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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・

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3-4

 年が明けて、アカサが合格祈願に行こうよって言っていたので、4人で出掛けることになっていた。紗英は地元の大学を学校推薦で受けて、もう、合格していたんだけど、お礼に行くって付いてきていた。

「やっぱり、大宮?」

「やっばり湯島天神じゃぁない」と、東京まで出ることになった。

 高校生は殆ど学校の制服で来てるみたいで、私達もそうだったんだけど

「ねぇ 今更なんだけど ウチの制服ってダサイよねー みんなコートの下はチェックとかのプリーツじゃない 私等 脱ぐと、昔の銀行員みたい」

「そうそう 岬なんか きれいから何きてても、スラーっとして似合うけど、私なんかおばさんだよ」と、アカサが言っていた。そういえば、最近、アカサは太ってきているような感じだった。私が、じーっとアカサを眺めていると

「なに ミミ なんか言いたそうネ そうよ 太ったの私 勉強しているとお腹すくてしまってー 問題集やっている時も、何か食べながらしてたし、安心してしまって、食べ放題なのよ」

「そうなのー でも、神様が付いていてくれたんだからいいんじゃあない?」と、私は、いい加減なフォローをしてしまった。私は、比較的痩せ気味なんだけど、胸だけは少し、大きくなったのか、前からしているブラジャーがきつくなっている気がしていた。お母さんの遺伝なのかも知れない。

 帰りに、皆でお茶だけ飲んでいこうとなってカフェレストランへ

「アカサ 模試 A判定でしょ 着々とだね」

「ウーン 学校推薦ダメだったからネ 頑張らなきゃー とりあえず共通テスト終わるまで、落ち着かないよネ」

「そうだね 直ぐだからネ」

「岬は お茶の水 決定? ミミも?」

「ウン 決めた」と、私は、はっきりと言った。受かる自信は無かったけど。岬も学校推薦で最終ダメだったのだ。だから、一般入試をそろって受けることになっていた。

「いいのー 一棟さんと違う大学でも」と、紗英が聞いてきたけど

「ウン 彼も どっちみち1年間しか一緒に居られないんだったら、東京に行けって言ってくれてるし」

「そうなんだー 彼は東京の会社に就職?」

「まだ それは わかんない そろそろ就活だから」

「ミミも大変ねぇー そっちの心配もしなきゃぁなんないし で 仲はどこまで進んだのー?」と、アカサが

「どこまでって? 仲良いよー」

「だからー あっちのほうよー 私も皆に、告白してるんだから 正直にいいなさいよー」

「えぇー なんにもないよー 手ぐらいは繋いで歩くけど・・」

「だけぇー? 信じられないー」

「そうなのよ 今時、中学生でもキスぐらいしてるでしょぉー おませさんなら小学生でもだよー ほんと ミミはネンネなんだからー けしかけてんだけどねー」と、岬が皆に言っていた。

 私は、コウのことが頭をかすめていたけど、お正月は実家に帰ると言っていたから、今は居ないのだ。皆には、最後まではしてないけど、下着姿を見せて、抱かれているなんてことは、とても、言い出せなかった。本当は、そっちの経験のあるアカサに、最初の時は、どんな感じでどんな下着をつけて抱かれているのかとかを聞きたかったのだけど・・。 
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