崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
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ほんへ
始まりの章-世界は終わった、しかし物語はここから始まる-
日本鯖はみんなドスケベらしいぜ!!!というわけで魔力供給しようぜ!!!!!
「えっちがしたい!!!???!!???!!!!」
「お、お静かに!!」
深夜…いや、もう日が出かかっている4時ちょい前。
おっきーが驚きのとんでもねぇこと叫んだけど、それこそが巴御前の依頼の内容だ。
「ひ、姫の聞き間違いじゃなかったら、巴ちゃんは…マスターと魔力供給がシたい……ってコト?!」
「はい…そうなのです。」
目の前には正座し、恥ずかしがりながらも依頼を話す巴御前。
「じ、実は先日…あなた方の部屋へお邪魔しようとした事がありまして…」
「先日…?」
と、ここで俺はついこの前のことを思い出す。
先日…先日って…。
あれ?俺達ぶっ通しで魔力供給過多してた時じゃない?
「わ、悪気はなかったのです。ただ、差し入れをお持ちしようとした際に偶然見てしまったと言いますか…その…。」
「あー、見ちゃったんだ。」
うんうんと頷きながら、おっきーは巴御前に質問を投げかける。
「で、自分もシたくなっちゃったと?」
「…はい。」
「でもやり方がわからないと。」
「や、やり方と言いますか…誘い方…と言うのでしょうか…?私のマスターである暮馬さんはとても真面目な方で、そういったものとは無縁と言いますか…」
「ふーん…ちなみにどんなふうにやりたいの?」
「えっ、は!?えっ!?」
「体位とかさ、」
「…殿方らしく…向こうから強引に来て下さる方が…」
おい新手の羞恥プレイやめろ。
巴御前嫌がってんだろ。
「その…普段からこなされている御二方に相談した方が良いだろうと…思いまして…。」
「そっか、見たんだ。」
「…はい。」
「まーちゃん、早かったでしょ?」
「そう…なのでしょうか?」
「うん。まーちゃんは平均男性よりちょっと早めなんだ。他の人はもうちょい遅いよ。」
関係ないところで人を傷つけるのもやめような。
「ねぇまーちゃん。」
「なんだよ。」
「受けよ!依頼!」
そうしておっきーは俺の方へ振り向き、この巴御前の依頼を受けようと言う。
なんだお前、普段あんなんなのにめっちゃやる気じゃん。
「追加報酬はこれだけ出します。その…どうでしょうか?」
巴御前が差し出したのは札束。
あとから聞いたがなんでも町で電気が通るようになった際、ゲームを快適にプレイするための設備を揃えるための資金と貯めていたものらしい。
「あーいらないいらない。」
「はぁ!?」
追加報酬なら喜んで受け取ってやろう。
そう思い手を伸ばしたが、なんとおっきーが拒否した。
は?なんだこいつ
「何言ってんだお前!?」
「いいじゃん。人の恋路っていうの?ともかく巴ちゃんがエッチするために姫とまーちゃんはキューピッドになるわけだよ。」
「だからなんだよ。」
メガネのブリッジを押し上げ、さも得意げに語るおっきー。
「だからさ、お金、いらなくない?」
ごめん、なんの説明にもなってない。
「いや金はとるよ。こっち商売でやってんだよ。」
「わーひどい!まーちゃんはそうやって金でしかモノを考えられないんだー。」
「ああそうだよ。悪いかよ。」
「うわ逆に清々しいゲスっぷり。」
今更何を言うんだこいつは。
んで、
「作戦たーいむ!!!」
「いや俺やらねーって。」
報酬を貰わないのなら俺はこの依頼を請け負わない。
そういったはずなのに何故かいつの間にか作戦タイムとやらに無理矢理加わっていた。
「何まーちゃん。意見があるなら手を挙げて言って。」
「勢いで誤魔化すな。俺はやらねーっていったの。」
「エッチな服着て誘い受け作戦?コスプレえっち好きなのは分かるけどそう上手くは行かないと思うよ姫は。」
「おめーは人の話聞いてっかなぁ!?」
なんだこいつ。
どこからかホワイトボードなんか引っさげてきやがってよ。
普段やる気ねぇくせに。
「なるほど…えっちな格好をして誘惑と…。」
こっちはこっちで真面目にメモしてるしよぉ!
「刑部姫様。」
「はい巴ちゃん。」
「殿方というのは…どのような格好に欲情を覚えるものなのでしょうか…?」
でもまぁ、見た感じあいつクソ真面目そうだもんな。
自分が先頭に立ち、ここまであの集落を守ってきた。相当しっかりしてる。
エロとは無縁そうな男だけど、そいつと魔力供給なんてできんのかよ。
「王道はデンジャラス・ビーストだよねぇ。今となってはドスケベ礼装もだいぶ増えたけど、ここは魔法薬ショップを頼ろうよ。」
「魔法薬…ですか?」
「そ。姫路町にあるんだよね。やたらとおまけの麦粥付けたがるけど薬に関してはここら辺じゃナンバーワンのお店が。」
「なるほど…!」
そうして深夜。
朝日が昇るまで謎の作戦会議は続くのであった。
⚫
「どうしたんだよ探偵さん。」
翌朝。
無理矢理作戦に付き合わされる形となった俺は巴御前のマスター、暮馬をホテルに連れてくるよう頼まれる。
おっきーの考えた作戦だそうな。
ちなみに俺はその作戦の全貌を教えてもらってない。
「巴御前から聞いたぜ。お前ゲーム好きなんだってな。」
「まぁ、そうだな。でも最近は状況が状況だからまるでやれてないっていうか…いち早く街に電気が通ってWiFiが飛ぶようにしたいのは俺も巴さんも願ってることなんだよ。」
「そうかそうか。」
なるべく自然に、こいつを自室まで連れ込む。
なんなくエントランスを通り、エレベーターに乗り込んで会話が途切れぬようまぁ色々話していく訳だが…
「ゲームっていうとさ、世界がこうなる前は俺もうめっちゃやり込んでてさ。」
「ほー、トロコンとか?」
「まぁそんな感じ。ゲームして、身体鍛えて、スーツアクター目指して頑張ってた、それが俺の日常だったな。」
「スーツアクター?」
と、世界が崩壊する前の話になったが、どうやらこいつはスーツアクターを目指していたらしい。
なるほど。ならあの運動神経にも納得だ。
「探偵さんは、特撮とか見てた方?」
「まー、うん。なんだったらこの探偵やるきっかけも特撮っちゃ特撮だしな。」
俺が探偵を目指そうとしたのはホームズに憧れたから、とか見た目は大人頭脳は子供の漫画本が好きだったというわけではない。
2人で1人の仮面ライダーに憧れて、探偵を目指すようになったのだ。
「お、分かるぜ。その服は翔太郎リスペクトだな?」
俺の服を見て、得意げに指差して暮馬はそう言った。
確かにまぁ、真似というかリスペクトというか、
この仕事着、スーツにベストのこのスタイルは彼への憧れから来るものだ
「でも帽子は被らないんだな。」
「あ、まぁうん。」
と、暮馬が帽子の有無に着いて指摘する。
確かに俺が憧れる『左 翔太郎』という人物は常に帽子を被っている。
真似するのなら被るべきでは?と言われたが、これはこれで俺にもわけがある。
「帽子っつぅのは一人前の証っておやっさんも言ってたろ。俺はまだまだ半人前。それどころかおっきーがいなきゃ何にも出来ねぇ。ハーフボイルドどころか生卵だからな。」
「…探偵さんも好きなんだな。自分のサーヴァントが。」
帽子を被らない理由について、暮馬はただそれだけ言った。
そして会話がちょうどいい所で途切れた今、エレベーターは目的の最上階、俺の部屋もとい探偵事務所の階への到着を告げるベルが鳴った。
「さ、アンタのサーヴァントが待ってんぞ。」
開くドア。
そうして俺は部屋へ向かいながら、おっきーの考えた作戦を知らないまま、暮馬を連れてきたのだった。
「あ、来た。」
部屋の中ではおっきーと巴御前が待っており、どうやら先に二人何戦か交えていたらしい。
「暮馬さん!見てください!!げえむですよ!げえむ!!」
「うわ…ほんとだ。」
暮馬が来るなり巴御前は立ち上がり、棚に置かれた数々のハードを見せる。
俺が家から持ってきたものもあるが、中には依頼の報酬の品として貰ったものも幾つかある。
まぁそうするとダブったりするので転売でもしようかなと思ったがそれはクソ以下の最低野郎がすることなので
「やるよ。どれでも好きなやつ、好きなだけ持ってけ。」
「!?」
あげることにした。
「い、いいのか!?」
「お前も巴御前もゲーマーなんだろ。近いうち弓張町にも電気が通る。おっきーも巴御前と色々やりたいみたいだし、折角だからやるよ。」
「そんな…本当に何から何まで。」
まぁいいってことよ。
隣町なんだからこいつらとは長い付き合いになる。
だからこうして友好関係を築いていかなきゃな。
さーて本題はここからだ。
俺達4人はこれから仲良くゲームをする。
ここからどうにかして、なんとかまぁやらしい雰囲気を作って二人を魔力供給へ導くことが今回の依頼なわけだが…。
「おい。」
「うん?」
「どうやるんだよ。」
おっきーに小声で耳打ちして尋ねる。
そう、さっきも言ったが俺は肝心な作戦を聞かされていないのだ。
おっきーはおっきーで巴御前と何やら話し込んだらしいが、俺は何一つ聞いていない
何をするのか分かんないし、どう動けばいいのか知らない。
そんで聞いてきた俺におっきーはにんまりと笑い。
「ダイジョーブ。姫の作戦は完璧だから。」
と親指を立ててそれだけ言うとゲームのコントローラーを握りしめた。
「さぁまーちゃんゲームしよ!ぼっちのまーちゃんは四人対戦なんて滅多にしたことないでしょ!」
「あぁ…おう。ってあ?」
そのまま流されなんかさりげなくディスられたぞ俺
なんだお前バカにしてんのか。
ああしたことねーよ。ゲームも人生もシングルモードだわ。
「別にいいだろ。ってか人と対戦なんてオンラインで死ぬほどできるわ。」
「じゃあ探偵さん、小中学の頃とかみんなで集まってゲームしたりとかは…?」
「……」
おっと予想外に暮馬くんがとんでもねぇパンチ繰り出してきたぞ。
「………。」
「あ、いやその…なんか、ごめん…。」
「ごめんね!!まーちゃん家に友達来たことも人の家遊びに行ったこともないの!!ほらやろ!ゲーム!」
⚫
それから
「わ…わァ…ァ」
「連敗しすぎてまーちゃんがちいかわみたいになってる。」
俺は泣いてた。
負けまくったからじゃない。
「おっきー。負けてんのはこの際どーでもいいんだよ。あのな…楽しいんだよ。こうやってゲームすんの」
楽しいから泣いてんだよ。
俺とおっきー、そして暮馬と巴御前の4人でやるゲームはくっそ楽しかった。
なにこれ。スマ〇ラとかマ〇パとかエア〇イドって人数増えるだけでこんなに楽しいんだな…。
「友達って…いいな。」
おかしいな。
今ここで俺が1番救われてる気がする、
巴御前のことなんとかしなきゃいけないのに、清々しい気持ちになってもうなんかどうでもいいやってなってる。
「あーつかれた…。」
かたまった身体をうんと伸ばし、少し休憩。
負けまくったけど、まぁそんなことどうでもいいや、
さて、
「おっきー、ちょっとちんこ舐めてくんね?」
「あ、うん。いいよー。」
…
……
………
えっ
俺なんつった?
「うわあああああやめろぉぉおおおお!!!!」
ソファーに座る俺の前にしゃがみこみ、ズボンのチャックを下ろそうとするおっきーを抑えつける。
ほら見ろ、隣にいる暮馬くんかたまってんぞ。
「なにまーちゃん。ちんこ咥えろって言ってすぐやめろって、大丈夫?」
「おめーが大丈夫か!?なに自然とやろうとしてんだバカ!!」
ともかくなんだ今のは。
あれか?リビドーが迸りすぎてついつい口に出しちゃったってやつか!?
んなわけあるか、エロ漫画じゃあるまいし。
「ったくマジでふざけんな。罰として乳出せ乳。」
「はーい。」
「うわーーーーーーーッ!!!!」
やばい、俺がおかしい。
明らかに思ってもないこと口走ってる。なんだこれ。
「騒がしいなぁまーちゃん。ほら、まーちゃんの大好きな姫おっぱいだぞ〜♡」
「やめろばか!!TPOを弁えろ!!」
今4人で楽しくゲームしてたろ!!
えっちする流れじゃねーだろ!!
ほら隣にいる暮馬くんも何とか言っ
「し、失礼します!!」
「巴さん!?な、なにをす…」
あーやばい、おっぱじめてる。おっぱじめてますわ。
巴御前、控えめかと思いきや断りを入れたあと座る暮馬くんに抱きつき強引に唇奪いました。
すごいね。びっくりだね。やるときはやる女。女性の大和魂ここにありだね(意味不明)
「おっきーどういう事だ!!説明しろ!!」
「あーこれはね、いやらしい雰囲気にさせてえっちしようって作戦。」
「…内容は?」
「うーん…巴ちゃんが中々踏み出せないのなら、ここで姫が先にヤッちゃってそういう雰囲気を作っちゃえばいいんだよ。」
「はぁ!?」
馬鹿かこいつは
「というわけでまーちゃん。レッツ魔力供給ということで!」
ふざけんなバカそんなことできるかボケんだそのクソみてーな作戦は、
と、普段の俺ならこうやってブチギレるであろう。
しかし何故か今日の俺はどこかおかしい。
「んじゃ、手始めにその乳で挟みながらフェラしてもらおうか。」
いつの間にか口が動いている。
これは一体なんなんだ。
この状況を打破するためにはどうしたらいい?
そう言って当たりを見回してみると、棚の上にはなんと謎のお香が焚かれているではないか!!
怪しいそれはピンク色のいかにもな煙を立ち登らせ、部屋の中を甘ったるい匂いで充満させている。
…これか!?これだな!?
「そうだよまーちゃん。あのお香がえっちにさせてる正体だよ。」
と、俺のちんこ挟みながらおっきーが答えた。
「大魔女特製のえっちな雰囲気を作るにはもってこいのお香だって。どんなに我慢強くて屈強な人間もたちまちケダモノになるすごいやつ。まぁクソ雑魚メンタルのまーちゃんならイチコロだよって話。」
最後のは余計だろ。
「まぁこれで依頼は達成だよね。ほら見てよ隣、巴ちゃんすっかり危険な獣でしょ?」
そう言われ、ゆっくり隣の方を向いてみれば
「待ってくれ巴さん…ちょっと、ほんとに…ッ!」
「いいえ暮馬さん、巴は決めました。決めたのです。」
そういって巴御前は持ち前の馬鹿力でもって暮馬のジーパンをパンツごと引き裂いた。
ジーパン引き裂くってやべーな。
いやそれよりズボン裂いたら帰りどうすんだよ。
「ご存知ですか、暮馬さん。」
「なにを…?」
「私達サーヴァントというものは…特に日本由来の英霊達は皆ドスケベなのです。」
知らなかったそんなの…。
「かの有名な織田信長や沖田総司も。絵師として有名な葛飾北斎も。紫式部や清少納言のような平安の作家まで、皆全てがドスケベなのです。」
「…。」
「何が言いたいか、お分かりですか?」
サーヴァントはドスケベ。日本ならなおさら。
とすると、自分もまたそうである。
巴御前はそう言いたいのだろう。
「この胸の内に滾る欲望はなんなのか、暮馬さんに召喚されてから燻り続けていたこの思いはなんなのか、それがやっと分かりました。」
おのが胸に手を当て、とっても真面目な表情で巴御前は答える。
「私は…あなたと魔力供給がしたいのです…!」
と、自分の思いを隠すことなくはっきりと伝えた彼女。
驚くような顔をしていた暮馬だが、次第に状況を飲み込むと、彼女の肩に優しく手を置いた。
「そう…なんだな。俺、巴さんのことよく分かってなかったみたいだ。」
「…?」
「そういうの、嫌いかと思ってさ。でも巴さんがしたいって言うんなら、俺はそれに答える。それに『据え膳食わぬは男の恥』って言うだろ?ここまでしてくれて断るのは、男として情けないしな。」
「暮馬さん…!」
と、分かり合い、そのまま引き寄せて熱いキスを交わすのであった。
「いやーめでたしめでたしだね。」
「めでたくはねぇーんだよてめぇこの野郎!!!!!!」
しかし綺麗に締めくくろうとしても無駄だ。
どんな屈強な男ですらたちまちケダモノになるらしい効能が含まれたお香で満たされたこの空間、
とうに俺は、理性が吹っ飛んでいた。
「まーちゃん!!!???」
「なーに綺麗に終わらそうとしてんだテメェ!!俺関係ないじゃん!!俺必要なかったじゃん!!なーに巻き込んでんだ!!ただ単にてめぇがえっちしたかっただけじゃねーのかえぇ!?」
そう詰め寄るとおっきーは目を泳がせつつ、こう言った。
「あーバレちゃったかー…。」
「うるせぇ!!!!やっぱそうじゃねーかよ!!」
もうここまで来たら依頼とか関係あるもんか。
あっちはあっちでもうヨロシクやってるし、こっちはこっちでブチ犯してやらァ!!
「オラァ!パイズリやめてケツ出せケツ!!」
「わっ、まーちゃんこわーい。」
無理やり後ろを向けさせ、スカートをまくってバンツをずり下ろす。
「おいおい濡れてんじゃねーの。まさかこうなること期待してたんじゃねーの?」
「そんなこと…ないもんっ…♡」
「上の口は下の口と違って大嘘つきだなぁえぇ!?」
濡れっぱなしの愛液ダダ漏れの正直な下の口に、俺は無遠慮に自分のものをぶちこむ。
「あっああっ♡まーちゃ、んんっ♡」
「感じてんじゃねーか…!このまま突きまくってもうわけわかんないくらいイキ狂わせあっだめ出る…っ!」
「えっ」
なんということでしょう、
勢いのままぶち込んだはいいものの、想像以上に締りがよく、情けないことに俺は入れただけでイッてしまったのでした。
「……。」
ノリノリだったけど自分でもびっくりの早漏っぷりに気分が急降下する俺。
ずるりと抜けたチンコは、白濁液を垂らし萎えていました。
「……。」
「……。」
流れるチン黙(ちんこだけに)。
机に手を付き、こちらにケツ向けたまま固まるおっきー
隣からは熱烈なキスの音が聞こえる中、俺は
「いいや、まだだ!!」
再起した。
普段なら賢者タイムが訪れ、落ち込みまくるが今日は違う。
お香のせいだろうか、またえっちな気分が湧き上がりムクムクと息子も再起したのだ。
「まだ終わりじゃねーぜおっきー。はじまりはこっからだ…!!」
「わお。すごいね。」
ビキビキといきり立つそれをケツに押し当てると、感嘆の声をあげるおっきー。
そして、
「孕めオラァ!!」
本日2度目。
俺はまた遠慮なくぶち込んだ。
「まーちゃん…っ♡♡おくまで、つかれて…っ♡こんどこそいいよ…っ♡」
「今度こそは余計だバカ!!」
そうして俺は突きまくる。
それと隣は隣で
「こ、こうで、いいんだよな?」
「ええ、そうです。暮馬さんはお優しいのですね。激しくしてもかまいませんのに。」
お互いに服をぬがせあった後、暮馬はその手で巴御前の胸を堪能している。
優しく触ってはいるが、巴御前はじれったいようでときおり恥ずかしそうにその身を捩って激しくして欲しいと頼む。
「巴さん…。」
「暮馬さん…。」
鍛えられた彼の身体に、巴御前の柔肌が密着する。
女の身体なんて味わったことの無い暮馬はやはり戸惑いを見せるも、とりあえず背中に腕を回し、抱きしめてより密着させた。
「どうしたいか、言って欲しい。俺、よく分かんないから。」
「そうですか…ならば、巴が優しくれくちゃあしなければなりませんね。」
そう言って1度離れ、2人は立ち上がるとベッドへと移動した。
ねぇ待ってここ俺の部屋。それ俺たちのベッドなんだけど。
「ああクソ!!ふざけやがって!!俺これいるだけ無駄じゃねーかよバーカ!!」
「そう、いってぇ♡一心不乱に腰動かしてるのはどこの探偵さんでしょーか?」
「うるせえ!!!!」
あーもうあったまきた。
もう気狂うまで犯し尽くしてやるわ。
幸い今の俺のチンコ無限ガッツ付いてるみたいだし?
出しても出しても止まんねーわ。
「もう今夜は寝かしてやんねぇ。お前が無様にアクメ晒すまでガンッガンに犯しまくってやるかんな。」
そうして、えっちなお香が焚かれた密室内で濃厚な時間が始まった。
⚫
それから
とうに夜は更け、朝日は登り、太陽はてっぺんまで登り、また沈み、そしてまた世が更けてきた頃。
つまりは約二日後ってことだ。
「巴さん…俺、まだ止まんない。」
「私もです……今まで我慢して押さえ込んでいた分、それが一気に押し寄せてきたようにまだまだ足りないのです。」
人のベッドぐしゃぐしゃに濡らしといてまぁ手を絡ませ甘い言葉をかけ合って騎乗位でらぶらぶえっちしてるこいつら。
金払わせんぞ。そのシーツ高いんだからなコラ。
そんな2人はさておき、
じゃあ俺とおっきーは何してんのさと言われると
「……」
「まーちゃんはほんとにおっぱいすきだねー♡そんなにしゃぶってもお乳はでないぞー。」
無様にアクメ晒すまで犯しまくってやるとかいう宣言はどうしたのか、
必死におっぱいにむしゃぶりついて出ないはずの乳を吸っている。
「あ、でたでた♡もうこれで何回目?姫50超えた辺りから数えてないよ?」
そんでおっきーはおれのちんこを優しくしごき、どくどくととめどなく出てくる白濁液を見て恍惚としている。
なんかもういいや。
気持ちよくして甘やかしてくれんならもうなんだっていいや。
途中からそう思い始め、俺はおっきーに甘えることにしたのだ。
「ほらみて、まーちゃんの出した精子。こんなにドロッドロだよ?」
そう言い、おっきーは手コキしていた手を広げて見せ、精液が糸を引いて汚れたその手を見せてくる。
もう何発出したか知らん。
でもどれだけ出そうが、まだこんなにも濃いのが出てくるんだ。
それからはもう、何日経ったか忘れた。
ただ、数日飯を作りに降りてこない俺を不審に思い、オーナーさんがこの部屋の扉を開けるまでこのたった二組の大乱交は続くのであった。
後書き
まぁなんとか丸く治まってよかったね!ってお話
この後、弓張町には無事に電気が通り、WiFiも飛ぶようになって巴御前は刑部姫と気軽にオンラインでおちあえるゲーム仲間になります。
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