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夜に交わる伴装者~Heros a H eroism~

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淫夜のデュエット(翔ひび)

 
前書き
サワグチさん、とうとう翔ひびまで書いてくれました。
自分の性癖に合わせてくれただけあって、ぶっ刺さり過ぎて尊死するぅぅぅ!!

ちょっと修正入れたり加筆したりしつつ、投稿させていただきます。
時系列はGX後。翔ひびが獣欲剥き出しで淫らにハートを乱舞させてるので、紳士の皆さんは周囲を警戒し、前屈みになっても大丈夫な場所でお読み下さい(笑) 

 
「しょ~う~く~ん!あ~さで~すよ~!!」

聞き慣れた──愛おしい声に目を覚ます。

此方を覗き込む、太陽のような笑顔は。

「……ひびき?」
「うん!立花響だよぉ! おっはよ~ごさいま~す!!」

朝から愛らしい笑顔が視界いっぱいに広がる。

これは現実か? 

響の事が好き過ぎて、まだ夢を見ているのではないか?

確かめる術は。

「えっへへ~、翔くんの寝顔ゲ、んみゅ?!」
「ん……ちゅ……っ」
「ひゃ……ひょ、おく、んッ……や、んぅ、いきな……んん~ッ」

幻の響の唇を奪う。

吸い、嗅ぎ、口内を舐る。

味、匂い、感触、かなりリアルな幻だ。

いや、これは。

「ぷぁ…………現実か」

思い出した。

俺と響がいるのはロンドン。

アルカ・ノイズ討伐の任務に就いていた姉さんとマリアさん、それにツェルト。

しかし、敵の規模が予想より大きかった為、日本から応援として俺と響が派遣されたのだ。

俺たち2人の到着から間もなく、敵の拠点は叩き潰され、その日の内に任務は終了した。

そして、夜は………響と『仲良く』したんだった。

「おはよう、響」
「お……おはよぅ、ござましゅ……」

先程の元気な声から一転、頬を赤らめて俯く響。

なんとも可愛らしい。

しかも……

「響、その格好は?」
「え、は……あ、ああ! えと、翔くんのYシャツをお借りしちゃった!彼シャツってヤツだよ、ふへへ」
「……ああ」

俺と響は10cm以上の身長差があり、俺のシャツは響には大きめだろう。

しかし……しかし、だ。

身長差はあっても響には俺に無いモノがある。

そう胸、だ。

胸囲が盛り上がっている為、下を隠しきれていない。

下着は穿いているようだが、先程から響の愛らしく肉付きのいい尻が丸見えだ。

正直、勃ちそうだ。

考える前に響に手が伸びるが、突然、部屋に電子音が鳴り響く。

「あ、炊けた。翔くん、朝ご飯にしよう!!」
「朝飯?」
「うん!日本からお米とインスタントのお味噌汁に漬物、納豆を持ってきたんだぁ!!」

やっぱりお米は日本産だよね!、と笑う響。

空腹を感じ、腹の虫が嘶きそうになる俺に響が更に力説する。

「さらに! なんとなんと!! わたしのお手製玉子焼きも付いた朝ご飯だよぉ!!」
「響の手料理、だと!?」
「うん! 未来やクリスちゃんに教わったんだよ! 本当はお味噌汁も作りたかったんだけど……わたしにはまだ無理でした、たはは」

日本を発つ前は得意料理は卵かけご飯と豪語していた響。

その響が手料理、しかも。

「俺の為に……って、自惚れていいか?」
「んぇ?!ぇと……そ、そぅだ、ょ?」
「なら、冷めないうちにご馳走になろう」
「う、うん! どうぞ召し上がっちゃって下さい!!」

ff

「ど、どう……?」

着替えてからテーブルに着き、玉子焼きを口にした俺へ、緊張の趣きで問い掛けてくる響。

「ああ、美味いよ。響が俺の為に作ってくれたんだ。不味いわけが無い」
「ぁぅ……そ、そーいうのは言わなくていいよぉ……は、恥ずかしぃ」

お世辞抜きに響の玉子焼きは美味い。

次は味噌汁も作って貰いたいものだ。
難しいと言うのなら、俺が教えれば直ぐに身に付けるだろう。

「わ、わたしも、いただきま~す! あむ……ん~! 我ながら上出来! おっいしぃ~!!」
「ははは」

笑ったり照れたり、表情がころころと変わる響は実に愛らしい。

特に、美味いもん食べている時の響の、なんとも幸せそうな顔をする瞬間は、本当に可愛いと思う。

しかし……だ。

「ん~。このお味噌汁もインスタントにしては中々……」

響の首筋や胸元に見える赤い跡。

昨日の俺が付けた、情事の跡。

思い出すのは愛しい想い人との逢瀬。

ベッドの上で共に獣のように貪りあった昨夜。

一度納めた劣情が頭をもたげる。

昨日あれだけシたのに、だ。

激しく交わり、そのまま眠りに着いたほどだ。

響も疲労しているだろうし、猿のように盛るのは如何なものか。

「あ、翔くん」
「え?どうした、響」

煩悩と葛藤している俺に声を掛けたかと思うと、響が椅子から立ち、俺の傍に寄ってきた。

何事かと思えば。

「ん~、ちゅ」
「………っ!」

頬に口付けされた。

「えっへへ、お弁当、付けてたよ」
「……………」

照れくさそうにはにかむ響。

うん……可愛いが過ぎないか、俺の響?

「へへ~……んひっ?!」
「? 今度はどうした?」
「あ、その~………あぅぅ」

いきなり素っ頓狂な声を上げ、顔を赤く染める響。

頬への口付けに照れたわけではないだろうし……。

はて?

「………き、昨日の……翔くんの……せ…ぇしが……垂れて、きちゃって…………その」
「…………………………………………」

ああ、完全に目を覚ましたな、下半身の俺。

おはよう。

「響……その、すまないんだが」
「ふぇ…………あっ」

勃起した俺のイチモツは、下着越しでも隠しようのない程に自己主張していた。

「わ、わ、き、昨日、あんなにシたのに……?」
「……本当にすまない…………頼めるか?」

一度勃ってしまうと出さない限りは中々萎えない。

普段はどうとでもコントロール出来るのだが、愛しい響を前にすると、どうにもきかん坊になってしまう。

「あちゃ~……この後、翼さんやマリアさん達とお出掛けだよね? えと、時間は」
「無いわけでは無いんだが、あるとも言えないな」
「ん……わかったよ……その……お口、でいい、かな?」
「頼む」
「う、うん……する、ね」

パンツをずり下ろして、股の間に跪き、頬を染める響。

俺と視線を合わせ、口を開く。

「翔くんのおちんちんに……ご奉仕、するね♥」
「ああ、頼む」
「ん……ふぅ……すんすん………ふわぁ♥」

俺のモノに頬を擦り寄せ、匂いを嗅ぐ響。

「あ、すまない。匂うか?」

昨日はシャワーも浴びずに眠りに落ちた。

せめて濡れたタオルで汚れを落とすべきだったか。

「あ、ううん、大丈夫。確かに匂いは……濃いんだけど……その、ね………好き、だから……つい」
「………朝からあまり煽らないでくれるか?」

凄く押し倒したい。

「わ、ご、ごめんね。んと………それじゃあ、舐めて綺麗にするね………ん、ちゅ♥」
「く……」
「ふ、ちゅ♥ ちゅ、ちゅっ♥ぷぁ、ちゅぅっ♥」

まずは鈴口に、そこから亀頭を満遍なく、時折強く吸うように口付けを繰り返す。

響の唇の感触や吐息がこそばゆい。

懸命に自分の醜い肉竿に口付ける響の姿が、どうしようもなく快感を上乗せしてくる。

「ん、れぇ……♥んぇろ、んむぅ♥ん、ぢゅうぅ~♥」
「うぅ……っ!」

口付けの次は竿全体を舐め上げながら、汚れを舌で削ぎ取る。

「ん、れぶ♥んぢゅぅ~♥はぁ、んぇ、はむぅ♥」
「くっ! いい、ぞ………響!」

唇で亀頭を撫でながら、舌先で鈴口──尿道をぐりぐりと刺激される。

自分で教え込んだ事だが、実に上手くなったものだ。

卑猥な水音が大きくなっていき、快感がグツグツと下腹に溜まってきた。

もう少し強い刺激が欲しい。

「ひ、響……そろそろ咥えてくれないか?」
「ん♥ ぷぁ♥はぁ……はぁい♥…………あ、いや、ちょっと待って」
「む?」

咥えて欲しいと頼んだ所、まさかのお預けである。

まさかあの響が、イジメるとやたら可愛い響が焦らしプレイだと?

待て、興奮するな、俺のアームドギア。

「あの、翔くん。両足を、ね、上げてもらって、もう少し浅く腰掛けて貰える?」
「こう、か? しかし、これは……」

所謂、M字開脚というモノでは?

俺もよく響にさせるが、なるほど。

中々に恥ずかしいな、これ。

「ご、ごめんね……恥ずかしい、よね。でも、こうして貰わないと、出来ないものでして」
「構わないが、一体なにを……」
「し、失礼します……! んぅ、ちゅ♥」
「!?ひ、響?!ど、何処を、舐め?!?!」

開けっ広げた俺の下半身に、口付けを再開した響。

しかも、口付けている場所は俺の──尻の穴、肛門だ。

「ん、ふぅ♥しょーくんの……んちゅ……おひりの、んぇろ♥あにゃ……ちゅっ♥だよ……はぁ♥」

「待て待て待て待て!ッ!そ、そんな所を舐めるな!ぐッ?!き、汚いだろう!!」
「?れも……れろ……んふぅ♥ひょうくんは……はみゅ♥わらしの……んちゅ……お尻、らめて、くぅよね?ん……ずず……んんぅ~♥」

尻の間に顔を埋め、尻穴を舐めながらそんな事を言う響。

まあ、確かに……だが、それは。

「くッ!ひ、響の身体に汚い部分なんて、無い、からだ!!ぅ、ぐ……全てが、可愛くて、愛おしいんだ!!」
「ッ♥ら、らからぁ!ほーいうこほは……んく♥ い、言わなくていいんだよぉッ!は、恥ずかしぃ……」

先程もそうだが、そう言う割に顔は嬉しそうだ。

「そ、それに! わ、私だって翔くんの身体で汚いトコなんて無いって思ってるから、へいきへっちゃら、だよ!ん、ぇろ、んぅ♥」
「んっ!し、しかし、何故いきなり……し、尻を?」
「……にほんにいぅ時に……ちゅ♥べんきょお、したの……んぇろ♥おとほのひろは……ちゅっぷ♥おひりのあなれも感じられぅって……んん~、ちゅっ♥」
「ッ……ぅ……そ、そう、なのか?」
「ふぁい、ずず、ちゅ♥へん、んぅ♥ 前立腺っれ、いふらひぃよ、ぅちゅ♥おひんちんほ……ふながってぅんらって、ん、ふぅ♥」
「ッ、ぐ……ぜ、前立……ぅッ!」

尻穴を舐め回しながら、肉竿を扱く響。

舐められる擽ったさと、

尻穴を間近で見られる羞恥心が、

高まっていた熱と合わさり、快感を産んでいる。

「ひゃ、い、んぅ♥そにょあたぃは分からにゃ……いんらけろ、んぇ♥わらひも、んッ♥しょーくんに……おひり……んんぅ♥舐められぅと……ん、ぢゅ♥恥じゅかひぃ……けど気持ちひぃから、んん~♥ちゅ♥ちゅぅ~♥」
「くぅぅッ!し、尻を舐めながら……し、喋らないでくれない、か……ッ」

尻穴を舐める響の顔をイチモツ越しに見るというのは視覚的にも興奮する。

正直、限界が近い。

「ん♥ぅ、ぇろぉぉ♥♥♥」
「っ?!ひ、響!!な、なに、を!?」
「ん、んみゅ♥ひょおくんのおひりの中ぉ……舐めひゃうん……らから……んんぅ~♥ ん、ずちゅぅ~~♥」

「ッ……うぁ………尻、舐めながら扱、く、なぁッ!?」

響の舌が尻の中まで入ってきた。

舌で尻穴を抉られ、手で肉竿を扱かれる。

おまけに。

「んふ♥ちゅ♥んちゅ~♥しょおくんのおひり、美味ひぃ♥んぅ♥ぢゅ、んぇ、れろ♥ろぉ……ひょうくん? おひり、舐めらぅの、気持ひ良い? わらひの手、気持ちひぃ?」
「ッ……ああ……気持ち……いい……く、あッ!」
「んんぅぅ~♥ん、ぢゅる、ちぅぅ~♥ろこが……気持ちひぃの? しょーくん、言っへ?ここ♥ひま、わらしが舐めてぅトコ、しょうふんの、ここ♥ひゃんと、言っれ♥言って欲ひぃよぉ♥」

「っぅぁあ!!し、尻の穴……ッ!ぉ、おおッ……ひ、びきに……チンポ扱かれながら……尻穴舐められるのが………ッぐ……気持ち、いい………ッ!」

響に言葉責めまでされるとは。

しかも、普段言わせてる自分が言わされるとか。

これは……中々、いや、かなり良い。

『この後』の事を考えるとより燃える。

もう後先なんて知ったことか。

今日もひたすら響と思う存分肌を重ね合おう。

だから。

「ひ、ひびき……響……ッ!もう……出る……出し、たい……ッ!!」
「ちゅ♥ぇお、んぢゅぅ♥出ひゃう? どこに出ひたい? んん……わたひの顔♥ほぇとも、んぷぁ♥お口♥」

淫蕩にふやけた瞳で問うてくる響。

顔に出すのも悪くないが、やはりここは。

「飲んで……くれッ!響の口に……出したい……!」
「うん♥お口、だね♥あ……んむぅ♥」
「ぐ……ッ……あああああッ!」
「んぷゅ♥おくひでグチュグチュ♥気持ちぃくなっれね♥ あぶぅ♥んぐ、ぢゅるぅぅ♥ あむ、んんッ♥」

イチモツを頬張りながら、激しく頭を動かす響。

響にこんなにも攻めらるのは新鮮だ。

頭の片隅でそんな事を考えつつも、響の新たな一面に翻弄される俺は何かに縋ろうと、一番身近なモノ──響の頭に抱き着いた。

「う……ッあああ! 響、ひびき……ぃッ!」
「おぶッ♥ んぎゅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛♥」

両手両足で響の頭を抱え込み、腰を情けなくヘコヘコと動かす。

気持ち良さと申し訳なさが相交ぜになる。

口を犯される響は涙を流し、苦しげに呻いている。

だが、肉竿を舐める舌や唇は懸命に、丹念に奉仕を続けている。

「んぶぇ♥ ぐじゅ♥ぉ゛ぅぅ♥ぅぎぃうぅ゛ぅ゛♥じゅぶ♥じゅるぅぅ゛ぅ♥」
「はぁ……はぁ……ッ!ぐっ……はッ……!ひびき……響……ひびきぃ………ッ!!」
「はぶじゅ♥ぁが♥んびゃ♥っ♥ふっ♥むぐッ♥んびゅぅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥♥」

早く出したい。もっと味わいたい。

響の口を汚したい。響の口をずっと味わいたい。

そんな相反する気持ちを抱きながら、限界は訪れようとしていた。

「はっ……はっ……出、る、出る……響!受け、受け止めてくれ………俺の精子……響の口、にぃ……ッ!」
「んんんぅぅぅぅ゛ぅぅ゛ッ♥ら、ひて♥しょーくんの♥へぇし♥わらひのくひに♥らひ、てぇ♥じゅっぷぁ♥んぶぅああぁぁぁ♥」

響の頭をさらに抱え込み、喉奥に亀頭を擦り付け、口内に熱い迸りを解き放つ。

「っああ………!射精る………イ、く……ッ!ああああッ!!」

「んぅ♥っぶ♥ん゛ん゛ん゛ん゛ぅぅぅ♥」

「ッ………ッ……くぅ……吸われ……うッ」

「んぎゅ♥っぐ♥ぉ゛ぐっ♥♥ん、ぷぇぅ♥」

響の喉奥でイチモツを小刻みに動かしながら、その口内からゆっくりと引き抜く。

涙を流しながらも、恍惚の表情を浮かべる響。

引き抜く瞬間にも強く吸い込み、奥に残った精子も吸い出し、俺の肉竿に尽くしてくれる。

「……あ、響。まだ飲み込むな、待てだ」
「ふぇ?」

絶頂の余韻に脱力していたが、ふと思いつき、精子を飲み込もうとした響を止める。

「そのまま、口を開けて見せてくれ」
「っ………ひょ~ふんのへんふぁい………あ~」
「……思った通りだ。やらしいぞ、響」

響の口の中、彼女の口に自分が出した白濁液が存在し、その白い液の中に赤い舌が艶めかしい。

口内をじっと見られるのが恥ずかしいのが、目を瞑り、頬を赤らめる響。

「よし、そのままよく味わって、ゆっくり飲み込んでくれ」
「ん、んぅ、っく、んっ………んひゅ♥」
「どうした?零すなよ、響」

精液を飲み込んでいる響の胸──ピンと勃った両方の乳首をコリコリと指で弄る。

「ひ、ん♥ぁ、んく♥っ、ゃぁ♥」
「嫌ではないだろう?こんなにも硬くして。俺のモノをしゃぶっただけでこうなったのか?それとも、昨日の事を思い出した?どちらにしろ、随分と淫らだな」
「んん♥ くっ♥ん、ん、ふぅ♥ 」

乳首の刺激に身を震わせながら、懸命に精液を飲み干そうと喉を鳴らす響。

ああ、攻めてくる響も良かったが、こうしてイジメられている響も可愛い。

甲乙つけ難いな。

「ん♥っく♥っくん♥はぁ……はぁ……ぁぅ♥翔く……や、先っぽ……くりくり♥ ダメ、だよぉ♥」
「ん、零さず飲めたか。偉いぞ」
「ん、ふぅ♥ んふふぅー♥」

乳首から手を離し、頭を撫で、頬に手を添える。

嬉しそうに目を細め、添えた手にすり寄せてくる。

実に愛らしい。

「あ、あの……しょ──」
「さて、それじゃシャワーを浴びようか。姉さん達が来る前に、身支度を整えなきゃな」
「へ……?」

瞳を潤ませ、頬を染め、切なそうな吐息を漏らす響。

そんな彼女が何かを言う前に言葉を掛ける。

「あ、あの……翔く──」
「一緒に浴びよう。さ、行こう、響」
「ぅぅ~~………い、イジワルだよぉ……翔くん」

知ってる。

だが、言わせたい。言って貰いたい。

俺がシャワーを浴びる気が無いのは、目の前でなお屹立する肉竿を見れば分かるだろう。

なあ、響?

「どうした、響?」
「う~~…………分かったよぉ」

恨めしそうに俺と俺のイチモツを一瞥し、響は背を向け、頭を床に下げ、尻を高く掲げる。

肩越しに潤んだ瞳を向け、自らの手で、自らの秘所を拡げながら懇願する。

「翔くん……わ、わたしの、ココに──」
「響、ちゃんと言ってくれ」
「ぁぅ……お、おま、んぅ♥おまんこ♥に翔くんの固くて熱いおちんちん♥下さい♥お願い、します♥」

尻を左右に振りながら懇願する響。

「………そうだなぁ。しかし、やっぱり先にシャワーを浴びた方が良くないか?ここまで匂ってくるぞ、響の濃くていやらしい匂い」
「ん♥ふぁ♥ う、うぅ♥」

懇願し、媚びるように振られる響の尻。

その尻、秘所に肉竿を触れるか触れないかの距離に肉竿を寄せる。

「乳首だけじゃなく、ココまでこんなに濡らして。しゃぶっただけでコレか。自分で弄っていたのか?ぐしょぐしょだぞ?」
「っ、はぁ♥ひぅ♥あ♥あ♥ゃ、ゃぁ~♥い、いじわる♥しない、でぇ♥おね、がい♥ん、ふぅ♥お願い、だからぁ♥」

左右に振っていた尻を、今度は前後に振りたくり肉竿に擦り付けようする。

そうだな、俺も限界だ。

「ああ、次は、俺が響をイかせてやる」
「はぃ♥」

すぐにでもねじ込みたいと逸る気持ちを抑え、俺は期待にひくつき、愛液を垂らす、響の秘裂に手を伸ばした。

ff

グチュグチュと水音が響く。

いやらしい音、いやらしい匂い。

「ひゃうぅ♥ や、ぁ♥ ぁ♥ ぁん♥ しょ、しょうく……はひぃッ……も、もぅ……だい、じょぶ……だからぁ♥ んぅううぅぅ♥」

音の出処はわたしのアソコ、おまんこ、だ。

翔くんのおちんちんをしゃぶっていた時から、

恥ずかしいくらいに濡れていたソコを、

今、翔くんに指で掻き回されている。

「前戯は大事だぞ……響」
「そ、そん、にゃぁ♥ぅ゛ぅ゛~♥ん、んぅ♥」

「しかし……確かに必要ないかもしれないな。聞こえるか? この音、グチュグチュグチュグチュって、やらしい音が。なあ、響?」
「やぁ♥ や、だよぉ♥ 音、恥ずかしぃ♥ からぁ♥ あ♥ あぁ♥ ふ、ぅう♥」

もう何度もシている事なのに、慣れない。

自分のアソコから聞こえる音、いやらしい音が未だに恥ずかしい。

でも、わたしが恥ずかしがると翔くんは嬉しそうな顔をするから、慣れない方がいいのかな?

「好きだろう? 恥ずかしいの。今もキュウっと俺の指を締め付けたぞ」

ほら……こうやって、嬉しそうに、

わたしの恥ずかしいって気持ちを煽って、イジメて、

楽しそうに笑うんだ。

それが嬉しい自分がいるから、ちょっと複雑。

「も、もぅ♥ だ、ぁめ♥ ィちゃ……イッちゃう♥ イッちゃふ、からぁ♥ あ♥ ぁ♥ ひ、ぃっ♥」
「……」
「ひゃあああああ♥いき、いきにゃり……ッ……は、激しッ……りゃ、め♥ りゃめぇ♥ よわ、いトゴ……グィグリしひゃだえぇ♥ イ、イグ♥ イッちゃ、イクイクイグぅ♥ イッ、んひゅっ♥」

イきそう、と言うわたしを激しく攻め立てたかと思えば、

イク寸前まで快感を高められ、指を引き抜かれた。

「よし、前戯はこの辺でいいかな。ん、どうした、響? 何か言いたそうだな?」
「は、はぁ♥ はぁ♥ ふ♥ ん♥ ふぅ、はぁ………むぅ~……!!」

白々しい……! 

さっきの御奉仕の時に恥ずかしい台詞を言わされたものだから、

翔くんがいつもよりイジワルだ。

自分はいつも、わたしに恥ずかしい言葉や恥ずかしい事させるクセに……。

しかも、さっきのだって満更でもなかったクセに……!

「ひゃ♥」
「不満そうだな? 大丈夫、ちゃんと挿入れてやるから」

翔くんのおちんちんが私のアソコに擦り付けられる。

熱くて、固くて、大きくて。

昨日だって、いっぱい出して、いっぱいイジメられた、

翔くんのおちんちん。

お腹の奥、子宮がきゅ~って切なくなる。

早くキて欲しい、けど。

「あ、あの、翔くん」
「どうした?」
「ゆ、ゆっっっくり、挿入れて……!」
「何故だ? 十分に濡れていると思うけど……」
「そ、それが問題なんだよぉ」

散々高められ、イク寸前のアソコに翔くんの大きいのを挿入されたら、すぐにイッてしまう。

普段なら問題無いけど、これから翼さんやマリアさんが来る事を考えると……

昨日みたいに意識が落ちるまで、腰が抜けるほどイカされたら大変だ。

時間が無いので、今は回数より質で行こう。

そう説明すると、翔くんは思案顔になる。

正直言えば長時間のフライトや、任務のゴタゴタで体力的にも厳しい。

いや、嫌いじゃないんだけどね?

翔くんにハチャメチャに犯されて、

いっぱいイカされちゃって、

ワケわかんなくなって、

恥ずかしいセリフ言わされて、

最後に、頑張ったな、って優しく囁かれると……

すっっっごい幸せ♥だから。

「よし………なら、こうしよう」

そう言って、翔くんが笑う。

これはアレだ、イジワルする時の笑い方だ。

「挿入して、響がイッてしまったらそこで終わりにしよう」
「……はい?」
「俺は……もう一度、口でシて貰えればいいし」
「いや………いやいやいや! ま、待って! 待ってよぉ!」

うわぁ、無茶ぶりだよ、翔くん!?

わたしが我慢できない事を分かってて、

わたしが腟内に欲しいって分かってて、

わたしにイジワルして、理性をトロトロにして、

いやらしくオネダリさせたいんだ。

「じゃあ、行くぞ」
「だ、だから、まっ………ィッ!!!?」

わたしの静止も聞かず、一息で突き込まれる。

太くて大きなモノが、わたしのナカを奥まで侵略してくる。

何度も身体を重ね、何度も挿入された翔くんのおちんちん。

「く……ッ! は、はは……もうすっかり俺専用の穴になったな、響のココ。きゅうきゅうと締め付けて……ッ……気持ちイイ、ぞ」

欲しかった翔くんのおちんちん。

わたしの身体、アソコは喜びに震えながら、ソレを締め付ける。

全身がカッカッと熱くなり、お腹に溜まった甘く重い快感を解放しようと、電気みたいにビリビリと快楽が駆け巡る。

だけど、それは出来ない。

「う、ぎ……ッ! ふ、ふぅ、うぅぅ゛ぅ゛ぅ゛~!! ッ! ひ、ひぃ、ふ、っくぁ………ッ!」

歯を食いしばり、ベッドのシーツを握り締める。

足の指先をぎゅうっと丸め、全身を突っぱねる。

浅く呼吸を繰り返し、駆け上がってくる快感に耐える。

「っはひ、は、ひ、ぎ……ッ! イッ、イッひゃ、だめぇ……ッ! ふ、ぐぅ、ぅ、ん、ぐぅう゛ぅ゛……!! うぁ、ぁ゛、っ……あ゛!! イッ、イッひゃぅ……ん゛ん゛んぅ゛ッ! だ、め! らめ、ぅ゛ぅ゛!!」
「ッ……凄い顔だな、響。写真に撮っておきたいくらいだ」

翔くんが何か言ってるけど、聞いてる余裕は無い。

むしろ聞いちゃいけない、下手に意識すると、それでイッてしまう。

イキたいのに、イッちゃいけない。

気持ちイイのに、辛くて、

気持ちイイのが、苦しくて、

あたま、おかしくなりそう。

涙がポロポロと零れる。

「ふっ、ふっ、ふぅ………! ひ♥ ぃ、ぎ! ふ、ふっ、ふぁ………くぅ、ん♥ が、まん♥ がま、んぅ♥  っ♥ ぁ♥ ん、んふぅぅう゛う゛う゛……!!」

大丈夫、大丈夫。

このまま、ゆっくり、息を、呼吸して、

波が引くのを待てば、大丈夫……。

「………頑張るなぁ、響」
「くひぃ♥ うご、きゃない、れぇ♥」

翔くんの顔が近づいてくる。

ダメ、今、キスされたら……

それで、イッちゃ……

「可愛いな、響」
「ふえ?」

キスされちゃうかと思ったら、

翔くんはわたしの唇じゃなくて、

耳元に口を近づけて、

──大好きだ、響。愛してる──

そう呟いて、耳をひと舐めした。

「…………………あ♥」

耳朶を打つ、翔くんの声。

大好きって言葉。

愛してるって言葉。

もう何度も聞いてるのに、翔くんの声が、言葉が、

嬉しくて、愛しくて、幸せで……

「ふ♥ ぁ♥ ぁ……………………………ッ♥」

気が、緩んでしまった。

押し留めていた快感が、流れ出してしまう。

あ、コレ、ダメ。

我慢した分、ヤバいヤツだ。

「ははは、イッちゃえよ」

──俺の可愛い、響──

も、ダメぇ……!

「あ、は♥ ひ、ひぃ♥ イッ、く♥ イクイクイクイクイクイクイクイクイ、グ………ッ♥ ひ、ひああああああああ゛あ゛あ゛あ゛♥」
「ぅあ………! 締め付けが……ッ……凄……ッ!」
「いくッ♥ イッちゃ♥ イッぎゅぅ♥ ごめ、なさ♥ イッちゃ……う゛ッ♥ イッちゃ♥ しょ、ぐんんんッ♥ イッ、く♥ ふぁああああ♥  イグゥぅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~ッあ゛♥」

ガクガクと全身が痙攣する。

目の前がチカチカして、アタマが真っ白になって、

翔くんに変な顔を見られて、はしたない声を聞かれて、

恥ずかしいのが、気持ちいい……。

「くぅ……ッ! す、ごいな……俺も……イきそうだった、よ……ッ」
「はぁ……はぁ……イッ♥ ………ん、ッく♥ はぁ♥ はぁ……ん……ぅん♥」
「可愛い……本当に可愛いよ、響……ん、ちゅ……ちゅぷ……ふふ」
「んんぅ゛♥ みみ、舐めぅの♥ ら、め、だよぉ♥ ひゃうぅ♥ くぅん♥」

耳を舐められ、翔くんの吐息を感じる。

ぴちゃぴちゃと、いらやしい舐め方。

グチュグチュと、いやらしい音。

おまんこ、に入ってるおちんちんの存在もあって、

まるで中を犯されてるみたいな錯覚に落ちそう。

「………さて」
「ふぁ♥」

絶頂の余韻に身を震わせるわたしを見つめながら、

翔くんは妖しく笑う。

「じゃあ、すまないが……また口でシて貰おうか?」
「ふ、ぅ♥  ん、と♥」
「ああ、辛いようなら別にいいぞ? 一人で処理を………」
「?! だ、め! ダメぇッ!!」

わたしのナカから、おちんちんを抜こうとする翔くんの腰に脚を絡めて止める。

さらに、腟内に居るおちんちんもぎゅうっと締め付ける。

「ぅ……ッ……ふふ、どうした、響? イッてしまったんだろう? なら、もう終わりに……」
「あ、ぅ……ぇ、と……ぉ、おしお、き」
「ん?」
「わ、わたし! 言いつけ守れなくて! イ、イッちゃったから! お、おしおき……して……翔くん」

絶頂の波が引ききらず、まだふわふわしてるアタマ。

自分が何を言ってるかも、よく分かってない。

分かってるのは、オネダリしなきゃ、終わっちゃうってこと。

「ふむ………おしおき、か」
「う、うん♥ おしおき♥」
「ならば、ここで終わらせるのがお仕置き、でいいんじゃないか?」
「うん♥……………………………………はぃ?」

翔くんが何を言ってるのか、分からない。

「お仕置きなんだろう? 響の望む事をしてしまったら罰にならないじゃないか」
「そ、れは………」
「俺は一人で処理出来るし。響も疲れただろうからな」

もう……。

もう……!

もうもうもうもうもうもうもうもう、もう!!

わたしのナカでこんなにビクビクさせてるクセに!!

わたしのナカでこんなに固くして、大きくしてるクセに!!

わたしを見つめる瞳が、余裕がないくらいギラギラしてるクセに!!

翔くんは、イジワルだ。

「な、なら……」
「ん?」

翼さん……マリアさん……ごめんなさい。

迷惑、掛けちゃうかもしれません。

心で2人に謝罪し、わたしは最後の理性を手放した。

「わ、わたしを使って♥ わたしは、立花響は翔くんのオ、オモチャ♥ 道具です♥ 私のお、ぉまんこ♥ お口まんこも、そ、それに、ん♥ ぉ、おしり、ぅぅ♥ け、ケツま、んこ♥ も、全部、翔くん専用です♥」
「……………くはッ」

翔くんが目を細め、唇を釣り上げる。

喜んでいることが、ナカに入ってるおちんちんを通じて感じられる。

「わたしの身体♥ 心も♥ ぜ~んぶ、翔くんのモノだよ♥ だ、だから、わたしを使って、お、オナニィ……して♥  し、してぇ♥ 翔くん♥ わ、わたしのオナホぉまんこで……オナニー……わたしの子宮に……翔くんの、ん♥ ふぅ♥ ざぁめん……くださいぃ♥ ん♥ ん♥ きゅうん♥ はや、はやくぅ♥ おなに……して、よぉ♥ 」

モゾモゾと腰を動かし、腟内のおちんちんを刺激する。

ちょっと動かすだけで、腰が抜けて、またイッちゃいそう。

まだかな? もっとオネダリしなきゃ、ダメかな?

翔くんの手を取り、指を咥え込む。

「はみゅ♥ あむ……ん~……ちゅ♥ ほぁ、しょーくん♥ ほうやって……おくちでも……ごほーし♥ すひゅ、よ♥ ん♥ ん♥ っぷぁ♥ わらしを♥……つか、って♥ ん、ぢゅうぅぅぅ~♥♥」

おちんちんをしゃぶるみたいに、

いやらしく、音を立てて、

翔くんの目を見ながら、誘惑する。

「………………まったく、君は」

目を閉じ、溜息を吐く翔くん。

そして……

「この…………淫乱娘!」
「はぎゅッ゛♥」

わたしの腰を掴み、猛然とわたしのおまんこを突き始めた。

その衝撃で、わたしは呆気なく二度目の絶頂を迎えてしまう。

「ひ♥ ひきゅ♥ イッぎゅぅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛♥ ぅ、ぅあああぁぁ゛ぁ゛ん♥」
「ッ! ぁ、くぅ……ま、た……勝手に、イッたな……この、スケベめ……ッ!恥ず、かしい雌犬め……ッ……!」

翔くんに罵倒されながら、おちんちんで突かれる。

イク事で、一度下がった快感のメーターがすぐに限界近くまで引き上がる。

「あ♥ あ♥ んぅぁあん♥ ぅあああ♥ ひゃうッ♥ ひぁぁあぁ♥ へんたひ♥  はいぃぃいイッ♥♥ きゃうぅぅ♥」
「くぁ、ああッ! いい、ぞ……ひびきは、俺のモノ、だ……ッ! 俺が、満足、する、まで……ッ! 付き合ってもらう、から、なッ!!」
「ひぁああああ♥ む、ね……おっぱぃ……りゃめ♥ 乳首も……グリグリしひゃ♥ ひぅ♥ ひゃぅん♥ おな、か♥ 子宮♥ きゅうん♥ ってなっひゃう♥こ、こわれちゃ♥ あ、あたみゃ、くるっひゃうよぉ~~♥」

翔くんは両手でわたしのおっぱいを揉みしだく。

親指、薬指、小指は乳房を揉み、

人差し指、中指で乳首を攻め立てる。

その間も腰は休むこと無く突き動かされ、わたしのナカを削っていく。

「はぁ……はぁ……気持ち……ィイぞ……ひび、きッ!イッ、け……もっと、イキまくれ!この、だらしないスケベまんこッ……締めて、もっと、イけ!イキ、まくれぇッ!!」
「っひゃぅぅ゛ぅ゛ああぁぁ♥ は、ひ♥ イキまふぅ♥ いっぱ、いっぱひぃ……イッてましゅ♥しょおくんろ、おちんひん、で、わたしのおまんこぉ♥ イク、イッ、ぐぅ……ッ……イく、のぉおおッ♥ あ゛ッ♥ お、ぐぅ♥ ひ、きゃうぅぅぅ゛ぅ゛♥」

一際強く、奥を、子宮の入り口に突き込まれた。

更にそこから、翔くんはわたしの足、膝裏を掴んで持ち上げると、そのまま私の足を私の顔の横に持ってきた。

まんぐり返しって体位。

苦しくて恥ずかしい、けど、気持ちイイ♥

「はぁ……はッ……見ろ……響! 俺の、モノが……響の変態まんこの中ッ……出入りしてる、ところ!」
「ひ♥ あ♥ やぁぁ……はず、はじゅか……ひぃいぃ♥ あ♥ ぁ♥ ひぁぁぁッ……イィ♥ お゛ぐぅ゛ッ……ひ、しきゅふぅぅぅ゛ぅ゛♥ゴチュゴツしひゃッ……ら、め♥ いやぁ♥ こわれちゃ……はひぃッ♥イッ♥ イッきゅ……イッちゃッ……やぁああああああ♥ イグゥ♥ まら、イッちゃぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥」

体重を掛けて、ベッドのスプリングも利用して、

ガンガンと奥を突き立てられる。

イキまくりのおまんこは突かれる度に透明な液体を吹き出し、わたしの顔に降り注ぐ。

「ぐぅぅッ!なに、が……いや、だッ……乱暴に……っふ……され、て……嬉しい、クセに!この、変態の、マゾ犬め!今だって、罵られて、まんこが、ぁ♥……締まった、ぞ……? 壊れる、くらい、めちゃくちゃに……されるの、好き、だろう……ッ!」
「んやぁあぁっ♥ ひゅき♥ 好きぃッ♥ しょーくん、にらんぼーに、されぅの♥ エッチなこと、言われぅのも、言うのも、好きぃ♥ で、も……れもぉ……しき、ぅあ゛あ゛♥ 子宮♥ 壊しゅの、壊しひゃ、らめぇ♥ぁう♥ あ、は♥ んひぃいぃ゛い゛ぃ゛♥」

翔くんの攻め手がさらに加速する。

おちんちんもより熱くなって、びくびくしてる。

本当に、おまんこ、壊されちゃいそう♥

「う、あああ……ッ!く、こん、なに、まんこをグチョグチョにしてるクセに……痛いくらいに締め付けてるクセに……ッ!イジメられ、るの、大好きなクセにッ!ぅあ……ッ……壊し、てやる!ひびきのまんこ!俺のぉ!俺のひび、きぃ!!」

気持ちイイ♥

おまんこ♥ 壊されちゃうくらい激しいの好き♥♥

……あ、

でも、待って……

おまんこ、壊れちゃったら、翔くんの…………嫌!

「ッ?! や! 嫌ァ!! ダメぇ!」
「ひ、ひびき?!」

甘く、蕩けていたわたしの声。

桃色に霞みがかっていた思考が一瞬、クリアになる。

翔くんも驚いて、動きが止まる。

戸惑う翔くんの瞳と視線が合う。

「ご、ごめん! 調子に乗り過ぎた、え、と……今、抜くから………!」
「はぁ……はッ……ん♥ ふ………ち、違うの! ぇと、ごめん……その、つい怖くなっちゃって」
「怖かっ、た? あ、ぅ、乱暴にし過ぎたか? 本当にごめ──」
「あ、違う違う違う! 本当に違うんだって!」

乱暴にされるの……嫌いじゃないよ、本当に。

ただ、先程の「嫌!」は我ながら本当に切羽詰まったモノだったから……。

翔くんはわたしが本気で嫌がる事を絶対にしない。

行為の最中でも、止めてくれる。

「え、と、じゃあ……どうした? た、体勢がキツいか?」

未だにまんぐり返しのままなわたし。

普段からの特訓のお陰で、身体の柔らかさには自信があるから、それ程苦しくはない。

……けど、

心配そうに見つめる翔くんの顔と、

わたしのおまんこと、翔くんのおちんちんが繋がった結合部が見えていて、恥ずかしい。

恥ずかしい、けど気持ちイイ、から大丈夫。

わたしが嫌だ、って思ったのは……。

「あ、あの、ね……ここ……」
「腹? あ、子宮、か?」

自分の下腹部、子宮に手を触れる。

腟内にある翔くんのおちんちんも感じとれる。

お腹越しに、脈打っている。

イイトコで止めちゃったから、ちょっと苦しそう。

でも、翔くんの瞳には、さっきまであった情欲の色は無くて、心配そうに気遣う色が浮かんでる。

ぁぅ、酷いこと、恥ずかしいこと、いっぱいしてくるのに……。

こうやって本気で心配してくれて、優しくしてくれるから……。

本当にもう、大好き。

「子宮……その、赤ちゃんの、部屋を」
「あ、その……本当に壊す気は無いぞ!? 言葉のアヤというか、勢いでな? その」
「わ、分かってるよ……それは、分かってるんだ、けど……………その、あぅ」
「?」

わたしが何を言いたいのか、分からず翔くんは困惑してる。

わたし自身も困っている。恥ずかしくて、だ。

エッチな事への羞恥心からでは無く、

自分の乙女チックな思考から顔が火照る。

でも、つい想像しちゃったんだもん。

「し、翔くんとの………赤ちゃん………出来なくなったら嫌だなぁって、思っちゃって」
「………………………………は?」
「だから! その! つい……嫌だ、なんて……ぁの、ごめん、ね?」
「……………………………………」

翔くんは目を伏して、無言。

え~と、引かれた? 呆れちゃった?

「…………ひびき」
「? は、ひにゃああああああ♥」

いきなり抽挿を再開され、おちんちんで奥を、子宮を今までで一番強く叩き付けられる。

「こ、の……ッ!君は本当に、あぁ!可愛い!くそ、可愛いなぁ!! ひびきぃ!!」
「っひぃぐぅうぅぅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛♥ ひ、あ♥
あ♥ んきゃ……ひぅう♥しゅ、ご……おぐぅ♥ つよく、ちゅかれて……ッ……イクイグゥイッ♥ っぁああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♥」

翔くんの瞳は先程より強い情欲の色が浮かんでいた。

それによりわたしもまた、頭と心を再び快楽に染め上げられた。

「俺、との、子ども……ッ……なんて!はぁッ……それが出来なく、なるのが、怖いなんて……ッあぁあああ! どこまで、君は、俺を煽るんだ!可愛いが過ぎるぞ!響ぃ!!」
「んぁぁぁ゛♥ご、ごめ……んんッ……へ、へんにゃ、こと言っへ……くぅぅぅんっっ♥また、イッ……イッちゃ……ひぐぅ♥ イッちゃぅうぅうぅ゛ぅ゛ぅ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ゛♥イッぎゅう♥ イッ、てぅのに♥ ま、た、イッ♥ぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥んんん゛ん゛ッ゛ッ゛♥」
「あ、謝るなッ!嬉し、ぃんだ!俺の子ども……産んで、くれるん、だろう?なら……孕めッ!だ、す……もう、出る、からッ……ひびきのまんこ!一番、奥に!出す、か、らぁ!!孕め……孕、めぇッ!!」

攻める為ではなく、射精する為の単調な動き。

だけど、だからこそ、今まで以上に力強い腰使い。

そして、わたしを孕ませようとする翔くんの本気の想い。

がむしゃらに腰を振って、ばちゅんばちゅん、って凄い音、させちゃってる。

翔くんの先走り汁と、わたしの愛液が混じり合って、私の顔を汚していく。

「ふ、ぐぅ゛♥ はっ♥ ぅあああ♥ きもひィイッ、よぉッ……おちんぢん♥ しょーくんの……おちんちん゛♥ つい、てぇ……ぁぐッ……はひぃ♥ わたひの、おまんこ♥ イジメ、てぇッ♥」
「ああ……あぁ……ッ!ひびきのまんこッ……ッ……イジメてやるッ……つ、ぎは、尻を……ケツまんこ……犯して、やる、から、なッ! まんこ、孕ませて、ケツ穴、犯して、やる!だ、からぁ……ッ…… 孕めぇ!!」

私を求めてくれることが、嬉しくて愛しくて。

昨日からイッて♥ イッて♥ たくさんイッて♥

体力も限界間近で、頭がぼーっとしちゃう、けど。

心がぽわーってあったかくて、満たされている。

心が満たされて、幸せ、だから。

「は、はぃ♥ はひぃ♥ 孕む、よぉ……産む、産む、からぁ♥ しょ、くんの、赤ひゃん♥ ひぃあああああ♥あ゛♥あ゛♥ん、んぅ゛ッ……はぁ……んんッ♥ ら、からぁ……出ひ、て♥わたひ、のぉ、イギッぱなひの、おまんこ♥ えっちな、おまんこに、ちょーだい♥しょうくんの、せぇし♥ ざーめん♥」
「ぐぅぅッ! 出すッ……孕ま、せる……ッ!が、ぁああッ! 孕めッ!絶対、に……ッ……孕む、までッ……犯し、続ける、から、なッ! この、淫乱……まんこ、締め、ろぉッ!!孕めッ!イケッ!イキながら孕めぇッ!!うぐ、おおおおッ!!」

お腹の中、子宮も、いっぱいにして♥

翔くんの精子♥ザーメン♥

いっぱいいっぱい、ちょうだい♥

翔くんの赤ちゃん♥ ください♥

「ぅ゛あ゛あ゛あ゛ッ♥イクイクイクイッ……ぐぅ゛ぅ゛♥ イッ、あ゛♥ひゃああああ゛あ゛あ゛あ゛ッ♥しょーくん♥しょーくん♥ しょ……くぅんッ♥」
「出、るッ……出す……ッ!イッ……ひびき!ひびきのまんこぉ……ッ!ああああああああ゛あ゛ッ!!」
「んぁあぉあ゛あ゛♥ひゃうぅぅッ♥ あ゛ッお゛ッ♥イッ………ぐぅ゛……イクイクイッぢゃ……あ゛ッ♥ぅぅ゛ぅぅぅッ♥」

翔くんとわたしの嬌声、イキ声が重なる。

同時に、お腹の中、子宮の中に熱いものが迸る。

おちんちんがわたしの中で跳ね回り、翔くんの精子が私の中を満たしていく。

幸せだぁ♥

「ッ……ぐ………ふっ……うぅッ!」

歯を食いしばりながら、わたしの中に射精し続ける翔くん。

2回目なのに、相変わらず凄い量。

それにお口でした時より濃そうな気がする。

翔くんはびくびくと痙攣する腰を押し付けて、快感の余韻に震えている。

そんな彼の口から涎が垂れ落ちてきた。

「はぁ……はぁ……ッ♥ ん……あは♥ 」

その涎は、息も絶え絶えで、犬みたいにだらしなく開いていたわたしの口に落ちてきた。

わたしは躊躇うことなく、翔くんの涎を口で受け止め、飲み込む。

甘くて………美味しい……翔くんの味♥

あ、そうだ。

「はぁ……はぁ……ん、ふ♥ しょ、しょうくん♥」
「ふぅ……は、ぁ……ど、した? ひびき」
「んん~♥」
「? あぁ、そうか」

顎を逸らし、目を瞑るわたしを見て、翔くんは微笑む。

まんぐり返しの体位を解きつつも、おちんちんは入れたまま、肌を密着させる。

翔くんの胸板とわたしの胸がくっ付いて、乳首が擦れて、気持ちいい。

それとお互いの胸の鼓動が聞こえるのが、心地いい。

「ん……ちゅ♥ ん……んん……しゅきぃ♥ 大好き♥ しょうくぅん♥」
「ん……んく……ッ……俺も大好きだぞ、ひびき♥」

その状態でキスを重ね、唇を貪る。

舌を絡ませ、唾液を交換し、好きって言い合う。

うん、幸せ♥

すっごく幸せ♥

「……ところで、響?」
「ん~、なぁに?」
「本当に……俺の子を産んでくれるのか?」
「う゛ッ!」

……今更、ほんっっっとーに今更だけど、

恥ずかしさが込み上げてきた。

欲望に追い出された理性が舞い戻り、わたしの頭と心を羞恥で染め上げる。

ああああああああ…………まただ、何度経験しても慣れない。

エッチしてる最中にとんでもなくはしたない発言を連発する自分に、どーーしても慣れない。

しかも────────

「顔、真っ赤だぞ、響」
「~~~~~ッ! み、見ないでよぉ………」

翔くんの子ども!

とか、

赤ちゃん!!

とか、

孕ませて!!

とかあ!!!

もぉ~、何言ってんだよ、私ぃ~。

恥ずかしくて死んじゃい──

「ひゃあん♥」

恥ずか死にそうなわたしに突然、甘い衝撃が走る。

ていうか、翔くん?

「な、なんで、おち、おちんちん! また固くしてるのぉ!?」

わたしの膣内で再び固さを取り戻したおちんちん。

翔くんはしれっと言う。

「いや、言っただろう? 孕むまで犯す、と」
「ふぇ?」
「だから聞いたんだ。俺の子を産んでくれるのか?って」

いや、

いやいや、

いやいやいやいやいやいや、いや!!

しょ、翔くんとの子供は欲しい。

そこに偽りなんてない。

ちょ、ちょっと、かなり、不安はあるけど……

でも!

それよりも……しょ、翔くんと結婚………………ぽ♥

……………ハッ!!!

違う! 今はそうじゃない!

嬉しいし、幸せだけど、違う!

「だ、ダメだよ! 時間無いもん! もう翼さ、んきゅぅ♥」
「姉さんもマリアさんも知らん。俺はまだ二回しかイッてないしな。それに、今は響を全力で孕ませたい」

翔くんが暴走しちゃってる?!

なんかピンクの衝動に飲み込まれちゃってるぅ!?

ダメだ、早く止めないと!

「そ、それは、嬉しい、けど、きゃあん♥ だ、ダメ! やっぱりダメだよぅ! 」

軽く小突かれただけで、甘い刺激が身体に拡がる。

き、気持ちイイ……でも、今度は本当に流されちゃダメ──

「でも……………響が本当に嫌なら止める」
「ふ、ぁ………え?」
「俺は今、凄く……響が欲しい。響が愛しい。響を……本気で孕ませたい」
「あ、ぅ………へぅ♥」
「だけど、君を傷付けたくはない……だから、響が嫌なら……すぐ、止める」

優しい眼差し。

大好きな翔くんの瞳。

その中に、縋るような、乞うような、

雨の日の子犬みたいな目の輝きがあって……。

「う、う、うぅ~! もう……! もぉ~~ッ!!」

ずるい! ズルい!! ズルいよぉーー!!!

普段格好良いのに!

こーいう時にそんな可愛い顔されたら何にも言えなくなっちゃうよ!!

あああ~~! もぉ~~!!

「………ちょ、ちょっと、待ってて」
「…………ああ」

繋がったまま、近くに置いてあった携帯を操作し、

翼さん達にメッセージを送る。

時間を少しズラして下さい、って。

たぶん、いや、きっとバレちゃうんだろうなぁ。

ああ~~!もうッ!

キッ!と翔くんを睨み付ける。

怒ってないけど、怒った顔を作って見せる。

翔くんは頭を掻きながら申し訳なさそう

だけど………中のお、おちんちんはまた硬くなってる。

「翔くんの…………エッチ」
「すまない」
「すけべ……むっつり……しすこーん」
「ごめん……マジでごめん」

だ、ダメだ。

しゅん、としてる翔くん……可愛い。

「………………今度は、優しく、シてね?」
「ん、心得た」
「………ホントに、だよ? 変態、とか、 ドスケベ、とか………言っちゃ、ヤ、だからね?」
「……その単語を口にした瞬間、膣が締まったが?」
「分かりましたか!?」
「委細承知しました!」

嬉しそうにしちゃって、もう……。

本当に、もう♥

「翔くん………キス、して欲しい♥」
「ああ、俺もしたい♥」

大好きだよ、翔くん♥

ff

「あの二人、さては……」
「まあ、どう考えても……なぁ?」
「……やはりこうなったか。まったく、少々淫らが過ぎるのでは無いだろうか……」

溜め息と共に、翼がケータイを仕舞う。
どうやらかなり呆れているようね。

二人揃って遅刻、しかもこの連絡だもの。

間違いなく、朝から二人でお楽しみって所かしら。

翼は口では不機嫌そうだけど、何だかんだであの二人に甘いから、咎められないんでしょうね。

まあ、後で響から色々聞き出すんでしょうけど。

……そういや任務で忙しかったから、ここ数日はご無沙汰だったわね。

ふと、横目でツェルトの方を見ると……私の方を見つめる彼と視線がぶつかった。

思わず慌てて目を逸らす。
もう……私のこういう所は、中々直らないらしい。

そして、こんな時……ツェルトはそっと私に耳打ちして来るのだ。

(マリィ……今夜、どうする?)

背筋がゾクリ、とした。

彼はいつも、私の為にと動いてくれる。

クリス程じゃないけれど、人前じゃ中々素直になれない私の仮面を、彼はそっと剥ぎ取ってくれるのだ。

そんなツェルトに、つい甘えたくなってしまうのだけれども……。

(まだダ~メっ。日本に帰るまで、もう少しの辛抱よ)

私は敢えて、ツェルトの誘いを「後回し」にする。

本当は私だって、ツェルトに沢山可愛がって欲しい。

彼の逞しい腕で抱き締めて、彼の激しさに口付けられて、彼の熱くて大きなモノで貫いて欲しい。

でも、もうちょっとだけ我慢しなくちゃ。

だって、今は──

(セレナが一人で寂しがってる事、気にしないあなたじゃないでしょう?)
(そうだな……。セレナが待ってるんだ。俺達だけ、遠く離れた海の向こうで先に楽しんでしまうのはよくないな……)

そう。セレナもいるんだから♥

私とセレナ、二人でツェルトを悦ばせて、そして二人でツェルトに抱かれる。

私達は三人一緒。だから……お臍の下が切ないけれど、もう少しだけ……。

「……はぁ~。私もいつか、緒川さんと……」

翼の漏らした一言は、私の耳に届く前に、風と共にロンドンの空へと消えていった。 
 

 
後書き
スペシャルサンクス、サワグチさん!!
なんでこう、毎回毎回怒sけB絵eっ血ぃものばかり持ってくるんですかありがとうございます!!!!

翔ひびがエッチするのはGX以降で間違いない。だって夏休みあるし、ご両親への挨拶も済んでいるんだもの。
夏の間に大人の階段登って、友人達に「雰囲気変わった?」って聞かれてもおかしくはない←

さて、気付けばもう月末だ。3月終わるの早いなー。
ってなわけで、いよいよ迫って来てますね。気長にお待ちください。 
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