。

 保健室
 その頃、職員室でも、教育関係者や父兄、委員長の母のPTA会長などから、電話がジャンジャン掛かって来て対応に追われていたが、美汐のロボットになった教師が「何の問題も有りませんでした、川澄舞の引退を聞いた者達が、一緒になって卒業式「ごっこ」をやって解散しました、何一つ問題はありませんでした!」と答えて、相手側が一番欲しい言葉「何の問題もありませんでした」の一点張りで通していた。
 中には「校長を出せ」と喚く者もいたが、「川澄舞と対面中で、生徒指導室におります」で通して、美汐の術に掛かって病院送りになったとは言わなかった。
「おう、お嬢ちゃんゴメンよ、寝床は空いてるかい?」
 こちらも電話がジャンジャン掛かって来て、泣きながら対応している保健医を察し、勝手に教頭を寝かせると、電話口から「お前が付いていながら」だとか「この仕置は必ず」などと喚いているBBAの声が聞こえたので、電話を取り上げて啖呵を切った。
「あ~、電話代わりました、ここの用務員、北川から草入りしてるもんでさあ。アンタが総理大臣だか誰だか知らんが、もうこの世は滅びるんだ、決まったことだから変えられねえ。それも妖狐の血族様の中でも、純血の妖狐の相沢様と、ハーフの舞様が決めたんだ、アンタ如きが嘴突っ込んでも何もできやしねえ、もひとつ下っ端の保健医の小娘? 術も使えねえ相手に何凄んでやがんだ? 俺でも何もできねえのに何もできねえに決まってるだろうが? 喚きたいなら秋子様にでも電話して同じ啖呵切ってみやがれ、すっこんでろこのドサンピンがっ!」
 電話を叩ききると、また別の所から電話が掛かって来たので、電話線を引き千切って止めてやると、保健医が頭を下げた。
「あんたも大変だな、お嬢ちゃん。おっと、俺も親分に義理を通さねえといけねえのに、電話潰しちまった、へへっ」
「お強いんですね、私なんかこの通りで…」
 泣き通しで気の毒な小娘、孫と大して変わらない歳の女を放っておけず、話をしてやる。
「へっ、これは開き直りって言うんだ、それに孫娘一人、相沢様の嫁に差し出したから、もう心残りもねえ。そうだ、あんたも今から行って来な、いまならまだ間に合う」
「え? 私なんかが序列も守らず行けば仕置が待っているだけで…」
「違う違う、今行っておかないと、お前さん殺されちまうぜ、さっきのババア、誰だか知らないが、自分が死ぬのが嫌で周りの人間殺しまくるぞ、あんたもその一人だ、何なら俺が今から連れてってやる」
「そんな……」
「その序列ってのは今すぐ破いて捨てろ、今行かないと来週にはアンタは死体になってる、この俺が保証してやろう。あいつらは切ったりハツったりが大好きな天野の連中だ、そのなんだっけ? 先見衆? 順番待ってたら箱舟に乗り遅れて、後ろから殺される、さあ、俺が代わりに頭下げてやるから付いて来るんだ」
「え? はい」
 任侠の世界を生き残った嗅覚で、目の前の小娘も殺されると悟った用務員のおじさんは、保健医の手を引いて生徒指導室に戻った。

 生徒指導室。
「先輩、私みたいな地味で目立たない女でいいんですか? 美汐に聞いた箱舟とか神域? 定員は無いんですか?」
「さあ、定員は知らないけど、ものみの丘全体だろ? 10人やそこらで満員になるとは思えないんだけど?」
 かつての美汐の親友、明るかった頃の友人は、黒縁眼鏡で地味で目立たなく、女子の制服を着ていなければ、とても女とは思えない、小柄でショートカットの少年のような姿をしていた。
(まるで男の娘か○学生だ…)
 そんな子供でも、佐祐理のお眼鏡に叶い、ヤンキー女と一緒に「開発」して行けば、自分ごのみの少女に「調教」してやれるので、「お持ち帰り~」が楽しみで仕方ないお姉ちゃんズ。
 そんな二年の少女をひん剥いて、美汐了承の上で浮気して子作り、体毛も殆ど生えていない、ティンティンも付いていない少女に「通行証」の実印を押そうとしている祐一。
(ああ、この子も凄い貧乳だ)
 本日二枚目のド貧乳に感動し、ノーブラでスポーツブラや女児用ブラすら必要ない、明らかに背中の肩甲骨の側が大きく膨らんでいる少女の胸?を堪能して、合法ロリにブチ込めるとギンギンになるオットセイくん。
 佐祐理とか香里みたいに「女の子の良い香り」なんか一切出さず、タンスの除虫剤の匂いしかしない、体臭を一切振りまかない女の子を攻め立てる。
「ああっ、こんなペッタンコで恥ずかしいです、もう見ないで下さいっ」
「それがいいんじゃないか、こんな国宝物の貧乳、誰が隠してたんだ?」
 乳首だけの貧乳、摘むのも難しい品物にむしゃぶり付いて、ハァハァ言いながら興奮している祐一を見て、美汐さんも苦情を言った。
「ゆうくん、どうして胸が小さい子の方が好きなの? 私でも小さい方なのに、もっと小さい子まで」
 昨日の舞と祐一の逆転行為を間近と言うか真上で見せられてしまった美汐は、祐一がホモもイケる方だったり、ロリコンでペドフィリアで、ょぅι″ょにしか興奮しないのでは無いかと心配した。
 先ほどの激貧ヤンキー女、それに負けず劣らず、素晴らしい貧乳に頬ずりして堪能する祐一は、一瞬真顔に戻ってこう言った。
「俺の母親に似てる女は全員嫌いだ」
 栞と香里の母親と同じで、キッツイ性格ですぐに手が出て、結果論で「こうしたら良かったのに」などと後になってから訳知り顔でグチグチ説教を始めるクソ女が大嫌いで、「長男を舐めるように可愛がる」ウザイ母親がどんどん嫌いになり、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と同じく、乳と態度がデカイ女は嫌いになった祐一。
 天使の人形はその前に分離していたので影響を受けなかったが、祐一のDNAには父親と同じで、舞の母のような脂肪分が少なく、とにかく脚と足首の細さが第一、骨盤は大きくても構わないが、乳が小さくなければ若い頃はともかく、将来的には巨乳に勃起しない遺伝が刻み込まれていた。
 当然、祐一に弟や妹がいないのは、このせいである。
「そんな… ゆうくんのお母さんってどんな人なの?」
「人が風邪引いてゼーゼー苦しんでても、腐った物食わされて吐いても、シーツの汚れの方が気になるクソ女だ」
 秋子とは全然違うタイプの女性と聞いて、義母で姑とは顔を合わせたくなくなった美汐。超マザコンよりは良かったが、その分の憧れを「未亡人下宿の管理人」に向けているのではないかと思えた。
「先輩… これ以上切なくしないで、く、下さい」
 眼鏡地味子さんに懇願された祐一は、股間の少ない汁を吸いながら貧乳を攻めるのをやめて、地味で幸薄そうで、女の子の匂いもしなければケツも小さく、本当に子供が産めるのかと疑問しか湧かない合法ロリでツルペタ、手足は細い棒を取り付けただけの棒人間に実印を押し当てた。
「入るよ?」
「はい…」
 こちらも男に声を掛けられた記憶など一切無く、事務的な会話しか記憶に無い少女で、心ない男からはすれ違いざまに「あれ絶対女じゃないだろwww ET?」と爆笑され続けた日々を思い出して涙し、何故か人類の中で少数生き残れる側に入れた幸運を喜んでいた。
「あうううっ」
 佐祐理に気に入られ、既に膜を破られて血印まで書き込まれてしまい、これまたペッタンコの腹の上に「倉田佐祐理、取り扱い物件」と記入されてしまった地味子さん。
 癒し系の小動物だったので、舞にも捕食されて、背中に「川澄舞の非常食」と書かれてしまった気の毒な少女は、精霊も一人貸し出され、結構良い待遇で扱われた。
「こんな可愛い子と、それもこんなにおっぱいが小さい子とできるなんて、おうっ」
「え? 可愛いですか?」
 祐一の匂いを嗅ぎ当てて、栞と同じように自分に無い免疫を全部持っている相手に一目惚れ、1月からは白日夢超妄想スキルの中でオナりまくり、もう心の扶養家族では祐一と三人の子供を設けて四人目を妊娠中、心の中では「お父さん」「お母さん」と呼び合っていた地味子さん。
 すれ違いざまに匂いを嗅いだだけで3回はヌケるセンパイと結ばれる日が来るなど決してありえなかったので、これも自分の都合の良い夢だと信じていた。
「ああっ、気持ちいいいっ、初めてなのに気持ち良すぎるうっ」
 美汐に捨てられてからは、ほぼボッチ。変なサークルのヲタ友だけという酷い人生を送って来たが、体臭も気配もゼロで、担任教師にも名前を覚えられないので、虐めだけには合わずに済んだ少女に遅い春が到来した。
(相沢センパイのタルパ、まだ作ってなかったのに…)
 素晴らしい妄想スキルで、今までの憧れのセンパイ、教師、アイドル、マンガやアニメのキャラクターなどなど、格好良い男性のタルパだとか人工精霊と呼ばれる妄想上の恋人を自分の脳内で作成して、自分の視界にだけ展開して会話し、ロンリーハーレムを形成していた少女だが、1月に出会ったばかりの祐一は、まだ妄想上のボディーを作成しておらず、想像の中でだけセックスをしていた。
「ああっ、中も小さくて全部入らないっ、こんな小さい隙間に、こんな小さい女の子に生でブチ込んでるっ、これって合意の上でも強姦だよなっ、確か13歳以下って強姦だったよなっ?」
「はい……」
 制服を脱ぐと、どう見ても○学生の高学年、13歳以下扱いされても日常の事なので気にせず、貧乳まで喜ばれて棒の足も気に入って貰えて喜ぶ地味子さん。
 自分のふくらはぎと同じ太さの物をねじり込まれて、本来は大出血して病院送りの所を、妖狐の嫁、死ねない呪いを受けて出血した血管は塞がり、裂けた組織も大出血せず、苦痛もなく快感だけが流れ込んで来るので、体の中の骨を妖力が通過して、手足の先、頭の中まで掻き混ぜられて狂った。
「ああっ、分かるっ、他の子と一緒で、体が必死になって子供産む準備してるのが分かる~~っ」
「ああっ、出すよっ、○学生の女の子、妊娠させるのに写生するよっ? いいね?」
「はいっ、現実でも子供産ませて下さい、戸籍だけは16ですから合法ですっ、先輩が18になったら結婚もできますっ」
「あううっ」
「ひいいいいいっ!」
 ボッチ女や五月蝿い女、筋肉少女では写生しなかった祐一くんも、○学生高学年の女の子には激しく興奮して中田氏して、だいしゅきホールドまでしてくれた○学生を妊娠させた。
(ゆうくん……)
 その状況を見て、美汐もゆうくんがロリコンだと確信した。
 勃起して挿入した時点でアウトなのだが、子供尻と子供足を抱え上げ、胸が1ミリも膨らんでいない女の子に興奮しまくって躊躇せず突き入れてピストン運動、血まみれの子供子宮に外出しする素振りすら見せず精子をぶち撒けたので、子供の敵は即タイホするべきだった。
「あ、アタシの妹も○学生ですけど、高学年ですから遠慮せずにブチ込んでやって下さい、1○歳は妊娠できるそうですから」
 座古の妹も○学生らしく、嫌で嫌で仕方なかった月宮教団への訪問が楽しみになってしまった変質者。
 チョロインさんの母親という熟女系にはピクリともしなかったオットセイくんが暴れ始め、どこかのデレマス同人のTシャツみたいに「○1歳は妊娠できる」と聞いてフルボッキした。

「あ、あの… 失礼します」
 1ラウンド終了した雰囲気を悟ったのか、外には消音されている部屋に保健医が入室してきた。
『あら先生、止めに来られたんですか? でも、この結界に入れたって事は、先生も処女なんですね』
 まるで牢名主のような佐祐理が保健医に声を掛けたが、中田氏された直後の眼鏡地味子さんの秘所をクパァして、ビデオカメラのドアップでドロドロと出てくる精子と、犯し尽くされてロストバージンしたばかりの○学生高学年の女の子を録画している光景も保健医に平然と見せた。
 さらに破瓜の血で、腹に大きく「相沢祐一」と署名して所有権設定する鬼畜な状況も見せ、イキまくった○学生がよがり泣きして、上下のお口をパクパクさせている光景も、その一部始終を録画しているのも教育側の人物に見せ付けた。
「いえ、違うんです……」
 保健医が言い澱んでいると、壁を背にして中を見ないようにしている用務員のおじさんが声を掛けた。
「相沢の旦那、佐祐理お嬢さん、そのまま聞いておくんなせえ。このお嬢ちゃんも、どこかから草入りさせられてる女で、先見衆とか言う巫女だから、男は近寄らせてねえんだ。何でも学校にいながら今回の災厄を止められなかったって罪で、今週中には殺されちまうはずだ。だけど旦那に抱いてもらえば一発逆転、巫女筆頭どころか当主より偉くなって命が助かるって寸法だ。ここは一つ人助けだと思って、この嬢ちゃんも女の一人に入れてやっちゃあくれやせんか?お願げえしやす」
「え? ……はい」
 栞や香里も世話になった保健医が殺されると聞いて安請け合いしたが、「秋子よりも年上の女性」に勃起するか心配になった。
「あ、あの、お聞きの通りです。今度の災厄を止められなかったので、私は仕置を受けます、追放か何かだと思っていましたが、ハチさんの見立てでは来週まで生きていられないそうで…」
 そこまで言って「血の気を失った」保健医は、自分の将来を見たのか、貧血を起こしてその場に座り込んだ。
「「「「「「あっ」」」」」」
「大丈夫ですか?」
 知り合いなのか、珍しく他人にも優しい美汐が丸薬を出して飲ませた。
「この人は天野の先見衆です、身分は私が保証しますが、何の目的で草入りしているかまでは知りません。「処分は」ゆうくんとお姉さま方にお任せします」
 学校潜入の理由までは知らないので、このまま放逐するか、妹?にして様子を見るのかは佐祐理に任せた。
 相変わらずお人好しで、どんな女にも発情する夫は別として、人を疑う方法を知っている佐祐理と舞なら、人情に流されず、怪しげな女は放り出してくれると期待した。
『先生? 気分が悪くて顔色も真っ青の時にすみませんけど、先生の目的を教えて頂けませんか?』
 固有結界内なので、尋問と言うより自白させている状態だが、佐祐理は疑わしげな目で侵入者の表情を確かめた。
「はい、私は名雪様をお守りして、お嬢様方(美汐など天野家子女)も、新しく来られた相沢様のお世話をして、今回のような事件が起こらないよう監視させられていました」
『それは家からの指示ですね? 先生自身の目的、ここに来た理由は何ですか?』
 質問に答えられなかった保健医に詰め寄り、家の指示などでは無く、保健医自身の目的を問い質す。
「もっと生きたい、です。まだ死にたくありませんっ」
 泣き崩れた保健医を見て、心の声からも間違いないと感じ、命のビザの発給を許可する佐祐理。
 自分や舞も、栞、美汐といった面々も、「この世が滅びる」と聞いても笑いしか発さず、昨日まで死にながら生きてきた女達は、自分達だけが助かると聞いてもなんとも思わず、「自分も世界も一緒に滅びるなら結構な事だ」と思っていて、祐一を取り返し、命を取り戻しても絶望の方が深く、「将来」「結婚」「出産」「子供」と聞いても絶望が埋まらず、目の前の女のように生に執着して、ここまで泣いて、一体何を目的にしてこうも無様に這いつくばってまで生きたいのか、逆にそんな人間を見たのが信じられなかった。
『はえ~、先生は自殺歴がないんですね? そんなに生きたいなんて、幸せな人生だったんですね~?』
「そんな…」
 周りの女達のようなリスカ跡は無いが、才能や家族にも恵まれず、乙女を保って未来予知だけをする巫女。
 早いうちに親からも離され、女の職場で壮絶なイビリ、イジメ、追い落とし合戦の中でどうにか生きて来た日々。
 失格の烙印を押されて末席に追いやられ、外の世界で学んで普通の世界を体験し、ようやく人並みの幸せを得たが、恋愛もできず、戒律に縛られた生活からは逃れられず、とても「幸せだった」などと言えないが、自ら死を願う程の絶望も無かった。
『じゃあ先生には、私達の会の顧問と、保健室か生徒指導室の使用許可を願いしますね。それと一応「お姉さま」になって頂きましょうか?』
 黒い表情をした倉田家直系の娘が行使する、強烈な支配系の術に取り込まれ、名前だけの「お姉さま」にされた保健医。
 さらに通行証として与えられた快楽も、薬物よりも強い依存性を持っていて、一度与えられれば歯向かうことなど許されず、先ほどの生への執着より強い「死ね」と言われれば死ぬ程の依存性を植え付けられ、子種も植え付けられた。
「ひいいいいっ! 気持ちいいいっ、これがっ、これがセックス? こんなに気持ちいい事を禁止されてたなんてっ、人生全部無駄にしてきたなんてえっ!」
 ドーブツの声を張り上げて、体を貫かれてよがり狂う保健医。ヤラハタ25歳のクリスマスケーキ特売会場、秋子より「4歳も」年上で卵子も老化し始めて、ラジオでは「羊水腐ってるBBA」扱いされた女は、もっと若い頃に交尾できる年齢になれば、すぐに処女を捨てて、体を売ってでも毎日セックスするべきだったと後悔した。
「先生、保健のセンセイなのに初めては痛いだけって知らないんですか? 私は祐一さんと最初した時も、それ以降も痛かったですよ?」
 先ほど「オマエラケツ出してそこに並べっ、順番に種付けしちゃる」と言われてバックからブチ抜かれて、やっとフルパワーに近い妖狐と交尾して「天上の快楽」を味わった栞も、保健医の無知に驚いていた。
「こんなに気持ち良いこと、子供の頃から知ってるなんてズルいっ、あひいいいいっ!」
 落ちた化粧を直す暇もなく、顔中ヌトヌトのグッチュグチュにされ、アイラインもドロドロ、祐一も化粧落ち女が怖いので、バックからガスガス突いて、溜まりに溜まったメス汁を好きなだけ吹き出させていた。
「あああっ、どうしてこんなに気持ちいいのっ? 何でも命令して下さい~っ、私の知ってることは全部喋りますからこれっ、これだけは毎日して下さいっ、お願いします~~~っ」
 床に這い蹲って、プライドも何もかも投げ捨てて、土下座スタイルでリノリウムの床に額を擦り付け、バックから犯されて天上の快楽に身を委ねる。
 生徒達の前でメスブタになって小便まで垂れ流してよがり狂った保健医は、軽蔑の眼差しにも気付かず、奴隷契約でも何でも自分から申し出て、何度も何度も達し続けた。
「先生、毎日して欲しいんなら妊娠はダメでしょ? 外に出しますからね」
「いやあっ、それだけは、外にだけは出さないで下さいっ、お願いしますっ、妊娠させて下さい~~っ」
 体を捻って合掌し、泣いて祐一に願いを捧げた保健医。毎日の交尾も嬉しかったが、数分程度で体も脳もバラバラになり、中出しされれば壊れて命を落とすような快楽とは違う、長時間胎内から幸せだけを与え続けてくれる存在をねだった。
 ヤンキー女と同じく、自分の腹に妖狐の子供を宿し、何もしない状態でも天上の快楽を10ヶ月間与え続けてくれる子供の方が幸せだと本能的に知り、「快楽の結晶」を植え付けて頂けるよう懇願した。
「先生がこんなに食いしん坊だったなんて、ほら、沢山出しますよっ」
「はいっ、はいい~~~っ、あああっ、gついあ;jkcflskpbhdぽhじゃひあdfjかfっhg」
 女性の性欲のピークは40歳頃なので、男の10代とは違い、BBAになればなるほど気持ちよさも増すので、散々泣きわめいてから保健医も肉の塊になって崩れ落ちた。
「うわ~、センセイのセックス、ドーブツ以下」
 アヘ顔ダブルピースで対魔忍顔になっている状態を録画され、あらゆる弱みを握られた保健医も、自分の作った汁だまりの中に倒れ、無事通過証を与えられて生き延びた。

 3時間目も終了し、起き上がれる者は教室に、アヘ顔で転がっている生徒と保健医は、ザコ達が残って面倒を見る事にした。
「じゃあ、掃除もしときますんで、旦那様は教室に戻ってて下さい。先生もどうにかしときます」
 ほぼタヒ体になった保健医も、死ねない呪いで生きているようなので、邪魔な肉の塊をどけてソファーに座らせ、全員で作った汁だまりの掃除を始めた。
「いや、悪いから俺も手伝うよ」
「もうすぐ香里が来ますよ」
 祐一から血の気が引く「サーーーッ」という音が聞こえ、マッハで逃げようとしたが、新たに左手に付いたオプションが離れず、逃走を阻止された。
「どこ行くの、パパ? 俺も連れてって」
 自分を「俺」と呼ぶ所は変わっていなかったが、父親がおらずファザコンだったヤンキー女は、祐一を「パパ」と呼び始め、デレデレの顔でぶっ壊れていた。
 もし祐一が年配の紳士だったら、援交とか愛人契約している男と間違われて、淫行で逮捕される。
「私も連れてって、お父さん」
 眼鏡地味子さんの脳も無事破壊され、性的な意味と、家族的な意味と、お腹の中の子供の父親に向かって「お父さん」と呼び始めた。
 もし街中+私服+交番の近くでこれをヤられると、○学生の連れ回しで、即逮捕案件だった。
「だいじょうぶよ、ゆうくん。あたしがついてるから、かおりさんにもすごい術かけてあげるから」
 こちらは、また毒液を注射されて幼児退行している美汐さん。術に関しては何も忘れていないので、香里は強烈な術を掛けられ、面白おかしい状態に改変されるのに決定した。

 保健室前。
 生徒指導室のすぐ先には用務員のおじさんが立っていた。孫娘のデレた顔を見るような野暮はしたくなかったが、祐一に挨拶してから教頭の孫を迎えるつもりだったので、ここで待っていた。
「お、相沢の旦那、こいつが何か粗相をしでかしませんでしたかい? 躾も何も行き届いてない山出しですから、さぞお困りでしたでしょう」
 潮を吹いたり、気絶して絶命して失禁したり、ソッチの粗相は沢山したが、ド貧乳には満足させてもらい、今も左腕に全く無い胸を擦り付けられて、貧乳天国を味あわせて貰った祐一。
「いえ、お孫さんは良くしてくれました、それに…」
 そこで単細胞の瞬間湯沸器が沸騰して喚き始めた。
「ウルセエッ、クソジジイッ、ウットウシイからヒョコヒョコ出てくるんジャねえっ」
 セリフの中のカタカナ度合いでも、頭が悪そうな喋り方をしているが、結構成績は良いヤンキー女。
「ほ~、嫌だの応だの抜かしておいて、抱かれたら即生きるの死ぬの言い出した売女が何言ってやがる」
「テメエッ、聞いてやがったな? このエロジジイッ」
 耳まで真っ赤になって即座に殴りかかり、日常の挨拶を交わすが、ボクシングのトレーナーにあしらわれるように、全部のパンチを手で払われ、女の非力を痛感させられる。
「オラオラどうした、腰が入ってねえぞ?」
 覗きや盗撮のような真似もしたくなかったが、職務上、何が起こったか報告はしないといけないので、孫の性長?記録はして、テープレコーダーで録音してから聞くという、アナログな手段で美汐の『消音』を破った用務員。
「あそこまでヤリまくられて、腰なんか入る訳ねえだろっ」
 一瞬だけ魔物の腕力とスピードでパンチを入れるのに成功し、そこで祖父から本物のボクサーのように、目で殺気を送り込まれ、腹を押さえながら足を使って下がる。
「腹は殴るんじゃねえっ、子供いるんだぞっ」
「そうかい」
 まだ見ぬ曾孫ができたと聞いて、孫にじゃれ付くのをやめて、女の顔や母親の顔をしている小娘を置いて、保健室に戻る祖父。
「じゃあ旦那、教頭先生のお孫さんも呼び出したとこですから、良かったらこいつみたいに抱いてやっておくんなせえ」
「「「「「エ?」」」」」
 岩よりも固い、昨日までの美汐よりも堅い、教頭の孫と聞いて恐れをなす一同。始めてゴージャスさゆりんの固有結界を破る女が出るのではないかと思えた。

 祐一の教室。
 三時間目の休み時間だが、もう外からでも女子の泣き声と歓声が聞こえ、何が起こっているのか察した祐一。
「香里、よく来てくれたね、すぐに相沢くん呼んでくるわ」
「えへっ、今日もテレビの人来てるんだ、何かアイドルみたい」
 今日も嘘泣き嘘芝居女が侵入し、今日はアイドル路線で攻めているようで、今すぐ踵を返して逃げ出したかった祐一だが、今は佐祐理、美汐、舞、栞、真琴も味方に付き、美汐なら栞と同じように即座に黙らせてくれるので、勇気を出して一歩踏み込んだ。
「あっ、お父さん、お帰り」
 レイプ目の名雪が立ち上がって祐一を迎えたが、今日は香里と争っておらず、誰かと同じように親友には「天国」をプレゼントしてやろうと思っていた。
((((((お父さん?))))))
 名雪の言葉に違和感を覚えた者も、今朝の佐祐理との同伴通学、舞、美汐などの話をkwsk聞きたかった王子と委員長が、怖い顔で祐一を迎えた。
「やあ相沢、どこに行ってたんだ? 香里が来る前に聞きたいことが山ほどあったのに、後で詳しく聞かせてもらうぞ」
「さあ、香里が待ってるわ」
 般若のような顔をした委員長に引っ張られ、香里の前に引き出されたが、何故か嘘つき女は大人しかった。
 本来祐一に駆け寄って抱き着き、大泣きして教室全体が暖まるのを待つシーンだと気付いていたが、舞の左手の魔物が抜けた今、背中を押してくれてアドレナリンとかノルアドレナリン全開にしてくれる人物がいなかったので、気弱な香里に戻っていた。
「あ、相沢くん……」
 案外それは正解で、香里の目には見えないプレデターさんが待ち構え、祐一の正面に来た時点で魔物の腕力とスピードで襲い掛かり、朝に栞達にブチかました対魔物にも通用する強烈な術を叩き込まれるのを防いだ。
「あの、これを読んで欲しいの」
 非常に気弱に、離れた所からブ厚い手紙を差し出すと、顔を背け、耳まで赤くして受け取りを待った。
「はい、お父さん」
 その手紙は名雪が配達してしまい、美汐が襲撃するのを邪魔したが、祐一の手には、可愛い便箋10枚、レポート用紙30枚にも及ぶ大作が手渡された。
(重えぇぇ)
 香里の愛が重すぎてドン引きするが、今日は凄まじい嘘芝居を喰らわずに済んで安心する。
「それより倉田さん? 聞きたいことがあるんですけど?」
 祐一が王子や委員長に締め上げられる前に、佐祐理対香里の夢の対決の膜?が切って落とされようとしていた。
「おや~、どうしましたか~?」
 自分の席に戻り、ビデオを仕舞い込んでいた佐祐理だが、不要物検査で中身を見られると、保健医即タヒ物の猥褻物を内ポケットに隠し持った。
「これ、どういう事ですか?」
 内容証明のコピーを佐祐理に突き付け、何か頭がユルそうな感じの佐祐理にも分かりやすいよう、マーカーペンを引いて見やすく処理した書類を机に叩き付けた。
『え~~? 「相沢祐一氏は倉田佐祐理嬢と七年前から婚約関係にあり……」 一弥、喜んで頂戴、お姉ちゃんの婚約者ってね、一弥だったみたい』
 香里が佐祐理に絡んだ時点で、碌なことにならないのは確定していたので、恐ろしい戦場になりそうな教室から可及的速やかにフェードアウトしようとしていた祐一だが、見付からないように忍び足でゆっくり逃げていたのが仇になり、佐祐理の言葉を聞いた美汐、舞、栞、月宮真琴が許さず、即座にとっ捕まって佐祐理の席の前に引き摺り出された。
「やめてよう、やめたげてよう」
 泣いている祐一を魔物の腕力で拘束し、「あ? テメエ何勝手に佐祐理(お姉さま)と婚約してやがんだ? アア?」みたいな病んだ目で見る、実のお姉ちゃんと、七年前に仮祝言も済ませ、婚姻関係にある美汐さん。
 先日秋子ちゃんが認めた婚約者である栞さんは、強い小宇宙(コスモ)で美汐の術を打ち破って、祐一にペガサス流星拳を叩きこもうとして、ペガサス座の星の軌道を手でなぞっていた。
『さあ一弥、すぐにお姉ちゃんと(偽装)結婚しましょうね(は~と)』
「うぐ~~~~ぅ」
 秋子ちゃんは、祐一を売る権利を多重に行使して、二番抵当、三番抵当を押し付けられた女にも「婚約者」の称号を与えていた。
 七年前、倉田家に許可したのは、「佐祐理と交尾させ、種付けだけして一弥を返す」と言う契約で、別に婚約でも何でもない。
 天野家の方でも、「妖狐との別れを悲しむ哀れな少女に、おままごとのような仮祝言を認め、対価を払い終わったら祐一を一ヶ月ほどレンタルして、種付けしてもらって子供でも産めば?」という口約束で、別に婚約でも何でもない。
 実は本当に「婚約」の言葉を使って両親と約束したのは栞だけで、他の女は妖狐の一族が勝手に拡大解釈して「婚約」と言い張っているだけである。
 その栞も、すっかり闇堕ちして祐一には暴力を振るいまくり、DV女はノーサンキューなのでお払い箱になっていた。
 多分戸籍的には秋子ちゃんは一番になれないので、「従姉妹なので名雪は結婚できます。沢渡真琴の戸籍はどこかで買ってきます。もし正妻の座が欲しければ全員ぶっ倒して戦って勝ち取れ」と言う意味らしく、面白おかしい展開になるよう七年前から準備されていた。
『うふっ、お父さんったら酷い人』
 月宮真琴も、他の怪獣には敵わないものの、香里ぐらいは始末して、他の女が相打ちや「相互確証破壊」してくれるよう願いながら、暗器や薬物を取り出して戦闘準備した。
『だお~~』
 祐一の娘ポジションに収まって、恋人や妻より愛して貰えるよう期待しているファザコンの名雪。
 母親は秋子で、姉が舞、妹がマコピーとあゆになって、だんご大家族を夢見ていたが、その幻想を破壊されそうになると、純血の妖狐のフルパワーで忘却の術を使いまくり、全員の記憶をフォーマットしてしまう実力を持つ破壊魔。

「カズヤって誰ですか? 祐一でしょう? どうなんです倉田さん? 相沢くんも何か言って」
 選択肢
1、正妻ナンバーワンは秋子さんだよ~~ん、などとホザいて、全員から刺されてタヒぬ。
2,戸籍上、叔母の夫の欄に甥の名前は書けないので、幼い頃からの約束もある名雪ちゃんとゴールインして、イツワリノイザナミである舞とは別れてハッピーエンド?
3,10年にも及ぶ思いを秘めた、実の姉とゴールインしてみるが、父親が認知しているので籍は入れられないため、舞の嫁である佐祐理お姉ちゃんと偽装結婚する。しかし滅びの巫女と結ばれるので、ビッグリップ、ビッグクランチでこの世が終了。
4,怨念と術と呪いの強さでは舞にも負けていない、美汐ちゃんとゴールイン。実の姉にはお引き取り願って、約束の日だか何だかを迎えて、天使がラッパを吹いたら墓穴から死体が全部出て審判の日に全員タヒぬ。清廉潔白な人物は、何か天国に迎えられるらしい。
5,最終兵器さんと結ばれて「祐一さんの子っこがほしいよ」とかホザかれ、人類最後のラブソングを歌ってロシア兵を壊滅、何か浮気されながらも北の大地で愛し合い、「この星はもうだめです」になって、巨大栞の宇宙船の子宮の中で祐一だけ生き残って終了。
6,「沢山の愛人を維持するには、お金と権力が必要なんですよ」と囁かれ、ガチレズのお姉ちゃんと結ばれるが、一弥が生まれるとお払い箱。地盤を受け継いで議員生活を続けるが佐祐理が責めないので浮気放題していると、舞に「世界を革命」されてしまってレズの世界が訪れる。
7,香里とだけは結婚しない。
8,悪の秘密結社、月宮教団に入信して、現人神として君臨する。信者とは「シャクティパッド」と称して浮気もオッケー、ヤンデレメンヘラリスカ女達も入信させ洗脳。「週末の日」にはシェルターとか天の岩戸の向こうに篭ってヤリ過ごし、新しい神人だけの新世界の神となる。
9,マコピーを妹として結ばれて、イザナミから国産みして新世界の神と… でもカグヅチを産んだ時に焼け死ぬらしいので、迎えに行っても黄泉平坂を追われたり、桃三つ投げて呪的逃走をして「一日千人を呪い殺す」展開になって現状維持。
10,ド貧乳ヤンキー女と結ばれ、夜王として君臨している天使の人形と、舎弟の「一弥のアニキ」と二人三脚で任侠の星を目指す。「人魚と書いて任侠と読むきん」みたいなメンバーが増えて、悩ましい舞とか、おまわりさんな幼なじみに指導されたり、アイドルなルナちゃん(誰?)も同居してルナパパさんに命を狙われて、ヤンキー女の父親にも命を狙われながら、人気最低のゴリラ女ヒロインとザクシャインラブする。マリーは千葉県のYさんの嫁に出す。
11,歳を取っても○学生の眼鏡地味子さんと結ばれて、事あるごとに職務質問。産婦人科に連れて行ったら通報されて即逮捕。私服で街中を歩いたら商店街の住人やショッピングモールの警備員に取り押さえられて一般人により逮捕。巡回中のパトカーに見付かったらとにかく逮捕。ロリコンペド野郎として足にGPSが取り付けられ、任意で薬品による去勢処置を勧められる。
12,秋子ちゃんの家には、毎月魔法の国?から魔法少女が訪れて、名雪にも魔法を掛けて妹として家に潜り込む。「この子達とすぐに恋に落ちて今すぐ子作り、1ヶ月以内に妊娠させないと、この子も泡になって消えてしまいますよ」と言われて、月替り週替りで現れる妹全員に種付けして、人間世界に入り込んだ純血の妖狐を猛烈に増やす「秋子ちゃん牧場計画」に賛同する。ヴァルキュリアな舞とか、寝子の名雪とか、関西弁キャラも追加。テッカマンブレードみたいに首の後に寄生するタイプの異星人も登場、何かイジェクトしたり挿入されたり、ハインライン作品の「パペットマスター」みたいになったり、ロキがラグナロックしてフェンリルがギンヌンガガップする系統の脚本で、星座とかは伏線かと思ったけどあんまり関係なかったりする。
13,猛烈に誰か忘れているような気がするがキニシナイ。
14,保健医と愛の逃避行。
 選択「7」

 今すぐ誰かを選ぶと、どの選択肢も即タヒするのが決定しているが、とにかく香里とだけは結婚したくなかった祐一は、迷わず7を選んだ。
「あ、相沢くん……」
 心の声で祐一にも拒否され、他の女の心の声も聞いた香里は、発狂して言ってはならないセリフを叫んだ。
「何が一弥よっ、こいつは祐一よ。アンタの弟なんて、とっくの昔に死んでるんでしょ? 現実を見なさいっ、馬鹿じゃないのっ?」
 この言葉で、世界が終了した。
 
 

 
後書き

最近は、プリズマイリヤSSにも書きましたが、春になって自作PC病とオークション病、ジャンクマザー病、ジャンクビデオカード病を発症してレベル5ですので終わってます。終末何してますか?状態です。
動作が怪しいボードは水と中性洗剤で洗って絶縁回復、ドライヤーで乾かして半田とペーストの匂いをクンカクンカして居るヘンタイなので修正不能です。
動作しないのはアルミホイルに包んで、オーブンレンジ200度設定で5分間ジックリ焼き、半田割れした部分を焼き上げると直るそうなので、「毎日マザーボードとビデオカード焼こうぜ(チャージマン研!)」とか言っているのでSSが遅れまくりで、「SSの続きをああしてこうして」、と考える時間に「明日はあのマザーでああしてこうして」「UBUNTUにWINE入れるとX86アプリが動く?」と聞いて発狂したり中々書けません。

毎日オークションでマザーボードとかジャンクマザーを落札し、「HDMI端子がある32インチテレビの相場が10円か、ヒャッハーー!(10年物の廃品、送料3500円)」とかやっているので末期症状です。
老眼で24インチモニター1920*1080では文字が読めないので、1300*700ぐらいの32インチテレビにすると文字が読めるはずです。

夏にはオートバイ病を発症してレベル5になるので、組んだりバラしたり整備したり中国から部品輸入したりオークションでバイク一台分部品買ったりするので終わってます。
ムーミン谷がトーミンする頃には、お外や家の中でも動けなくなり、コタツの中で寝ながら書くSSの世界に返ってくるのでは無いかと思います。
 
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