| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

【IS外伝10】

 
前書き
久々の外伝、短いです( ゚ 3゚) 

 
 鏡の前で赤いメッシュの髪を弄っていたのは栗原理央だった。
 何時ものように学園の制服を着ているのだが、何か気になるのかずっと前髪のメッシュを弄っては鏡とにらめっこしている。

 そんな理央の様子を不思議そうに眺めているのは宇崎玲だ。
 ラフな寝間着姿で携帯端末を弄り、買わないが銃のカタログや各国で採用されている戦車、戦闘機等を見ている。

 女の子らしい趣味が無い訳ではないが、家柄かこういった物の方が興味を持てたのだ。

 そんな玲が、理央の髪を弄る姿に興味を移したのは数分前。
 鏡とにらめっこしながら唸る彼女が不思議でならない。
 髪もメッシュも凄く似合ってるのに……そう思っているとーー。

「うーん……やっぱ、黒髪に赤のメッシュってあいつ意識してるってアピールしてる気がするんだよなぁ……」
「おー? あいつって、ヒルトのことかー?」
「んなっ!? べ、別にヒルト意識してる訳じゃねぇよ! で、でもあいつの機体色って黒に赤のライン入ってるだろ!? だから……ごにょごにょ」

 多分誰もそんなことは思っていない筈だが、そんなことで悩むのも理央らしいと思ってしまう。


「だいじょうぶー、理央のその色似合ってるからそのままがいいぞー」
「ま、まあ、それは分かってるんだけどさぁ。……くぅ、ぬぁあっ!!」

 何故かヒルトを思い浮かべてしまい、理央は髪をわしゃわしゃと掻き乱した。
 完全に意識してるのは誰がどう見ても分かることだろう。
 そんな理央を見て玲は再び携帯端末に視線を落とし、何事もなかったように過ごした。
 その日、寝るまで理央は悶絶していたという……。 
 

 
後書き
何となく書いただけだからこんな感じだねー( ゚ 3゚) 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧