異世界から戦女神の神殺しがやって来たようですよ?
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眷属化
パーティーが解散になった後、俺は片付けを行う。それも全て終わったら外で訓練をする。その後、シャワーを浴びて寝室に行くと何時も居る者じゃない気配が有った。
「エクリアに耀か」
「うん…………」
「そっ、そうよ」
エクリアと耀は警戒の色が強い。それもそのはずで、二人は何も着ていない産まれたままの姿にリボンが巻きつけられた格好だったのだ。その二人がベットに並べられている。
「これは?」
「リタが…………」
「セリカ様に眷属にしてもらうって言ったら…………」
「こうしろって言われて…………やられちゃった」
絶対悪乗り…………いや、白夜叉が裏にいそうだな。あれからも仲がいいし、今日も白夜叉におすそ分けを持っていくと言っていた。白夜叉の笑顔が目に浮かぶ。
「まあ、やる事は変わらんから構わないが…………」
俺はベットに近づいて、二人のすぐ傍に行く。すると二人は全身を真っ赤にして身体を隠そうとするが、リボンで拘束されていて動けないようだ。というか、よく見たら亀甲縛りだな。
「流石に恥ずかしいよ…………明かり、消して…………」
「まあ、構わないぞ」
耀の意見にエクリアも頷くので、俺はランプを消してやる。だが、月明かりで二人の綺麗な裸体はよく見える。
「綺麗だぞ」
「「っ!?」」
「結局見えてるっ!?」
「うぅ…………」
「というか、俺に暗闇は効かない。神眼に暗視も含まれているからな」
「…………うん。わかった。諦める。私の身体は好きにしていいけど、約束は守ってね?」
「ああ」
「それと、追加で一つ良い?」
上目遣いでお願いして来る耀は可愛いな。
「なんだ?」
「キスだけは勘弁して欲しい。やっぱり、好きになってからの方が良いし…………」
「構わないぞ。ただし、耀の身体は全部俺の物だ。他の誰にも触れさせるな」
「セリカって、独占欲強いんだね」
「ああ。お前の全ては俺の物だ」
耳元で囁いてやると、何だか耀が震えだした。
「物って言われて何だかゾクゾクしてきた…………私ってマゾなのかな?」
「さあな。エクリアは何か要望は有るか?」
「私は有りませ…………ただ、優しくしてください」
「了解した、お姫様方」
それから、俺はまずひたすら二人の身体を性魔術を駆使して愛撫する。そして、何度絶頂を迎えた二人に今度は焦らして、自ら求めるように促した。二人がおねだりした後、二人の初めてを貰って二人の身体を眷属へと変化させた。名実ともに二人は俺の物となった。
「さて、そこで覗いてる奴、入ってこい」
気を失った二人の頭を膝の上に乗せて、優しく撫でながら言うと、扉が開いて猫が一匹入って来る。
『お嬢にてぇ出して、ちゃんと責任取るんやろうなぁ?』
入って来て、いきなりドス声を出す三毛猫。愛されてるな。
「当たり前だろう。眷属に責任を持つのは当然だ。ましてや、耀は俺の大切な存在になったんだからな。文字通り、神だろうが仏だろうが、俺の大事な物に手を出すなら…………叩き斬って並べて晒して、跡形も無く消滅させてやる」
『一生面倒みるんやな?』
「そうだ。もちろん、エクリア達全員もだが」
『なら、寿命も無くしてくれるんやったら、ワシにも力をくれへんか?』
「ほう…………」
『ワシはお嬢の行く末を見届けなあかんねん。もし、お前がお嬢を利用するだけ利用して切り捨てるんやったら…………ワシがお前を叩き斬ってやるんや。それとも、さっきのは嘘なんか?』
「神を殺したと言われる者にそんな契約を持ち出すか」
『そんなん関係あらへん。全てはお嬢の為や。それで、どうするんや? もちろん、姿形も変わる覚悟はあるで。なんやったら、好みの女の子の身体にしてくれてもええ。お嬢と一緒やったらなんでもしてやるわい』
「はっ、言ったな。良いだろう、やってやる。そこまで耀のナイトを気取るならなってもらおうじゃないか…………だが、話し方や姿は完全に変わるぞ」
『全然かまわぬっ!』
俺はこの猫の身体を白夜叉と共に用意しようと思う。そう、色々と無茶苦茶してやろうかな。
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