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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?

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ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
  ふたりは水着A/サバゲーマーとお姉ちゃん

 
前書き
はい、クソ作者です。
ジャンヌの方とのコラボ第二話になります。 

 
それから、
夜になり、そのオーナーから一緒に食事をしようと近くのレストランに招かれた。
彼の隣にはショーの主役であり自らのサーヴァントであるジャンヌが。

「この人が探偵さん。それとサーヴァントの刑部姫さんだ。」

オーナーくんがジャンヌに俺達を紹介してくれる。

「どうも、探偵の一 誠です。」
「助手の刑部姫でーす。」

一応ジャンヌにも挨拶しておく。
そして名乗られたらなんとやら、ジャンヌもまた自己紹介をするわけなのだが

「弟くんのお姉ちゃんです。」

「は?」
「え?」

え、なに?お姉ちゃん?

「お姉ちゃん…?え、オーナーくん弟なの?」
「いや、そういうわけじゃなく」
「はいそうなんです!血の繋がりはないにしても弟くんは私のかわいい弟くんなのです!」

ニコニコと満面の笑みを浮かべ、ジャンヌはオーナーくん…弟くんに後ろから抱きついてヨシヨシと頭を撫でている。
ほら、周囲からの視線がやべーぞ。

「やめてってば!お客さんが見てるから!」
「むぅ…素直じゃないですね弟くんは。あ!ならお客さんが見てなければいいんですね?わかりました!」

と、どこかへ行こうとしたジャンヌを弟くんが止める。
まじで何しようとしたんだこのお姉ちゃんは。

「とりあえず席につこう。弟くんからは色々と聞きたいことがあるんでね。」
「弟くんじゃないってば。」

多分このままだとジャンヌのせいで話が進まなくなる。
ということで近くの席につき、まずは弟くんから事の経緯を聞いてみることにした。

「それじゃあ弟くん。あの嫌がらせは一体いつからで?」
「だから弟くんじゃないってば。うん…嫌がらせが始まったのはあの時からだ…。」
「あの時…?」

弟くんが話始める。
世界が崩壊し、人々を喜ばせるためイルカショーの会場を開くことになった弟くん。
そしてオープンから数週間後、やつらが現れたのだ。

「スポンサーになりたいって、申し出てきたんだ。断ったけど。」
「断った?なんで?」

イルカショーの維持はとてもお金のかかるものだろう。
やはり資金提供をしてくれるスポンサーは必要不可欠だ。
さらに相手は葛城財団。
噂によれば相当の金持ちだ。
それをわざわざ断るとは一体どういうことなのか。

「それよりも前に別の人とスポンサー契約してたんだ。」
「誰?」
「ギルガメッシュ。子供の方のね。」

クッソ金持ちじゃねーか。

「それとあの財団。スポンサー契約にジャンヌの身柄をこちらに渡してほしいって条件を出してきたんだ。」
「身柄を?」
「だから断った。それに葛城財団って黒い噂が絶えないから。なんでも日本中からサーヴァントを集めて、何かをしようとしているとか。」
「はぁ…なるほど。」

スポンサー契約を持ちかけてきた葛城財団。
いくつもの町を復興させたり宗教施設に多額の資金提供をしている慈善団体。
だが後で知ったのだが彼らはまず、サーヴァントはいないかと聞いてくる。
いなければそれなりの資金しか出さない。
そしていれば、そのサーヴァントの身柄を条件に多額の資金をくれるとかなんとか。

そして、問題はここからだ。

「そこからです。嫌がらせが始まったのは。」
「要はやつあたりかよ。」

契約を断った後日、彼らからの営業妨害が始まったのだという。
今日のようにショーへの乱入。
さらには贈り物にジャンヌを渡さなければいずれ不幸な目にあうとかいう呪いの手紙を送りつけたり、トドメに財団の職員達が会場入り口に並んで立って客が入らないようにしたこともあったという。

うん。完璧な営業妨害だわ。逮捕案件ですわ。

「何があってもジャンヌは渡さない…いや、渡せないんだ。ジャンヌは僕の…僕の大事な」
「お姉ちゃんですか?」
「そう…お姉ちゃんだから。って違う!!」

ほらお姉ちゃん来たぞ。

「それにイルカショーだってやめるわけにはいかない。この世界にいる子供達のためにも、それは絶対にやめちゃいけないんだ。」
「子供…か。」

世界が崩壊し、この世は弱肉強食の世界へと戻った。
そんな中で弱者は何か、
答えは簡単だ。子供だ。
そして子供達は常に不安と恐怖にかられている。
無事に過ごせるのかという不安。いつ死んでもおかしくないこの世界に対する恐怖。
そんな子供には厳しすぎる世界に対してこの弟くんは、子供達のための安らぎを与えられる場所、つまり"娯楽施設"をつくってあげたわけだ。

「自分のやりたいこと…とはいかないけどやらなきゃって思った。こんな世界に放り出されて、子供達はきっと泣いてる。だから一人でも多く、泣いてる子達を笑顔にさせてあげられたらなって思ったんだ。」
「それが、嫌がらせを受けてもイルカショーを続けていられる理由なんすね。弟くん。」
「うん、そうなんです。それと弟くんじゃないです。」

そんな理由と熱意があったのな。
ったくよぉ…弟くんの真っ直ぐな思いにやられたわ。
金欲しさに依頼を請け負った自分が恥ずかしいね。まぁちょっとだけど。

「はい弟くん、あーん。」
「いやあの、ちょっと待って。」

そんな真面目に話す弟くんに、スプーンが近づけられる。

「待ってってば。今話してるから。それに自分で食べられるよ。」
「いいえ!それはいけません。こうやってお姉ちゃんがあーんして食べさせなければお姉ちゃんの愛が生きて腸にまで届かないんですよ!?」

なんすか、お姉ちゃんの愛って乳酸菌なんすか?

「とにかくいいから!それに恥ずかしいし…。」
「がーん!弟くんが拒否するなんて…さては反抗期ですね!そんな弟くんには必殺のお姉ちゃんビー」
「あのマジで話進まねーんでやめてもらえますかねぇ!!」
「おさかべビーム!ばぁん♡」
「お前は対抗しなくていいの!!」

こうして一々弟くんの姉が乱入してくるので話が進まないし収集もつかない。
ということでおっきーに頼み、離れた席で二人でお話しさせる事にした。

「はぁ…。」

お姉ちゃんがいなくなり、ため息をつく弟くん。
多分精神的疲労がたまってんだろうね。うん。

「最近は人間同盟ってところとも手を組んで…やることもどんどん過激になってきてる。」

弟くんいわく、最初は銃なんて物騒なモノは持ち込まなかったという。
そして嫌がらせはいつしか脅迫となり…

「お姉ちゃんを渡さないと大変なことになる…と。」
「お姉ちゃんじゃなくてジャンヌです。」

このまま行けば嫌がらせはどんどんヒートアップするだろう。
弟くんのお姉ちゃ…じゃなかった。ジャンヌは今やってくる財団職員や人間同盟の教徒達を難なく倒しているものの、それがいつまで続くかわからない。
例えば奴等が観客を人質にしたとしてみろ?一気に無理ゲーになるからな。

「では、単刀直入に聞きます。探偵さん。この状況を打破する解決法って、あるんですか?」

そう言われると、ぶっちゃけない。
ただ後でゆっくり考えりゃいいかと思ってたしな。

さて、どうしたもんかね。
いきなりどこからともなくヒーローみたいなやつでも来てくれないもんか。
いや来ねーか。世界は現実離れしてるがこの世界はニチアサじゃねーんだぞ。


「…ん?」

待てよ。
ヒーロー…ニチアサ…そうか!

「ええ、ありますよ。とっておきのがね。」

役者は既に揃ってる。
完璧だ。

「それじゃあちょっと作戦会議をして来ますんで。」
「?」

一度席を離れ、俺はおっきーとジャンヌが楽しく談笑している席に向かう。

「でね!ショタまーちゃんすっごいかわいいの!最初は生意気だったんだけどどんどん姫に懐いてきたの!」
「そうなんですか!いいですね!私も弟くんを子供に戻してお姉ちゃんムーブをかましてみたいものです!」

「あの、ちょっといいすか。」

と、話に割って入らせてもらう。
つか何?何の話?
俺がショタになった?いつ?なぁいつの話だよオイ。

「どうしました?探偵さん。」
「いや、ただとっておきの解決法を思い付きましてね。その為にはお姉さん、あなたの力が必要不可欠なんですよ。」
「私の…力?」

葛城財団を根絶やしにする?違う。
葛城財団を会場に入れないようにする?違う。むしろ逆だ。
この作戦は彼らに是非とも会場にお越しいただきたい。

「どうです?ここはお姉ちゃんとして弟くんの悩みを解決しようじゃないですか。」
「そうですね!!弟くんの敵はお姉ちゃんの敵!作戦に喜んで協力しましょう!」

弟くんの名前を出したらジャンヌはすぐに協力することを約束してくれた。
さて、作戦会議だ。

「いいですか…二人にはまず… 」
「えっ?姫もやるの?」
「ったりめーだろ。お前もがんばんだよ。で、…そこから」

弟くんが不思議がってこちらを見ている。
だがこれは弟くんには教えないやつでね。サプライズってヤツさ。
小声で話し、二人に作戦の全容を話していく。

「やりましたよ弟くん!なんとお姉ちゃん主役です!!」
「バラさないでください!!」
「あ、そうでしたね。」

途中でジャンヌが弟くんにバラしそうになるもなんとか止める。
さて…。

「…これがおおよその流れっすね。」

作戦を話し終え、弟くんのいる席へと戻る。

「何を話してたんですか?」
「なに、葛城財団と人間同盟をまとめて追っ払って、そんでもってお客さんがもっと増える画期的な作戦っすよ。」

と、弟くんにはそれだけ言っておく。
さて、明日が楽しみだ。




翌日。

「おはようございまーす…ってなにしてんすか?」

昨晩は特別に泊めてもらい一夜を過ごした。
そして作戦の準備もあるので早起きし、おっきーを叩き起こしてオーナー室に向かってみるとそこには大量の手紙が。

「もしかしてやっぱファンレターとかですかね?」
「ううん。逆だよ。」

弟くんが手紙の山から一つ取り出し俺に見せる。
封筒をあけて中をチェックしてみればそれはひどいものだった。

「『イルカを解放してあげて、かわいそう』だって。」
「ああ、こいつはわざと下手くそに字ぃ書いて子供っぽくしてる。これは大人が書いたものだ。」

クレヨンか何かで書かれたミミズがのたうっているような文字の羅列。
子供が書いたように思われるがこれは大人だ。
いい年こいた大人が子供を装って書いているんだ。

「ガキがこんなの書くかよ。会場の子供達はみんな笑ってたぜ。」
「うん、それも人間同盟の仕業なんだ。」

このイルカショーの会場前には実はファンレターを受け付けるポストがある。
子供達からの応援のメッセージ(たまに大きなお友達からも)が届いたりするのだが、最近はめっきり来なくなり、こういったものばかりがポストにみっちりつまるようになったのだとか。

そして早朝、偶然係員が見たのだという。
元々あったファンレターを全て回収し、代わりに自分達が書いた嫌がらせの手紙をポストにこれでもかと詰め込む人間同盟の姿を。

俺が今見たもののように子供を装って書いたものや、真面目にあなたを訴えます云々とか弁護士がどうこうとか訴訟を起こしそうなものまで、
とにかくそういったところまでに嫌がらせは及んでいた。

「ハッキリ言う。こいつらクソだ。」
「うん。子供達の楽しみを奪うなんて自分達の事しか考えてないよ。人間同盟とかってやつ!」

こういった自分の正義をふりかざしまくるTwitterにたくさんいそうなやつらにはうんとキツいお灸を据えてやらなきゃな。

「弟くん。」
「弟くんじゃないって。」
「今日のショー、必ず俺が成功させてみせますよ。」

だからなおさら、今日のショーというか作戦は必ず成功させなきゃならないんだ。

「んじゃあ作戦決行前の事前確認!!おっきー!お姉さん!係員の人は集まって!リハーサルナシのぶっつけ本番だから入念に確認するぞ!!」

「わかりました!それでは弟くん!お姉ちゃんは頑張りますからね!!」

「あ…うん。」

というわけで俺達は会場へと向かう。
さて、まずこの作戦は人間同盟、そして葛城財団が来なければず始まらない。
まぁ、来ないなら来ないで平和なんだが、個人的には来てほしいね。ボッコボコにしてやりてーから。

「ねぇ、まーちゃん。」
「なんだよ。」

おっきーか具合の悪そうな顔で聞いてきた。

「姫もやらなきゃ…だめ?」
「だめ。」



そして開園。
今日もまた行列が出来るほどの繁盛ぶりだ。
しかしまたあいつらが来ると知りながら観客も来るなんてすげーよ。
それだけ見たいんだろうな。

「みなさん!今日もお越しいただいて本当にありがとうございます!!」

さて、イルカショーは何の問題もなく始まった。
ちなみに俺とおっきーは舞台裏で待機。
おっきーにもやってもらわなきゃならないことがあるからな。ちゃんといつでも出られるようにスタンバイさせている。


そして時は進み、イルカショーも中盤に差し掛かった頃だ。
一見なんの心配もなさそうなショーではあるが、その平穏は男の怒鳴り声で終わりを告げる。

「我々は人間同盟!そして葛城財団である!!」

ほら来なすった。
それに昨日よりも数はかなり多い。ここを占拠でもするつもりなのかと思うほどだ。
でもな、
これも作戦の内なんだよ…!

「また性懲りもなく来ましたね!この悪党!!」

やって来たやつらに指をつきつけ、ジャンヌは彼らを悪党という。

「悪党?ハッ!イルカを奴隷同然に扱う貴様ら悪魔の方が余程悪党だろうに!」

容赦なく彼らは一斉に銃を向ける。
四方から銃口を突きつけられるジャンヌ。
だが彼女は物怖じすることはない。
守るべきモノ(弟くんとか弟くんとか弟くん)のために、一歩も引けないのだから。

「撃て!これだけの数でかかれば問題ない!奴に一発でも当てれば俺達の勝ちだ!!」

一番偉そうなやつがそういい、奴等は一斉に引き金に指をかける。
さて、そろそろおっきーの出番だと思ったその時…

「そんなこと…させないわ!!」
「?」

観客席から凛とした声が響いた。

「なんだ貴様!」
「こんなことしたって…子供達は喜ばないもの!」

観客席にいたサーヴァントが、彼らを止めたのだ。

「ここはみんなを笑顔にする場所。そんな物騒なモノは持ち込むところじゃないもの。そうでしょう?」

と、撃たれることも恐れずそう言うとあるサーヴァント。
するとどうだろうか。今までびびっていた観客達はそのサーヴァントの後に続くように皆声をあげ始めたのだ。

「そうだ!俺達はそんなこと望んでない!」
「私達は楽しむために来てるんだ!!」
「かえれー!」

と、どんどん反旗の声が広がっていく。
彼らは今まで黙っていたんじゃない。黙らざるをえなかった。
銃を持つ相手に言葉で反論はできなかった。
だが今は違う。

「ジャンヌが悪魔なわけあるか!」
「流石にあの胸で悪魔は無理でしょ」
「俺達はジャンヌを見に来てんだ!てめぇらの説教なんざ聞きたくねぇんだよハゲ!」

どっかのサーヴァント、王妃様のおかげで観客達の心が一つになっていく。 
彼女が前にたってくれたおかげで皆たまりにたまったありったけの文句を葛城財団や人間同盟にぶつけた。

「みんなありがとう!ヴィヴ・ラ・フランス!」

彼女の挨拶に観客達は歓声を浴びせる。
さて、予想外の出来事が起きて主役をとられそうになったがこれで奴等は完全に悪者扱いだ。
まさに正義の味方の登場にはぴったりだ。

「ほら、行ってこい!!」

おっきーを後ろから押し、強引にステージに立たせる。

「ま、まーちゃん待って!姫まだ心の準備が…」
「が ん ば れ 。」

そういい、手のひらに握っていた聖晶片を砕いた。
そう、マルタさんのマスター仁さんからあの時にもらったものだ。
膨大な魔力が、霊基を変化させる。

「ああもうやけくそだー!!」

光に包まれながらおっきーが叫ぶ。

「そうですね!それではお姉ちゃんもいざ華麗に"変身"するとしましょう!!」

ジャンヌも高らかに叫び、右手をあげる。
身体がまばゆい光に包まれ、服装が変わっていく。
第一再臨のものから第三再臨のものへと、

そして眩しい光がおさまり、二人は変身を完了した。
さぁ、練習通りやれよ。

『海に降り立つ水辺の聖女!キュア☆ドルフィン!』

第三再臨の姿へと変化したジャンヌが名乗り、 

『キラキラ輝く海辺の光!キュア☆オッキー!』

聖晶片を使い、アーチャークラスへと変化したおっきーも名乗る。
そう、おっきーは水着に着替えたのだ。 
そして二人は


『ふたりは水着アーチャー!!』

そう、水着でアーチャー。
イルカを飛ばし、銃を乱射するちょっと大人向けなニチアサヒロインの誕生だ
同時に名乗ると背後のセットが爆発し、プールからはイルカさん達が跳ねる。
え?セットの破壊?弟くんのためっていったら許してくれたよ。

「なにあれ…?」

と、爆発音を聞き付けて弟くんがやってきた。

「た、探偵さん!?あれって!?あれって何!?」
「何って…二人は水着アーチャーだよ。」
「知らないよ!!!」

そう、これが俺の考えた作戦。
奴等を悪党に見立て、このイルカショーをヒーローショーもといヒロインショーにする。
観客も盛り上がる。奴等もぶっ殺せるの一石二鳥だ。

しかしニチアサヒロインとはいえ刺激が強すぎるな。
特におっきー。ビジュアル重視のため第三再臨にしたはいいがあれは子供には毒だ。
おちんちんが破裂してしまう。

そして呆気にとられまくっている弟くんなのだが、
最後にこういった。

「こんなニチアサヒロインがいてたまるか…。」

と。





 
 

 
後書き
登場人物紹介

⚫弟くん
イルカショーの会場、『シルク・ドゥ・ルカン』のオーナーを勤めているジャンヌのマスター。
名前は不明。ただ弟くんであり、それ以上でもそれ以下でもない。
クソ作者の中では中性的なかわいい顔してるイメージ。

⚫お姉ちゃん(ジャンヌ)
姉なるやべーもの。
どういうわけか水着姿のまま現界してしまったジャンヌ。
霊基も水着のものであり、聖女ではなく自分を弟くんのお姉ちゃんだと言い張る。
ちなみに見た目だけならルーラーにもなれるもよう。
ただし見た目だけなのでクラス変更はなく、そしてお姉ちゃんである。 
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