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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる

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みんなでお風呂に入る話

 
前書き
こんにちは、クソ作者です。
題名の通り、フォーリナーのみんなでお風呂に入ります。
はい、勿論舞くんはタダではすみません。
フォーリナー達に体を隅々まで洗ってもらいます。
当然お代金も支払う羽目になります。
無論カラダでね。
ではどうぞ。 

 
「はー…。」

あの後、発狂した隊員に葛城財団へ電話をかけさせ、姫路町に僕はいないと嘘の連絡をさせた後、無事帰宅した僕とユゥユゥ。
なんでも彼はユゥユゥの虜となり、従順な下僕としての役目を果たした後は彼女の手によって灰になり、風に乗って消えたそうだ。

可哀想…とは思わない。
どんな末路を辿ろうが、あいつの命令で僕を捕まえに来たことに変わりは無いのだから、

で、今の僕は湯船につかり、身体の疲れを癒している真っ最中だ。

「色々あったなぁ…。」

天井を見上げ、今日あったことを思い出す。
というより、主にユゥユゥ関係のお話だ。

夢の中で出会い、あわよくば僕を自分のモノにしようとした傾国の乙女。
今は改心したのか、ここでアビーと共にやってきて暮らすつもりらしいけど。

お仕事では大活躍してくれた。その事に対してはもうとっても感謝している。

で、僕はお栄ちゃんとアビー以外のフォーリナーは知らない。
新しく楊貴妃というフォーリナーがいるということは初めて知ったんだ。

まさか、まさかだけど、
また僕の元へ名も知らない新しいフォーリナーが来ることがあるのだろうか…?
いや、さすがに考え過ぎた。
フォーリナーというのは本来イレギュラーなクラス。
そんなものがわんさかいられたらたまったものではないのだから。

「…?」

と、考え事に耽っていたら、何やら脱衣所がバタバタ騒がしいことに気付く。
なんだろうと思うと扉が開き、

「マイマイ!お背中流しに来たよ!!」
「!!」

バスタオル一枚のユゥユゥがやってきた。

「ユゥユゥ!?」
「私もおじゃましまーす。」
「おれもいるヨ」
「えぇ!?」

さらに続けてやってきたのは何か色々道具の入ったタライを小脇に抱えたアビー。
そしてバスタオルも付けず堂々と入ってきたお栄ちゃん。

こうして今いるフォーリナー三人がお風呂場に乱入してきた。

「ど、どうして?」
「1人で先に入っちまうなんて水臭い真似するじゃないか。普段は2人で入るってのにヨゥ?」

この家のお風呂場は少々広い。
そのため、こうして計4名入ったとしてもまだ余裕があるくらいなので広さ的には問題ない。
いや、そういう問題じゃない。

「今日は特別に、おれ達三人でマイの日々の疲れを癒してやろうって話になってナ。」
「そ、そうなんだ。」

と、語るお栄ちゃん。
その間後ろの二人は何やら準備をしている。
別のタライに何か粘性のある液体を流し込み、ジャブジャブと掻き混ぜている。
あれはどう見てもローションだ。
それに、持ってきた道具たちもアナルビーズやシリンジ、エネマグラやディルド、オナホといった何に使うのか見ただけで分かってしまうものばかり、

嫌な予感がしてきた。
逃げないと僕は大変なことになる。

「で、でも僕もう上がるよ。頭も身体も洗ったし、あとはフォーリナー3人でかしましく…」
「待 て 。」

湯船から上がろうとした際、肩に手を置かれまた沈められる。

「おれ達がいじ…色々シてやろうって言ってんだ。そこは甘えりゃいいだろう、ナ?」
「い、今いじめるって言いかけたよね?ねぇ!?」
「空耳だ空耳。」

そうして今度は上がれというお栄ちゃん。
そこには真ん中の凹んだ特殊な風呂場の椅子と両サイドにはニコニコ笑顔のアビーとユゥユゥ。

「ほら座りナ。おれたちが手取り足取りやさぁしく洗ってやるって言ってんだからヨ♡」

肩に手を置き、ぐいと押される。
されるがままに僕は真ん中が凹んだ特殊な椅子、通称スケベイスへと座らされた。

「どうしたの舞さん、何を怖がってるの?」
「怖がらなくていいんだよマイマイ。あたしとアビーちゃんと北斎さんが、たっぷり優しく愛情込めて洗ってあげるからね。」


伸びる2人の手、
それは二の腕を掴むと優しく揉むように洗い始めた

「んっ、んん。」
「あっ、もしかしてくすぐったい?」

絶妙な触り方に、思わず声が漏れてしまう。
ユゥユゥの問いにとりあえず首を横に振って否定し、何が起こるか分からない恐怖に耐えながら僕は早く終わることを願った。

しかし、地獄はまだまだこれからだ。

「次はおちんちん洗うねー。」
「じゃあ私は舞さんのお尻にするわ!」
「!?」

待って、待って欲しい。
いくらなんでも端折りすぎじゃないだろうか。
今手を洗って、あとは身体とか足とか洗わなきゃいけない所はいろいろある。
それなのにいきなりそんなところを洗うなんておかしい。

「ほら見てマイマイ。これ、おちんちん洗う専用の道具なんだよ?」

と、ユゥユゥは人肌程度に温められたお湯が張られているタライから、あるものを取り出す。

本人は陰茎洗浄専用の道具だと言ってはいるものの、どう見てもオナホにしか見えないものを出して見せた。

そして、

「見て舞さん。以前見たことあるかもしれないけど、この触手は裏にびっしり細かい毛が生えてるの。」
「まさか…それで…」
「ええ、そうよ。」

アビーが僕の心を見透かすかのように答える。
いつの間にか生えている1本の触手。
それはいつものタコ足ではなく、裏にはブラシのようにビッシリと細かな毛が生えているものだった。

「それじゃあアビーちゃんとあたしの」
「二点同時責めいっきまーす♡」

二人がにんまりと笑い、逃げる隙もなくユゥユゥはオナホをはめ、アビーはスケベイスの真ん中に触手を滑り込ませた。

「んっ♡♡あっ、ああうっ♡♡♡」

やってきたのは性感帯からの同時の快楽。
一気にふたつもやってきたそれは脳を痺れさせ、思わず背中をそらしてしまう。

「使い込んでるんだから綺麗に洗いましょうね?ごーし♡ごーし♡」
「あ、ああああっ♡あびーだめぇっ♡♡♡」

柔らかな繊毛のついた触手は行ったり来たりを繰り返し、僕のアナルや陰嚢をくすぐりにも似た感覚で刺激させる。
甘イキしそうで何度も耐えるも、ユゥユゥがそれを許さない。

「にぎにぎしてみたらどうかな?それとも思いっきりシコシコしてあげた方が好き?」
「どっ、どっちも、やらぁっあ♡♡♡」
「そっか。両方して欲しいんだね♡」
「ち、ちがっ…」

オナホを握りしめ、強引に上下へしごき出すユゥユゥ。
あっという間に精液が立ち上り、力を抜けば出てしまいそうになる。

「なぁ、マイ。」

出そうな時、声をかけられ僕は反射的に顔を上げた。
横には仁王立ちし、今の僕をニヤニヤしながら見ているお栄ちゃんがいた。

「おれたちは身体を綺麗にしてやってるんだ。もし射精なんざして汚したらどうなるか、分かってるよナァ?」
「う…ぐ…っ!」

やっぱりそうだ。
射精なんかそう簡単にさせてくれない事くらい安易に予想出来た。
もし出してしまえばどんなおしおきが待っているか分からない。
腰にグッと力を入れ、この天国のようでいて地獄のような時間が1秒でも過ぎることを待つことにした。
が、

「んじゃ、おれも加わって三点同時責めサァ♡」

そんな僕を嘲るかのように、お栄ちゃんの手が伸び、僕の乳首を弾いた。

「あっ、ああああっ♡おえいちゃん!!だめ!それだけはぁっ♡♡♡」
「へー、そうかい。じゃあ頑張って耐えねぇとナ♡」

指でつまんでくりくりと弄り回し、それに飽きれば爪でカリカリと引っ掻きだす。
優しく責めたり強めにしたり、緩急を付けてお栄ちゃんは容赦なく僕の乳首を責め続けた。

「おわって…はやくおわってよぉ…っ♡」
「マイマイってばひどーい♡女の子3人に体を洗ってもらってるのに、早く終わって欲しいなんて言うんだぁ♡」
「こんなの…あらってなんか…っ」

ニコニコしながらそんな甘い声で囁き、ユゥユゥはオナホを上下するスピードをゆっくりにしたり、突然早くしたりして僕の反応を楽しんでる。
しかしそんなときだ

「じゃあ、ちょっと責め方変えるね。」

そう言うとユゥユゥは立ち上がり、僕をいじめるフォーリナー三人は場所を変え始めた。
何をするんだと思えば今度はアビーが前に、そして左右にお栄ちゃんとユゥユゥが密着して挟まれる形になった。

すると、

「ちんちんいじられるより、こうされる方が好きだよなァ?マゾ犬♡」
「…っ!!」

耳元で囁き、息を吹きかけるお栄ちゃん。

「北斎さんから聞いたよ♡マイマイって耳が特に弱いんだよね♡」

そういうとユゥユゥは反対側の耳に囁く。
両耳から責められ、背中がゾクゾクする。
さらに2人の手は乳首へ伸び、親指と人差し指で挟んでくりくりと弄り始めた。

「あはっ♡すごーい。舞さんのおちんちん、触ってないのにびくびくしてる♡」

囁かれる度、乳首をいじめられる度、オナホが付けられたままの僕のそれは反応してびくりと動く。
アビーはそれを見て楽しみ、そしてにんまり笑いながら彼女もいじめにとりかかる。

嫌なら反抗してなんとかすればいい。
そうしようとは思ったけどいつの間にか腕は触手に絡まれ、自由を奪われてしまっている。

「出したらお仕置きサァ…♡きっついのが待ってるぞ?」
「出しちゃえばいいよ。気持ちよくなりたいもんね。ほら出しちゃえ出しちゃえ♡」

さらに両耳からは正反対の言葉を囁かれ続ける。
出すなと脅され、出しちゃえと誘惑される
脳が痺れて、ぐちゃぐちゃになって、どうしていいか分からず混乱する。
でも、そんな状況でも僕の身体は快楽に正直だ。

「どうするの舞さん?出すの?出さないの?」

そう聞きながらこちらを覗き込むアビー。
いたずらっぽい笑みを浮かべてオナホをしごき始める。
その顔にあるのは僕を貶めようとする悪意100パーセントの表情だ。
快感から逃れようと足を閉じようにも時すでに遅し。
さっき言ったように四肢の自由は触手によってとっくに奪われ、僕はされるがままに開脚させられていた

「どうしようお栄さん。今日の舞さん思ったより粘るわ…。」
「うーん、まぁ安心しナ。」

何が安心しナだ。
3人がかりで僕をいじめて何を言ってるんだ。
ともかく、このまま僕が出さないで終わるのはお栄ちゃんだけでなくアビーやユゥユゥ面白くないらしい。
でも面白いとかつまんないとか関係ない。ここで僕は耐えきって……

「……イけ。」

耐え…きって……み

「オラ、イけ♡」

………

「五つ数えてやるから射精しろ、五…四、ぜろ、ぜろぜろぜろ♡ほぅら出せ♡見ててやるからざあめんぶちまけろ♡」
「あっ…が…う、ううっ♡♡」

途端、オナホからポタポタと白濁した液体が溢れ出る。
驚くアビーとユゥユゥ、ニンマリ笑うお栄ちゃん。

「すごいわお栄さん!」
「も、もしかして…命令しただけで…?」
「ああ、おれが『イけ』って言ったら射精するように開発したのサ。つまりは最初から何しようがぜぇんぶ無駄。お前さんがどれだけ我慢しようが全くの無駄だった。ってことサ♡」
「ぁ…あぁ…っ♡」

どくどくと出てくる精液。
壊れた蛇口みたいに、今まで我慢していた分が開放されたみたいに、足腰が震えてどんどん出てくる。

「あーあ♡せっかくおれ達が丁寧に洗ってやったのに…見事に汚しちまったナァ♡」
「あぇ…へ…えへ…っ♡」

これから恐ろしいことが待ってるのに、
なぜだか今は気持ちよくて自然と笑みがこぼれてしまう。
口の端からヨダレを垂らした、理性の無いだらしない笑み。

「あぁ…♡やっぱその顔がたまんねぇのサ。ほら、もっとよく見せとくれ。」

蕩けた僕の顔。お栄ちゃんは顎をクイと上げさせてそんな僕の顔をうっとりとした表情で見てくる。

「さぁてここからが本番サ。一度や二度出しただけで出られると思うなよ?マゾ犬♡」




「へー、北斎さんこんなものまで持ってるんだね。」
「あぁ、ホテルから譲ってもらってナ。ちなみにそのスケベ椅子もだ。」

それから僕は、ユゥユゥが持ってきたエアマットの上に寝かされる。

「どう?ドキドキする?」

そう言って僕の隣に寝転がり、腕を掴んで胸に挟み込んでくるユウユウ。

こんなの散々やったし見慣れた。
でも、ドキドキしてないし興奮してないと言ったらそれは嘘になる。
それに、

「ううん…言わなくてもこんな風になってるなら丸わかりだね♡こんなに勃って、先っぽヌルヌルにしてるんだもん。」

真っ直ぐ屹立する僕のそれは、とても正直者だった。
亀頭をユゥユゥがつんつんといじくり回し、そのたびに腰が浮いてしまう。

「…っ、」
「あーびくびくしてる♡マイマイかわいい♡」

そうして指一本でいいようにされている僕。
そんな時、僕のお腹に少し重みを感じた。

「フライングはだめよ楊貴妃さん。お栄さんだって三人でいじめるって言ってたでしょ?」

僕の上に乗ったのはアビー。
跨った彼女はにんまりとした顔で僕を見下ろし、その細くて小さな指が乳輪をくるくるとなぞる。

「あ…っ。」
「声が漏れてる。舞さんはおちんちんよりも乳首で感じちゃう淫乱メス奴隷だものね♡」
「だ、め…っ!」
「本当に嫌なら抵抗すればいいのに。サーヴァントと言えど相手はこんな幼気な少女なのよ?その気になればどかせられると思うのだけど?それとも……」

乳輪をなぞる動きが止まり、親指と人差し指が思い切り乳首をぎゅうとつまんだ。

「…っ♡♡あっ、ああ…っ♡」
「こうやって小さい子にいいようにされて、ゴミでも見るみたいに冷ややかな目で見られて乳首いじめられるのが好きなのかしら?」
「そ、そんなことな…っ♡」

「おうい、そこまでだあびい。」

そうしていると、タライを持ってやってきたお栄ちゃんがアビーを制止する。

「おれが丹精込めて育てたメス乳首サ。乱暴に扱われると困る。どうしてもやりてぇんなら後で夢の中で続きしとくれ。」
「そうね、ごめんなさい…。」

丹精込めて育てたメス乳首というパワーワードには誰も突っ込まず、そう言われたアビーは渋々とどいた。

「さぁてマゾ犬。ろおしょんの時間サ…♡」
「…っ!」

アビーに変わって僕の上に跨ったお栄ちゃん。
タライからローションをこぼし、僕の胸からどんどん広げていく。
ぬるぬるとしていて人肌程度に温められた心地よい温度。
しかしそんな心地良さに身を任せるのも束の間、天国のような地獄の時間はここから始まった。

「いっとくがマイ。これは〝罰ゲーム〟だ。」
「ば、ばつ…?」
「そ。お前さんはさっき人様が体洗ってやってるのに射精なんざしただろ?」

そうしてお栄ちゃんは、また新たな道具を取り出す。
それを自慢げに広げ、僕に見せつけるお栄ちゃん。

「それ…やだ…やだ!!」

血の気の引く僕の顔。
僕がそこまで絶望するほどのもの、それはなにか?
特別な道具では無い。わざわざそういったお店に行かなくては買えないものでも無い、
お栄ちゃんの手にあるのは

「〝ろおしょんがあぜ〟大好きだったよナァ…♡」

何の変哲もない1枚のガーゼだ。

「まぁ!ローションガーゼ!」

それを見てアビーは喜ぶような仕草を見せる。
ローションガーゼ。
前に一度だけお栄ちゃんにやられた事がある。
ローションをたっぷり染み込ませたガーゼで、亀頭を擦り続けるというもの。
前準備もそこまで手間がかからないシンプルなものだけど、その快楽は凶悪なものだ。

「や、やだ!!ローションガーゼやだ!!」
「言ったろ?罰ゲームだって。だったら嫌なことして当然じゃないか。」

ローションをたっぷりと染み込ませ、跨ったままのお栄ちゃんはこちらにおしりを向ける形になる。
逃げようにも、全身に塗りたくられたローションのせいで滑って上手く動けない。
それより、

「逃げたらだーめ♡」
「そ。あたし見ててあげるから。きちんと罰ゲームは受けようね♡」

両サイドから腕を捕まれ、僕は逃げる手段も場所も失った。
そして…

「あっあああああっ!?だめっ、だめだめだめぇっ!!」

オナホなんかとは比べ物にならないくらいの快楽がおちんちんを襲った。

「そらっ♡こうやって擦ってやると…」
「お栄ちゃん!!だめっ♡ごしごししないでっ♡♡」

今、亀頭を重点的に責められている。
ガーゼをあてがわれ、ごしごしと擦られて僕の腰は無意識に浮いてしまう。

「ほうらどうしたマゾ犬♡鳴け♡もっと鳴け♡発情したメスみたいに喘いだらやめてくれるかもしれねぇヨ?」
「はっ、あ、あぁっ♡♡やだっ♡」

ローションガーゼの一番の特徴。
それは、どれだけ気持ち良かろうが絶対に絶頂を迎えられないこと。
薬とか魔術とかで絶頂を禁じられてる訳では無いのに、中々達せられないもどかしさ。
強烈な気持ちよさが半永久的に続いて、壊れてしまいそうになる。

「あっ、あぁんっ♡ああっ♡やだっ、だめぇっ♡♡♡」
「ははっ♡ホントにメスみてぇに喘いでら♡男としてのぷらいどはねぇのかい?」

ない。だってあなたにメスにされた時に捨てたから。
普段ならそう言ってしまうけど、今はそんな余裕これっぽっちもなかった。
そうして病みつきの快楽に虜になっていると…

「おおっ♡おおおおおおおおっ!?おおおん♡♡♡」

お栄ちゃんが驚きの声を上げる。
ローションを突き抜け、僕のそれは勢いよく潮をふく。
男の潮吹き。ローションガーゼは射精は出来ないものの、こうやって潮を吹かせられる。

「案外早いじゃないか。それよりも射精より女の子みてぇに潮吹くのがお好みかい?」
「そんなこと…ない、もん…っ♡」
「あー、そうかい。」

そう言うとお栄ちゃんは、僕の上からどく。
目に入ったのは、擦られすぎて亀頭を真っ赤にしたおちんちん。
しかしそれは萎えたりせず、まだしっかりと真上をむいている。
そして

「はい、ずぶずぶ〜♡」
「…っ!?ーーーーーーっ♡♡♡♡」

間髪入れずアビーがオナホで包み込んだ。

「はっ、あ、あああああ…、」
「どう?気持ちいい?でもしごいてあーげない♡」
「なんれ…なんれよぉ♡」

しかしアビーがしたのはオナホを付けただけだ、扱いたりしてはくれない。
そして彼女はギザ歯をチラつかせ、にんまりと笑うと

「私はこうやってオナホを持っててあげる。だから舞さんが動けばいいじゃない♡」
「……。」

そう言った。
もう気持ちいいことしか考えられない僕は、

「あはっ♡ホントに動いたぁ♡」

そこから一心不乱に腰を動かした。

「はっ、はっ、あ、ああうっ♡」
「ねぇ舞さんどんな気持ち?オナホに向かって一生懸命へこへこ腰振って、それを女の子3人にゴミでも見るみたいな視線で見られるの!」

アビーは嘲笑して、ユゥユゥはドン引きした顔で見てくれていて、お栄ちゃんは冷たい顔で見下ろしている。
プライド?体裁?そんなのおちんちんの気持ちよさに比べればゴミみたいなものだ。

「きもちいい…れすっ♡いっぱいいっぱいきもちよくって、ぼく…あたまおかひくなっちゃいそうれすっ♡」
「へぇ、そうなの。なっさけなぁい♡」

アビーの罵倒が耳元で囁かれる。
びりびりと脳内が痺れて、あらぬ方向へ考えてしまう。
もっと言われたい。もっといじめられたい、こんな僕をもっとたくさん見て欲しい。

「お栄さん、楊貴妃さん、見て見て。マゾ犬さん自分で乳首をいじり始めたわ!」

いつの間にか自由になっていた両手はそのまま乳首へと伸び、くりくりと弄くり回す。
だって僕のおちんちんの所有権はお栄ちゃんが持ってる。
もっと気持ちよくなりたいなら、乳首をいじめる以外に無い。

「ユゥユゥ…。」
「へ、へっ?」

さっきからドン引きしっぱなしの彼女に、僕は声をかける。

「これが、ぼく、かつらぎまいのほんとのすがた…。えっちで、いんらんで、いじめられることしかかんがえられないまぞいぬなんだ…。」

演技なんかじゃない。
ユゥユゥは今、本気で引いてる。
でもその冷ややかな視線は、今の僕にとって何よりのスパイスだ。

しかし、返って来たのは

「ええ、知っていますよ…何せずぅっと観測()ておりましたから♡」

〝楊貴妃〟となった、ユゥユゥの返事。
そして、

「いじめられるのがだぁい好きな舞様は、こういうのがお好きなのですよねぇ?」
「んぶっ!?」

僕の顔に跨ると、そのまま腰を下ろす。

「んっ、んんっ♡はっ、はぁっ♡」
「どうです?顔面騎乗はお好きでしょう?」
「んっ♡れろっ♡はむっ、ちゅぶ♡」
「んんっ♡舐めるのに必死で、聞いておりませんね♡」

必死に舐める僕。
舐めれば舐めるほど、そこからどんどん蜜は溢れてくる。
無我夢中で舐め続けて、次第に僕はユゥユゥのお尻を掴んでまでむしゃぶっていた。

すると、

「…もう我慢できねぇ。」
「お栄さん?」

お栄ちゃんが動く。
アビーが持っているオナホを強引に引き抜くと、そのまま跨り、

「そんなすけべなトコ見せられ続ける側にもなれってんだ、ヨッ♡♡♡」
「っ!!!!」

おちんちんを秘部にあてがうと、そのままゆっくりと腰を下ろしながら挿入した。

「ああ…♡これだァ…やっぱ最っ高サァ…♡」

お栄ちゃんの顔は見えないけど、今とてもうっとりしていると思う。
そしてオナホとは違う締め付けがおちんちんを包み込み、それがゆっくりと動く。

「頑張ったご褒美サ…っ。おれが、うごいてやるから…っ♡マイは遠慮なく中にブチまけろ♡」

そうしてお栄ちゃんから射精の許可をもらえた。

「お栄さんずるい!私だってもっとたくさんいじめたいのに!」
「まぁ、北斎様、後で私にも堪能させて下さいね。」
「順番だ順番。マイのさあばんとのおれが一番最初を頂くのが道理ってモンだろ?」

ユゥユゥが乗ってお栄ちゃんが乗って、2人とも僕で気持ちよくなってる。
ただ快楽を得るための道具にされてる僕。
嫌な気なんてしない。もっと使って欲しい。もっと僕で気持ちよくなって欲しい。

「んぢゅ、んむっ、ゅぅ♡」
「あら?舐めるのが、ずいぶんとはげし…くぅっ♡」
「ははっ♡動かなくていいって言ったろ。」

艶のある声が聞こえる。
ユゥユゥはとめどなく蜜が溢れて、お栄ちゃんの中に入ってるおちんちんはより一層きつく締めあげられる。


「ははっ♡なら頑張れマゾ犬♡おれと楊貴妃殿、責任もってきっちりイカせろ♡もし中途半端なことしようモンなら、また『ろおしょんがあぜの刑』だからナ…♡」
「…!!」

ローションガーゼはいやだ。絶対に嫌だ。
あんな天国みたいな地獄の時間はもう二度と味わいたくない。
頑張らなくちゃ。
お栄ちゃんの言う通り頑張らなくちゃ。

「おおっ♡あぁいい。いいぞマイ…♡そうやって思い切り突き上げとくれ…っ。」
「私もそろそろ果てそうです…舞様♡」

2人の絶頂が近いみたい。
ならより一層頑張らないといけない。
顔は見えないけど2人がどんな顔をしてるのかはカンタンに想像出来る。
にんまりとしていて、恍惚としていて、
気持ちよくなってて、それで下にいる僕を見下している悪戯心が籠った笑み。

そうして僕は

「イきそうです…っ!舞様っ♡そのお顔で楊貴妃の蜜…たんと味わってください、ねっ♡」
「ホラ♡出せ♡おれより先でもなく、おれより後でもねぇ、一緒にイクんだヨ♡マゾ犬ならそんくらいできるだ、ろぉっ♡」

果てる。
2人に導かれるがままに果てて

「あぁっ、く…うぅっ♡♡♡」
「ああ分かる…マイの、あついのが…っあ、ああっ♡♡♡」

2人も果てた。







で、

「むすーっ。」

お風呂から上がった後、アビーの様子がどうにもおかしかった。

「あ、あの…アビー?」
「……。」

ほっぺを膨らませていかにも不機嫌そうに、僕のことを無視してそっぽを向いている。
理由は…うん、分かってる。

「そ、その…最後はお栄ちゃんとユゥユゥで盛り上がっちゃって仲間はずれにしたのは酷いと思ってるよ…。」
「……。」
「ごめんね。ね?」

あの後2人でヒートアップし、それから行為は続けられた。
お栄ちゃんはお栄ちゃんであのポジションを譲らないし、ユゥユゥもまた夢中だった。
というより、僕が無我夢中でお尻をがっしり掴んで話さなかったのも原因だけど。

というわけでこうして、相手にされなかったアビーはすねているというわけ。
それから僕のご機嫌取りが始まる。

「アビー、デザートにパンケーキがあるんだけど、食べる?」
「いらない」プイッ
「プリンもあるんだ。」
「だからいらない」プイッ

食べ物で機嫌直す作戦はあまりうまくいかない。
実物を持ってきたとしても、少し見るくらいで僕のことを許してはくれなさそうだ。

「その…アビー。」
「……。」
「夢中になっちゃって、アビーのこと何もしなかったのは悪いと思ってるよ。すごく。」
「…。」
「こ、今度埋め合わせするよ。1日だけ僕のこと独り占めしてもいいよ。今度お栄ちゃんと話し合ってそういう日作るから。」
「…。」

しかし結局、それでもアビーは機嫌を治してくれなかった。

悪いことをしたなぁと思いつつ、食器を洗い、戸締りを確認して床に就く。

つくのだが…

(あれ……?)

まどろみの中、ふと目を覚ます。
何か違和感があって目を開け当たりを確認するとベッドのすぐ近く、
そこには僕に背を向けて何かをしているアビーの姿が。

「ア、ビー?」

身体が動こうとするも動かない。
確認してみれば四肢は太い触手にがっちりと固定されているではないか。

「アビー!?な、何をしてるの!?」
「舞さんを独り占めしてもいい、でしたっけ?」


ゆっくりと立ち上がる。
こちらを振り向き、にんまりと笑うアビー。

「さっき話し合ったの。じゃあ、今夜好きにしてよろしいかしら?って。」

その手に持っているのは、ローション滴るガーゼだった。

「!!!!」

ゾクリとした寒気が背中を駆け抜ける。
ここから逃げ出そうともがくも、触手がそれを許さない。


「お栄ちゃん!!ユゥユゥ!!だれかー!」
「そんな大声で叫ばずとも、ここにいるヨ。」
「えっ」

助けを求めお栄ちゃんの名前を呼ぶがその返事はすぐに返ってきた。
見てみれば僕のすぐ隣、そこにはスケッチブックを持ったお栄ちゃんと笑顔のユゥユゥが。

「やっぱりね、あたしも北斎さんもお風呂場のことはアビーちゃんに悪いなって思ったの。」
「だから今夜マイを好きに使えって言ったんだ。その代わりおれは年端もいかない少女に情けなくいじめられるマイを描く条件付きでナ。」

「えっ…えっ、えっ?」

つまり、
僕に味方はいないってこと…?

「さぁ舞さん。限界まで擦り続けたらどんな声で鳴くのかしら?」
「ま、待って…!僕ほんとにそれやだ!やなの!!ローションガーゼやだ!!!」

ギザ歯を覗かせにんまりと笑うアビー。
その手にローションガーゼを持ち、じわりじわりと僕に接近してくる。

「おちんちんもいいけど、乳首はどうかしら?舞さんとってもいい声で鳴いてくれそう…♡」
「やだ…いやだああああああああーーー!!!!!!」

夜は長い。
長い長い、地獄の時間が始まった。 
 

 
後書き
かいせつ

⚫舞くんが本気で嫌がるプレイ
基本的にお栄ちゃんからの命令であるのならば、外で裸になるのもふたなりちんちんしゃぶるのも一切の抵抗がない舞くんですがそんな彼でも嫌だと思うものはいくつかあったりします。
その中の一つがローションガーゼ。
いくら気持ちよくても中々いけず、くすぐったい感覚が延々と続きどうしようもなくなるからです。

もう1つが貞操帯装着からのおあずけ
射精もメスイキもさせてもらえず、ただお栄ちゃんの自慰行為を見せつけられる拷問じみたプレイ
過去にこういったことをされ、射精させてあげるかわりにおちんちんの所有権をお栄ちゃんに永久的に渡すという契約書を書かされたことがあります。
ちなみに未だに所有権はお栄ちゃんのもののままです。
なので勝手におちんちん触ってオナニーしようものならおしおきものです。

最後がお栄ちゃん増殖による輪姦プレイ
複数人のご主人様にあれこれされるという舞くんからしてみれば夢のようなプレイではないかと思われますが、過去にお栄ちゃんが15人に増え、その際ガッツリトラウマを植え付けられたことで異常な程に拒否反応を示します。

マゾ犬でも、本気で嫌なものがあるのでした。

さて、次回はまた新たなフォーリナーと出会うお話です。
それではまた。
 
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