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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・

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2-11

 次の日、買い物をしてマンションに行ったら、コウはドァを開けてくれた時、上半身裸で

「今 帰ってきたとこなんだよ 身体拭こうと思ってー」

 日焼して、黒光りしているほど・・でも、筋肉が・・逞しそう。私、眼が眩みそうになって

「そう じゃぁ 早く、お風呂に行ってーぇ そうだ、私、ご飯、用意する」ドキドキしているのが、自分でもわかった。

 私は、ノースリーブで白地に紺のストライブのジャンパースカートの上に綿レースのボレロを着てきた。ボレロを脱いで、持ってきたエプロンを付けて用意にかかった。私が、支度している時に、バスタオルを被ったまま出てきて、上は裸、下はトランクスだけみたいだった。一瞬、見てしまったんだけど、眼をそらして

「ねぇ 早く なんか着てよー お嬢様の前で あんまりなんじゃぁない?」

「あっ そうかー だって泳ぐときもこんなもんだよ だから、夏は 部屋ン中だとこんなもんなんだ だめかー?」

「ダメー!」

 ブツブツ言いながら、汚い色のランニングシャツを引っ張りだして着ていた。下も茶色の半ズボンで、だけど、出来上がった麻婆豆腐を「辛い うまい」と、又、流れてきた汗を拭きながら、ほおばるように食べてくれた。私は、辛すぎるーと、あんまり手を付けなかった。

「ねぇ コウは 就職活動は?」

「ウン 9月になったらな 一応、運動やってるから、書類ではプラスになると思うけどネ」

「そう やっぱり 東京の会社?」

「だなー たぶん でも、入ったら、どこへ飛ばされるかわかんない」

「そんなの 嫌だー」

「しょうがないじゃん しばらくはー」

 私は、コウにこっち見ないでよと言って、部屋の隅に行って、エプロンを取って、胸元のリボンを解いてジッパーを下ろしてスカートを脱いでいった。昨日の夜から決心をしてきたのだ。そして、キャミソールを脱いで・・・パステルブルーに白いレースで縁取られたブラとショーツだけになって

「いいよ コウ 見たいと言ってたから・・」

「うっ ミミ・・・」

「今の私に出来る精一杯のこと・・恥ずかしいんだよー でも、ここまでネ これ以上はのことはしちゃぁダメだよー 約束してよ」

「ウン ミミ 可愛いよー なんにも、恥ずかしがることないよ 天使みたいだ」

「そう そう言ってくれる・・と よかったー」
 
  だけど、コウは拒む私を抱きしめて、ベッドに連れていって押し倒してきた。

「あ~ん ダメよぅーぅ こんな恰好なのにぃ」
 
 そういいながらも私は唇をせがんでいた。コウの舌が私の歯の間から入ってこようとしていた。私は、されるがままに・・。私も、わからないままに、舌を動かして応えていたのだ。

「ねぇ 他の女の子に目移りしちゃー嫌だよー ミミだけネ」私達はベッドで寄り添いながら、コウは私を抱いていてくれていた。

「わかってるよー ミミは僕の言うこと聞いてくれたんだから・・これからも、我儘を言っていいのカナ」

「我儘ってぇー?」

「ウン こうやって 可愛い姿を見せてくれること ミミがその気になってくれるまで」

「えー いつも 見せるのー 下着姿」

「嫌かい?」

「うぅ~ん でも 恥ずかしいなー」

「いいんだよー 可愛いよ 女の子っぽくて良い」

 そして、又、唇を合わせてきて、手は胸を包み込んで、やさしく揉むように、もう片方の手は私のお尻を撫でてきていた。私、なんだか気持ち良くなってきて、あの人の唇が私の耳元に移ってきた時、小さく「あぁ~」と吐息が漏れてきてしまった。この時、完全に下の方も湿ってきてるのがわかった。岬との時のように・・。コウも我慢出来なくなってきたのか、ショーツの上から撫でるようにしてきたから、私はあわてて「ダメ!」と離れていた。

「我慢できないよー ミミ」

「だって 私も我慢できなくなるからー これ以上は ダメ!」

 家に帰って、ショーツを見ると、ヤッパリ・・。もしかして、コウも気づいたかしら・・。あの人も確かあの部分が大きくなっていると思ったんだものー。私、いけないことをしたのカナー。でも、好きだから、横で抱かれていると、夢心地で気持ちよくなっていた。だけど、ここまでよね! これ以上は、のめりこんでしまいそうになる。受験生なんだから・・と言い聞かせていた。

 
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