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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?

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ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
  ☆やっばこれだね!魔力供給しようぜ!!!!!!

 
前書き
どうも、クソ作者です。
ここからえっちな話です。
今回はコスプレえっち、女性優位の2つとなります。
あと長いよ。くそ長いよ。
それでは本編、どうぞ。 

 
葛城財団の襲撃を退け、なんとか島を守りきった俺達。
なのだが

「無茶し過ぎよ、マスター。」
「も、申し訳ないです…。」

ベッドに寝転がり、苦笑いをうかべる陸。
勝ったはいいもののこいつの身体のダメージが深刻すぎた。
まず第一に腕。
両手は指一本動かせないくらいに重症だししばらくはマジで大人しくしてた方がいいだろう。
多分これ以上無茶すれば腕もげるぞ。

「でも…体を張って駄妹(メドゥーサ)を救ってくれた事には感謝しているわ。」
「え、今なんて」
「一回で聞き取りなさい。」
「あぁいった!?」

そして今ステンノ様がつねっている脚。
腕程ではないが脚にも強引に多量の魔力を通し、若干やばい。
まぁ暮馬がくれたベルトのおかげで大怪我はまぬがれ、数日程度で回復はしそうだが。

にしてもやべーな。
あーあ。ここに医療系のサーヴァントがいればなー。

「!?」

と思ってた矢先、突然窓ガラスが割れた。

「なんだ!?」
「まさか敵襲!?」

身構える暮馬と巴御前。
いや待てよ…以前にもこんなことがあったような…。

「こんにちは。オーシャンビヨンドより司令を受け派遣されてきました。立川病院のナイチンゲールです。」

ほらな。

「怪我人の気配を探知し、オーシャンビヨンドの方より先に来てしまいましたが…なるほど。」

そういい、ナイチンゲールは陸と目が合う。

「これはひどい…今すぐ緊急手術を!!」
「いや、あの俺は大じょ」
「これくらいなら大丈夫だろう、そういって死んだ者を私は何人もこの目で見て来ました!慢心こそ死に繋がります!さぁ早く!患者以外はここから出て行くように!!」

あーなんかデジャヴ…。
まぁいいや。

「いや!待って!待ってください!!ステンノ様!!あなたからも何か!!何か一言お願いします!!怖い!!この人目が怖い!!」
「明日には使えるよう完璧に治して頂戴ね。」
「ステンノ様!?!?!?」

そうして、部屋のドアを閉める。
そういやそうだったな。
夕方頃にオーシャンビヨンドの人達が派遣されてくるって言ってたな。
忙しいのは分かるがぶっちゃけ朝に来て欲しかったけど。




それから
オーシャンビヨンドの方々が種火の島にやってきた。
怪物の無差別攻撃のせいで荒れ果てた種火の島を整備し直し、植林などもしてくれ大助かりだ
さらに

「こ、この値段で!?」
「ええ、ご要望があればもっと高値で買わせてもらうわ。それでもいいかしら?」
「い、いや…いくらなんでも高過ぎる…もう少し安くしても…!」

ナイチンゲールの施術により感知した陸は真壁さんから種火の交渉をされる。
なんともすげー値段で買ってくれるそうな。

それとだ

「良い肉が入ったぞぉーーーッ!今夜はBBQしようぜ!!!!」

(にしてもこのまーちゃん、ノリノリである。)

俺から頼み込みハインド商会と定期契約。
こうして種火の納品を条件に定期的にいい食材が送られてくるようになった。

というわけで今夜は祝勝会も兼ねてバーベキューだ。

「夜は焼肉っしょ〜〜!!!!!」
「バーベキューだっつってんだろ。」

なんかうるさい暮馬はさておき、こうして外で肉を焼く俺。
あーもうなんか慣れたわ。料理作んの。

「さぁ焼いてくぞー。どんどん食えよー。」

串に指し、炭火焼きで焼いていく。
きっと陽キャ共とかはしょっちゅうこんなことしてんだろうな。
まぁ俺陰キャだし、こういう皆でワイワイ騒ぐのとは無縁だなとは思ってたが。

「思ったけどこれ…何のお肉かしら?」
「魔猪ですね。私もよく街の周辺にて狩っておりますので」
「じゃあ実質豚肉ね。」
「ワイバーンの肉もまた一癖あるものの美味です。上手に焼くことが出来れば女神様の舌も唸らせること間違いなしですよ。」
「へぇ…。じゃあマスター。明日ワイバーンを狩ってきて頂戴。」
「無理言わないでください!!病み上がりなんですよ!!」

とサーヴァント同士で仲良く話したり。

「リク!折角だからあのキックに名前付けようぜ!」
「え…名前?いや別に」
「知らねぇのかよ!?必殺技は名前叫びながら言った方が威力が5割増しになるんだぜ!だから付けた方がいいって!」
「えぇ…。」

暮馬に無理矢理肩を組まれ必殺技とは何たるかを説かれる陸。

「あ、あのー、女神様?」
「?」
「マスター同士も仲良くなったことですしぃ…同じアサシンクラス同士仲良くしましょ?」
「…。」
「え、なんですかステンノ様。」

話の途中で呼ばれる陸。
するとステンノは陸に耳打ちする。

「えぇ…はい。はぁ…。」

何かを言い終え、陸はおっきーの方に向くと

「『遠慮しておくわね』…だそうです。」
「なんで代弁させるのぉ!?姫と直接話したくないの!?」

そういうとまたステンノは陸の耳元で囁き、

「『そうね』って仰ってます。」
「別にそれくらい自分で言ってもいいじゃん!!!!」

彼に代弁させた。

「あーわかった!!姫の方が星1個多いから悔しいんでしょそうなんでしょ!?」
「…。」
「ガン無視しないでよねぇぇえええ!!!!」

クスクス笑うステンノ。
彼女だけでなく、皆が楽しんでるのを見てんのもなんか…こう。
楽しいな…コレ。

「まーちゃん。」
「あ?」
「笑ってる。」
「…笑ってねーよ。」

顔を覗き込んできたおっきーが一言。
マジ…顔に出てた?うわはずかし。



その夜。
空いている部屋を貸してもらい、俺達は眠りにつくはずもなく…

「さぁさぁやって参りました。お待ちかねの盗撮タイムでーす♡」
「ついに盗撮って言い始めたゾこいつ。」

毎度恒例、人の魔力供給覗いちゃおうのコーナーです。
待たせたな!…って誰に言ってんだ俺は。

「今回は巴ちゃんとステンノ様だね。」
「前回のこともあってかめちゃくちゃ少なく感じるな。」
「ちなみに録画じゃなくてリアルタイムだゾ♡」

そういい、おっきーは端末の電源を入れる。
どうやら先に暮馬と巴御前がおっ始めそうなのでそこから中継するとのこと。
にしても

「あの手を繋ぐことすら恥ずかしがってた2人がねぇ…。」
「誰とは言わないけど、日本のサーヴァントって基本奥手だよね。慎ましいっていうの?」
「おめーは全然違うけどな。」

俺が探偵駆け出しの頃、彼らの依頼を解決したのは前に話したろう。
実はその依頼解決直後、巴御前から続けて依頼を受けたことがあってな。
まぁ平たく言えば『マスターとえっちしたいけどはずかしいから協力して欲しいです』という依頼だ。
慎ましくもやはり日本鯖。根底はドスケベというわけだ。
まぁその依頼も無事成功し、2人はより親密な仲になったそうだ。
さて、それからの2人を拝見させてもらうとしよう。

「行くぜおっきー。隠しカメラの蝙蝠と繋げ。」
「りょーかーい。」

悪そうな笑みを浮かべ、おっきーは端末を操作し机に置く。
画面に移るのはまた別の部屋。
ちょうど部屋の鍵をかけた巴御前の姿だった。



「〜♪」

三〇大知のexciteを鼻歌で歌いながら、暮馬は荷物をまとめていた。
明日にはここを発つ、そしてそこからはオーシャンビヨンドのホテルタウンを訪れるつもりだ。
休暇は多めに貰ったし、お土産も手に入れた。
なのでうんと2人で楽しもうと彼は胸をわくわくさせていた。

「暮馬さん…。」

しかし、そんな呑気してる彼はがちゃりと、巴御前が鍵をかけたことには気づかなかった。

「ん…!?」

振り向けばそこには何やらもじもじしている巴御前。
そして額には、鬼の証である二本の角。

「その…戦いの際からどうにも昂りが抑えきれず…。」

着ているものに手をかけ、脱いでいく。
しゅるしゅるという衣擦れの音、重力のままに落ちる衣服。
そこに立っていたのは一糸まとわぬ…というワケでもなく。

「はしたないとは重々承知しております…ですので"今夜も"…この火照りを鎮めてはもらえないでしょうか…?」

なんと衣服の下にはあのドスケベ礼装ことデンジャラスビーストを着込んでいたのだ!
なんだこのすけべな未亡人!?
てか今夜"も"っつったよな!?"も"って!!

「ああ、分かった。巴さんがしたいならそうする。」

そういって暮馬は荷物をまとめるのを一旦やめて立ち上がる。
その手に握られているのは1本の瓶。
あ…ラベルになんか書いてある。
ズームして見てみると『大魔女特製!英霊性豪相手にはこれ一本!今夜もバキバキ絶倫栄養ドリンク(キュケオーン味)』の文字が。
あ、やっぱつれーのな。

そうして彼の中では毎晩行われているらしい一大決戦
英霊性豪一本勝負(多分一本どころじゃない)が始まったのであった。


「あっ♡ああっ♡くれま、ひゃんっ♡そこはぁ♡」
「ここがいいんだろ…っ!巴さんはさぁ!」

それから、
危険な獣となったサーヴァントを鎮めるべく暮馬は奮闘する。

壁に手を付き、後ろから突かれるごとにどんどん声が大きくなる巴御前。

「巴さんは…後ろからされるの好きだもん、なっ!」
「あっ、あ"あ"っー♡♡♡」

腰を捕まれ、乱暴に扱われる。
そうするごとに艶っぽい声を出すし、振り向いて物欲しそうな顔をする。
大魔女特製の栄養ドリンクで超絶バフのかかった暮馬のちんちんに巴御前はヨガり狂い、今までのお淑やかな面は完全に消え失せていた。

さらに

「巴さん…それって…!」
「ろいやる…あいしんぐと言うもので…暮馬さんに内緒で通販でこっそり購入し、いつお披露目しようかと悩んだのですが…。」

果て、これで終わりかと思えば少し休憩を挟んで開始される第2ラウンド。
そしてこれまたドスケベ礼装の一つ、ロイヤルアイシングに着替えてきた巴御前。

「俺に…内緒で。」
「は、はい…。」
「こんなえっちなやつを…?」
「そうです…。」
「巴さんってば…本当に…!」

彼が強引に巴御前を押し倒す。
対する巴御前は…あ、もうなんかまんざらでもなさそうだね。

「く…暮馬さん!?」
「こうされたくて着たんだろ?ほら、乳首もこんなに勃たせちゃってさ。」
「い、いけませ…ああっ♡♡」

かたくなった乳首を布越しでつままれ、喘ぐ。

「くれまさんっ…だ、だめですっ♡ともえは…っ♡」
「知ってるよ。巴さんのだめですはもっとしてって事。俺ももう我慢できない。入れていいよね?」
「ま、待ってください今挿入しては」
「答えは聞いてないっ!!」
「あ、あああ"あ"――――――――――」

そこでも特撮パロディ入れんのやめろよ…萎えちゃうだろ。

「ら、らめれす♡おくっ、つかれるたびに、ともえイッてましゅう♡♡イクの…とまらないれす♡♡」
「ほんっと…すけべなサーヴァント。義仲様に申し訳なく無いの?恥ずかしくないの?」
「ご、ごめんらはいっ♡よしなかさま♡♡ともえは…ともえはぁぁあっ♡♡♡」

え、大丈夫?義仲様の名前なんか出して。


「やっぱそれ…エグいよ。」
「あ、あまりじろじろと見られては…困ります!」

それからさらにお色直し。
今度はドスケベ礼装から水着へ着替えた巴御前。
何こいつ?マスターの趣味?着衣セックス好きなの?
というのはさておき水着は水着でも戦闘の際に着ていたものではなく、

「こんなんで戦ったら…くい込まない?」
「くい込みません!! 」

水着巴御前の第三礼装。武者をイメージしたようなあの服装を引っさげてきた。
にしても俺も思ったわ。マジでエグいよな。あの股間の角度。

「そんな格好して…いや普段も太ももちらちらさせて節度節度ってさぁ!!」
「ひゃあ!?」

さぁ暮馬くんの責めが始まったぞ。
最初に手にかけたのはやはり下半身。
太ももを触り、そして股間の布を掴んでぐいと引っ張る。

「くれま…さんっ…♡」
「人にはふしだらだ破廉恥だとか言っといて、自分のスケベな身体とムッツリスケベな性格は完全に棚に上げてさ。申し訳なく無いのかよ!」
「ひ…ぃんっ♡♡♡」

秘部に布をぐいぐいとくい込ませ快感を与えられ悶える巴御前。
くい込まされた布はとうに、愛液でぐっしょぐしょに濡れていた。

「そんな…ことは…♡」
「じゃあだったらなんで濡れてんのさ。ここ。」

指でそっと割れ目をなぞられるだけで、巴御前の身体はビクビクと震える。
お淑やか、かつ節度を守り弓張町では女性達の憧れ、そして町のみんなをひっぱるリーダーであった巴御前。
規律に厳しく、えっちなことは絶対に許さない古風な日本人気質。

なのだがやはりドスケベ。
古事記にも書いてある通り日本のサーヴァントはみんなみんなドスケベなのだ。
おっきー、北斎、紫式部…。
と数々の日本生まれのサーヴァントを見てきたが皆例外なくドスケベであった。
さらに未亡人設定の彼女がえっちじゃないわけがないのだ。

「だ、だめです…っ♡それ以上はぁあ♡♡」
「相変わらず上の口は正直じゃないなぁ。」

拒否権はない。
いや、さっき言ってたように巴御前の拒否の言葉はどうぞという合意の意味なのだろう。
なのでレイプっぽく見えるが合意の上なので和姦というわけだ。

「それに巴さん…。」
「は、はい…っ♡」
「声でかいから、バレてるかもね。」
「…!?」

うん、聞こえてんだよね。
これ生中継だからさ、隣の部屋からずっと聞こえてんのよ。巴御前の声。

「そんな…でもぉっ♡」
「明日から顔合わせられないじゃん。どうすんの巴さん。」

お前はいつも通り接してやれよ。
そういう意味をこめておっきーに目配せしたら無言で頷いてくれた。

「どうしたのさ巴さん。急にしおらしくなって…夜はまだまだこれからだし、誘ったのはそっちだよ。」
「ですが待ってくだ…あっあぁぁ♡♡♡」

後ろから突き、彼女の胸を揉みしだく。
どうやら、初めて会った時よりだいぶスキンシップに励んでるみたいだ。
ただ、声はもうちょっと抑えようね。



さて…。

「お次はステンノ様だね…。」
「なんだお前元気ねーな。」

端末を操作しながら何故かため息を着くおっきー。

「あの人さ…多分姫のこと嫌いだよね。」
「まーな。」

直接話さないし、なんか見下したように笑うし。
あの人絶対おっきーのこと嫌いというかなんというか…。

「ひどいと思わない?まーちゃんも姫があんな扱い受けて嫌じゃない?」
「まぁそうだよな…自分よりクソザコナメクジで使いどころがよく分からんサーヴァントが星5っていうのは気に入らねーだろ。」
「ひどい!!そこまで言わなくていいじゃん!!」

まぁともかくとしてだ。
その女神様とやらが一体どんなことをするのかはいけんさせてもらうとしよう。

「…あれ?」
「あれ?ってなんだよ。」

おっきーが映像を繋ごうとするも、どうやら言うことを聞かないらしい。

「なんか変なの。蝙蝠自体は繋がってるから無事だと思うんだけど…あ、ついた。」

何やらアクシデントがあったようだがそれはすぐに解決。
じきに映像が映し出されるが、それは驚くべきものだった。

「…え?」

まず映ったのはそう、ステンノだ。
言っておくが折紙蝙蝠は気配を殺し、隠しカメラ的な感じで隠れ潜んで映像を撮る。
しかしステンノはこちらを見ている。
つまり…

「バレた…?」

撮っている。ということがバレていたのだった。
しかし、前回の件…武蔵や北斎に見破られてからおっきーも何もしなかったという訳でもない。

「ステルス迷彩機能を搭載したんだよ!?バレる方がおかしいよ!!!」
「いやすげー折紙だな。」

そうこうしているうちにステンノは折紙に手を伸ばし、そのままがしっと掴み取る。

後ろからは「何してんですか?」という陸の声。
それに対しステンノはただ「なんでしょうね?一瞬とても汚いものが見えた気がしたの」とだけ返した。

「おい、なんとか出来ないのか?」
「なんとかって…え、動けない?」

蝙蝠を操作し、逃げ出そうとするも既に手遅れ。
動けない。
とすると考えられることは一つ。

「もしかして…石化?」
「かも。」

蝙蝠は石化させられている。
しかし撮る事は出来ている。さらにステンノは何を思ったのか、蝙蝠を棚の上に置いたのだ。
ちょうどベッドが見えるように。
あたかも、これから自分達がするのを見せつけるかのように。

「見られるのは癪に障るけど…見せつけるのなら話は別。よくもまぁ"そんなもの"で私達の営みを覗こうなんて考えたものね。」

これ…多分俺達が言われてんだよね。

「ステンノ様…何を言ってるんです?」
「大丈夫。あなたには関係の無いことよ。ということで特別に見せてあげましょうか。女神の営みを…よーく目に焼き付けておく事ね。」

だってよ。

見られるのが嫌だから、見せつける。
分かった。おっきーの思い通りにさせたくないんだろうな。
そうして格の違いを見せつけられ、さらにはわざわざみせてあげるなんてお情けをもらったおっきーは。

「星の数…逆だったかもしれない。」

自らを星4だと思い込むのであった。



場所は変わり陸の自室。
ベッドに寝転がる彼にまたがるステンノ。
彼は怪我は治ったとは言っても、まだ無理はするなとナイチンゲールに口を酸っぱくして言われていた。
なので

「自慰行為も出来ないせいでだいぶ溜まっているでしょう?まぁ、許可なく精液を吐き出すことなんてしたらまず許しませんが。」

ステンノ様自らが抜いてあげるとのこと。
とはいっても先程彼女が言ったように、彼に射精の権利はない。

「分かってるでしょう?マスター。あなたのおちんちんの所有権、射精の権利は全て私のモノって。」

陸は無言で頷く。
跨っているステンノが動くせいで、ズボン越しに刺激され続け彼のものは押し上げテントをはっていた。

「楽しいわよ?マスターのおちんちんの全権利を掌握して、悪戯に手のひらで転がして遊ぶのは。」
「ステンノ様…さっきから一体誰に」
「独り言よ、気にしないで。それより誰が勃起させていいなんて言ったのかしら?」

独り言じゃない。俺達に言ってるんだ。
そして今隣ではおっきーが「射精管理なんてそんなかわいそーなことしませんよーだ!」とあっかんべーしながら文句言ってる。
かわいいなこいつ。

「言ったでしょう?全権利は私のモノ。あなたのおちんちんは女神様のモノ。射精しなさいと言われれば射精し、我慢なさいといえば我慢する。分かっていて?」
「でもその…勃起は男としての生理現象と言いますかそもそもさっきからそうやってぐりぐりと刺激されてれば…」
「あら、口答えするのね。」

刺激することをやめ、ゆっくりと立ち上がる。

「女神様の言うことを聞けないのは…"ココ"ね?」
「う…。」

足で踏みつけられる、彼のいちもつ。
踏み潰すつもりはない。柔らかな彼女の足の裏の感触は絶妙な踏み方で陸のものを刺激していく。
さらに

「あら、どこを見ているのかしら?」

仰向けに寝転がされている陸、
そしてそれを見下ろしながら足コキするステンノ。
そうしていれば陸の視点からは嫌でもスカートの中身が見えるわけだが

「…!」
「どうして履いてないんだろう?って思った顔してるわね。ええ、その表情が欲しかったの。」

スカートの端を掴み、いじらしくたくしあげる彼女。
そんなことをされれば陸の興奮はさらに増す。
そして思い通りになったマスターを見てステンノはさらに恍惚の表情を見せた。

「ねぇマスター。私、とっても楽しいのよ?マスターはどうかしら?」
「お、俺も…その…ステンノ様に踏まれて…楽しいし気持ちいいです…。」
「そう、正直者は嫌いじゃないわ。」

足コキから開放され、ステンノはとうとう陸のズボンに手をかける。
カチャカチャと音を立てながらベルトを外し、「それがひっかかって脱がしにくいのだけれど?勃起するのはやめられないのかしら?」と文句を言いながらズボンと下着を脱がせていく。

これあれだ。
陸…ステンノ様に完全に優位をとられてやがる。
というかそもそも一転攻勢しようとしないのは…ステンノの"教育"の賜物だろうな。
そんな2人の関係性を見て一瞬あの二人が浮かぶがあいつらは別だ。あいつらは次元が違い過ぎる。
嬉々として自分のサーヴァントの犬になりたがるカマホモとかもうあれやべーもん。
いかん、話が逸れた。

「ところでマスター。」
「…っ、は、はい?」

ズボンを脱がせ、この後どうするのかと思えばステンノは彼のものを優しく手で包み、ゆっくりとしごき出す。
仕方なーく、という感じで、呆れていて笑ってもいるように見える微妙な表情を陸に向けながら手コキをしている。

「撮られてるの?知ってたかしら?」
「え…えっ!?撮っ、撮られてるって!?」

慌てて起き上がり当たりを見回そうとするもステンノからは「大人しくしてなさい」と言われ強引に寝転がされる。

「い、一体誰か!?」
「さぁ?どこかの悪い人かもしれませんし、悪戯好きな蝙蝠かもしれません。だけど見られたから中止なんて、私はそんな中途半端なことはしないの。」

クスッと笑い、彼女は自らの服に手をかける。
ぱさりと落ちる純白のドレス。
女神の名に恥じない、穢れ一つとないきれいな肌が眼前に晒される。

「"見せつける"。見たいのなら好きなだけ見ればいい。私はそう思うのだけれどあなたはどうかしら?」

ゆっくりとまたがり、彼のモノを自分のあそこにおしつける。
強引に割れ目をこじ開け、中に入り込む感覚。

「見せつけるって…それはさすがに…!」
「恥じる必要はないもの。あなたもこんな女神と今シてるんだから、もう少し誇らしくなさい。」

そういい、彼女は一気に腰を下ろした。

「あっ…く、うぅ…っ♡♡」

震え、小さく息を吐いて荒くなった呼吸を整える。

「ほら、触って。」

陸の手を掴み、自分の胸を触らせる。
凹凸の少ない身体。だがそこには僅かながらの膨らみがあり、陸はそれをそっと触る。

「じゃあ…動くから…っ♡」

しめつけられ、腟内は動いて不規則な刺激を与え続ける。
自分の上で、女神は腰をくねらせ踊る。
なんて贅沢だろうか。
自分のような人間が、これを堪能していいものなのだろうか?

「いい…のよ…♡」

心を見透かしたかのように女神は答える。

「言ったでしょう?私としてるのだから誇らしくしなさいと。ほら、自分は女神としてるんだって見せつけなさい。これは命令よ。」

僅かながら赤みを帯び、蕩けたステンノ顔に性的興奮を感じつつ、彼は彼女を突き上げるようにして動き出した。

「マ、マスター!?動かないでって…あ、あぁっ♡♡♡」
「みせつけろって…言われましたから…!!」
「ちが…っ♡そうじゃ…なく…っ♡」
「それに…きもちよくさせるのが…俺の…役目でしょ…!」

彼からのささやかな反逆。
だが女神はそんなことは許さない。

「…悪いマスター…でもその立派な奉仕精神に免じて許してあげる♡」
「…!!」

腰をくねらせ、また別の刺激でマスターを黙らせる。
手のひらで踊らせ続けてきたからであろう、マスターの弱点は、いくらでも知っていた。

「ほら、射精なさい?許可してあげる。女神のナカに出すの。簡単なことよ?ほら、はーやーく♡」
「…っ!!」

倒れ込み、陸の耳元で囁き始める。

「数を数えてあげる。ゼロになったらあなたは射精する。だってあなたは私に逆らえない。そうでしょ?」
「…っ、うぅ!」
「そ う で し ょ う ?」

こくこくと頷く彼。

「ほら、さーん。」

彼の突くスピードが早まる。

「にーい…。」

きゅうきゅうとしめつけられ、上の口からも下の口からも射精を催促させられる。

「いーち…。」

我慢の限界が近い。
精液はもうすぐそこまで来ている。
出したい。出したい。出したい。

「ぜ ろ ♡」
「は、はぁっ!あぁああ!」

これも教育の賜物か、
ステンノのカウントダウンがゼロになると同時に、彼は勢いよく射精した。
どくどくと、とめどなく出る精子。
あまりにも出過ぎたんだろう。
2人の接合部からは精液が溢れ出ていた。

「ふふ…マスター…♡」
「は、はい…。」

寄り添い、胸に優しく手を添えるステンノ。

「まだまだ流れ込んでくる…どれだけ溜まっていたのかしら?」
「…。」

彼は答えない。
しかしステンノは満足気に笑った。

「ほら、見えてるかしら?」

こちらに、つまり置いてある蝙蝠に顔を向けるステンノ。

「女神の夜の営み、満足して貰えればいいのだけど?ねぇ、覗き見しか出来ないお姫様。」

そこでブツンと、映像は途切れた。



別に通信を切ったわけじゃない。おそらくステンノが折紙蝙蝠を完全に石化させたせいなのだろう。

さて、おっきーは

「姫 は キ レ た !!!!」

キレてた。

「おい夜だぞ静かにしろよ。」

お隣さんはまだあんあんうるせーけどな。

「うわー許せない!完全にやられた!!手玉に取られた!!」
「まぁ女神様の方が1枚上手だったということで。」
「納得いかない!!敗北感がハンパない!!ちょっとカチコミかけてくる…!!」

やめろよ今多分余韻に浸りながらのピロートークだろうよ。

「やめろよおっきー。」
「まーちゃんは悔しくないの!?姫!あの人に翻弄されたんだよ!?見せつけられたんだよ!?」
「面白いなとは思った。」
「面白い!?」

それから、
拗ねるおっきーを慰めつつなんとか床にはついた。
翌日、終始ニヤけた面のステンノに「あら?何か良くないことでもあったのかしら?まるで隠しカメラがバレたみたいな顔ね。」と挑発され半ギレするおっきーなのであった。
 
 

 
後書き
⚫はんせい

暮馬&巴御前に関しては最早言うことはありません。
ただ欲望のままに着せ替えさせてえっちさせたかっただけです。
普段真面目な人がドスケベな格好するの…なんかいいよね!

陸とステンノ様に関しては、これはもう筆が乗りました。
女性優位というのを常に頭に入れておき、終始ステンノが主導権を握るようにしましたがいかがだったでしょうか?
最後の囁きカウントダウンはステンノ様に似合いそうだしただやってみたかっただけなんだ…。
にしてもエウリュアレと一緒に両耳を責めるなんてどうかしら!?最高ではなくて!?

⚫さいごに
これにてステンノ様の人とのコラボは終了です。
ステンノ様の人、わざわざコラボしていただきありがとうございます!
他のコラボの方と同じく、また別の機会で出る予定ですのでその時までどうか待っていてくださいね!
それでは最後に次回予告をして終わりましょう!


次回予告

「それでは…誓いの首輪を。」

「ねぇおかしくね?なんで皆ツッコまねーの?それとも俺がおかしいの?ねぇ、ねぇ聞いてる?」

「これを通して分かったことは…もう大切なものは二度と手放さないってことだ。」

「おれァ嫁入りして二日半で追い出されちまったからナ。だからおれが夫になりゃいいって話サ!」

「この人精神状態おかしいよ…。」

「お兄様の花嫁姿が見られて…ゴッホ…感激です。えへ…えへへ。」

「数多の悪魔を操り、引き連れているあなたはまさにソロモン王…!今のあなたにふさわしい名前だ。」

「これより観光PRを実施する!!」

『ウエディングK/姫路町観光PR』

次回もお楽しみに。 
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