無限の赤龍帝
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母親が現れた!
ベットの上でミルク塗れになってうつ伏せで倒れているリタ、ユーリ、白音の三人の横で、四つん這いにしたオーフィスをバックから、楽しんでいる。
「…………あふっ…………我…………きもちぃ…………あうっ…………いぃ…………んんっ」
顔を上げてキスをねだってくるオーフィスと口づけをしながら、ミルクを与える。その瞬間、オーフィスは絶頂を迎える。俺も最後の一滴までのませて満足感に浸っているといきなりドアが凄い勢いで開け広げられた。
「ただいまなの…………じゃ…………」
現れたのは銀色の髪をショートカットにした金色の瞳を持つ黒い和装に身を包んだ幼い少女。手にはセンスを持っている。
「「「「「…………」」」」」
「どっ、どうすればよいのじゃ? 息子と女達のあられも無い5Pという現場に遭遇した母親はどうすれば…………」
開いたセンスで仰ぎながら考え、そしてパチンとセンスを閉じておもむろにこちらにジャンプ…………ルパンダイブしながら服を脱ぐ和装ロリ。
「そうじゃ、妾も混ざれば良いのじゃっ!!」
「「「「「んな訳あるかぁあああああぁぁっ!!!」」」」」
俺達は突っ込む。そして、俺は足で受け止めた。
「あべしっ!? お主、か弱い童女を足蹴にするとは何事じゃっ!! ましてや母親じゃぞっ!! いや、これも父親であるあやつの影響か? うう~む」
悩む和装ロリを放置して四人を連れて風呂へ入る。軽くシャワーを浴びて外に出ると和室とリビングが一体化した場所。その和室部分で和装ロリが座って居た。
「先ずはそこに座れ」
俺達は大人しく座る。逆らえないほどのプレッシャーが放たれている。オーフィスは平気そうに俺の膝の上に座って来ているのだが。
「さて、息子の女達に自己紹介せねばな。妾は兵藤白夜叉。そこの一誠の母親じゃ」
促されて自己紹介していくリタ達。というか、神様よ。子孫とかじゃなくてその直系かよ!!
「さて、バカ息子よ。まさか悪魔になっておるとは思わなかったぞ」
「いや、それは…………色々とあってね」
レーティングゲームしたかっただけなんだけど。凄い圧力がまして来る。リタやユーリ、白音なんてガタガタと震えて俺にすがりついて来る。
「まあ、別に構わんがの」
その一言で空気が霧散して行く。
「妾は白き夜の魔王じゃし、別に息子が悪魔でも何ら一切問題無いわ」
「ですよねー」
「「あっ、はっ、はっ」」
二人で笑いあった後、白夜叉は真剣な目をしてこちらを見てくる。
「そやつら、自分の女にしたんなら責任は持つんじゃぞ」
「わかってる」
「ならば良し。しかし、見事にロリっ子が多いのう。これも妾の影響か? まぁ、どうでも良いことじゃな。そういえばお土産を忘れておった…………おぉ!! 買うのも忘れておったわ。これは仕方無いの…………面倒じゃし、嫁も出来た祝いじゃ。纏めてくれてやるわ」
何だか取って付けような言い訳をして、白夜叉…………母親が柏木を打つと俺達全員の力が膨れ上がった。
「これは?」
「…………力…………増えた…………」
「神格を与えてやったのじゃ。神霊にして精霊たる我のな。さて、ご飯が食べたいのじゃが…………寿司が欲しい」
「はいはい、わかったよ」
電話して出前を取る。
「やっ、止めてくださいっ!!」
「良いでわないか、良いではないか!!」
その微かな間にリタが母親に襲われていた。
「流石は駄神…………」
「そうじゃ、授業参観なるものが有るのだろう? アレに妾も出席するぞ」
「もうとっくに終わったし来るな」
「イ・ヤ・ジャ!! と、言いたいのだが、あまりこっちにもおれぬでな。ご飯を食べてお風呂に入ったらとんぼ返りじゃ」
「まあ、そっちはそっちで頑張ってくれ」
「うむ」
それから、ご飯を食べてお風呂に入り、身体を洗わされたり、洗われたりした後、帰って行った。うん、台風のような存在だな。しかし、あんな母親は持ちたくねえな。寿命が縮む。
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