如月くんと7人の魔女〜俺とHしな〜
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
四日目 二年になって@
「あっ♡んぅん♡」
甘い声がその空き教室に響いていた。その空き教室にいるのは二人で一人は右側に茶色の髪を刈り上げている男子生徒、もう一人は明るいオレンジ色の髪をした女子生徒だ。女子生徒は壁に両手をついて、男子生徒はその女子生徒の腰を掴み、腰を打ち付けている。
「如月くんっ、リカの中気持ちいい?」
「あぁ、気持ちいいぜ。もう何百回この中に入れたってのにこの締め付けは最高だ」
「嬉しい……」
同居人の西園寺リカとは毎晩のように交わっている。最初はイヤイヤだった俺も最近では俺から誘うほど西園寺に性欲をぶつけている。そのせいで西園寺が毎晩、気絶しているのは俺がまだ獣を制御出来てない証拠だろう。飛鳥美琴とはあの日以降、ごく普通の会話が出来るくらいには回復している。けど、俺から話しかけることは出来ない。何故なら飛鳥が俺の姿を確認すると逃げてしまうからだ。正直、すごく凹む。でも、それ程の事を俺は飛鳥にしたのだから仕方ないと考えるしかない。
「如月くんっ、もうっ。もうっ、無理っ!!無理だよっ。これ以上したらリカ立てないよっ!!」
イき過ぎてか涙をポロポロと流している西園寺の頬を舐めると耳元で囁く。
「もう少し、いいだろ?歩けないなら背負ってやるし。あと三回イったら帰ろうぜ」
「三……三回……」
西園寺は唖然とした顔をした後、満面の笑顔を浮かべる。俺は西園寺の左太ももを掴んで俺の太ももに絡める。続いて左腕を掴み俺の首後ろに持って行く。その間も腰を振り続ける。
「んっ、あぁ♡あぁああああっっ!!」
「イったのか?リカ」
「ごめん……先にイっちゃった……」
西園寺は申し訳なさそうな顔をしてるので俺は西園寺に顔を近づけて、ディープキスをする。自然に舌と舌が絡み合い、互いの唾液が混ざり合う。数秒後、唇を外すと俺はニコっと笑う。
「気にするな。俺が三回イくまでリカを沢山イかせてやるから。気持ち良くなりな。あっ、でも。こんだけヤったんだから夜は無しな。こんなのハードな交わり何十も出来ないからな」
そう言うと俺は西園寺の唇にまた自分のそれを近づける。西園寺の唇を啄ばみ、そのプルプルの唇を吸い付く。歯並びが少し悪い歯を一本ずつ舌で弄っていく。
「くっ、リカ。出すな」
俺は西園寺の一番奥に先っぽをくっつけ、自分の性欲を吐き出した。今出したのを合わせて、もう10回西園寺の中にザーメンを出している。今更だが、良くこんなに西園寺の中に毎回凄い量出していて出来ないものだ。西園寺を抱きしめて、きっちり中に出すと右手と右脚を俺の身体に絡める。西園寺の腰に手を置き、ピストンを始める。
「あっ、いやぁ。イく、もうイっちゃうよ。如月くん」
「いいぜ。沢山イきな」
その後、西園寺の中にきっちり出すと俺は西園寺を背負って帰路に着いた。
★
「早いな、もう二年か」
「何言ってるだ、貴様は。それよりまたクラス一緒になったな、一希」
「あぁ、宜しく頼むぜ。二樹」
俺は自分の席に座って辺りを見渡す。
(知らねぇ、奴らばっかだな。飛鳥は………違うクラスか……)
結局、謝れなかったな。俺の事、避けてるみたいだったし。俺、嫌われたのか?
「はぁ〜」
「どうしたの、ダーリン?悩み事?痛っ、女の子の頭は殴ちゃいけないんだよ。如月くん」
「お前がくだらないこと言うからだ。それよりお前、違うクラスだろ?席に戻らなくていいのかよ」
「リカはダーリン以外には見えないからね。席に座っても座らなくても分からないよ」
「そうか……。ここ座れよ。一緒に授業受けようぜ」
俺は隣の席に指差すと西園寺を座らせる。大人しく座る西園寺にかるく笑いながら、その日の午前中の授業を終えた。
ページ上へ戻る