こういう科白にビビッときます! ビビッとさせてください!
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忠誠心は給料によります
「誰しも給料に対しては、相応の忠誠心を示さなくてはなりませんからね、私もそうでした。あれは紙ではなく、実は鎖でできていて人を縛るのですよ」
「忠誠心などというものは、その価値の判る人に捧げてこそ意味のあるもので、人を見る目のない主君に忠誠を尽くすなど 宝石を泥の中に放り込むようなものです。社会にとっての損失だとお思いになりませんか?」
ともに田中芳樹の『銀河英雄伝説』より。
今どき忠誠心などという言葉を持ち出して説教をする人を目の当たりにしてこの二つの言葉を思い出しました。
雇用者に働かせてやっているという驕りがあるのなら、労働者に働いてやっているという慢心があってもばちはあたらないだろう。
それにつけても金の欲しさよ。
金さえあれば働かずにすむというのに……、足利義政や徽宗のように趣味道楽に生きたい。
ちなみに私の忠誠心は最低賃金に深夜労働(+25%)を加えたほどです。
国は芸術家・文化人気取りのブルシット・ジョブどもよりも、低賃金で働くエッセンシャルワーカーを優遇するべき。
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