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装者達が勘違いしている件について

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5話マリア①

 
前書き
連勤術のやりすぎで、(休みを)持っていかれた………… 

 
マリア・カデンツァヴナ・イヴ。

桃色のロングヘアを後ろに流し、整った顔に、髪色と対照的な碧眼を持つ、世界的なアイドルである。

プロモーションも完璧で、うん、世辞抜きにヴィーナス体型と言っても過言ではない、ボン・キュ・ボン体型は、誠治郎のリビドーを常に刺激して止まない。

え、コックである俺、誠治郎が、なんでそんなジャンル違いの人と深い知り合いかと?

一言では説明できない。

彼女の事を語るには、かなり前に救った、彼女の妹の話が必要になるだろう。

セレナ・カデンツァヴナ・イヴ。

彼女が死にかけていた時に、自分が救ったことが、マリアとの出会いであった。

はっきり言おう、彼女を誠治郎が救えたのは、半分は彼の行動の結果ではあるが、半分は運である。

確かに自分は調理特化の神様チートであるので。

彼女を救うための治癒特化ドリンクを早い段階で水筒に常備していたが(見つからないときは、全力ダッシュしてへとへとになったあと、ちょこっとずつ飲んでた)

ごく当たり前の話だが、彼女の事件がいつ、どこで行われるかは、ぶっちゃけ現実世界で見た(アニメ)映像を元に、この世界で行った場所に当たりをつける、という無理ゲー方法しかない。

で、どうしたか。

うん、人を頼りました。

自分が赤ん坊の時に覚えていた場所なんだけど~、本当の両親に会いたくて~と、適当に誤魔化した理由で、探偵業のプロの方、しかも複数に探してもらい、そのF.I.S.施設の近辺を探し当てて。

で、その辺りに出店して、オーナーとして料理を作り、運営しながら、ひたすら『待った』

非常に迂遠かも知れないが、彼女達の組織は一応秘密組織。

それ以上の手は!思いつきませんでしたぁ!(思考放棄)

あ、自慢じゃないが、その頃には、自分の腕は料理チートで世間からの認知度高かったので、別に出店場所をその近辺にすることは、問題なかった。

旨いものを食べるためには、ある程度の移動の労苦を厭わない人間というのは、ノイズ被害が多い世界でも変わらないのだ。

…………後、人命救助に対してのモチベーションが高いシンフォギア保有者の近くなんで、被害も少ないしね。

とそれは置いておいて。

乱入した誠治郎(自分)に驚くセレナに、自分は包丁のシンフォギア持ち(本当)、悪のパワーを感じて来た(嘘)など、セレナの素直さにつけこんで(?)カバーストーリーを展開。

水筒のエリクサー(仮)を飲ませて、全快させた後は戦闘は全部セレナ任せ。

勝ったな(笑顔)とやってました。

え、どうなったかと。

うん…………あれだね、ちょっと唐突に過ぎたね。

『マッドと主人公の邂逅(題目)』

「おっとぉ!自分が見落としていたシンフォギア奏者とは、不覚!調べなきゃ(使命感をおびたオリジナル笑顔)」

「ひえっ(素)」

…………ごめん、申し訳ないが思い出したくないわ(本音)

一応の手当てのため、マリアとセレナに連れていかれた施設内で、狂喜乱舞するマッドに捕まり。

モルモットにされかけたわ。

両手を繋いでいたマリアとセレナが、半ギレで庇ってくれなきゃ、マジでマッドの餌食でしたわ。

とまあ、俺の若気の至り(及びトラウマ)はともかく。

その時から、数歳年下のマリアとセレナと、数年監視という名の同棲してました(勝ち組)。

更に調と切歌という特A級美少女とも知己になりました。

え、マッドはどうしたかって?

うん…………素直に怖かったので、『人に優しくなれるご飯シリーズ』とか食べさせたら、なんか自己嫌悪の後、綺麗な元マッドになりました。

何か、憑き物の取れた目で、教会の懺悔室に踞って。

「私は…………何をしてしまったのか」

そうマリア像の前で懺悔してました。

まあ、正直、マッドの『その後』とか余り興味ないので、それ以上は余り知りません。

今は人を救うNPO法人とか経営してるんじゃないかな?

ほら、彼は才能は凄いから。

話を戻そう。

で、マリアとセレナとの関係性だが…………

「せーちゃん、ご飯作って~」

冬の某日、マリアとセレナが買い上げたマンションで。

マリアは『いつも通り』メディアには見せられないグータラを晒していた。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

暖房つけっぱなしの室内で。

ラフな格好で、ソファーに寝そべりながら、ご飯の要求。

いつもはピシッと上まで留めているワイシャツのボタンを緩め、下は自分が購入して渡したブルマのみ、というサービス?ぷりである。

正直、見本となるぐらいの『グダ~り』具合であった。

だがまあ、それも正直、無理なからぬ事だろう。

彼女はなんだかんだ、責任感が強い女性である。

だから『妹が目の前で死ななかった』この世界線でも、ちゃんとアイドルとして、働いてるし、勿論ファンの前では凛とした態度を崩さない。

歌声一つで世界規模の歌手になった、すげぇ奴である。

彼女がここまで力を抜いているのは、普段気を張りつめている反動なのだ。

だから、誠治郎はマリアがいくら甘えようが醜態をさらそうが、怒る気は欠片もなかった。

むしろ、誠治郎にしてみれば、彼女の普段とのギャップを楽しめる、一粒で二度美味しい感じである。

「あいよ~、さみーから、スープとパスタな」

「ありがとー、せーちゃん」

彼女の感謝の言葉を背に受けながら、エプロンを纏った誠治郎。
彼は、要求通り、食品バランスを考えて、食べやすいレシピを作っていく。

うむ、今日は具材たっぷりホワイトシチューに、キノコパスタかな。

とまあ、こんな珍しく紳士的な振る舞いを見せている誠治郎だが。

勿論、それだけではない。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

食べ終わって、しばらくたった頃。

マリアと共に、ゆっくり風呂に入った後、彼はゆっくりと『いつものマッサージ』を開始した。

広めのリビングの横に、マットレスをひき、彼女の体を横たえさせる。

そして、某ルートから手に入れた、『錬金術士の調合した軟膏(ガチ)』を取り出し、シャワーあがりのマリアの体を軽く再度拭いて、彼のマッサージはスタートした。

『好きこそ物の上手なれ』

ことわざにもある通り、人は好きなものに対しては非常に優秀な修得速度を得る。

ならば、彼の修得速度は…………

(注:エロマッサージの話です)

「さて…………始めるか」

真剣な瞳と言葉を吐きながら、彼はさらりと、マリアの体を覆っていた大振りのタオルを剥がした。

「ちょっ!せーちゃん!」

急に裸体をさらけ出されたマリアが当然文句を言うが、それは既に誠治郎は想定済みであった。

だが私は謝らない(鋼の意志)

これから食べる(比喩)極上の女体のためなら、どんな罵倒をされようと、彼は全く後悔はなかった。

マリアの注意を受けても、思うのは『羞恥心を忘れない彼女の仕草、イイネ!』くらいである。

さて、そろそろ、意識をマリアに戻そう。

そうして、再度彼女の裸体を背中から眺める。

そして、満足の頷きをひとつすると、誠治郎は、彼女の体の攻略を開始した。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

白磁のような艶肌、その表面にツーっと軟膏を軽くぬるま湯で溶いたものを垂らし、上から順に、彼女の肌を、手で味わう。

長身で活発な彼女の、やや筋肉質ではあるが、男性と違い柔らかさも持つ柔軟な肩を、両手で揉み、解していく。

「ん…………んぅ」

押し殺しながらも、漏れる快楽の声に満足しながら、肩、腰を次々に揉みほぐしていく。

マッサージに必要なのは、体の構造に対する理解と経験。

その両方を(女性限定)ではあるが持つ誠治郎のマッサージにより、マリアの頭に、適度な刺激と快楽信号が送られていく。

「んー、キモチよい…………」

こうして、寝そべるマリアの気持ちから、警戒心も一緒に揉みほぐして、と。

さて、『食事』を始めよう。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

人間の体は、割りと自分が思っている以上に感覚器の性能が高い。

しかし、そのセンサーの鋭さは、それを逆手に取られると思いもよらない『現象』を生み出す。

「はれ…………私、ぼんやりして…………」

快楽と眠気から、つーっとマリアの口元から透明な線が落ちる。

満腹感、全身の揉みほぐし、そして、温かくなった体。

その全てが揃うと、人間の体は、急に疲れを『思い出したかのように』吐き出し、眠りに誘うのだ。

マリアのように、不特定多数の目から見られるが故に、緊張感が仕事中解けず、ある程度疲れを残すような仕事を常日頃している人間の体はなおさら。

その身体を休めるために、全身をスリープモード、『浅い眠り』につかせる。

これ自体は、別に大したことではなく、むしろ身体にとっては良いことなのだが…………

(さて…………そろそろ良いかな)

『意図して』その状況にマリアの体を持っていった誠治郎が、楽しかったとはいえ彼女の肩と腰だけ触って満足なんて、『するはずがなかった』

そっと、彼女の身体に這わせた指を、徐々に下に下ろしていく。

そして、しっとりとしたマリアの肉付きの良いおしりを、すっぽりと手で覆った。

(これは治療、彼女は運動もするから、おしりも揉みほぐさないと疲れが取れないから)

そう自己弁護しながら、白い軟膏を薄く手のひらに伸ばすと同時に、思考は(エロい方に)没頭する。

誠治郎は常に考えているのだ。

合法的にエロい事をするためにはどうすれば良いか(←おい)。

勿論、貰ったシンフォギアを使う(←!?)ことも大切だが、それでは片手落ちである。

そもそも、直接的な干渉が出来ない以上、そこら辺は他にテクを磨かねばならない。

誠治郎、エロに対しては誠実を自認している!

「んっ…………」

おっと、少し目が覚めたか。

モミモミと、様子見に揉みしだいていた尻への刺激により、マリアの口から、薄く矯声が漏れる。

その反応から、彼女の状況把握する。

だが、誠治郎は全く心配をしていなかった。

なぜなら、先程のマッサージまでで、『仕込み』は全て終了していたからである。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ぼんやりとした思考で、マリアは自分の身体がゆっくりとひっくり返されたのを感じていた。

うん、分かってた。

彼、誠治郎がマリアと付き合いが長いのと同様、マリアも誠治郎とは長い付き合いである。

まあ、お皿すら並べる手伝いを頼まない誠治郎のバカ丁寧な応対で、薄々誠治郎の『えっちしたい』サインには気づいていたのだ。

まあ、彼も私も大人。憎からず互いを思ってるし、初めてから今まで、互いに(マリアは彼相手だけだが)回数を重ねているので、別にそれが嫌ではないのだが…………

(妹みたいにはいかないなあ)

積極的な妹とは違い、いつまでたっても慣れない自分に、マリアは少し苦笑した。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

一方、誠治郎はようやく訪れたマリアとの逢瀬に、テンションMAXになりながらも、それを押さえつけ、ゆっくりとマリアの『前側』をじっくりと眺めた。

モデル体型の見本、と言っても過言ではない、豊かに膨らんだ乳房に、先程のマッサージでツンと張ったピンクの乳首。

抱き締めたら折れそうな細い腰に、運動で引き締まった、適度な筋肉のついた、安産型の下腹部に、薄く陰毛が生え揃った膣が見える。

ううむ、絶景なり。

美しさの中に、妖しい魅力が込められたその光景に、目を楽しませながら、彼は『次』に移る。

ぽふん、と顔を眼前のおっぱい枕(?)にゆっくりと埋める。

そして感じる、暖かな暗闇。

そうやって、誠治郎はじっくりと、乳房を味わい始めた。

(んー、極楽、極楽)

じんわりとした暖かさと、ふかふかの心地よい感触を顔全体で感じながら、誠治郎はその表面を舌でそっとなぞっていき…………

(これが欲しかった…………)

やがて『目当て』を見つけた。

甘く、しゃぶると安心感のある『それ』

目的のマリアの乳首を探し当てると、赤ん坊のように吸い付いた。

「んう…………もう、赤ん坊みたいに遠慮なく吸って!」

チュウチュウと、おっぱいに挟まれながら聞こえるそのマリアの声に、誠治郎は全く従う気はなかった。

この天国のようなポジションが誠治郎のお気に入りだし、何よりマリアは『本当に叱る気はない』

たしなめる声に、その内容とは逆に喜悦が入っていたのを誠治郎は聞き逃さなかった。

人の面倒を見るのが本質的に好きな彼女は、好きな相手に甘えられるのに、弱かった。

だから、吸う。

彼女の細い腰に手を回しながら、回りの乳房ごと口に入れてチュウチュウ吸っていく。

「んう…………もう、バカ!」

甘い声が誠治郎の耳を叩き、回されて撫でてくるマリアの手が、興奮を増す。

(たまらないな…………)

仕事のストレスが吹き飛ぶ快楽のなか、良い感じで煮えてきた脳は、異次元の思考に進む。

マリアの巨乳を味わうのは、先程と変わらず。

しかし、同時に彼の心は下らない事を思考していた。

どうして、男はおっぱいを吸うと安心するのか。

ぶっちゃけると、『まだ』孕ませていないマリアのおっぱいは、吸っても母乳が出るわけではない。

しかし、美味しそうな乳首を、舌で舐め、しゃぶった時の安心感、楽しさは食事をした時にはない快楽を誠治郎に与える。

(不思議だよな?)

豊かな乳房に顔を埋めながら、誠治郎はそんな疑問を抱き、しかし結局、答えを出さずにおっぱいを吸う作業に戻った。

そんな下らないことより、眼前のおっぱいである。

身体中に空いた手で刺激を与えながらおっぱいを吸い続けたせいで、軽くイッているマリアを横目で見ながら、誠治郎はそう思った。
 
 

 
後書き
エロは後編にがっつりします(byエロゲス仙人) 
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