紫天の主は管理局の少将
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おのれジェイル
イクスヴェリアをシュテル達に任せて俺は仕事だ。一週間の予定を組んでいたが、イクスヴェリアの事で仕事がまた増えたのだ。もちろん、それ以外も有るが。
「何だこれはっ!!」
そう、呼び出されて来てみたら、もう大忙し。かなりの
「機動三課と機動五課が壊滅したからです」
「敵は?」
「ドローンです。それもAMF搭載機が多数との事です」
「ちっ。ジェイル・スカリエッティめ…………」
さっさと席に着くと、IFSを機動してさっさと書類を処理していく。全く、これはやってられんな。
「しかし、三課と五課はやばいな。人員の補充もそうだが…………いや、待て…………おい、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官、高町なのは教導官、八神はやて一佐を呼んでくれ」
「了解しました」
通信で三人を呼び寄せる。その間に必要そうな書類と仕事を完遂させる。後は、それに必要そうな準備をしていく。AMF対策装備の開発も早急にせねばな。
『八神はやて、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン、高町なのは到着しました』
「入れ」
三人がやって来たので、仕事をやめて向き直る。
「何の御用でしょうか?」
「お前達三人と八神はやての固有戦力で有る三人にはジェイル・スカリエッティの手先であるドローンの始末を頼む」
「あの…………いま、手持ちの仕事が…………」
「問題無い。三人の仕事は全てこちらでやっておく。こっちは2つの課を潰されて人手不足なんだ。どうにかするしかないんでな、お前達の上官には既に許可を取っている」
「分かりました」
「AMFが相手ですか…………」
「対策はこちらで用意する。フェイトにはバルムンク、高町なのはにはケリュケイオン、八神はやてにはエイボンの書だ」
「いやいや、ちょっと待ってえな…………かなりやばい代物やろっ!!」
「神話の武器って…………」
「あははは」
「勝て。手段を選ぶな。後で返却するように。それとこの書類に目を通してサインをしておけ。貸出許可と使用認証の手順だ」
三人は凄く面倒そうに受け取るが、無視する。
「それと、八神はやて。機動五課を実際に操ってみろ。五課は幸いにして被害は修復可能だ。三課は完全にアウトだったが」
「了解しました」
「後、六課についてはこちらで全て準備しておく。安心して仕事をしていろ。以上」
これによって、ジェイルへの意趣返しは大丈夫だろう。御蔭でこちらは大変だがな。ていうか、仕事量が無茶苦茶増えたんだけど…………やってらんねぇ!!
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