あいつの女ということに強引にさせられて
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3-9
お盆休みはウチの会社はなくて、少しずれて休みだった。私は、穣一郎さんに誘われて、水泳場は閉まっているけど、泳げるからと琵琶湖に出掛けたのだ。そして、シャワーはないからと、そのままラブホテルに行って、抱かれていた。もう、恥ずかしい恰好のままでもするようになっていた。
家に帰ってきた時、いちごが
「お姉ちゃん 私 慎吾君とキスしちゃったー」
「えぇー あの付き合ってる子?」
「ウン あのね 今 図書館閉まってるの だから、公園の涼しいところで 二人で勉強してるの 彼 夏前の模試があんまり 良くなくて落ち込んでいたし・・ 少しでも、元気になればいいかなーって ウチ 受け入れちゃったー」
「いちご いいのー?」
「ウン それにね 夏休みになる前にね ウチ 同級生の男にね 放課後たまたま教室で二人っきりになった時 迫られたことあったんだー もちろん しばいて 逃げたよー だから、初キッスは慎吾君って 決めていたからー」
「そう でも それ以上は まだ ダメよ 彼も 受験なんだから」
「それ以上って・・ セックスのこと?」
「うん まぁ 他を触らせるとかも」
「お姉ちゃんは した?」
「なにを・・ そんなのしてないわよー 男の子と付き合ったこともないしー」
「へぇー そーなんだー お姉ちゃん 固いもんねー 昔から男の子に対して」
「ええ いちごみたいに もてないからー」
「あっ だって お前の姉ちゃん かわいいよね、付き合いたいんだって 言われたことあるよー」
「マァー その人にお礼でも言わなきゃね」
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