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夜に交わる伴装者~Heros a H eroism~

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グレにゃんとご主人様のエロエロ調教日和(ヘタグレ)

 
前書き
サワグチさんから、ちょっと遅れたクリスマスプレゼントとして寄贈されたヘタグレ三次創作……グレ響尻穴調教モノです。

何と言うか、流石はサワグチさん。自分には書けない、倒錯的なヘタグレを描ききってくれました。
これは明日のクリス誕生日回で、悶えるくらいに満足させなければ!

と言うわけで、ヘタグレの濃厚な一夜をお楽しみください! 

 
「似合ってるよ、響さん」

「………どぉも」

立花響は恋人である風鳴翔との愛の巣、自宅のリビングにて学園の水着姿を晒していた。

しかも、頭には猫耳。手には肉球付きの手袋。

オマケにこの水着……見た目は普通だが

「どう? その水着。表面は普通だけど、裏地がザラついてて、触ると」

臍の下辺りを指で押され、そのまま上へとなぞられていく。

ザラついた裏地が、肌をゾリゾリと刺激し、むず痒さを覚える。

「ッ! ん……」

「細かいし、痛くない筈だけど……気持ちいい?」

「さ、さあ? 特に、何も……」

「ふふ、そっか……じゃあ、こっちは?」

響の下半身、股の間に、翔の指が触れる。

触れられたクロッチ部分は、何故か切れ込みが入っており、女性器から尻の穴まで、すぐに開帳できるようになっている。

「んッ……ふ、ぁ」

「もう濡れてるね……。ふふ、着替えただけで期待したの?」

「ぅ、ん……ッ!だ、だって、この水着……普通じゃない」

「そうだねぇ……ココと、ココなんかも」

「ひぅうッ?! 」

ニコニコしながら、翔が触れたのは胸──乳首と、陰核───クリトリスだ。

その部分のみ、他の裏地よりも微細なザラつきで、強い刺激を与えてくる。

「しょ──ッ?!や、やめ!コリ、コリしちゃ、は、ぁん、んーッ!」

胸の先端から走る甘い刺激に、脚が震え、彼の胸元へともたれ掛かる。

「ダメだよ、響さん。これはオシオキ……いや、躾、かな? 飼い猫にご主人様が誰なのか、ちゃんと教える為の」

だから、しっかり立って?

そう言わんばかりに乳首を強めに摘み、布越しに刺激してくる。

「はっ、んん、ひ、ぅう──ッ! ぁ、いッ!」

快感に翻弄されながら、響は考える。

なんでこんな事に?

事の発端は数時間前。2人がデートの最中、幼い兄妹に声を掛けられたのが始まりだった。

翔は誰かと疑問に思ったが、響は親しげに兄妹に話しかける。

聞けば先週、兄妹の飼い猫が迷子になり、それを響が一緒になって探してくれた、という事らしい。

しきりにお礼を言う兄妹に、響は

「別に……暇だったから」

と、そっぽを向いて答えたが、照れているのは明らかだ。

ぶっきらぼうだが、心根の優しい彼女らしい。

さて。そこだけ見ればなんてことは無い、少年少女の微笑ましい一幕だ。

問題はここから。

兄妹の兄の方、彼が響に好意を持ったようで、かなり熱烈にアピールしたのだ。

曰く、お姉ちゃんが困ってたら俺が助けてやるよ!

曰く、俺、お姉ちゃんの事好きだ!

などなど……熱く純粋な想いを語っていた。

可愛らしいものだ、と翔は思った。

自分もこのくらいの頃は、歳上の女性に憧れた。主に姉さんだが。

分かっている。これは子供特有のものだ。

妬いていない。子供相手に妬くものか。

なんか睨んできてるが、大人の余裕で躱してやる。

例え、恋人が珍しい、柔らかな微笑みを浮かべていたとしても、彼女も本気にしてはいないし、

これだけ純粋な好意を向けられて、嬉しく思わない人間はいない。

僕は、妬いてなんか、いない。

翔は何とか自分に言い聞かせ、嫉妬の感情を見せないまま兄妹と別れる事は出来た。

──が、その後、翔の様子に目敏く気付いた響が

「ふ~~ん……ひょっとして、妬いてる?ふふ、小学生相手に?可愛いね、翔も」

と宣い、挙句に

「いいよ、甘えてきても。お姉ちゃんが可愛がってあげる」

と、上から目線で煽って来たものだから、

「………じゃあ、お願いしようかな」

目がまったく笑っていない、とびきりの笑顔でお願いした。

先日、頂いた衣装。

使うのはどうかと思ったが、調子にノッた猫は、早い内に躾なきゃ、ね。



(あれ、だよね……やっぱ)

荒い息を吐きながら、響は発端を思い出していた。

妬いてくれた事が嬉しくて

ヤキモチした翔が可愛くて

思わずからかってしまった。

こうなるとは……ちょっとは予想、期待もした。

だが、猫耳はともかく、この水着、それから───

「んひいぃいいいッ?!」

「あは、凄い声だね」

思考を中断された快感。

その発生源は───

「だいぶ柔らかくなったね、響さんのお尻の穴」

「ッ!く、は、やめ! 弄っちゃ、ぅぁ、だめ……ッ」

肛門、本来であれば快感を得ることなどない器官。

お尻の穴、アナルを指で抜き差しされ、響は快感に悶える。

「あはは、舌突き出しちゃって。ほら、二本も入るよ。分かる?」

「ッ!ひ、ぁ、うぅ……ッ?! ひ、ひろ、げない、でぇ……ッ」

左右の人差し指を尻穴に入れられ、割り開くようにクニクニと動かされ、刺激される。

「ダ、メ、ッ! んん、きたな──ッくぁ?!」

「汚くないよ。うん……この感触、ちゃんと『処理』したんだね」

「だっ、て、くふぅ、ッ! お、お尻ぃ、あな、いじりなが、らぁあ! おしり、揉む、なぁ──ッ!!」

肛門内に侵入した指以外の八指が、響の尻肉を揉みしだく。

尻を中心に官能を高められ、脚がガクガクと震える。

より一層、彼のシャツに縋り付く。

「肛門用特殊処理液───まあ、浣腸なワケだけど」

「かん、ちょ、ッ! 言うなぁ、っふぁあ!」

「腸内の『老廃物』を分解し、お腹の中を綺麗にする──さらに分解した後はローションとしても使えるなんてねー」

「こん、な変態あいてむ……ひゃ、ぅう!ど、こで……んぁ、ふ、ぅう~」

「うん、人から貰ったんだ、水着も。この『尻尾』もね」

「?! そ、それ……ッ」

翔が取り出した『尻尾』……それ自体はなんの変哲もない、猫の尻尾だ。

付け根に付いている、6個の連なったピンク色の球体を除けば。

球体というより、丸みを帯びた円錐と言った方が正しいだろう。

先端から徐々に大きさが増していき、最後の球は親指の長さ程の直径に見える。

所謂、アナルパールというモノだ。

「さ、響さん。力、抜いてね」

「む、無理! そ、そんなの、入らな、ひぃあああ!」

無理と訴える響の尻穴を指でコネ回す。

クニクニと動かされる指の動きに合わせ、甘い声が出てしまう。

「言ったでしょ? 響さんのお尻の穴、凄く柔らかくなったって」

「ひ、ひぅうッ! ゆ、び、だめぇ、やだ、や、ぁ!」

「響さんのお尻の中、ふわふわで暖かくてクセになりそうだよ」

「ひっ、いぃぃ! やめ、しょ──おぅ゛ッ?!」

指で弄られていた尻穴に、つぷん、と1個目の球が挿入され、響はあられもない声を上げる。

快感に解され、敏感になった桃色の窄まり。そこに続けて2個目の球が押し込まれる。

「まっ、へ……ま、ッ?! お、んん、ゆっく───りぃいいいッ?!」

「うわぁ、響さんのお尻、簡単に飲み込んでいくね。ほら……3個目」

「ひぃ! ひゃいい! ま、て、おねが──ッ?! あぅう゛う゛ッ゛!!」

「ははは、ケダモノみたいな声だね? お尻の穴、苛められて嬉しい? ほら、4個目、入るよ?」

「まっれ、まっ、へぇあああ! ふ、とい……!お尻ぃ、む、りぃ、ッ?!」

大きさを増していく球。ぐにぐにと舐るように侵入してくる異物。

額に球の汗を浮かべながら、彼の胸元に縋り付く。

意識せずに擦り付けた胸。水着の中で、ぷっくりと主張し始めた乳首が、裏地のザラついた感触により刺激され、より一層、快感を高められる。

強過ぎる快感に、響の脚はガクガクと震え、翔に縋っていなければ、床に座り込んでいるだろう。

いや、そうなった方が楽であったろう。

「ほら、あと2個で終わるから頑張っ、て!」

「はひぃぃぃッ?! おし、りぃ…ッ! むり……も、もぉ、立って、られな───あ゛あ゛あ゛ぁッ?!」

4個目の球を、強めに腸内に押し込まれ、遂に響の脚が限界を迎え、崩れ落ちそうになるが……

翔はそれを許さず、2本の指と一緒に、5個目の球を一気にを差し込んだ。

「ふぁああ?! う、あああ゛ッ゛! おしり、おひりぃ♡ あつ、ぃよ……ッ! だめ、もぅ、だめぇッ!!」

尻穴からの快感に翻弄され、いやいや、と首を振る。

だが、彼は──風鳴翔はそれを許さない。

「あと1個だから、ね? 頑張って、響さん」

「む、りぃ……むり、だよ。ゆ、ゆるして、しょ、んみゅ?!」

許しを乞う響の唇を奪い、自分の唾液を流し込む。

「は、ん、ちゅ。ん、っく♡ ん、んん♡」

想い人の涎を嚥下し、響の思考に桃色の霞が掛かる。

口を離し、翔は響を見詰め、腸内に入れた指をゆっくりと回しながら、語り掛ける。

「頑張れるよね、響さん?」

「ひ、ぅう……で、でも、んん……お尻なん、て……」

「あと1個だし……こんなに気持ち良さそうに咥え込んでるんだから、大丈夫だよ」

「ッ! んぅうう! ひ、引っ張っひゃ、ぁめぇ!にゃうぅ♡」

空いてる手で尻尾をクイクイと引くと、響は面白い程に身体を震わせる。

「響さんのお尻の穴、凄いよ? 食い付いて離さないって感じでさ。ほんと───エッチなアナルだね」

「ッッッ♡ そ、それ、は、しょ、しょうが、い、いじめ、にゃああああ♡ ん、や、めぇ! ぐり、ぐぃぃ! だめぇ♡ ふぁああああ♡」

引っ張っていた尻尾を、不意打ちに押し込む。

引き、押し、引き、押し……

繰り返し、響の反応を楽しむ。

(あ、ぅうう……ッ! お尻、熱いぃ…! む、胸も翔の身体に、擦り付けちゃう度に……ジンジン、して……ッ♡ 気持ち、いぃ、でも……ッ! )

顔上げて、精一杯、瞳に力を込めて、翔を見る。

いつも通りの笑顔、だけど瞳の奥は嗜虐の色に染まっている。

この目は、駄目だ。

この目に見つめられると、逆らえなくなってしまう。

だが───

「お、お尻なんて、ッ♡ だ、め、だから! も、やめ、よぅ♡ ね、普通に、さ……シよう、よ」

これ以上されたら、自分は───

「イきそう─────なんでしょう?」

「ッ!!?」

内心を見透かされ、息を呑む。

そうだ、これ以上されたら……絶頂してしまう。

尻で、腸内で、アナルでイッてしまう。

それはどう考えても────

「変態、だよね」

「ん、んん♡ い、いぅ、なぁ……ッ!!」

「響さん、瞳も声も蕩けてるし。吐息は甘いし」

「ひ、ゃ、ぅう♡ は、あ! あぁ♡」

「乳首だって、水着越しでも勃ってるのが丸分かりだし。アソコもグズグズに濡れてるし」

「はぁ、んん♡ や、やぁ、ぅう、ああああ♡」

「何より──」

「ふにゃああああああああッ♡」

挿入されていた指を、上に引っ張られる。

お尻から甘い電流が背筋を駆け抜け、響は踵を上げて、猫のような叫びを上げる。

「この反応……ふふ、本当に猫みたいだね」

「ひ、ひぅ、だめ♡ ホントに、だ、ぁああああ♡」

響の言葉を無視して、腸内を掻き回す。

円を描きながら、腸壁をなぞる。

「尻尾が生えたら、響さんは猫になるんだから。人間の言葉を喋っちゃ駄目だよ?」

「そ、そんな、こ、ふぁあああッ♡ あああ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡ や、めぇええ♡ 」

アナルパールが入ったまま、激しく抜き挿し。

尻穴を掻き乱し、楽器のように卑猥な音を響かせる。

ヌプヌプ、ジュプジュプ、いやらしい音が響く。

空気が漏れる音などは、乙女にとってはかなり羞恥を煽られるものだ。

「ほぉら、響さん。猫だよ、ねーこ」

「や、め! や、ぁああ゛ぅ゛んんんッ♡」

「にゃー、だよ、響さん。にゃー、にゃー」

「う、ぃあ♡ いぁ、あああ゛あ゛ぅあ゛あ゛ッ♡」

「にゃー、にゃー、にゃぁん。ほら、にゃー、だよ」

「ふ、ふぅううう♡────────に、にゃあ」

「んー?」

「にゃあ! にゃう、にゃぁお! う、ッひ! うにゃあああ♡」

「ふ、ふふふ……ッ」

自分を見上げる瞳。

普段は眠たげでいて、睨み挑むような瞳。

それが今は、尻穴の快感に眦が下がり、瞳は媚びるように甘く蕩けている。

その瞳に宿る光……。

被虐を乞う、その光は……いつだって自分を煽ってくる。

知らないだろう、君は自分がどれだけ、男を……風鳴翔を狂わすのか。

「ッ?! う、にゃ!? にゃあ! にゃ、ああ゛ッ♡」

指を引き抜き、最後の珠を、尻穴に充てがう。

柔らかくなったとはいえ、この大きさだ。

飲み込むのは、そう簡単ではないだろう。

「に、にゃあ……にゃうぅ……ッ」

いやいや、と首を振り、震える響。

このサイズを入れられる恐怖。

それにより絶頂してしまうかもという恐怖。

だが、瞳の奥には期待に満ちた被虐の輝き。恐怖よりも快感を求め、それを望む。

それを許して、と訴える輝き。

「いいよ……イッて。お尻で、アナルで、普通じゃないイき方をする響さんを、僕に見せろ────イけ!」

最後の球を、響のアナルに押し込む。

同時に、彼女の身体は大きく震え、腰がビクビクと痙攣し、そして────

「イッ♡ にゃ、にゃうぅ!ふにゃ─────ッ♡ にゃあ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ッ゛♡」

秘裂から盛大に潮を噴出し、イキ果てた。

身体から力が抜け、脱力する響を抱き締め、一緒にしゃがみ込む。

「はぁ♡ は、ひ、ぁ♡────に、にゃあ♡」

とろん、とした瞳。

情欲にふやけた、艶やかな瞳だ。

「イイ子だね、響さん」

「うにゃあ──♡」

頬に手を添えてやると、嬉しそうに擦り付いてくる。

可愛すぎるね、この雌猫さんは。

改めて、凄い格好だ。

リディアンの競泳水着(改造)、

猫耳、肉球手袋、

そして、猫尻尾(アナルパール)。

汗を吸収して、肌や水着が艶かしく照りついて……

酷く、獣欲を唆られる。

「んッ」

「ん、にゃ、にゃん……にゃあ?」

フェチズムな姿に見蕩れていると、響が自分の胸を、翔の胸板に擦り付けながら、肉球手袋で翔の下腹部、股間を摩っている。

彼女の媚態を、嬌声を魅せられ続けて、翔のイチモツは既に限界まで張り詰めている。

「僕を気持ち良くしてくれる……って事かな?」

「にゃぁお♡」

淫蕩な微笑みを浮かべ、嬉しそうに翔の頬を舐める。

「ふふふ、じゃあ、お願いしようかな」

逸る気持ちを抑え、響に見せつけるように

ゆっくりとイチモツを取り出し────

「うにゃ?!」

「あ、ごめん」

思った以上に昂っていた肉棒は、ズボンから飛び出し、響の頬を叩いた。

「むー……ふにゃあぅ♡」

「ッ……く」

肉棒に頬擦りをし、うっとりと目を細める響。

鼻をひくつかせて、匂いを嗅ぎ、甘い吐息を漏らす。

「は、ふぅ、んん♡ にゃ、にゃぁん♡」

「ふ、ふふ……本当に、マタタビ嗅いだ猫みたいだね」

「あ、む……ん、ちゅ……にゃ、あ、ふぁ♡」

竿に口付け、舌を這わせる。

唇の柔らかな感触。チロチロと舌で舐められ、官能が高まる。

「う……」

「は、みゃあ♡ ん、ん、んちゅ────んふ♡」

イチモツの熱さ、先端から滲み出し先走る汁。

舌を這わせる度に、脈打つ肉棒が愛おしい。

(気持ちいい……ん、だよね?翔、私の口で、感じてくれてる………可愛い♡ )

鼻梁を竿に擦り付け、玉袋にも舌を這わせる。

蒸れた匂いが鼻腔を擽り、下腹が、尻穴が疼く。

「んぇ、ぇろ、んぢゅ♡ ふみゃ、ぁあ、ぢゅる♡」

(ああ……変、だ。お腹の奥、だけじゃない。お、お尻……うぅ)

尻穴に深く突き刺さったアナルパールから、身動ぎする度に甘い波紋が身体中に広がる。

先程までのような、激しい快感ではないものの、少しずつ高められていく快楽に、響の思考は煮詰められていく。

「響さん……」

「は、んちゅ、はぁ──ふみゃ?」

それは翔にも言えることで、舌が這う感触は気持ちいい。

口付けされ、ちゅぷ、ちゅ、と鳴る音は耳にも心地いい。

視覚からも、ふりふりと揺れる肉付きのいい響の尻。そこから生えた尻尾は本物の猫のようだ。

だが、高ぶっている翔のイチモツは……雄の獣欲は、さらなる刺激を求めていた。

「もっと──────奥、まで……ッ!」

「んぶぅッ?!」

響の頭を掴み、口内に肉棒を押し入れる。

いきなり侵入してきた肉棒に、響は一瞬強ばるものの、すぐに受け入れ、喉奥で亀頭を甘咬みし、吸い上げる。

「んん…ッ♡ ん、んぢゅ、ふにゃ♡ んっぷ、んぶ……♡」

「ッ!く、ぁ……ふ、ふふ、やらしい、ね、響さん」

「んぶっ、んみゅ、んむぅッ♡ れぇ、んぁ、んぢゅ♡」

「う、ぉ……ッ! 本当、上手に、なっ、た、ね…!」

頭を掴みながら、髪を梳き、撫でる。

息苦しさに涙を流しながら撫でられる。その感触に、響は陶酔していく。

(んん、撫でられるの、気持ち良い。翔も、もっと……もっと気持ち良くなって。私の口で……翔のを、気持ち良く……)

肉棒を更に奥まで咥え込む。

舌を絡めて、唇を窄め、吸い付き、奉仕する。

チュパチュパ、ジュボジュボ

部屋に、頭に響く水音はいやらしくて、下品だ。

引かれてないかな、と上目遣いで、彼を見れば──

「ん、く……ッ、ぁ! ッ!…………ふ、ふふ」

快感に歯を食いしばりながら、

気持ち良さに顔を歪めながらも、

笑い掛けてくれている。

ああ、大丈夫だ。

喜んでくれている。

悦んでくれている。

だったら、もっと大胆に……

「ん、ぢゅ!んぶ、ぢゅるる♡ んー、ごふッ、んぷ、んんー♡」

「くぁ!ひ、びきさ……ッ、ぐ、ぅ!」

(あは、感じてる……翔、可愛い♡ 気持ち良くなって……いっぱい、気持ち良く……ん♡)

より激しく、よりいやらしく、奉仕する。

ビクビクと、気持ち良さそう震える彼の肉棒が愛おしい。

口内から鼻腔に突き抜けてくる匂いが濃くなってきている。

絶頂が近いのだ。

「くッ! ひびき、さん……ッ!」

「んっぶ、んぢゅ、んびゅ♡ ん、んん~、んぇ?」

「イきそ、なんだけど、激しくして、いい、かな?」

ビクビクと腰を震わせながら聞いてくる彼に、響は、手を彼の腰に回し、より深く肉棒を咥え込む事で応えた。

「ッ、う……ありがと、ッ! じゃ、イく、よ!」

床に座った状態から身体を前傾し、響の頭を掴み、腰を振り出す。

「ん゛ぉ゛ッ!? げほ、んぶッ! んんッ゛! ぉ゛う、んびゅっ!!────~~~ッ♡」

激しく喉を犯され、先ほど以上の苦しさを覚えるが、響はそれ以上の快感を感じていた。

(しょーの、おちんち、ん、ビクビクって、凄い♡ わたしのくちで、悦んでる♡ 気持ち良く、なってくれてる♡ 嬉し──────────ッッッ♡)

「んぶぅッ?! へぶ!? ん゛に゛ゃ゛あ゛あ゛っ♡」

喉奥を貫かれる快感とは別の、背筋から駆け抜けてきた快感に響はくぐもった嬌声を上げる。

「ッ!ふ、は……こっちも、お尻も、気持ち良く、してあげる、よ……ふふ」

「んぶッ! んん、んぉ゛ッ?! んんん~~ッ♡」

「いっ、しょに……く、イこう、ね、響さん」

左手で響の頭を押さえ付け、右手で尻穴を弄り回す。

球をより奥に突き込みながら、2本の指で腸壁を擦り上げる。

口を蹂躙され、尻穴を掻き回され、まるで一本の棒で串刺しにされたようだ。

(くち!おしりぃ!! 気持ち良いのが、ぶつかり合って、ああ、すご……ッ♡)

気道を塞がれたまま喘がされ、脳は酸欠気味で、意識はボンヤリとしているが、

身体を駆け巡る快楽はハッキリと感じている。

自分の絶頂と、翔の絶頂が近い。

自身の快楽を得る為に、尻穴をキュッと窄め、指を咥え込み、

翔に快楽を与える為に、喉奥を締め、竿に舌を絡め、肉棒を扱く。

「んむぅ~ッ♡ ん! ん! お゛ぅう゛ッ! は、ぶぅ、ん゛ああ♡ ひ、ぷぁ、んん、んぅ゛~~ッ♡」

「イッ、くよ……ッ!ひび、きさ……ッく! 出、す……口の、中に…………ぐぅ!」

(ちょうだい……しょうの、せーし♡ わたしも、もぅ、イく、からぁ♡んん……せぇ、し、しょうの精子♡)

口を犯していた肉棒を、深く喉奥に突き入れ、

アナルを弄んでいた指を、根元まで差し込み、

2人は同時に絶頂を迎えた。

「出、る……ッ! ッ! く、あああああ!!」

「んぶ、あ、がぁ゛ッ♡んぐ、ぅ、ううぅ゛うぅうう゛ぅう~~~ッッ♡」

絶頂の快感、快楽の解放に、2人の身体が戦慄く。

特に響は、尻穴の絶頂と、喉奥の絶頂、

二重の絶頂を味わい、意識が混濁するほどの激感を味わっていた。

(すっ……ごぃ♡ お尻だけじゃなくて、口でも……イッちゃった♡ ぅあ、翔の、精子……すごい、奥、流し込まれ……熱くて、美味し)

「ん、ぎゅ……ん、く……んむ、ん、くん……♡」

喉を鳴らし、愛しい人の精液を飲み込んでいく。

苦く、生臭い筈のソレは、響にとっては、何よりも甘美な味わいであった。

しかし──────────

(あ、ダメ)

「んぎゅッ?! ぐ、げぇ! ごほ! ごほ! ぅ、え……かはッ!」

「響さん?!」

興奮により、大量に精製された精液を、響は飲み切る事は出来ず、床と、己の顔を汚していった。

「はぁ、はぁ……ん、にゃ、ぁ」

「だ、大丈夫? 今、水を─────ッ?!」

翔が水を取りに行こうと、立ち上がる前に

響は後始末を始めていた。

「は、む……ん、ちゅ、ぢゅるる、ん、んん~♡」

「くッ! ひ、ひびき、さ……くぅ、あ!」

(翔の、綺麗に……奥のも、ちゃんと、吸わなきゃ……それに)

亀頭やカリ首などにこびり付いた精子を舐め取り

尿道に残った精液も吸い出す。

さらには─────

「ん、んぇ……ん、ずずッ……んみゃ、んん、ぢゅ」

ぴちゃぴちゃと、飲みきれず床に零した精子を、舌で舐め取り、吸い上げる。

(翔の、精子……全部、飲む。私の、精子……♡)

翔のイチモツに残った精子を、床に落ちた精液を1滴残らず舐め取り、

それを一度、口内に留め──────

「んぇ、あ~♡ん、んん………ん、ッくん。んふぅ、にゃお♡」


翔に見せつけ、味わい、飲み干し、もう一度口内を見せる。

どう?飲んだよ、偉い?

そう言わんばかりの顔だ。

呆気に取られる翔だったが、顔を手で覆いながら笑いを噛み殺す。

「く、ふ、ふふ……ホンットに猫みたい……可愛いよ、響さん」

「にゃ~、にゃ~お♡」

頭を撫でると、心地良さそうに目を細める。

愛らしい姿だが、先程の扇情的な仕草に、翔の肉棒は再び硬さを取り戻していた。

それに、満足していないのは響も同様だろう。

瞳は未だに淫蕩にふやけ、頬は上気し、口や身体からはむせかえりそうなほど、男を誘う甘く淫らな匂いを香り立たせている。

「どうしたい、かな? 響さん」

「ん………にゃ、ぁお」

律儀に猫語のまま、響は背を向け、

頭を床に付けながら、翔を見つめ、

お尻を高く掲げ、ふりふりと、左右に揺らす。

「ふ、にゃあ…にゃうぅ、にゃお、にゃぁ、ぁん♡」

「ふふ、凄い匂いだね。クラクラしそう……」

目の前で揺れる響のお尻。

アナルパールを咥え込んだ尻穴も、それほど弄っていない前の秘裂も、淫水を滴らせ、グジュグジュに濡れていた。

「ねぇ、響さん」

「はぅ♡ に、にゃうぅ、んぁ、んん、ん、あぁ♡」

濡れそぼった秘裂をなぞり、尻尾を咥え込んだ尻穴を指先で擽る。

「『どっち』に欲しい?」

「ッ?!に、にゃ~、にぃ、にぁうぅ……ッ」

「いつもみたいに『前』? それとも、『お尻』?」

「ふにゃッ?! あ、あぅう、んん、や、ぁ、に、にゃ、にゃあ♡」

尻尾を掴み、軽く引っ張ってやる。

それだけで響の腰はガクガク震え、女性器からの淫液の量が増した。

「響さんが、欲しいって思う方を拡げて? その手袋でも、出来るでしょ?」

「う、うぅ………んん、ッ♡」

「ふふふ」

尻尾を掴んだまま、翔は薄く笑う。

響がゆっくりと、自らの尻を掴み、

尻肉を割開き、尻尾を咥え込んだ窄まりを、

未体験の快感に焦がれる尻穴を見せつける様を、

唇を歪め、嗤う。

「う、にゃ……にゃぅ、ッ……んん」

「へぇ───『お尻』に、『アナル』に欲しいんだ」

「~~~~ッ♡」

羞恥に顔を伏せる響は気付けない。

翔が、尻尾を掴んでいた手に力を込め────

「『変態』」

一気に引き抜いた。

「ッひぃにゃああああ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」

アナルパールの半分まで、しかも大きい球を一息に引き抜かれ、響は悲鳴じみた嬌声を上げる。

秘裂からは再び潮を噴出し、腰はガクガクと上下に揺れる。

3度目の尻穴による絶頂。

響のアナルは、もはや完全に性器と化していた。

「はぁー♡ はぁー♡ んん……に、にゃ、ぅう♡」

「結構力を込めたのに、半分か………ね、響さん?」

「は、んん……ッ♡ にゃ、にゃあ……?」

「残りはさ、『自分で』出してよ」

「……………………ぇ?」

言ってる意味が、分からない。

いや、分かるのだが………理解したくない。

「お尻の中に残ってる球、響さんが自分で取り出すんだ」

「は、ぅ?う、ぇ?」

「もちろん、手は使わずに、ね」

「そ、そん━━━━ひゃうぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ!!」

水着越しに、陰核──クリトリスを抓られる。

力は込められていないが、 裏地がヤスリ状の生地な上に、充血し、半勃ちしたクリトリスには十分過ぎる刺激だ。

「ダメだよ。まだ尻尾が付いてるんだから。人間の言葉を喋っちゃ、さ」

指でカリカリと、秘豆を引っ掻かれる。

「や、やめ──あぎぃッ?!に、にゃあ! にゃうぅ、にゃああああッ!! 」

(わ、分かったぁ! 分かったからぁ!く、くりとりすぅぅ! やめ、だめぇ!! それ、刺激、つよ、いぃぃ!!)

必死に鳴き声を上げると、翔はようやく陰核への刺激を止めた。

息を荒らげる響を休ませまいと、翔は声を掛け続ける。

「ほら、早く。出してよ、響さん」

「に、にゃうぅ~、にゃあ~」

首を横に振り、許してと、懇願の声と瞳で訴える。

だが、翔が聞き入れてくれない事は、響が一番、よく理解している。

「大丈夫だよ、響さん。『老廃物』は浣腸のお陰で分解されてる。それに───スンスン」

「にゃ?!にゃあ!! いにゃぁああ!?」

響の尻穴へと顔を近づけ、匂いを嗅ぐ翔。

羞恥が響の頭を駆け巡り、今まで以上に顔が朱に染る。

「うん、いい匂い……。雄を誘う、雌猫ちゃんの匂いだね、ふふふ」

(や、やだ!か、嗅がないでよ、そんなトコの……お尻の匂い、なんてぇ)

「ほらほら、響さん。僕もそろそろ辛いんだ」

「う………に、にゃぁ~」

「早くしないと────」

響の耳元に口を近付け、囁く。

───6個、全部ひり出させるよ?───

「ひ、ひぃッ!?」

「だから、早く、ね?」

「~~~~~ッ!!」

響は眼を強く瞑り、覚悟を決める。

尻穴に意識を向け、息む。

「ん……にゃ、ん~……ッ」

「出てきたよ、響さん。響さんのお尻から珠が少しずつ………へぇ、こんな風に出るんだ」

「に、にゃあ……ッ! ん、にゃあ~……ッ!」

(見ないで、よぉ……!わたしが、おしりから、出……とこ、見ないでぇ………ッ)

羞恥に震えながら、息み続け、

水音と、空気が漏れる音と共に、ようやく1つ目の球を排出させた。

「わぁ、凄いね。お尻の周りが盛り上がってさ」

「はぁ、はぁ………ぅ、うう……ッ」

「あと2個、だよ。モタモタしてると、戻しちゃうよー、ふふふ」

「?! ん、んにゃ、いぁ、にゃ……んん~……ッ!」

再び息み、2個目の球を排出に掛かる。

それ程大きくない2個目は、すぐに排出する事が出来た。

「ふ、ふふ、響さんのお尻の穴。すっかり柔らかく……いや、緩くなっちゃったのかな? 」

「にゃう、にゃあ~……ッ♡」

翔の言葉に、いやいや、と頭を振りながらも、響は自分の尻穴、アナルが性器へと……快楽を得る器官へと変容したのを感じていた。

今も、最後の珠を出す為に息みながら、身体中を快感が走り抜けている。

「んん……ッ! にゃ、にゃぅ゛う───ッひにゃあ?!」

「ほ~ら、頑張って、響さん。あと1個だよー」

「う、ぅう゛~ッ! ゆ!───に、にゃあ!にゃああ!!」

最後の1個が響の腸内から出ようと頭を見せたが、

それを翔が指で差し押さえる。

強い力ではないが、先程よりも強く息まなければ

出す事が出来ない。

「ふ、ん~ッ! ひ、ん、ふにゃあ~~ッ♡」

「ははは、このまま全部押し戻そうか?」

「にゃあ! にゃああ!!いっ、やにゃあああ!!」

「嫌ならさ、頑張らなきゃ……ね、響さん?」

これ以上、こんな辱めは心が耐えられない。

如何に快感を得ているといっても、尻穴から異物を排出する姿を……

それを一番愛しい人の眼前で晒すなど、

それが彼の望んだ事だとしても、乙女には耐え難いことだ。

「んん、んッ、は、は、ぁ────ん、んにゃう゛ぅ゛ッ♡」

「お、おお~」

思い切って息み、指で堰き止められていた最後の1個を押し出した。

にゅぽん、というぬめった音と共に、響の腸内を犯していたアナルパールが抜け落ちる。

響は床に顔を押し付け、荒い息を吐く。

「はぁ、はぁー♡ ん、んん、ふにゃ、うぅ、ッ♡」

「うん、よく頑張ったね。偉いよ、響さん」

くぱくぱ、とヒクつく尻穴を眺めながら、翔は満足げに響の尻を撫でた。

「ん♡ ふ、にゃあ、にゃうぅ、にゃ~お♡」

「ん? ああ……ふふ、尻尾も抜けたし。いいよ、人間の言葉で。なに?」

此方を見て、何かを訴える響。

猫語を話す彼女は愛らしいが……そろそろ人の言葉で、彼女にオネダリをさせたい。

「にゃ、んん……しょ、しょう……あの、ね」

「うん」

「ちょうだい、しょうの……わ、たしの、ココに♡」

円を描くように尻を振り、意識してか知らずか、尻穴をパクパクと窄めながら、肛悦の淫欲に染まった瞳を翔に向ける。

早く欲しい。

お尻に、

アナルに、

貴方のモノを……。

熱いので貫いて、

穿って

削って

犯して欲しい。

響の媚態が、媚臭が、淫らに翔を誘う。

だが、彼は、風鳴翔は、その程度の餌では動かない。

響の尻を撫で回しながら、翔は口を開く。

「何を、どうすればいいのかな?」

「んん♡ だ、から、わたしのココ、に、翔の……ッ」

「もっと、はっきりと言って欲しいよ……響さんの口から、やらしいオネダリ………聞きたいな」

尻臀に口付け、五指で軽く押しながら背中をなぞる。

こそばゆい、弱い快感にゾクゾクと震える。

「んん…ッ♡ しょ、しょうの、おち…ちん、ひぁあ♡ わたしの、ここ……うぅ、おしり、に、や、ぁあ♡」

「響さん、ほら、お願い……やらしい、エッチなオネダリ、聞かせて?」

声は優しく、甘い囁きだが、

指は背中や腋、尻臀をなぞり、

敏感になってしまった身体では、快感を得るには足りない刺激で焦らすように責め立てる。

短い吐息を零しながら、ビクビクと震える肢体。

既に淫欲の火に炙られ続けた響の身体、尻穴はそれに抗えるわけもなく、

最後の理性、羞恥心は、

快楽の前に跡形もなく溶け堕ちた。

「お、おねがぃ……ッ♡ しょうのおちんちん、ちょうだい? わ、わたしの、んん……おしりぃ♡あなる♡しょーのおちんちん、ください♡ わたしの、お尻のハジメテ、貰っ、てぇ♡」

「ふ、ふふふ……いいの?お尻の穴なんて、普通じゃない……………変態さんだよ?」

「んんッ♡ そ、それでも、ぃ、いからぁ♡ お、ねがい、おしり♡切ないのぉ、さみしい、よぉ♡ しょーの、おちんちん、くだ──────ッひぃぐぅうううううッ?!」

蕩けた声でねだる響に、翔は何を告げるでもなく、

自身の肉棒を、ひくつく響の尻穴に宛てがい、腰を突き出した。

「ッ!く、ぁ……! さ、すがに、キツい、ね」

「か、は、ぅぁ゛───────ッッッ♡」

ミチミチと、括約筋が肉棒に押し広げられていく。

解され、柔らかくなったとはいえ、翔のイチモツは先程のアナルパールよりも太く、大きい。

そう易々と受け入れられるモノではない。

(こ、れぇ……『前』の時より、キツ、ぃ?……ぅあ゛ぁ、あ、でも、ああ…………ッ♡)

気持ちいい。

『前』の初めての時は、快楽は薄かったものの、愛する人と一つになれた喜びが大きく、心が満たされるものであった。

しかし、『後ろ』、アナルでの初めては────

「ひ、ッ♡ ぁ、お゛、ぅう♡ は、は、は、んん♡」

「響さ、ッ! 息、止めないで、吐き、続けて。もう少し、で、先っぽ、全部入る……から……ッ」

(う、そ……まだ、先っぽ? こん、なキツい、のに?こんなに────)

気持ちいい。

ただ、ひたすらに気持ちいい。

尻穴でSEXをする、その倒錯的な行為が、響の快感を押し上げている。

「ふぅーー♡ ふぅーー♡ ふ、ぅ、ッ?! あ゛ッ♡」

「も、少し……! 頑張っ、て、響さ、ん……ッ」

「はぁ♡は♡ はぁ♡ひ、ひぁ、あ、ん゛ん゛ッ♡」

(だめ………だめだめだめぇ……ッ! こんな気持ちいいの、全部……翔のおちんちん、全部入っちゃったら……ぁあ、だめぇ♡)

暴力的な快感。

お尻の穴、本来の目的とは掛け離れた使い方。

子を成す為ではなく、ただ快楽を得る為に行う、

獣以下の、変態的な行為。

そう考えるほど、今の自分の異常性を思うほど、

快感は際限なく上がっていく。

「ひびき、さん、くぅ! もう、すぐ、入る、から……ッ、ふか、く、息を吐いて……」

「ふぅーー♡はぁーー♡お゛、ぁ♡ ふ、ふぅーー♡ひ、ひぁ、はぁーーー♡」

「そ、んな感じ……ぅく、じゃ、いく、よ………ッ!」

「ひ、ふぅー、ぁ゛、ふー♡ はぁーーッ♡んぅ゛♡ふぅーー♡は、は─────あ゛ッッッ♡♡♡」

ズンッ、という衝撃。グチュルッ、という感触。

焼けるような熱さ、直腸を圧迫する息苦しさ、

そして、尻穴から背筋を駆け脳に響く、甘く激しい快感。絶頂に次ぐ絶頂。

「─────ッ♡ ~~~~ッッ♡は、はぁ゛♡う、あアア?!あああ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛♡ひぐッ!ひぅううう゛ぅ゛♡イッ♡イッふ♡イッ、いぅうう゛ぅ゛♡──────ッッッ♡♡♡♡」

視界は明暗を繰り返し、意思に反して肛門が収縮し、膣口から、プシップシッと潮を噴き出す。

高く上げていた尻は小刻みに震え、食い縛った口から涎を垂れ流す。

尻穴に挿入されただけで、響は3回もの絶頂を味わった。

全身から立ち上がる淫香は濃度を増し、瞳はハートが浮かびそうな程、蕩けきっていた。

それは男を、雄を、風鳴翔を、

ケモノに変えるには、十分過ぎた。

「ッ! あああああ!!」

「ひぎゅうぅううッ!!!」

響の尻を掴み、腰を、肉棒を、腸内へと叩き付ける。

淫らが過ぎる。

普段は凛々しく、澄ました顔が、

今は快楽にふやけきり、舌を突き出し、涙を流しながら喘いでいる。


「し、しょー、ま、まっへぇ♡ わ、らし、イッ──にゃううぅうぅ゛ぅ゛ッ!ひ、ひぁあ゛あぁぁ♡ッぐぅう、んにゃうぅ♡ ひゃめぇえ♡」

「ッ!ふ! ッ、く! すご、ぃ、よ、ひびき、さん、ほんと、やらしい……ッ! お尻で、こんな──!」

「ひにゃああぁ゛ぁ゛ッ!! お、しり、だめぇ♡ つよ、強すぎ、るよぉ♡やらぁ、だめ、らめぇ♡こわ、こわれひゃううぅぅぅ゛ぅ゛♡」

翔に先程までの余裕はない。

立花響。

愛しい少女。

寂しがりな癖に素直じゃないけど、優しい女の子。

大切な人。

そんな彼女の、尻穴を犯し、腸内を蹂躙する。

入口はキツく、だが腸内は温かく柔らかで、翔の肉棒を包み込んでいる。

淫らな尻穴が、蕩けた瞳が、甘い声が、翔の嗜虐性を引き出していく。

「壊れちゃう?はは───壊れてるよ、とっくに!」

手を振り上げ、腰を打ち付ける度に

やらしく歪む響の尻に、振り下ろす。

「はひぃぃぃぃぃぃ♡」

バチィン!という音と、甲高い悲鳴が重なる。

痛みと共に、甘美な衝撃が響を襲う。

(うそぉ……わ、わたし、お尻、叩かれて────)

「気持ち、イイんでしょ? お尻叩かれるの」

「ッッ?! ち、ちが───んひゃうぅぅッ♡」

「分かる、よ。響さんの、事だもの、ッ……今も、お尻が、気持ち良さそうに、キュウキュウ、って、吸い付いてくる、よ? ほら、もう、一発!」

「んやぁああ゛ッ♡ や、やめ、ひゃいぃいいッ♡ おし、お、お゛お゛ぅ゛ぅ♡ おひり、叩いちゃ、にゃあぁあ゛ああ゛あ゛♡」

一発、もう一発と、立て続けに響の尻臀を叩く。

酷い事をしている。

大切な女の子を傷付ける。

最悪で、最低だ、普通なら考えられない。

だけど、彼女の瞳は─────

──もっとシて──

惨めさに震えながら、

──いじめて──

羞恥に悶えながら、

──あいして──

被虐の悦びを感じている。

「『前』の、時より、乱れてる、よね! ハジメテの、お尻で、さ!」

「ひにゃあぁあ♡ ん、んんぅ、きゃうぅう゛ぅ♡ 」

「エッチな水着着て、お尻の穴、犯されて! こうやって、お尻、叩かれて、感じて、さぁ!!」

「んぁああ゛あ゛ッ♡ らめぇ、おひり、叩かにゃ、ふにゃうぅう゛ぅ゛ッ♡ いた、いだぃ、痛ひよぉ♡」

「ふ、ふふ、そんな、甘い声で、嫌だ? だめだよ、嘘、吐いちゃ!!」

「い、ぎぃいいい?! いやぁ゛ああッ!! しょこ、クリ、だめぇえ♡ やらぁ、や、あお゛ぉ゛ぉッ♡」

「嬉しいん、でしょ? 気持ち、いいん、でしょ? イジメ、られて! 」

「あうぅうッ!あ、ぁああ!はひ、ひゃうううッ♡」

「本当に、変態、だよ! 淫乱で! 虐めらて、悦ぶ、マゾ猫! だよねぇ、響、さん!!!」

「ひ、ひゃ、ひぃ、きゃあぁあああ゛あ゛ッ♡」

今までで一番強く突き込まれ、意識が一瞬遠のく。

だが、すぐに次の抽送で引き戻される。

抜けるギリギリまで引いた肉棒を、

一気に奥まで突き入れ、

乾いた音が鳴り響く程、力強く腰を打ち付ける。

直腸や尻穴を犯される快感は身体を、

鳴り響くやらしい音と、翔の言葉は心を、

肉体と精神、両方を責め立てられ、

響の快楽は最高潮にまで達していた。

瞳の焦点は合わず、唇からは涎を垂れ流す、

身体は常に小刻みに震え、快感の波がうねっている。

「は、ひ、ひぅ♡ んん、し、しょー♡ ひょぉ♡」

「はぁ、はぁ………何?淫乱な響さん」

息も絶え絶えな響が何かを伝えようと、翔の名前を呼ぶ。

身を乗り出し、彼女の口元へと顔を寄せる。

その際、肉棒がより腸奥へと挿入され、

響の身体がびくん、と震える。

「何が言いたいの? マゾ猫のひび、んッ?!」

「はみゅ、ん、ちゅ♡ んん、ぇ、ちゅ♡」

顔を近付けた瞬間、唇を奪われた。

響の舌が、口内に入り、翔の舌を求める。

「ひょう、しょお♡ しゅき、らいしゅき♡ん、ぢゅる、ん、ちゅ♡」

「ッ! ん、ひぃ、きさん……んん」

翔の唾液を啜り、名残惜しげに銀糸を引きながら

大好きな男の子を瞳を見つめ、響は言葉を紡ぐ。

「わらし、しょうにされること、れんぶが、嬉ひぃの♡ エッチなことも、いじわるなことも、ぜんぶ♡ ひょうが、んん♡ わたしを愛ひてくれるのが、しあわせなの♡」

快感にふやけきり、いくらか呂律が回っていないが、自身の想いを告げる。

「痛いのも、はずかしぃのも、しょうだから、嬉しい♡しょう以外にこんな姿、見られたら、死んじゃうよ♡ ねぇ、しょうはキライ? んん♡ いじめられへ、気持ちぃくなっちゃうオンナ、お尻でイッちゃうよ、なやらしいオンナは─────んひゃううう♡♡」

「─────聞くまでもないでしょ?」

言葉を遮り、腰を、肉棒を響の尻に打ち付ける。

高く上げていた響の尻は落ち、

響の身体は床と翔に挟み込まれ、

さらに翔は響の身体を抱き締める。

「大好きだよ……普段のクールな響さんも、今の……いじめられてお尻で感じちゃうエッチな響さんも……大好きに決まってるじゃないか……。君が、君の全てが、大好きなんだ、響さん」

「あ、ッ──────~~~ッッッ♡♡♡」

響は絶頂した。

想いのこもった抱擁、想いの詰められた言葉。

肉体ではなく、精神の高揚による絶頂。

それは響の心を満たし、温かな幸福感で包み込んだ。

翔も同様、身体だけでなく、心までが繋がったように、大きな幸せを感じていた。

「しょぉ、キス♡ キ、んちゅ、はむ、んん♡」

「ひび、きさん、んッ、んむ……はぁ」

響が翔の嗜虐性を引き出し、

翔が響の被虐性を引き出す。

剥き出しの本性、剥き出しの心。

噛み合った欠片同士が、一切の境界を無くし、

貪り、蕩け、絡み合い、溶け合う。

「しょう、わたし、ね、ずっとイッてるの♡ちっちゃいのが、ずっと♡ わたしが、消えちゃいそ♡だから、抱き締めてて、わたしを……離さ、ないで♡」

「うん、離さない。僕も、そろそろ、だから。思いっきりイくよ? 大丈夫……かな?」

「うん♡うん♡ いっしょに、イこ♡ふたりで、きもちよく、なろ♡好き、しょう、大好き♡」

口付けをし、唾液を交わし合い、微笑み合う

あとは、最後まで─────

「ッふ!」

「ッ、ん、イッ、にゃああァァァ”ァ”ァ”ァ”ァ”♡」

寝そべり、響を抱き締めながら、腰を突き動かす。

響もまた、力の入らない身体で、健気に翔の動きに合わせようと努める。

もどかしさはあるものの、密着し、互いの体温を感じながらの情交は、心体ともに高揚しきった2人には十分だった。

加えて────────

「ひにゃう♡ん、はぁ♡ あ、ああ♡ んん、や、ぁああ、ぅう゛う゛ッ♡」

(水着♡ 床と擦れて、からだ、ぜんぶ、きもちぃ♡ 乳首♡ざらざら、気持ちぃい♡)

翔と床に挟まれ、身体を前後に揺すられる事で、裏地がヤスリ状の水着が、響の全身を愛撫する。

特に乳首の部分からは強い快感が響を刺激した。

「あぉ゛うぅう♡にゃ、ふぎゅぅう~ッ♡ひ、は……あぁ、んん、ふにゃあぁ゛あぁッ♡」

「はぁ! は、ぁ! ひ、びきさん! ん、ぅうッ!」

「あぅ…う゛ぅ゛ぅッ♡ ッ?! しょ、れぇ♡ は、ひゃあああッ!! だっめ……ぇえッ♡♡」

乳悦、肛悦の快感に加えて、新たに響を甘い刺激が襲う。

度重なる絶頂と、心と体の昂りにより、降りてきた子宮が直腸側から刺激された。

肉棒が、直腸越しに響の子宮を擦り上げる。

「ふぅ、ぁああぁ゛ぁ゛あッ♡ ひぐ、ひぎゅうぅうう゛ッ♡ にゃぁああああ゛ッ♡ しょぉぉ!しょ、ぉおッ!んゃうぅううッ♡」

(すご……いの、キちゃ、う……あたま、真っ……白に、なる……きもちぃ♡お尻も、アソコも、ぜんぶ♡ふか、イき……しちゃ、う♡ あああ♡翔♡しょう♡しょー♡イッ───♡あ゛──────♡♡♡)

目の前が白く染まっていく。

今までで、一番激しく強い絶頂が響に訪れようとしている。

だが───────

「ふ、ぎぃいい゛ぃ゛いッ!!あ、ああ゛ぁ゛ッ!! うっ、ぁ、ああぁ゛ぁ゛ッ!!」

激しい絶頂の衝動を、歯を食いしばり、耐える。

全身が絶頂の快感を、幸せを味あわせろと……

快楽を解放しろと、暴力的なまで響を責める。

だが、響は─────

「い゛っ゛……しょぉ……ッ! しょ、しょうと一緒にぃ、イぐ、の……ぉ゛ッ?! ひとり、は、やだぁ゛! は、グゥ、うぅ……ッ♡ う、にゃ、んん゛ん゛ッ♡」

翔と、愛する人と共に果てたいと、甘美な絶頂の誘惑に抗う。

そのいじらしさに、翔の快感も加速する。

響に体重をさらに押し付け、腰の動きを早める。

「ひ、ぃ、あぁああぁ゛あ゛ッ♡ ふぁああぁ゛あ゛ああッ♡ にゃあぁあぁあぁ゛あ゛ッ♡」

(しょう、のからだに、押され、て、おなか、ぎゅうって、潰れ、しきゅー、は、にゃあ♡)

「イく、よ!ひびき、さん、ッ!ひと、り、しない、から! いっしょ、一緒に、イッ、こうッッ!!」

「う゛ん♡うん♡いっしょ、しょー、とイッしょぉ♡ ぅ゛あぁあ゛ぁッ♡あ゛ーッ♡あ゛ーッ♡」

バチュンバチュンと、水音と、肉同士がぶつかり合う音が響き渡る。

獣のような叫び。雄と雌の匂いが混じり合い、濃厚で淫靡な空間が2人の官能を高めていく。

互いの呼吸が、身体が重なり、2人の思考が『絶頂』の2文字に支配され、限界が訪れる。

「ッ、あああ! 射精る、ッ!射精す、よ、響、さん……ッ!!」

「にゃあ゛ーッ♡ふにゃあ゛ぁーッ♡だ、ひてぇ! わらひのおひりぃ♡あにゃるぅ♡ しょー、の熱いのぉ♡ ちょーだいぃい♡」

「ぐ、ぅう゛ッ!!イッ───────ッ!!」

「イッ、あ゛♡イッぐぅ♡イくイきゅイッぐぅ♡んにゃあああぁ゛ぁ゛ぁあ゛ぁ゛ーーッッ♡♡♡」

翔は響の締め付けで、

響は翔の熱い迸りで、

2人は共に、一緒にイき果てた。

「ッ!く、ぅ! ッ!」

「ひ、ッ♡は、ぁ♡ ん、んん♡ にゃ、あ、ん♡」

ビクン、ビクン、と身体を、絶頂の余韻に震わせる。

荒く息を吐き、疲労感に脱力しながら、

ぼんやりと霞む視界をこらせば……

同じように、荒く息を吐く、翔の顔が間近に。

響の視線に気付き、翔は柔らかく微笑む。

「ふぅ………一緒にイけたね」

「ん……ぅん……♡」

淫欲の火が鎮まり、放り捨てていた理性が、少しづつ戻り始めている。

先程までの自分を思い出し、少しどころか、かなり恥ずかしい。

だけど、まだもう少し───────

「キス、していいかな?」

「む────私の台詞、それ」

素直に甘えてもいいかな、と思った矢先に出鼻をくじかれた。

考えてる事が一緒なのは嬉しいが、何か悔しい。

「そうなの? じゃあ、どうぞ」

「へ?」

「聞いて欲しいな、響さんから」

「う……いじわる」

「んー?」

楽しそうに微笑む翔。

響は唇を尖らせるが、変に意地になっても仕方ないと、考えを変え、

「翔、キ────ッ?!」

素直にキスをねだろうとし、

自分の危機を感じ取った。

(ヤ、バ………これ……ッく!)

「しょ、翔! ご、ごめん、どいて!下りて!早く!」

この危機的状況を回避すべく、覆いかぶさっている翔に退去を願うが、

「ダメだよ、まだ響さんの口から聞いてないもの」

想い人は照れ隠しの誤魔化しと捉えたようだ。

違う、そうじゃない。

快楽の振り回され、気づかなかったが、

今、響は大変危うい状態なのだ。

「い、言うから!後でお願いするから!だから、お願い! 早く、どいてぇ!!」

「だぁめ。台詞、譲ったんだから。響さんの口から聞くまでは、逃がさないよ」

言葉通り、逃がすまいと、軽く体重を掛けてきた。

それは、今の響にとっては致命傷になりかねない。

「ッ!!~~~~ごめんッ!!」

「わっ?!」

渾身の力を込めて、翔の下から抜け出す。

後は速やかに目的の場所に向かうだけだ。

(これで……………ッ?!!?)

だが、響は二つ、失敗を犯した。

一つ。度重なる絶頂で、響の足腰は子鹿のように震えていた。

もう一つ。響の尻、腸内には、未だに翔のイチモツが挿入されており、立ち上がれば当然、抜ける。

「あにゃあ゛ッ?!」

尻穴からズルリと、翔のモノが一気に抜け、

その衝撃、快感で、辛うじて立ち上がる事が出来た足腰は、完全に脱力した。

「ふにゃう゛ッ!!」

響は前のめりに、尻を突き上げる形で倒れ込んだ。

翔の眼前に、情事の跡を色濃く残す、

秘裂と尻穴が晒されるが、それどころでは無い。

このままでは、それよりも恥ずかしい姿を晒す事に……

「ひッ?!」

「ひ、響さん? だいじょう…」

「ち、近づく、なぁ……ッ」

もはや、限界。

だと言うのに、翔は近くに……。

それもお尻の近くに、翔の顔が……。

「あ、あぁあぁああ……だめ、だめだめだめだめだめぇ…………ッ!!」

「ど、どうしたの?」

切迫した声を上げる響を、心配そうに見つめる翔。

嬉しいが今はダメだ。

そこから退いて、目を瞑って、耳を────

「あ、ああ、み、みないで…ッ……だめ、やだぁ……こんな、いやぁ……ッ──────────ぁ」

「え?」

力の抜けた響の声と共に、

秘裂──膣口、その上にある尿道から水が溢れ出す。

「ぁぁ……やだ、止まらなぃ、やだ……だめぇ、見ないで、翔……ぅう、見るなぁ~、グス」

「……………わ」

チョロチョロと、流れ続ける水音。

翔の眼前で、響は粗相をしている。

高校生にもなって、お漏らし。

恋人の鼻先で、お漏らし。

羞恥。純度100%の羞恥が響の心に伸し掛る。

「ヒック……グス……見る、なって、言ったのに……バカぁ……うぅ、グス」

あまりに恥ずかしく、みっともない姿を晒し、泣き出す響に、翔は───────



「ごめんね、響さん」

「ふぇ───ッう゛ぁぁ゛ああぁッ♡」

再び、響の直腸へと、肉棒を挿入した。

突然の事に、響は羞恥を忘れ、目を白黒させる。

「は?にゃ、にゃん、で? おし、り、はいっ、て?ふにゃうぅッ♡」

「自分にこんな趣味があったなんて……いやはや、度し難いなぁ、僕も」

粗相をしてしまった響に、

それを恥じ入り泣きじゃくる響に、

翔は、酷く嗜虐心を駆り立てられた。

「考えてみれば、僕、2回しかイッてないし」

「うぁ、ん! ひゃふ、は、ぁん♡ しょ、やめ、ッ!んあぁああッ♡」

響の膝裏に手を伸ばし、抱え上げる。

立位───駅弁とも言われる体位だ。

「粗相をした猫ちゃんに、オシオキしなきゃだし」

「ふ、ぅうん゛ッ! ひ、やぁ! しょ、しょー、は、はにゃ、して……ッ! んにゃうぅッ♡」

響を抱えたまま、翔は浴室へと向かう。

ご丁寧に、歩く振動に合わせて、

響の身体を揺さぶりながら。

「さ、響さん。2回戦はお風呂でシようか?」

「は、ひ、い────いやにゃあああぁぁッ!!」

涙目で悲痛な声を上げる響に、翔は心っっっ底、楽しそうに笑うのであった。

f


「え~と、響さん?」

「うっざい、ばがぁ」

一緒に浴槽に浸かりながら、 響に声を掛けるが、返ってくる言葉は素っ気ない。

顔を半分お湯に浸して、ぶくぶくとお湯を泡立てる恋人。

可愛いが、かなりお冠だ。

あの後、浴室に赴いた二人は、脱衣場で2回、浴室内で3回の性交を行った。

なお、上記の回数は翔の絶頂回数であり、響はその5倍の回数は絶頂させられた。

脱衣場で、姿見の前で、尻穴に挿入したまま、

前の秘裂を自分で弄らせ、絶頂させたり、

浴室内で陰核にシャワーを当てながら、直腸を犯して絶頂させたり、

鏡に映る自分の姿を罵らせて、絶頂させたり、

再度催した響に粗相させながら、絶頂させたり……。

うん、色々ヤらせてもらった。

可愛かったし、楽しかった。

最後の方、響の目は虚ろで、されるがままだったが……

やはりアレがダメ押しだったのだろうか?

腸内の精子を流すために、シャワーヘッドを外して、ホースを尻穴に押し当てて洗浄。

尻から流れる様を、立位で見せ付けたのが原因だろうか?

「ぶぁか……ぶぁぁか……しょうのぶぁぁぁか」

「ははは……」

翔の足の間で、体育座りしながら俯いてる響。

後ろから表情を覗き見るに、怒っているというより……

「恥ずかしい……のかな?響さんは」

「……………ッ!」

肩がビクンと震える。

当たりのようだ。

「そりゃ、そうだよ……あんな姿、見られたら」

またぶくぶくと、お湯を泡立てる。

その顔が赤いのは、風呂の熱さのせいでは無いだろう。



浴室に入ってからはホントにもう、これでもか、というくらい変態的なプレイの連続。

もう思い出すだけで、臍下が疼────違う。

思い出すだけで恥ずかしさのあまりに

舌を噛みちぎりそうだ。

そもそも、その前からして羞恥の極みオンパレードだ。

お尻で感じたり、猫語でにゃーにゃー言ったり……。

挙句には、あんな、あん、な─────

『ひょう、しょお♡ しゅき、らいしゅき♡ん、ぢゅる、ん、ちゅ♡』

『わらし、しょうにされること、れんぶが、嬉ひぃの♡ エッチなことも、いじわるなことも、ぜんぶ♡ ひょうが、んん♡ わたしを愛ひてくれるのが、しあわせなの♡』

『うん♡うん♡ いっしょに、イこ♡ふたりで、きもちよく、なろ♡好き、しょう、大好き♡』

「ぬああああ゛ぁ゛ぁ゛ッ?!!?!」

「うわぁ! ひ、響さん?」

頭を抱えて叫び出す響。

そのまま顔を横に振り、バシャバシャとお湯が飛び散る。

別に翔に好き、と言った事が恥ずかしいワケではない。

毎日言ってるし、言われてる。

平均で1日50回くらいは言い合ってる。

問題は言い方だ。

あんな、頭の悪い馬鹿女みたいな媚びた言い方………

「死にたいくらい、恥ずかしい……ッ」

自身の醜態を思い出し、バックファイアに苦しむ響。

そんな彼女に彼氏は──────

「えい」

「ふにゃうッ?!」

尻穴を撫で回し、指でクニクニと、弄り回す。

「ッ、ふ、にゃ、な、何すんの!?」

「いや、響さんのお尻。傷付いたりしてないかなぁって。痛くない?」

「いっ、たく、ない、から、ぁ、ん♡、や、やめて、よぉ!」

むしろ気持ちいい。

気持ちいいから、勘弁して欲しい。

「ふふ、僕も響さんと同じだから。大丈夫だよ」

「はぁ?」

「言ったでしょう?響さんだから、意地悪したくなるし、恥ずかしい姿を見たくなるんだって。君の全てが見たいし、欲しいんだ」

「う、ぇと……そ、の……ッ」

「乱れた姿、恥ずかしい姿を見せてくれる君が、愛しい。大好きだよ、響さん」

「──────~~~~~ッッ?! 」

顔が一気に沸騰し、耳まで赤くなる。

耳元でそんな言葉を囁かれたら、堪ったもんじゃない。

戻ってきた理性を再びポイしたくなる。

いや、ダメだ。そんな猿みたいに……

ああ、でも、今日はまだ──────

「あ、そういえば……こっちはまだシてないね、今日は」

「んぁ?! や、いや、ぁん♡」

円を描くように尻の入口をなぞっていた指が

響の思考を読んだかのように、膣口に触れる。

お湯の中で、クニクニと刺激される。

「あ、や、んん! だ、だめ、翔! とめ、ひゃう♡」

「声が甘いよ?それに、ふふ……ぬるぬるしてきた。お湯じゃないよね、コレは」

「ん、んん♡ も、もう! や、やめ、にゃうぅ♡」

浅く挿入され、Gスポットを掠めるように擦られた。

ダメだ、スイッチが入ってしまう。

「さあ、どうしようか、響さん?」

「~~~ッ!! ああ、もう!!」

湯船から勢いよく、立ち上がり、翔を見下ろす。

どう足掻いても、翔と自分の攻守が逆転する事は無い。

分かっている。

だが、無駄な抵抗だとしても、やられっ放しは悔しい。

「な、舐めて……キス、してよ。私のココに」

「………へぇ」

自分の秘裂を指で拡げ、お湯以外の液体で濡れ始めた膣口を見せる。

どうせ負けるにしても、最初くらいは主導権を握りたい。

「好きだもんね。高圧的に出て、屈服させられるの」

「う、うるさい……ッ!」

心を見透かすな。

「ふふ、わかったよ。御奉仕するね、響さん」

「ん………ッ♡」

響の股間に顔を近付ける翔。

膣口に触れる寸前に、翔は響を見上げ、

「大好きだよ、響さん」

「ん♡ 私も、大好き、翔♡」

少年少女は互いに柔らかく微笑み、

少年は少女の秘裂へと口付け、

少女は少年の口付けに甘い吐息を漏らす。

2人の睦事は、まだまだ、終わらない。 
 

 
後書き
原文:サワグチ(‪@5NyGvcRwurpzodA ‬)

濃厚なイチャラブエッチ、ありがとうございます。
感謝の印として、ここにお名前を掲載させて頂きます。
 
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