| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
  院長と探偵と蒸気機関式要塞戦艦『スチームオブ三笠姫路城』

 
前書き
⚫院長先生のサーヴァント召喚数について
この三笠が停泊している場所にはちょうど真下、地下深くに『霊脈』が存在しており、院長先生はここから膨大な魔力を借りて何騎ものサーヴァントの召喚に成功している。
しかし、もしこの三笠の霊脈の存在が葛城財団にバレてしまえば、どんなことに利用されるか、主にどんな悪事に使われるかわからない。そのため院長先生は霊脈の存在を秘匿とし、外部には話さないようにしている。
三笠を彼らに渡さないのはこのことも理由に含まれているのだ。 

 
三笠孤児院にてなんやなんや色々し、早くも3日が過ぎていた

やることがありすぎて時間があっという間に過ぎていく、
そして、

「探偵、子供達の避難は?」
「ああもちろん。無事終わらせましたし後は平気っすよ。」

ここのサーヴァント達ともいくらか親しくなった。
俺に話しかけてきたのは院長先生のサーヴァントの一騎であるアタランテオルタ。
まぁ正確にはオルタじゃないけどここはオルタとしておこう。後々めんどくさいからね。

「後は折り紙で周辺に逃げ遅れがいないか捜索中です。もしいれば即あなたに救助お願いしますんで。」
「そうか…お前のサーヴァントが代わりに見張りをしてくれて助かっている。感謝するぞ。」

初日、アタランテオルタがいなかったのは周囲の見張りを任されていたからだ。
葛城財団がいつくるかわからない。なのでほぼ休まず、三笠の周囲を警戒していたのだ。
院長先生もさすがに少しは休んだらどうだと言ってはいたが「子供達が危険に晒されるかもしれない」と言い絶対に休まなかったそうだ。
そこんとこバーサーカーだなぁ。

なので俺は三笠にいる子供達を避難させる事にした。
横浜にあるホテルタウンに子供達をあずけ、彼らに危険が及ばぬようにしたのだ。
そこにはちょうど広海さんもいたので、話はスムーズに進んだ。

「それと…なんだったか。お前のサーヴァントが子供達に教えていた…」
「折り紙っすか?」
「そう、それだ。折り紙を教えてくれたおかげで、子供達にも笑顔が戻ってきてな。」

子供というのは非常に繊細だ。
だからだろう。彼らは大人達のピリピリした空気を察知し、どことなく心配そうな顔をしていた。
なのでそれを見て俺はおっきーに子供達のお守りをすることを指示。
横浜に避難する前に折り紙で遊ばせ、少しでも緊迫した空気を和ませたのだ。

『計画は順調か?探偵。』

と、今度はくぐもった声で話しやたら機械的な足音でやってきたサーヴァントがいる。
チャールズ・バベッジ。
院長先生のサーヴァントではなく、三笠にて保護していた孤児のサーヴァントだ。

「ええもちろん。それと不用意に出歩かないでバベッジさんはいつ"発動"してもいいように備えててくださいよ…」
『分かっている。作戦の要は刑部姫…そして"私"なのだろう?』
「知ってんなら尚更っす。」

ここで暮らし、俺はあることに気付いた。
改造された三笠。
そしてここにはやたらと、蒸気機関を用いたギミックが多数搭載されている。
そこまで蒸気機関使うか?ってところまでだ。
そう、そこで探偵の俺は気付いたのだ。
院長先生…スチームパンク系好きなんじゃね?と。
もしかしてバベッジ先生いるのって、そのため?
疑問に思い聞いてみたら「かっこいいだろ?それ。」と言われスチームパンクの良さを語られた。
途中ジルに注意されてなけりゃあの人多分延々と語ってたからな。

「…。」

甲板の上でiPadをいじりながら周囲の状況を確認する。
おっきーの折り紙からリアルタイムで周囲の状況が送られてくるが、特に異常はないようだ。
で、

「あの…。」

三笠のサーヴァントではない者が、一騎いる。

「なんだよ。」
「何かお役に立てることがあれば…その…。」

そう、あの時無理矢理あいつのサーヴァントにされていたパリスだ。
紆余曲折あり、とりあえずはここであずかってもらうことになったのだ。

「お前、子供達と避難してろっつったけど?」
「で、でも僕だってサーヴァントです!折角助けてくれたのに…なにもしないのはよくないかな…と。」

お前は横浜に子供達を避難させる際の護衛を任せたじゃねーか。
と言いたいがここはパリスくんの意見を尊重しよう。

「アーチャークラスだったか?」
「は、はい!」
「じゃあ目はいいな。アタランテさんと一緒に周囲を見張ってろ。たかが見張りでも一人より二人いた方がマシだろ?」
「あ、ありがとうございます!僕、頑張ります!!」

そういい、パリスくんは去っていく。

「んじゃアタランテさんも引き続き周囲の警戒、お願いしまーす。」
「ふっ…口は悪いが指揮の才能はあるな。益々あの男ソックリだ。」
「イアソンと同じにすんのマジでやめてもらえます?」

たびたび言われんだよなホント。
そう言ったアタランテオルタも現場へと戻る。
バベッジさんも指令室に戻らせ、魔術工房にて色々対策を練っている子安さんに状況はどうか聞き、発明したモノの用途と説明を聞く。
やることはたくさんある。出さなきゃいけない指示もたくさんある。
乗組員やサーヴァントには分からなければまず人に聞け、と言ったらなんでもかんでも俺に聞くようになった。
あーやべ。今ならバビロニアのキャスギルの気持ちめっちゃ分かるわ。

今いるサーヴァントに指示を出し、乗組員には想定しうる状況に対応した作戦を解説していく。
死にたくないから子供達と避難しますとほざきやがったシェヘラザードさんには乗組員全員で励ましまくり、
マスターがいないからとワガママ言いまくるアナスタシアをなんとか言うこと聞かせ、
クソ勝手気ままなシトナイには半分キレかけながらもお願いだから大人しくしてろと言い、
ともかく大変なのだ。

「おつかれ、探偵さん。」

さて、そうやってサーヴァント達の対処に追われていると院長先生がやって来た。

「少しは休んだらどうだ?朝から働き詰めだろう?」
「いや、夜からっすね。」
「ハッキリ言うな。」

そんなわけで休憩をとる。
しかしいつ奴等が来るかわからんので取ったとしても十分程度だ。

「ほら、キャットが焼いてくれたメロンパンだ。疲れた脳にはちょうどいいぞ。」

そういい、院長先生はメロンパンとミルクコーヒーをくれた。

「そっすね。じゃあ当分補給としますか。あ、砂糖あります?」

院長先生からスティックシュガーを五本もらい、全部ぶちこんで一気に飲む。
あーたまんねーな!過剰な糖分が疲れ果てた脳に行き渡るぜ!

「どっこいしょと。」

束の間の休憩時間。俺はその場に座り込んで仕事用のiPadを手放した。
今その手にあるのは焼きたてのメロンパンである。

「隣、いいか?」
「いいっすよ。」

院長先生も休憩時間なのだろう。
俺の隣に座り込み、彼もまたメロンパンにかぶりついた。

「にしても悪いな…何から何まで任せちゃって。」
「別に。ただ5000万分の働きしてるだけっすから。」
「それ以上してるよ。」

にしてもこのメロンパン、くそうめぇ。
あったかいからおそらく出来立てだろう。
にしてもパンか…。
よし、今度チャレンジしてみよ。

「なぁ探偵さん。」
「なんすか?」
「休憩がてらに聞きたいんだが、探偵さんはどうして探偵になろうと思ったんだ?」

余談だが、以前院長先生には何故孤児院を経営することになったのかは聞いたことがある。
なんでもアタランテが召喚してすぐ暴走し、そこら中の孤児達を集めてきてしまったのだとかなんとか。
まぁ、成り行きである。

「世界がこうなって…だったら好きな事したいなって思ったんすよ。それで探偵になりました。」
「なるほど…もしかしてホームズの小説を読んだりしてたのか?」
「いや、一文字も読んだことねっす。」
「え?」

じゃあ何故探偵になったのか。
それは

「仮面ライダー見て、探偵に憧れたんですよ。」
「か…仮面ライダー?」
「そう、ダブルです。」

予想外の答えに院長先生は戸惑いながらも話を聞いてくる。
俺はメロンパンをもう一口食べ、探偵になった経緯を話すことにした。

「んで、その仮面ライダー、二人で一人なんすよ。」
「はぁ…。」
「一人だと半人前(ハーフボイルド)。でも、相棒と二人ならなんでもできる。そんなやつなんです。」

きょとんとした顔してるがもう少し話には付き合ってもらうかんな院長先生。

「で、思ったんすよ。"似てるな"って。」
「似てる…?」
「まず俺、一人じゃなんもできないんすよ。でもおっきーがいればなんでも解決出来る気がしてくる。まぁ実際そうやって、あいつと一緒に解決してきたんですよ。」

そうだ、気がつけば俺は…。

「知らない間に…俺にとってあいつはかけがえのない相棒になってたんです。」
「…そうか。探偵さんも、一人ではなく二人で一人の探偵ってワケなんだな。」
「そっすね。」

そもそも、あいつがいなければ探偵なんてやってないだろうしその前にワイバーンのご飯になっていただろう。
実際、あいつが救ってくれたようなもんだ。

「だから俺は許せないんすよ。葛城財団が。人のかけがえのな相棒を、ただ性欲の為だけに奪うあいつらが。」
「だな。目的を聞いて俺も益々許せなくなったよ。」

三笠にて召喚したサーヴァント一騎一騎だって、院長先生のかけがえのない相棒だ、

「俺にもキャットがいて、アタランテがいて、ジルにバベッジ先生やシェヘラザード、サリエリだっている。その誰もがこの三笠から消えてはならない、一人一人が皆大切なサーヴァントなんだ。」
「…。」

大切なサーヴァントがいるから、守らなきゃいけない場所があるから、
だから院長先生は売られた喧嘩を買った。
その気持ちは痛いほど分かる。
奪われかけたからこそ、この人の気持ちは分かる。

「絶対、勝とう。」
「ええ。」
「かけがえのない相棒達の為にもな。」

三笠から見える海を見ながら、俺は何がなんでもこの依頼は成功させてやると、そう決心した。




「かけがえのない相棒、だそうだ。」
「うん。普段はあんなこと滅多に言わないんだよ、」

そんな俺と院長を、物陰から見ている影が二つ。

「ご主人もああいっている。キャット自身にも負けられぬ意地があるゆえ、葛城財団に意地でも三笠は渡さん。」

おっきーと、院長先生のサーヴァント第一号のタマモキャットだ。

「ところでお主、はたから見るとサボタージュしているようにも見受けられるが何か遺言はあるか?」

手からジャキンと爪を立たせておっきーに近づけるキャット。

「あー違う違う!ちゃんと折り紙が自動操作で周りを見張ってるの!ただ姫は魔力を送ってればいいだけで…!」

慌てて仕事してますという説明をしてなんとか爪をおさめさせた。

「そうか、それは疲れるだろう。お主にもメロンパンをやるとしよう。」
「やった!」

仕事をしているのなら労う必要がある。
そうとでも言いたげにさっき俺らもいただいたメロンパンをあっきーもいただくことにした。

「おいしい…もう一個下さい!!」
「残念ながら一人一個までなのダ。それと食べ過ぎはよくない。水着(アーチャー)になれなくなっても知らぬゾ?」
「ぐ…。」

水着にはもう二度となりたくはないが仕方がない。
一つで我慢することにした。

「でもまーちゃん頑張ってね。夢まであともうちょっとなんだから!!」

働きたくはない。
でも、夢が叶うまであともう少しなのだ。
ここが踏ん張りどころ。
そう思い、出ないやる気を無理矢理出しておっきーは見張りを頑張るのであった。






そうして葛城財団がいつ来るかわからない中、着々と準備を進めていき早くも5日が過ぎようとしていた。

だが、その日々も今日で終わる。

「…!!」

早朝。
うとうとしていたおっきーがiPadからの甲高いアラームで飛び起きた。
目覚ましではない。
このアラーム音は、周囲の見張りである折り紙達が異変を察知した際に出る警告音だ。
すなわち、

「敵襲ーっ!!四時の方向から葛城財団!全員配置に付けーっ!!」

それと同時に、上から見張っていたアタランテからも敵襲の知らせが入る。
三笠中に響くサイレン。
そう、葛城財団が来たのだ。

「ついに来たな。」
「ええ、始まるんすよ、決戦が。」

指令室にて作戦会議をしていた俺と院長先生は立ち上がり、走り出す。

「それじゃあ院長先生。健闘を祈ります。」
「そっちこそ。この戦いが終わったら飯でもおごるよ。」

そういい、それぞれの持ち場に走り出す。
俺は甲板へ、
院長先生は最深部の動力室へと向かった。


同時刻…。



「準備は万端…のようですね。」

遠くに見える三笠を見て、置鮎はそう呟く。

「置鮎さま、どうしますか?」
「突撃しなさい。三笠にはあの要注意人物の刑部姫と裏切り者がいる。見つけ次第殺し、サーヴァントは生け捕りにしなさい。」
「は!」

代表よりこの作戦の全指揮を任された置鮎は隊員達に指示を出していく。
雇われた傭兵ではあるが、彼は代表から絶大な信頼を寄せられており、またその的確な指揮から隊員達からの信頼も厚かった。

「よし、この辺りでいいでしょう。」

隊員達を三笠に突撃させた彼は、見晴らしの良い場所を見つけるとそこに隊員に持ってこさせた高級そうな椅子とテーブルをセッティングした。

「さて…三笠の産廃共に私のサーヴァントを出す価値があるかどうか、ここで見極めてやろうではありませんか。」

椅子に腰掛け、数名いるお供の隊員がアンティークなデザインのティーカップに紅茶を注ぐ。

「有能な指揮官というのはやたらと前に出るものではない。一歩引き、常に冷静な判断と最良の指揮を出すべき。あなたもそうは思いませんか?セイバー。」

湯気のたつ紅茶を一口飲み、彼は隣にいる騎士にそう語る

「はい、マスターの仰る通りです。」

彼騎士が頷く。
彼こそが置鮎のサーヴァントにして、置鮎が最強と豪語するほどのセイバー。
今はまだ出るときではない。
そのため置鮎はこうして、自分の隣に置いて待機させている。

「まぁ私の指揮は完璧だ。ここでもまた、お前の出る幕はないでしょうがね…ははっ!」

軽く笑い飛ばす。
そうしてサイレンがけたたましく響く三笠を見て、もう一口紅茶を飲もうとしたその時だ

「!?」

予想外の事が起きた。
紅茶を吹き戻しそうになり、彼は何度もその光景にまばたきする。

「な…なんだあれは!?」
「あんなの聞いてないぞ!?」

お供の隊員達も目の前の事態に困惑している。
無理もない。
なぜならば

「あれはなんだ…城か!?」
「戦艦の上に…城が乗っかってる…?」

この三笠は、おおよそ信じられない変貌を遂げたからだ。



『院長先生!バベッジ先生!お願いします!!』
「いつでもOKだ!」
『了解した、宝具展開準備…!』

三笠の最深部にある動力室。
そこにいる院長先生とバベッジ先生に端末で宝具の発動をお願いする。

『それではいかせてもらおう…見果てぬ夢をここに…!!』

バベッジ先生の宝具の詠唱が始まり、動力室は彼から噴出した蒸気で満たされていく。

「いくぞバベッジ先生!奴等に蒸気機関(スチームパンク)の素晴らしさ…見せつけてやろう!!」
『今ならば…現在のテクノロジーすら越えて見せよう!!我が空想…我が理想…我が夢想!!』

室内の温度がこれでもかと高まり、視界もすぐ前が見えなくなるほど蒸気で満たされる。
その中で光る院長先生の令呪。バベッジ先生の赤いモノアイ。

そして発動される宝具の名は…

絢爛なりし灰燼世界(ディメンジョン・オブ・スチーム)!!』

彼が夢見た蒸気機関の世界。
それを固有結界として発動する宝具
そしてそれと掛け合わせるのは

「さぁやってやれ。守ることなら誰にも負けないお前の出番だぜ!!」

艦橋の上にいるのは一騎のサーヴァント。
そう、おっきーだ。

「姫路城中、四方を護りし清浄結界…」

天辺でおっきーが舞い、完全なる蒸気機関と化した三笠が、呼応するかのように光り輝く。

「こちら幽世醒める高津鳥、八天堂様の仕業なり。」

艦橋が姿を変えていく。
頑丈なモノへと、かつて彼女が潜んでいた城へと


「すなわち白鷺城の百鬼八天堂様、ここに罷り通ります!!」

これぞおっきーの宝具、『白鷺城の百鬼八天堂様(はくろじょうのひゃっきはちてんどうさま)

彼女のいた姫路城を顕現させ、味方にバフを盛るサポート系の宝具だが、今回ばかりは艦橋を姫路城に変えさせてもらった。

見た目が変わっただけじゃない。
想像以上の防御力。そしてバベッジ先生の固有結界も合わさってこの戦艦は鉄壁の要塞と化した。
最早この艦は、三笠ではない。
名付けるとするならば

「蒸気機関式要塞戦艦『スチームオブ三笠姫路城』!!
チェイテピラミッド姫路城よりインパクトは薄いが防御力はおっきーだけに折り紙付きだぜ!
さぁ葛城財団(クソ野郎共)!!破れるもんなら破ってみやがれ!!」


その名を高らかに宣言し、俺達は戦いの火蓋を切った。





 
 

 
後書き
院長先生とこのサーヴァント紹介

⚫アタランテ・オルタ
正確には宝具によって変貌したアタランテの別の姿。
しかしゲームではオルタ表記なのでここでもオルタとさせていただく。
子供達を守るべく、召喚早々孤児達を集め半ば強引に三笠孤児院を設立。
今日も子供達をこの世界を守るべく三笠に全力を注いでいる。
あと気の強い女性はアナルが弱い。

⚫バベッジ先生
三笠にて保護している子供をマスターとしている
己を固有結界として現界している特異なサーヴァント。
スチームパンクが大好きな院長先生にはどストライクであり、主に彼の趣味で三笠が蒸気機関の施設に大改造されてしまった。
ちなみに今回の作戦、『スチームオブ三笠姫路城』には大賛成だった。
夢の蒸気機関の実現とスチームパンク…
なんだかんだで院長先生とは気が合う。

⚫ジルドレ
院長先生のサーヴァントの一騎
なんでもそつなくこなせる有能な人。
院長先生が不在の場合は三笠の指揮をとることもあり、三笠孤児院にはなくなてならない大切な存在。


⚫シェヘラザードさん
彼女もまた、保護された子供がマスターとなっている。
主に子供達のお守りや本の読み聞かせなどしている。
しかしその格好では教育上あまりにもよろしすぎないためタートルネックとジーンズに着替えさせたのだがそれはそれで余計にえっちになってしまった。
本作のみの設定で横浜にある大図書館をよく利用しており、司書の紫式部とはいくらか交流がある。


⚫シトナイ
マスターを持たないはぐれサーヴァントであり、通称『三笠の疫病神』
基本的にめんどくさいことしか起こさないor持ってこない。
彼女のかって気ままな言動にはさすがの院長先生も頭を悩ませている模様
…なのだが、こちらでは特にそれといったムーヴは見せなかった。
別に他に書くべきシーンあったからカットしたとかじゃないから。書ききれなかったとかじゃないから。うん。

⚫アナスタシア
院長先生のサーヴァントではなく、11歳のショタが所持するサーヴァント。
11歳のショタがマスターだぞ?何が出来ると思う?
"お ね シ ョ タ が で き る ん だ よ "
しかしマスターは子供達と共に横浜へ避難してしまい、戦う気がまるで起きずサボりまくっている。
しかし危険を承知でマスターが戻ってきたため彼女はショタマスターのため、戦場を凍えさせるために立ち上がった。
クソ作者的に推してる二人、
あ、せや!(唐突)
サイキライカさんにこの二人のおねショタ書けって怪電波送ったろ!

⚫メディア・リリィ
三笠のやべーやつ。
悪い人は豚さんに変えて改心させる。
???「豚にするのは私の専売特許だと思わないかい?なぁピグレット。」

他にもバニヤンやナーサリーライム、サリエリ先生などここでは紹介しきれないほどの数多くのサーヴァントを三笠は所持している。
気になる人はハーメルンに行って是非とも読んでみよう!
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧