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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・

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7-2

 その日家に帰ってからも、しばらくは碧は私に何か言いたげにウジウジしている様子が続いた。そして、大学の授業が始まる前の日、コウが帰ってくるので、私は会いに行くことにしていた。

 出掛ける前に碧が私をじっーと見て

「デートかよ そんな可愛いの着て」と、私、袖がふんわりとした赤いワンピースを着ていた。

「そうよ でも お母さんにあんまり余計なこと言わないでネ」

「わかってる 楽しんでくるんだものなー」

「しょーがないじゃぁない 碧も灯ちゃんと普通に付き合ってればデートぐらい出来るのにー あんな きれいな娘連れてたら みんなの注目なのにネ 変な奴よ 碧は」

「そう言うなよー ミィ姉だって リリカちゃんのこと 良い子だって言ってたじゃぁないか」

「うん だけど 無神経な男には不釣り合いだともネ」

「ミィ姉 俺って そんなに無神経?」

「そーだよ ひとがデートに出掛けるのわかってて 可愛くするの当たり前じゃあない なのに水差すような言い方するとこネ」

 落ち込んでいるような碧を残して、私は、コウのマンションに向かった。もちろん途中でお昼ご飯の食材を調達していた。今日は卵多めのハンバーグで、オムレツとの中間ぐらいのものを作るつもり。

 マンションについて直ぐに愛し合った後、そのままベッドでまったりとしていた。私は、彼の胸に吸い付いて乳首を含んで舌で転がしたりしながら、指先では彼のものを撫でたりして遊んでいた。この頃、私はこの行為が、いかにも淫乱の女の子のような気がしていて、好きなのだ。それに、コウも喜んでいてくれているようだった。

「ミミとこうやっていると、安らぐよ 可愛い顔して、すごくあれが好きそうな女の子になってくれて」

「いゃだー コウがこんなふうにしたんじゃぁない でも、こんなことばっかー いろんなこと覚えたけど・・ 私 学校のこと ぜんぜん進んでなくて 専門に入れなくて焦っているの 岬なんかは少しづつやってるみたいなんだけど」

「うーん コロナ禍だからなー 授業も遅れているかもなー でも、そのうち治まるからじっくり構えろよ 苺の収穫なんかでも優劣を判断するAIロボットを使うシステムの開発を勉強するんだろう? それが、どこの農家でも利用できるようになったら助かるよ 苺だけじゃぁなくても、他の農作物でも利用できるだろうから」

「それだけじゃぁなくて 太陽光とか風力で温室の光熱費軽減とかもね だけど、まだ、梯子にも足を掛けれてないんだよ バカみたいだね」

「そんなふうに言うなよ 前も言ったけど その梯子にたどり着けなかった人もいるんだよ ミミは梯子が前にあるんだ 気持ちはわかるけど、大学側も模索しているから、焦るなって」

「だよね じゃぁー 勉強忙しくなるまで、コウに甘えようかなぁー ネェ もう一度 いい?」と、コウに求めて抱きついていった。私、本当にしてもらうのが好きな女の子になっていたみたい。  
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