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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)

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16女神も何かナマハゲみたいな顔して追いかけます

16女神も何かナマハゲみたいな顔して追いかけます

 少し前、行動不能のめぐみんを家に放置して、カズマを追跡している女神とダクネス、ついでにリッチのウィズまで連行された。
 着座位置はアクアとだけは絶対に連結しないようウィズに頼まれたので、間にダクネスが入って、本来骨と皮だけのリッチなのを幻術で人間に見せているだけなので三人分載せても飛べた。
「手綱付いてるけど分かんないわよ、アンタの仲間を追いかけなさい」
「キューーー」
 人間の友達を酷い目に合わせた化け物に乗られ、渋々飛ぶ飛竜。後ろにも明らかに人間じゃない化け物に乗られ恐怖しか無かったが、諦めて仲間の匂いを追って飛んだ。
 ダクネスも簡易装備で、盾も大剣も持たず軽い鎧しか着ていないが、やっぱり「ナイフ、ランプ、一片のパン」をカバンに詰め込んで、少々野営できるように毛布とかも略奪して、焼けたり水没した連れ込み宿から装備を整えた。

 再び連れ込み宿。
「カズマ様はどこですの?」
 拘束されて座らされたお婆さんやBBAサッキュバスの前には、14,5歳のロリ女王様が立ち、カズマの行方を聞いていた。
 足の裏からロイヤルオーラを吸収し、主人であるはずの貴族より偉そうな感じで腕を組み、黒髪ストレートのロングで前髪パッツン、欅坂46みたいな世界を征服できそうな制服を着て、細っそい足に膝上ブーツ、踏まれるとダメージ大きそうなピンヒールを履いた少女が立ちはだかった。
「カ、カズマ様は……」
 女神の拷問には屈して喋り、短い間に子供たちを逃がせたお婆さん。
 サッキュバスたちの支配から開放され、BBAサッキュバスでは維持できなかった兵士達の中では、貴族が連れてきた正規軍が圧勝し、他のパーティーは無力化され、傭兵団も降伏したので、現在の勝者がお婆さんに尋問していた。
「カズマ様は?」
 これが目の見える男なら「今すぐ踏んで下さい」と言うぐらいの女王様オーラを発し、元々才能があった少女も、執事から世話係から全員屈服させ、勿論貴族も屈服させ、自分の脚とか声で男を踏みにじるのに大きい価値があり、踏んでやるのに対価が必要なのを学習した少女は、簡単におみ足を上げるような事は無かったが、周囲の踏んで欲しい男が即座に反応した。
「このBBA、喋らんと一人ずつ始末するぞっ」
「およしなさい、下品ね」
 髪を掻き上げ、必要なセリフを言った男に髪の匂いを嗅がせてやり、たちまち魅了した女王様。
 ほんの1,2週間前まで、ガリガリの汚い農家の少女だったとはとても思えなかったが、日中の仕事は髪や体を綺麗にして、世話係の女達にブラッシングさせたり、体幹が崩れない立ち居振る舞いを習い、言葉遣い、食事の作法を習うだけなので、たちまち学習して本来の女王様体質を発揮した少女は、サッキュバスよりも魅力的になり、声だけでお婆さんも魅了した。
「カズマ様と新人のサッキュバスは、我らの巣に向かわせました」
 カズマが伝承の黒ジャージの人物でサッキュバス万年の呪いを解ける人物であるとか、サッキュバスを人間に出来る本当の人間だとか、新人のサッキュバスが人間になれる初めての少女であるとか、一族の将来に関わる答えまではしなかったが、会話はできる人物のようなのでカズマの行き先だけを教えた。
「宜しい、私達は何もカズマ様を取って食おうと言うのではありませんよ、あなた方と同じ、ほんの少し寝床を共にして、愛し合って子供を授かりたい、それだけなのです、うふふふふっ」
 周りの兵士は「そんなクソ野郎がいるのか? 俺なら女房子供を捨ててでも、どんな事をしてもこの女を取るぞ」と思われたが、めぐみんやアクアを捨てて逃げるほどの男なので、何か女の本質を見抜く力でもあって、一回寝るだけで頭や心が壊れてしまう、怖すぎる女からは脱走したカズマきゅん。
 もちろんこの少女の女王様体質を見抜いて、貴族に渡して手出しする前に逃げたのだが、屍山血河を築いてでも追われてしまうとは考えていなかったのか、貴族と契約すれば、この化け物でも契約を守って家に残り、一般家庭まで破壊しないと思っていたが、まさか貴族まで簡単に屈服させて表に出て、権力を行使する味まで覚え、破壊の限りを尽くす魔女を世に放ってしまうとは思っていなかった。
「さ、行きますよ、ブタ」
「ぶっ、ブヒーー!」
 兵士達もサッキュバス達も、少女の「椅子」「騎馬とかブタ」として移動している男が、自分たちの雇い主で地主の大貴族だとは思いもしなかった。

 翌朝のカズマきゅん
 股間を手で隠して蓋をして、「もうしないで」とか寝言を言いながら泣き寝入りしていたカズマ。
 ここは果樹園だったのか、焚き火に気が付いた農家のオジサンがやって来て誰何しようとしたが、サッキュバスが10人以上いる化け物の集団で、飛竜とかも見てすっ飛んで逃げて行った。
 夜が明け始めて飛竜が飛べるようになったので叩き起こされ「もうできませんよ」と泣いているのに強壮剤と朝立ちで一回抜かれ、追手が怖いので出発の準備をして飛び立った一行。
 最初にカズマに乗った四人目ぐらいまでは「愛があった」と判断されたのか、本当の人間の精子が子宮に入って「ピンポン」鳴ったせいか、サッキュバスの角が片方落ち、人間になる兆候が見られたので「ラッキーー」ぐらいに思われていたが、もう片方の角も落ちると墜落するので低空をゆっくり飛び、今日も飛竜が先行して巣で合流する予定になった。
「カズマさん? 先輩方とヤリまくって気持ちよかったですか?」
 後ろで手綱を握っているサッキュバスちゃんに抓られながら睨まれ、怯えているカズマ。昨日まではあれだけラブラブだったのに、サッキュバスの存在自体が怖くなって震えていた。
「そんなの最初だけで、あとは苦しくて「やめて」とか「助けて」って言っても乗られて乱暴されたんだから、気持ち良い訳ないじゃん」
「でも、最初は気持ちよかったんですね?」
「うぐぅ」
 今日も病んだ目で睨まれ、縛り上げられて「うーーうーー」言っていた間も輪姦されながら楽しみ?助けてくれなかったのを恨んでいるらしい。
「相手が女の人でも、縛られて10人がかりで抑えられて乗られると、何もできないんだな、ははは」
「四人目までは楽しんでましたよね? ね? ね?」
 どこかのちーちゃんみたいに3回も「ね?」を繰り返したサッキュバスちゃん。
 顔中オッパイで挟まれて軽いオネショタでパイズリされ、どこかのショタ提督さん達みたいに「ママーーー!」とか泣きながら乳に包まれて喜んでしまったクズマさん。
 それはそれは気持ちよくて、この世の天国を味あわせてもらったが、5人目からはブサイクだったり精巣的に無理が来たり、ティンティンが擦り剥けて真っ赤になったりしたので、最初のような天国は味わえなかった。
「もう勘弁してください」
「く、悔しいっ」
 移動中、後ろから抓られ、引っ掻かれ、首を絞められて尋問され続けたカズマは、寝不足のまま寝るのも許されずに引っ掻かれ続けた。

 サッキュバスの巣
 ここのサッキュバスは群体として生活しているらしく、女王蜂のような大きな個体はいないが、ミツバチのように精を集めている若いサッキュバスがいて、子供は誰の子でも一緒に育て、巣を増築していたり徒歩で農作業までしている飛べない働きBBAもいて、蟻の大群のような生活もしていた。
 巣というだけに結構な数のサッキュバスもいて、紅魔族のように特にこれと言った産品もない激貧の一族とは違って、輸出品も多い豊かな一族で、アクセルの街のような城塞は無いが、周りも見やすいように高層建築されていて、飛竜が見つかってすぐスクランブル発進した戦闘サッキュバスが来て、誘導着陸させられた。
「お前は人間世界に行った巣の住人で、アクセルと言う冒険者の街にいたのだな? だがこの巣は魔族領に近く、魔族の保護を受けている。簡単に人間を引き入れて内通しているとは思われたくない、手紙は預かるので暫くは離れた巣に泊まり、指示を待つが良い」
 どうも魔族領側に大幅に移動してしまったらしく、魔族保護地に来てしまったカズマ。
 当然魔族の巣に人間など入れてもらえる訳もなく、長の印も通じず、伝承の黒ジャージの人間と言っても信じて貰えず、角が落ちたのも折れただけと思われていた。
「サッキュバスちゃん、人間領に近い巣とか無い?」
「いえ、一番近くの巣はここになります」
 揉め事の種が増えそうで、即逃げ出したいカズマだったが、宿と言うか拘置所に軟禁されて食べ物と飲み物は出され、飛竜もお駄賃に果物を沢山もらえたので喜んで食べていた。
「じゃあカズマさん、時間も空いたので、お姉さま方が来る前にしましょうか?」
「エ?」
 また後ろ手に鍵を掛けられ、旅装束を脱ぎ始めたサッキュバスちゃん。いつもの服と言うか、下着同然の衣装も、首のホックを外すだけで落ちた。
「あ、あのまだ昼間だし、少し休んでから、ね? ね? ね?」
 今度はカズマが「ね?」を三回言って拒んだが、サッキュバスちゃんが縛られて、カズマだけが楽しんでいた?ので、許してくれなかった。
「するんです」
 何かめぐみんぐらいの病んだ笑顔で睨まれ、魅了されたのか秘孔でも突かれたのか「自分の意思に反して股間が起立する」状態に追い込まれて押し倒された。
「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふっ」
「ギャーーーーーース!」
 キスから乳首責めからフェラ、脚舐め、前立腺攻めのフルコースをされ、待ち時間に楽しめるよう、普通のお道具だけでなく、ゴムみたいな材質の双頭ディルドーまであり、ワセリンを塗られて後ろの処女を卒業させられ、「チャラ夫がおとなしい同級生のふたなり巨根に即落ちさせられて件について」みたいな末路を歩んだ。
「ぎ、ぎぼちいいっ」
「ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン」
 大体5回ぐらい抜かれて中出しさせられ、サッキュバスちゃんのお腹からもピンポンが何度も鳴った。

 その頃の女神。
(まだ暖かい焚き火の跡がある、それにコイツと同じ飛竜の足跡、何種類かのサッキュバスのメスの匂いもする……)
 何か視力が6.0ぐらいを超えて、赤外線とか紫外線とか昼間に星が見えるぐらいの女神スキルを使い、リッチの追跡魔法も使ってカズマを追っている女神。
(ここで何人も相手に楽しんだな?)
 カズマにサッキュバスが乗って楽しんだ?跡が赤外線で見えているアクア。
 もう忍法帖かプレデターのような怖さで、カズマの浮気に関しては凄まじい執念を発揮して追い、怒りのゲージが増えて行く。何か女神怒りのゲージが満タンになると目や口からビームでも出して超必殺技が使えるらしい。
 アクアの近くには農家のオジサンのタヒ体が転がっていて、水攻めされたらしい跡もクッキリと残り、「夜にサッキュバスが10人ほどいて、竜までいたので怖くなって逃げた」としか言えないオジサンを責め倒し、人間に見えているウィズの本当の姿を見せてやって震え上がらせ、ちょっと接触させてやって着ている服とかがリッチの呪いでボロボロになって行く感触を味あわせてやったが、何も吐かなかったので始末した。
 リッチに抱きつかれていたので、ダクネスの衣服も背中がボロボロになり、胸当ての鎧の革紐とかも腐っていたが、「いや~ん、まいっちんぐ」になるのは、カズマとかがラッキースケベを味わえる時だけなので後回しにされた。
「追うわよ」
「え?はい」
 アクアが怖すぎるので従うウィズ、ダクネスも農家のオジサンを蹴り起こしてから、悪役に従ってカズマを追った。

 サッキュバスの巣、族長室
「族長、人間世界に行った同胞から、伝承に歌われた男が現れたと手紙が来ました」
「またか、殴られて角でも折れたか? 酔って飛んで何処かに衝突したのか?」
 毎週のように現れる「人間になれるサッキュバス」が出て、手紙で済まずに本人がやって来る巣。
「はあ、今度は角が取れたと言う本人と、相手の男も同行しています、先程の飛竜がそうでした」
「段々大げさになるな、次は船に乗って来るんじゃないか?」
 そう言う新種の性病なのか、頭が壊れて発狂して、そんな夢が見たくて仕方がないお年頃なのか、小さい巣の族長や長老まで騙されて、手紙やお墨付きまで付いてやって来る。
 全部嘘で回復呪文でも掛ければ生えてくるので、辟易して直接会ったり聞いたり、戯言を聞くような時間も無いので放置していたが今回だけ本物だった。

「族長っ、今度も飛竜が来て、女神とリッチが乗っていて、魔族の幹部の一人であるウィズ様だと言っています。女神は「カズマ」と言う人間の男を返すように言っていますが如何しましょう? 女神が怒っていて、このままだと「全員見せしめにディスペルしてやる、巣をまるごと水没させてやる」と言って、水を呼んでいます」
「「何だと!」」
 魔族支配地域だと言われて追い返されそうになったので、アクアがディスペルして下っ端のサッキュバスを早速ぶっ殺そうとしたのをウィズが泣いて止め、自分が魔族軍の幹部だと言ってアクアの水没攻撃も止めさせ、
「私は魔族軍幹部のウィズです~~、カズマさんを返してくれたら帰りますから~~」
 と泣いて、どうにかアクアの暴挙を止めたウィズ、早速魔族幹部のリッチを連れてきて役に立ったらしい。

「御注進っ、人間が境界線を超えて侵攻しています、大型輸送飛竜20機、馬車百台の大部隊ですっ、何か薬でも飲まされているようで魅了が効きませんっ」
「今日はなんて日だ…… すぐに魔族に応援を依頼しろっ!」
 無力化されたパーティーとか傭兵団とか、他の女王様とも連携して「サッキュバスからカズマ様を取り返す」と言う同盟を結んで侵攻してきた少女。
 兵士に戦闘薬を飲ませる人道を無視した暴挙に出たので単独でも来れたが、魅了が効かないホモの人材も欲しくて「椅子で騎馬でブタ」が暗躍して役に立ったらしい。
 
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