abnormal legend libiasan
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ボナパルト編01
奇跡の天才軍師リバイアにより、光の氾濫は鎮められた。しかしこの後リバイアは病に伏し、魔王クロノや王国将軍ガラードや闘神ダイも倒れ、再び乱世が訪れた。
王都制圧・光の氾濫から10年、クロノ亡き後先代の魔王が復位したが魔界をまとめる力はなく、魔界の治安は乱れきっていた。
役人「傭兵?お前のような小僧が用心棒などできるわけがなかろう」
ジョーカー(15歳)「あ?」
ボナパルト(16歳)「無理にとは言いません。立派な城壁ですね」
役人「そうだろう。ある程度の防衛戦力もある。他を当たってくれ」
ジョーカー「ボン、あれでいいのか?」
ボナパルト「今日は挨拶だけだ。城壁の外で野営するぞ」
役人「あの小僧ども、城壁の外で市を開いておる」
役人「商売の許可をとっているな、変わった傭兵だ」
盗賊の首領「城壁の外で市場だと?かっさらえ!」
役人「む、盗賊か。門を閉じろ!」
旅人「え、城壁に入れない!?」
盗賊「4にたくなければ金をくれ!」
旅人「ひえーっ!」
ボナパルト「仕事だ」
ジョーカー「まかせろ!オラオラ盗賊ども、金目の物を出しやがれ」
素手で盗賊を殴り倒すジョーカー
盗賊「ふざけるな小僧!」
盗賊の投げナイフ
ジョーカーに刺さ…らない!
ムーバブルアーマーでナイフは折れた。
ジョーカー「お前が頭か!」
首領「おのれ!」
首領の剣をかわし、ジョーカーの暗黒剣!魔力と生命力を吸われ倒れる首領。
盗賊「頭!」
逃げる盗賊
首領「小僧…これで勝ったと思うなよ…」
…
ジョーカー「どうだ?」
ボナパルト「大した金額ではないが…」
捕らえた盗賊の少年「役人に捕まるなら4んだほうがマシだ。56せよ」
ボナパルト「まあ食え」
巨大亀のスープ
少年「なんだこれ、うめぇ」
住民「おっ、旨そうだな。それ売り物か?」
ボナパルト「いらっしゃい、一杯300マネーです。味見してから注文してください」
住民「うまっ!これモンスター肉なのか…」
住民「3杯くれ!」
兵士「10杯くれ!」
恵「ありがとうございます☺」
とかげ先生「む、もう繁盛してるのか」
ボナパルト「とかげ先生!教えて頂いた通りにしたら売れました」
とかげ先生「それはお前の力だ。商才があるな」
ジョーカー「俺は?」
とかげ先生「ジョーカーは強いな、(初代リバイアの相棒)闘神ジョーカー様のようになれるぞ」
ジョーカー「闘神ジョーカーは言い過ぎだろ!」
盗賊の少年「俺、行くとこねぇんだ。ここに置いてくれねぇか?」
ボナパルト「(鍵開けの道具か、器用そうだな)良いだろう、ようこそジョーカー傭兵団へ」
…
とかげ先生「用心棒として契約できたな」
ボナパルト「はい、ここを起点に戦力を高めましょう」
とかげ先生「凄いなボナパルト、私の予想を大きく上回る報酬だ」
ボナパルト「凄いのは僕ではありません、リバイア流用兵術ですよ」
ジョーカー「どうだ?」
ボナパルト「契約してきた、着手金だ。これで飲むか」
(幻想世界には飲酒の年齢規制はありません)
ジョーカー「よっしゃー!」
…
ボナパルト(この酒場、色々と役に立つな)
書生「副長、役場で労働者や傭兵を募集してもらいました」
ボナパルト「ありがとう、しっかり食べておけ」
書生「いただきます!」
恵「ボンくんは天才経営者だね!」
ボナパルト「そうかな、まだまだたよ」
恵「向上心があっていいね」
恵の胸をもむボナパルト「恵さんは天使(*´д`*)」
とかげ先生「順調だな」
ボナパルト「はい、半年後には千人の兵を連れて、魔王軍入りですね」
ボナパルト
後の三代目リバイア・魔王軍司令、とかげ先生にリバイア流用兵術を習う。統治能力抜群。若ハゲ小太りで少年に見えない。
ジョーカー
後に大魔王になる少年、陽気で仲間思い、英雄の器と桁違いの武力を持つ暗黒剣士。光魔法にとてもとても弱い。そして頭が悪く読み書きができない。闘神ジョーカーと違ってアル中ではない。
とかげ先生
本名リザード、ボナパルトより20歳年上。兵法マニアのフリーターだが、リバイアの頼みでリバイア流用兵術の伝道師になる。弱く、魔力も頭脳も並だが、「神眼」によって未来が見える。また神器の扱いが上手い。
恵
ぽちゃメガネ優等生、ボナパルトにヤンデレな嫁。たまに美人化する。補助魔法が得意。
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