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はたらく魔王様、天使の飼い方(鈴乃やエミリアともスルものの芦屋と漆原にもオッスオッスされる話)

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08エミリア壊れる

 千穂は真奥とのエロい関係に恥じらいながらも、その行為を受け入れようとしていたが、視界の端をルンタッタ状態の芦屋が移動しているのを見て、凄惨な記憶を取り戻して頭も覚醒状態に戻った。
「@SHJDJGSるSでゃJSP:あづいえぁあるひゃうっ!」
 芦屋だけでなく漆原、鈴乃にも見られているのに気付き、股間をスカートで隠したが、周囲では「ついに魔王様と結ばれましたヒャッホウ、やったね、ヒーーーハーーー!」みたいな感じで軽くダンスなどしながら片付けをして余韻に浸っている芦屋。
「ボク、とうとう真奥と結ばれたよ、もうセックスが汚い事だなんて思わないよ」みたいな感じで「裸で」「マジ交尾が終わってすぐの上気した肌と顔」「初体験で処女の血と真奥の精液が股間から流れている」状態で嬉し泣きしながら佇んでいる漆原。
 そして悪の根源と思われる女が「私もついに真奥殿と結ばれた、半月もしないで子も孕むだろう」みたいな感じで浴衣一枚で扇風機にあたって涼んでいる鈴乃がいた。
「ひいいいっ」
 そこで共通の視線にも気付いた「お前、臭い」。
 汗だくのまま、憧れの先輩の家に来てしまったが、臭いの根源はグラウンドゼロとしてコンビニ袋に入れられて屋外放置、Tシャツも脇の下が変色して嫌な匂いを発しているので、真奥からも離れて後ずさった。
「ま、真奥さん、臭かったですか?」
「いいや、ちーちゃんはいつもいい香りがするから気にならなかったよ」
 爽やかな笑顔で答えた真奥だったが、近付くとえづくような臭いを我慢しながら独特の臭いを堪能して、シュールストレミングか、くさやの干物、発酵したエイの煮物を一気にイったような特殊臭いフェチが、命がヤバイぐらいの物件を楽しんだ直後のような顔をしていた。
「千穂殿、まだ風呂屋は開いているから、入浴して来てはどうかな? 下着は臭いがキツかったので処分させていただいた。この部屋だけでなく、近所迷惑であるからぜひそうして欲しい。服は私の浴衣か誰かの着古したTシャツでもあるだろう、その服も捨てるか洗うかした方が良い」
 その女がゴーグルとゴム手まで手に持って自分のクッサイ下着を撤去したと思われるのと、鼻にティッシュの栓をして臭いを回避していて、他の住人も鼻に栓をして鼻が詰まったような声で話しているのに気付いた。
「い、いやっ」
 芦屋も漆原も、デリケートな問題を口にしにくかったようだが、同性から言わせてホッとしていた。
「いっ、いやあああっ、もう死んでやるうううっ!」
 千穂の人生は終わってしまったようなので、自暴自棄になって暴れ始めた。
 憧れの先輩のケツは芦屋が開通済みで快楽堕ちも終了。
 鈴乃とはノースキンのラブラブセックスを終了しているのも電話で聞かされたので、女としての戦いも終了。
 気を失っている間に天使で女の漆原とのマザコン中出しプレイもガッツリ終了。
 自分はただの悪臭源としてこの部屋に存在しているのに気付いて、エミリアが捨てた100均のナイフを取って、自分を刺そうとした。
「やめるんだっ、ちーちゃんっ」
 病んだ目をした千穂は、暴れて手がつけられず、無茶苦茶に抵抗しながら標的を切り替えた。
「真奥さんを殺して私も死ぬ~~~~っ!」
 楽しい修羅場になってしまったので、微笑ましく見ていた鈴乃だが、主を庇って芦屋が負傷させられた所で、真奥が傷付けられないよう、熟練の技で千穂を倒した。
「無事か? 芦屋殿」
「はい、私は軽傷です。真奥様、お怪我はありませんか?」
「え? ああ」
 千穂の余りの取り乱し様に驚くが、若い娘がこれほどの修羅場を見せられれば何を仕出かすか分からない、
 憧れの人は別の女と交尾済、その後ろから男に刺されてガチホモプレイでオッスオッスされでドライオーガズム、男だと思っていた同居人は実は女で「漆原キュンマジ天使」みたいな超美形とセックル済み。嫉妬に狂って二連装88サンチ砲を乱射しても仕方がない。

「悪臭の元は放り出そう」
「ええ」
 芦屋の手当を済ませてから、千穂本体ごと放り出そうとしたが重く臭く、とりあえず脇の下が腐り始めたTシャツをゴム手で脱がせて撤去し、スカートもブラも脱がせて一緒にコンビニ袋に入れて屋外投棄。
 千穂本体は全裸で屋外投棄できなかったので、汗や脇の下を水拭きしたヨレヨレの使い古したタオルも袋に入れて屋外廃棄した。
 仮置きした一階では以後雑草が生えなくなって重宝し、臭気が来ないようゴミ捨て場に放置しておくと、野良猫が全部消えてカラスもゴミ袋を荒らさなくなった。
 回収日までに発酵してパンパンに膨らんで、異臭を放っていたコンビニ袋と燃えるゴミ用袋は、回収に来たパッカー車の中で圧縮した途端爆発炎上して作業員を救急搬送させてしまい、地域をテロ警戒区域にされたり、「すわ毒ガステロ再びか?」とまで報道されたが毒物は検知されず、誰かが怖いもの見たさでシュールストレミングでも開封したのだろうという結論に至った。
「一体何を食べればこんな匂いが出るのだ? やはりマグロナルドの食べ物は信用できん、きっと人類を腐らせる毒でも入っているのであろう」
 天界側のアンテナショップなのか、腐った鶏肉から腐った牛肉、腐った卵、永遠に腐らないポテトとバンズを提供。
 クズ肉のアンモニア漬けを洗濯機で洗った「ピンクスライムモンスター肉」を固めて焼いたパティ。
 孵化してすぐにオスメスの選別で撥ねられた雄鶏の雛が粉砕機に直行して、愛らしい姿のまま骨や足、嘴ごと「ナゲット」と呼ばれる呪いの塊に加工された雛鳥。
 そんな汚染と呪いの塊のさらに廃棄品を、おやつとして食べ続けた千穂は呪いの塊になって悪臭を放ち、刃傷沙汰まで起こすほど心も穢されていた。
 後ほど聖法気入りのうどんや野菜で飼育し、解毒を行った所悪臭を放たなくなり「腐ってるのは腐海の植物じゃない、大地の方なんですっ」みたいな感じで、マグロナルドの食品?は、何らかの悪意を持って提供されている物体だと判明した。

「あれ? ここどこ?」
 一連の騒動と、鼻がひん曲がりそうな悪臭に耐えかね、エミリアが目を覚ました。
「あっ、パパだっ、パパ~~~」
 勇者エミリアは壊れていた。
 さらに幼児退行したらしく、真奥をパパと誤認してTシャツとパンツ一丁の格好で真奥に抱き着き、幼児の笑顔で「パパ」に懐いた。
「エミね、大きくなったらパパのおよめさんになるっていってたでしょ~~?」
 猫のように真奥の膝に寝転び、一応パンツだけ履いて隠しているブツの上に平然と体を晒した。
「どうしたんだ? エミリア」
「あ~~っ! やっぱりエミのからだ大きくなってる~、ゆめのなかでみたのとおんなじだ~、まほうでへんしんしたんだ~~っ!」
 子供らしく、ウザイぐらいに付き纏って、デカい声で喚き、運動量も異常に多くてすぐにゴソゴソ体制を変えられ、エミリア直下にあるキングギドラが刺激され、パオーン九千億倍カレーみたいな連続パオーン体制に入った。
「ああ~~っ、パパのも大きくなってる~~、エミも大きくなったから、これでエミと「およめさんごっこ」できるね~? じゃあね、エミがパパのおよめさんだヨッ!」
 振り向いて真奥を見たエミリアの表情は、笑顔だけは子供だったが目は狂っていて、目の下のクマさんは引っ越しを拒否、落ち窪んだ目もそのまま、病み切った目は真奥を見て離さず、瞬きも拒否して眼球が乾くのか、泣き腫らした赤い目から涙が止まらずに流れ落ち、恐ろしい腕力で両肩を捕まれ、ホセメンドーサに肩を掴まれた矢吹ジョーみたいに一週間は手形の痣が消えず、もし「およめさんごっこ」を断ったりすると、勇者108の殺人技で絞め殺されるか、ボーパルバニーかレベル高い系NINJAみたいに素手でクリティカルヒットを食らって「真奥はくびをはねられた」みたいな末路になるのを理解させられ、拒否権は行使できなくなった。
「え? およめさんごっこって、何するの?」
 恐怖に駆られて愚かな質問をしてしまった真奥キュン、惨劇はまだ始まったばかりだった。
「決まってるじゃない、こうすんのよっ」
 一瞬、正気?を取り戻したかと思えたエミリアだが、そのまま真奥を押し倒し、凄まじく病んだ笑顔で伸し掛かり、頭を押さえ付けられてキツ目のキスをされた。
「あはは~~~っ、魔王と結ばれる勇者って歴史上初めて~~? 捕まってレイプされた勇者もいたかしら? それとも勇者にレイプされた魔王? あんたもその一人になるのよ~~~っ、アハハハハハハハハハハハハッ!」
「うぶううっ」
 壊れきったエミリアは、自分の下着を脱ぎ捨てて、真奥の顔の上に顔面騎乗して股間を舐めさせた。
 顔の上で踊るようにしてTシャツも脱ぎ捨ててブラも捨て、人生も投げ捨てた勇者が最後の戦いを魔王に挑み始めた。
「アンタも若い男なんだから溜まってるでしょ? あれ~~? 鈴乃はもう終わったんだ~、芦屋も真奥の後ろから済ませたって顔してるし、漆原に至っては女になってヤリましたって顔ねえ? ちーちゃん裸にひん剥いてレイプしたの? まだ垂れてないからこれから? ゴメンネちーちゃん、お先に失礼、あはははははははははっ!」
 前から跨っていたエミリアは、真奥の顔の上に座って体重を掛けたまま、180度回転し、シックスナインの体制に入って、真奥の大きくなったキングギドラを剥いて自分の口で咥えて舐め始めた。

 その一部始終は、冷静な鈴乃と芦屋によって、証拠映像としてハイビジョン録画され、狂ってしまった勇者が魔王を強姦する貴重な歴史映像として保存された。
 次の獲物が釣れたので、そこでまたデーモニッシュな笑いで喜ぶ鈴乃。千穂の半壊した携帯を握ってもう一軒電話をした。
「ああ、マグロナルドの店長殿でありますか? そちらの店員、佐々木千穂殿が、こちらの真奥貞夫や相手の女性?をナイフで刺した後、刃物で自殺を図られまして……」
「はひdfへrgじぇりgひwれgjhjtrsjんh;ぁえrgshjg;ほじゅえあヵshd;あhjgsrhんsrじゅあちゃlghvlsrtg;sdf!!」
 謎の呪文を唱える犠牲者はもう一名増えた。
「千穂殿の憧れの先輩、真奥殿が他の女性(芦屋と自分)と同衾している所を目撃してしまい「死んでやる」などと泣き叫んで暴れ、「真奥さんを殺して私も死ぬ」と言い出して、相手の女性も刺してしまった所、庇った真奥殿も刺して、飲んではいけない物(精液?)を飲んだりして自殺しようとしたので取り押さえたのだが、若い千穂殿の将来もあるので警察沙汰にはしたくない、是非相談に乗って頂けないだろうか?」
 ちーちゃんにナイフで刺されて渋滞中?のまーくんがいると伝えると、人情家の店長殿はすぐに駆け付けてくれた。
 やはり天界の関係者だったらしく、管轄は違うが「人類に与えてはならない毒」を配布していたアンテナショップの店長には、「天使には与えてはならない毒」が猛烈に効いて、まーくんに力尽くでガッシュガッシュ犯されて、年下の少年?に舐め回されて初物を奪われても、禁断の合体で現役の魔王に種付けされてタップリ中出しされても、天上の快楽の中で愛を歌い続けて仲間の助けを呼びもせず、自分を呼び出してレイプさせた鈴乃にまで感謝の言葉を捧げて、余りの快感に即堕ちして、闇落ちして、快楽堕ちまでして、まーくんのメスブタ奴隷で孕み奴隷で、天使の羽毛や分泌物を収穫できる「家畜」が一匹増えた。
 
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