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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・

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3-8

 旅行の当日、私達は今日はアクティブだからと、皆でスリムジーンズのお揃いで来ていた。最初に、ロープウェイで茶臼岳に登って

「まだ、あちこちに雪が残ってるネ やっぱり、寒いんだー」

「アカサ よそ見してると、転んじゃうよ」と、私達ははしゃぎながら登って、その後、宿泊場所に。そこは、レジャー施設も併設されているので、すこし、遊んで宿泊のコテージに入った。お風呂も露天風呂なんかも別の場所だったけど、修学旅行みたいに、みんなで騒いで入って・・寝る時は、ツィンベッドの部屋が二つあって、私と岬はやっぱり同じ部屋で・・最初は別々のベッドに寝ていたのだけど、そのうち岬が潜り込んできて、唇を合わせてきて、手は私のショーツの中に・・

「だめよ 岬ぃー 声が出ちゃうぅー あーん ダメ!」と、私は呟くように言ったのだ。

「だってさー- こんな風に寝るのって、無いよ ねぇ ミミも 触ってきてぇー」

 私達は、お互いにあの部分に手を添えたまま眠りについたのだ。でも、朝起きたときは、当然何事も無かったかのように振舞っていて、その日は、南が丘牧場に行って、帰ってきた。私は、5時にコウと待ち合わせをしていたので、その為の電車に乗り遅れないように皆をけしかけるようにして戻ってきたのだ。

 皆と別れ際、岬は私に向かって、投げキッスをするしぐさでいたけれど、私は急いでコインロッカーに入れていたワンピースを持ってトイレに行って着替えていた。そして、待ち合わせの東京駅のホームに・・。駅に着いてから、コウに連絡をしたら、直ぐに会えた。もう、夕方5時を少し回っていて、そのまま浜松町から歩いて竹芝桟橋のホテルの近くで夕食を済ませてからチェックインしていった。

「わぁー きれい あれ レインボーブリッジ? きれい」

「そうだよ」と言いながらコウは後ろから私を抱きしめてきた。そして、私の唇を奪うように・・。

 先にコウがお風呂に入って、ホテルのバスローブで出てきて、その姿を見た時、私は急に緊張してきて、交代で私がお風呂に向かったのだけど、下着を忘れてしまって、又、取りにいくと、コウは変な眼で見ていた。

 念入りに身体を洗って、湯舟に浸かりながら、もう後戻りできないと決心をして、出てから岬と買い求めた下着を身に着けていた。丈が浅いショーツだったので、岬に教えてもらっていたように、際の毛も前もって処理をしていた。だけど、今度はバスローブが無いのに気づいて、仕方なくてバスタオルを巻いて、部屋ン中に出て行ったのだけど、

「ミミ きれいだよ こっちにおいで」と、彼は窓際でビールを飲みながら、手招きして、自分のバスローブの前をはだけて、私が寄って行くと、私のバスタオルを取り去って、膝の上に引っ張り込むようにしてきたのだ。

「ミミ 可愛いね それ 僕のために選んでくれたのか?」

 私は、恥ずかしくて、うなずいただけで声は出せなかったけど、彼は、私の唇を覆いながら、片方の手で胸の膨らみを包んできた。そして、長ーい間、唇を合わせていたけど、そのうち、彼が私の耳から首筋に移ってきて、背中のホックをはずされて、直接彼の手が私の胸に触れてきたのだ。その時、私は声も出なくて、吐息だけが・・ブラジャーを取り去られて、彼の唇が私の乳首辺りに移ってきた時、彼の手はショーツの上から私のあの部分を撫で始めた。撫でたり時々突かれたりしていて、私はたまらず「あ~ん そんなとこはァー もう う~ん」と、声が出てしまっていた。だけど、彼にしがみついていったのだ。

 ベッドに連れて行かれた後も、唇は私の身体全体を愛撫するように・・・その間、私は吐息が思わず漏れていた。そして、彼はショーツ越しに私のあの部分に唇をあてていって

「ミミ 濡れているね 浸みだしてきている」

「あーん ぃやだー 恥ずかしい そんなー」確かに、私は、岬との時のことを思い出して、早くー 早くー 直接ぅー と、じらされていたから・・。

 その後、ようやく、ショーツを脱がされて・・彼のあの部分が私のあそこに触れてくるのを感じていた。それでも、しばらくは擦りつけるようにするだけで・・。キスをされている時は、唸っているだけなのだが、彼が耳元に移ったりすると、自然と声が出てしまっていた。じらされていると感じていたら、その瞬間 ツルンと入ってきたのを感じた。痛いと思うより、ヅーンと突かれた感覚だった。

「あーん そのまま 動かないでー」と、私は彼にしがみつくように抱きついていた。動かれると痛いような感じだったのだ。だけど、途中に彼が離れていって、おそらく、コンドームを付けたのだろう。又、入ってきた時には、痛みを感じて、だけど、我慢して、彼の背中に手を廻していた。

 終わった時に、私は彼に抱きついていってたのだけど、知らない間に彼は寝てしまっていた。私の初めての体験は描いていたよりもあっけなく終わってしまった。朝起きた時も、彼はおはようのキスだけで、さっさとシャワーへと消えて行った。もう一度と抱いてもらえると覚悟して、素裸のまま待っていたのだが、彼は出てくると「ミミもシャワーしておいで」と・・。

  なんだろう 私があの時、痛がっていて色気もなかったので、興覚めしたんだろうかとか、シャワーから出て、もう一度・・してもらえるんかしら・・とか、それともしてしまったら、もう私に興味なくなるんだろうかとかと色んな思いを巡らせてたんだけど、シャワーを終えて出てきた時には、彼はもう洋服を着ていて、私は、なんとなくむなしい思いで、湿ったショーツをしまって、別のものを穿いていたのだ。その時、岬ぃーっと頭をよぎっていた。

 
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