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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う

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あたしと香子は、幻想を知る

 
前書き
どうも、クソ作者です。
コラボ2件目となりますがここでクソ作者はあるまじき大失態を犯してしまったのです。
あろうことかコラボ先のキャラクターの名前を忘れました。
いや、なんだったらハーメルン行って確認してくりゃいいじゃん。なんて思う方もいるかもしれませんがその作品、もうないんですよ…。
それなら無理にでもコラボしなくてもいいんじゃ?なんて事も思うかもしれませんがまだクソ作者がハーメルンにいた頃、この小説にコラボしてもいいですよってコメントもらってるのでやはりここは何としてでもコラボさせねば…!って思ったわけです。
というわけで苦肉の策として、マスターの名前はどうやっても思い出せないのでこちらで独自に名前をつけることにしました。


OP:Vermillion Halo(Foerground Eclipse) 

 
「私達とアイドル勝負をしなさい!!」
「…は?」

唐突だった。
突然やってきたエリザベートにアイドル勝負を申し込まれる。
それだけでもう何が何だかわけがわからない。

「申し遅れたわね!!全子豚の中ではとっくにご存知!みんなのアイドルことエリザベート=バートリーよ!!」
「マスターの大久保 麻美です。うちのエリちゃんがごめんね。」

…。
なんだ、こいつら。

「と、いうわけでアイドル勝負よ!!」
「いや、というわけでアイドル勝負って言われても…。」
「なぁに?怖気付いたの?じゃあここは大人しくアタシ達に渡してもらおうかしら?まな板。」
「まな板ァ!?」

そんな煽り文句を言われてあたしは思わずムッとしてしまう。
特にまな板。自分の胸見てから人のこと言えるかどうか考えて欲しい。
にしてもここを明け渡す?そんなこと出来るわけない。

「あのね、ここはあたしが見つけた所だし、小さい頃から利用してた図書館なの。思い出とかがいっぱい詰まってんの!」
「へぇ、だから何?」
「渡せないってこと!」

折角夢の1つだった本に囲まれる生活を実現できたんだ。
それにここはあたしと香子の家だし、渡せるわけが無い。

「第一、ここを奪い取ってアンタらは何するつもりなの?」
「当然じゃない。ここをライブハウスに改造して毎晩歌って踊り明かすのよ!」

予想通りといえば予想通りの、エリザベート=バートリーらしい返事が返ってきた。
予想内過ぎて乾いた笑いが漏れる。

「ここがライブをするのに立地的に良くってね…どう?利益は半分あげるからアタシ達に譲ってくれない?」
「いやだ。」

どれだけ金を積まれようがここを譲るつもりは無い。
断固としてここを渡さない事を示すと、エリザベートは

「そう、じゃあまな板。アイドル勝負で勝敗を決しようじゃない。」
「…。」

だからそのアイドル勝負ってなんなんだ。

「近々この辺でゲリラライブをやる予定なのだけれど、そこで私とマスター、そしてまな板と紫式部でライブを披露するの!どう?フェアな勝負でしょう?」
「どうって…。」
「エリちゃんがどうしてもって聞かなくって…だったらここは正々堂々と勝負して決めようってことになったんだ。」

アイドル対決とはどういうものなのだろうか。
歌?踊り?どちらにしてもあたしは苦手なものだ。
それにアイドルとしての勝負なんて圧倒的にあちらの得意分野じゃないか。マスターは正々堂々とか言っているがこんな理不尽なルールに正々堂々もクソもない。
あたしたちには不利すぎる勝負をふっかけておいてフェアなんてよく言える。
でも、待って欲しい。

「葵様…。」
「勝てば…手を引いてくれんの?」

あっちの得意分野なら、そこで勝って完膚なきまでに自信を砕いてあげようか。

「ええ、あなた達が勝てばここは諦めてあげる。とはいってもあくまで"勝てたら"の話だけどねーっ!」
「…。」

なるほど。
あちらは完璧に自分達が勝てるなんて思ってる。
いわゆる慢心、舐めプってやつだ。
ここまでされればあたしだってムキになる。
それにさっきからまな板まな板と好き勝手に…!
怒りは時として、出来もしないことを出来ると言わせてしまうんだ。

「じゃあ分かったよ。やってやるよ!アイドルになってアンタらを打ち負かせばいいんでしょ!」
「へぇ…アイドル魂に火がついたようね…いいわよまな板!打ち負かしてみなさいな!ぺったんこのアンタにやれるもんならね!」

キレそうになるが…待て、落ち着けあたし。ここはあたしが大人になるんだ。大人の対応を見せつけろ。
ともかくアイドル魂がどういったものかは知らないけど、とにかくやると決めたからにはやる。
図書館が失われるかどうかの勝負なんだ。ここはやるしかない。

「それじゃあ勝負は1週間後!それまで精々アタシ達のアイドルらしさに見惚れて驚く事ね!!」
「それじゃあ、失礼しました!」

そういい、エリザベートとそのマスターはさっさといなくなってしまった。

「…。」

そうして流れる、二度目の嵐の後の沈黙。

「あの…葵様。」
「うん。分かってる。」

恐る恐る話しかける香子。
言いたいことは分かってるよ。ホントに。

「あたし…馬鹿だなぁ。出来もしない事言っちゃった…。」

アイドル対決?
アイドルに1番向かないあたしが出来ることか?それ。
かわいくない愛嬌もない歌もうまくないとアイドルに必要なもの全てが欠落しているあたしに、出来ることか?

「ごめん香子。」
「いいえ、お気になさらず。ある意味極限の選択を強いられたようなものですから…香子も恐らく、葵様と同じように売られた喧嘩は買っていたかと…。」
「そっか…。」

椅子に座り、これからどうしようかと思うとため息が出る。
何?アイドルって何すればいいの?

「ともかく葵様。」
「…?」
「先日、宮本様が図書館内にだんすれっすん用の部屋とぼいすとれーにんぐ用の防音室を増設してくださいました。」
「何してんのアイツ!?」

頼んでもないのに何勝手に増設してるんだろう…。
いや、それよりもあいつ未来予知でも出来るんだろうか?
いくらなんでもタイミングが良すぎる。
にしても…。

「さぁ、夕方の取材までまだ少し時間がございます。どの稽古をなさいましょう?」
「あの…香子さ、」
「はい?」
「なんか…ノリノリじゃない?」

妙に香子が張り切っている。

「いえ…勝つためなら最善を尽くすまで。ですからこの香子、葵様を一人前のあいどるにすべく全力で支援致します。言うなればぷろでゅうさぁ、紫式部P。そうお呼びください。」
「いや、香子も出るんだよ。」
「え?」

そうして、あたしと香子のアイドルレッスンが今日から始まった。




「〜♪」

一方その頃。
崩壊した商店街、そこら辺の瓦礫に腰かけ、森川 真誉は鼻歌を歌いながらあの時借りた本を読んでいた。
そして…

「いーらないっ。」

読みかけの本を両手でしっかりと持ち、そのまま引き裂く。
分厚い本はビリビリと破れ、紙束となる。
真誉はそれを空高く投げ上げると、ふふふと笑った。

「安倍晴明の本なんていらないよ。だから返す必要も無いし、ここで捨てちゃおう。ねー。」

と、そばに置いていたぬいぐるみを手に取りそう話しかける。

「桜ちゃんはどう思う?うーん、そっかぁ。そうだよねぇ。」

その光景は、明らかに異常であった。
幼気な少女がお人形遊びをするのはまだ微笑ましい光景だが、
今こうしてぬいぐるみに話しかけているのは18歳の女性だ。
彼女には人形の言葉が聞こえているのかどうか、時々うんうんと頷きくすくすと笑ったりする。
ぬいぐるみと自分だけの時間。
だが、そこに邪魔者が割り込んできた。

「ねーキミ、何してんの?」
「?」

真誉が顔を上げると、そこにはいかにもな格好をした若者5人組。
皆手には何かしらの武器を持ち、そして全員がニタニタと下心全開の笑みを浮かべている。

「…だれ?」
「俺達?通りすがりの優しい人。危なかったよキミ、もし見つけたのが俺達じゃなかったら酷い目にあってたからね。」

全部、ではないかもしれない。
しかしこの崩壊世界において無償で人を助ける者などほとんどと言っていいほど存在しない。
無論、この男達もそうだ。
真誉に話しかけた男は爽やかな笑みを浮かべてはいるが、後ろにいる男達からはニヤニヤとした下心の隠しきれない笑みを浮かべた奴がいる。
無防備な女を見つけた。
なら、ヤることは一つしかない。

「ほら、来なよ。俺達が安全なとこまで案内してやっからさ。」
「…うん。」

戸惑うような素振りは見せず、彼女は迷うことなく差し出された男の手を取った。

「…?」

その時、1人の若者があることに気付いた。

「どうしたよ?」
「ん、ほら、あそこでじっとみてるやつが…ってあれ?」

相方が訪ねるが、どうやらここから少し離れたところから男がこちらをじっと見ていたとのこと。
しかし指さした先には何も無い。

「いねーじゃん。お前幻覚見えてんじゃね?」
「いやマジだって!あそこに変な格好したデッカイやつがいたんだって!にやにやしながらこっち見てたんだよ!し、しかもなんか寒くね?悪寒っつうの?」
「何?ビビらそうとしてんの?」
「おーい何してんだ。行くぞ。」

真誉に話しかけたリーダーらしき男に呼ばれ、2人の若者は足早にここから去っていく。
この崩壊世界、こういった廃墟に幽霊やゴーストの類が出てくるのは別に珍しい話じゃない。
神秘に満ちたこの世界、夜になれば普通にそこら辺を浮遊しているし、墓にならよくいる。
しかし、男が見たものは幽霊などではなかった。

「ンン…さて、何秒持ちますかな?」




「はくれい…じんじゃ?」
「その読み方であっていると思います。にしても…随分と年季の入った鳥居ですね。建てられたのはつい最近とお聞きしましたが…。」

図書館から離れたところにある、とある神社。
博麗神社(はくれいじんじゃ)と書かれた鳥居をくぐり、そこそこの長さの階段を上っていく。
ここがあたし達が今回取材をする場所だ。
崩壊した世界にて神社を建て直し、サーヴァントとも対等に戦える人間離れした少女がいる。
そんな噂を聞き、あたしと香子はこうしてやって来た。

「…!」

そこそこ長い階段を上り終えると、出迎えたのは荘厳な神社。
厳かというか、澄んでいるというか、何故かこの空間だけは空気がまるで違うように感じられた。
いくつもの鳥居、両サイドにある狛犬の石像。
賽銭箱にその上からは本坪鈴がぶら下がっている。誰もが想像するいかにもな神社。

そして竹箒で境内の掃除をしているのが、今回の取材のターゲットだ。

なんとも個性的な巫女服(多分)に身を包み、銀色の髪を揺らし掃除をしている女性。
少しするとあたし達の気配に気付き、ふっと顔を上げた。

「あ、あなたたちは…」
「先日連絡させていただいた『葵紫図書館』の者です。」
「ああ昨日の…!お待ちしてました!」

そういうと竹箒を片付け、あたし達を家に上げ客間へと案内する。
彼女の名前は八百万(やおよろず)ソフィー。
この博麗神社に勤める巫女であり、そして噂に聞いたサーヴァントをも凌駕する程の戦闘力の持ち主。
大人しそうな外見とその見目麗しさからはとても想像できないが…。

「改めまして、僕が八百万ソフィーです。」
(ボクっ娘なんだ…。)

客間に招かれ、ちゃぶ台を挟んで取材に取り掛かるとする。
机の上にはお煎餅、そして

「境内の裏で栽培した茶葉から作った物だ。口に合えばいいが…。」
「ありがとうございます。」

彼女のサーヴァントであろう、エミヤがあたしと香子に湯気の立つお茶を差し出す。

「あたしは源 葵。こっちはサーヴァントの紫式部。」

そう言い、あたしはソフィーに名刺を渡した。
それからかわいた喉を潤すため一口お茶を頂いたが…これが美味しい。
裏で栽培していたと言うけどきっとお茶の淹れ方も完璧なのだろう。

「早速取材に入りたいんだけど、いいかな?」
「いいですよ。なんでも聞いてください。」

そう言われ、取材の時間が始まった。
神社のこと、彼女自身のこと、そして

「幻想郷…?」

話の度に、彼女の口から出てくる"幻想郷"というワード。
あたしはそれが気になった。

「その幻想郷ってのは…何処にあるの?」
「正確には"ここ"じゃない何処か。僕はこの世界の住人じゃなくて、幻想郷からやってきたんだ。」

そうしてソフィーさんが説明を始める。

「忘れ去られたモノがたどり着く、幻想の終着点。それが幻想郷。僕達はそこで楽しく平和に暮らしていたんだけど…。」
「だけど?」
「いきなり訳の分からない妖怪が溢れて、このままだと幻想郷もこの世界と同じようになってしまう。」

そういうこともあって、自分はその"異変"の原因を探るためにやってきた。とソフィーさんは言った。

「でもこの世界も面白いね。サーヴァントって言うの?みんなそうやって大切な人達を連れて、こんな世界でも一生懸命生きてる。」
「まぁ…そうですね。」
「ところで隣の方は恋人?」
「ぶほっ!?」

突拍子もない事を聞かれ変な声が出た。

「えっ、こ、恋人?」
「そ。なんか来た時からすごく仲良さそうだったから。サーヴァントとマスターでそういう関係になるのも珍しくないって言うし、気になってたんだ。」
「いやまぁ…はい。」

確かに、あたしと香子は大変親密な関係になっている。
毎晩体を重ね。仕事中も隙あらば見えないところでいたずら(意味深)したりするくらいには仲良しだ。
けど、あまり堂々と言えるものでは無い。

「なに〜?なんか騒がしいのだけれどぉ?」

と、変な空気になったこの場に、少しのんびりとした声が聞こえ、あたしの後ろの襖がガラッと開いた。

「…!!」
「あらお客さん?」

赤い髪の女性。
welcome Hellとプリントされたオシャレなシャツを着こなした大人の女性が現れたのだ。

「うちのソフィーがどうも〜。私は保護者の」
「いいから下を穿きたまえ!!」

そのオシャレなTシャツだけを着た状態で。
そう、Tシャツだけ。
あたしの前に何も隠さない下半身を晒した状態でだ。
勿論、エミヤが慌てて部屋に戻す。

「私何かしたかしら?」
「客人にとんでもないものを見せたな!いいからすぐに下を穿きたまえ!!」
「別に見せても恥ずかしくないのよん?ほら、私女神だし。」
「女神でも恥じらいは持って欲しいものだがね!!」


改めて。

「私はソフィーの保護者。地獄の女神様ことへカーティア・ラピスラズリよん♡よろしくね。」
「源…葵です。」

スカートを穿いて戻ってきたソフィーの保護者、へカーティアさんは彼女の隣に座って自己紹介をした。

「ごめんなさいねぇ、実は昨日夜通しヤッてたものだから今まで寝ていたの。」
「…。」

ヤッてた。ということに対する詳細は聞かないでおく。

「この子、大人しい顔しといて夜はすごいのよん?私をあそこまで満足させられるのは」
「やっ、やめてってばへカーティア!!」

と、顔を赤くしてへカーティアさんの話を止めに入るソフィーさん。
ああわかった。
出会った時から何か感じてはいたけど…。

この八百万ソフィー。
紛れもなくあたしと同類(レズ)だ。

「で、取材の方?インタビュー?文々。新聞の天狗みたいなものかしらん?」
「へカーティアはいいよ。余計なことしか話さないから…!」
「あら。いいの?これからソフィーのあんなことこんなことましてやそんなことまで赤裸々に語ろうと思ったのにぃ♡」
「それが余計なことっていうんだよ馬鹿!」

どうしよう、いちゃつき始めた。
このままでは取材にならないしどうしたものかと香子と顔を見合わせるも、

「た、たいへん仲の良いおふたりなのですね…。」

香子もお手上げだった。






「マジでなんなんだアレ…。」

それから、特にこれといった収穫もなくイチャイチャしだした2人を放ってあたし達は帰ることにした。
帰り際にエミヤに申し訳ないと頭を下げられ、さらにお詫びにと菓子折りも貰ったが…。

「幻想郷…か。」

ソフィーの言った幻想郷という場所。
聞けば楽園のような場所であり、人口のほとんどが女性を占めるそこは女性同士の恋愛なんてごく当たり前のことだという。
あたしにとってもそれは楽園のような場所かもしれない。

「ねぇ香子。」
「?」
「行ってみたいと思う?幻想郷。」
「それは…どうでしょうか?」

返ってきたのは、曖昧な答え。

「香子は葵様のサーヴァントです。葵様が行きたいと言うのであれば、私はそれに従います。」
「…そっか。」
「それにどこであれ、葵様と共にいられることが、何よりの幸福ですので…。」

頬が緩むのが分かる。
とりあえず帰ったら抱いてあげるとしてその前にだ。

「レッスン…だったっけ?」
「そうですね。帰ったらあいどるれっすんが控えております。」

変な喧嘩を買ってしまったことを思い出しつつ、重くなった足取りで帰路につくのだった。


 
 

 
後書き
ED:Dancing With Happiness And Sadness(Foreground Eclipse)
かいせつ

⚫大久保 麻美(おおくぼ あさみ)
エリザベートのマスター
一応小さな魔女さんの作品からのゲスト出演。
ごめん、タイトルは忘れちゃった(おいこら)
身体の異常から周囲に忌み嫌われることを恐れ、俗世から離れて山に籠り自給自足の生活をしていた女性
いわゆるYAMA育ちのためポテンシャルは高く運動能力も葵に負けずとも劣らない。
大人しめな性格だがエリザベートに連れられ自分を変えるべくこうして各地を渡り歩きながらアイドル活動をしている。
しかしその内容はひどくぶっ飛んだものであった。

⚫エリちゃん
みんなご存知エリザベート=バートリー。
葵ちゃんにまな板というクッソ不名誉なあだ名を付けたが本人もまな板だよまな板!かなりまな板だよコレ!
見た目や性格、中身こそなんの変化もない普通のエリザベートのように見えるが、実はこのエリザベート。他のエリザベートとは全く異なるものが一つだけあった…。

⚫八百万ソフィー(やおよろず)
小さな魔女さん作『崩壊世界を幻想の者達を憑依させて旅をする少女の物語』からのゲスト出演
博麗神社にて巫女として活動しているボクっ娘。
浮世離れした美しさの彼女はサーヴァントとも見間違えそうだが彼女自身の持つ能力は本当にサーヴァントすら凌駕する。
"幻想郷"と呼ばれるこことは異なる世界に存在する者達を自分に降ろすことが出来、それらの能力を行使することが出来る。
その強さは恐ろしく、場合によって1人で葛城財団を壊滅せしめるほどと同居人から言われている。
普段は巫女として神社の掃除や周囲の見廻りなどをしている。
所持するサーヴァントはエミヤ。
戦闘をこなせるがやはり家事担当の様子。

⚫変なTシャツヤロー
welcome Hellと書かれた文字通り変なTシャツを来たお姉さん。
自称八百万ソフィーの保護者。頭に星乗っけてたり地球みたいなの持ってたり多分ただものじゃない。
当たり前だけどサーヴァントじゃない。FGOからではなく東方Projectからのゲスト出演となります。


⚫東方Projectって?
上海アリス幻樂団原作の弾幕シューティングゲームのこと。
二次創作界隈ではかなり有名なやつ。知らない人を探す方が大変なのでは?
かくいうクソ作者もハマっててね。幽々さま白蓮さまうにゅほの3人が大好きでした(隙自語)
ちなみに劇中では幻想郷は女性ばかりでレズだらけなんていってるけど原作の幻想郷はそんなんじゃないです。
フツーに男もいるしレズだらけなのは二次創作だけです。

ちなみに、
OPEDをつけたのはあちらの作品のリスペクトということで。
見る人を選ぶとは思うのですが…コラボ元の作品、ぜひ読んでくださいね。
独自の展開で葛城財団を倒していてああそういうやり方もあるのかと思ったりして結構面白いです。
 
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