増柿珍太郎の受難
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増柿珍太郎の受難
(茜ちゃん、本当に綺麗だな……)
少しキツめの端正な顔立ちにモデル並みのスタイル、そしてシルクのように美しく長い髪から繊細にふわりと香るティートゥリーの匂いが鼻孔をくすぐるたびに増柿珍太郎《ますかきちんたろう》の股間は甘い疼きを感じた。
中学受験をむかえた茜は小学生ではあるがその早熟な肉体は女性らしい丸みと曲線を生みだし、すらりとした肢体から伸びる四肢はモデルのようだ。
事実、街を歩けば芸能プロダクションから幾度も声をかけられている。
「先生、ここなんだけど」
「あ、どれどれ……」
家庭教師として藤田茜に勉学を教えるようになって半年、珍太郎はこの女児に女性としての魅力を感じるようになっていた。
見た目の美麗さとは裏腹に少年ぽい快活、豪快さ――悪く言えばがさつなところもあり、そこもまた茜の魅力のひとつに思えた。
「あら先生、雨には濡れなかったですか? 茜はもうびしょ濡れで今シャワーを浴びているのでお勉強はもう少し待っていてください。あ、すみません。私少し出かけますので、また後で――」
ある日のこと、急な雨に見舞われつつも時間通り藤田宅を訪れた珍太郎は茜の母である静(旧姓・伊藤)からそう告げられた。
信用されていることだろうが、まだ幼い娘と家族でもない成人男性と家にふたりきりにするとはこのご時世にいかがなものか。
そんなふうに思いつつ茜の部屋に入った珍太郎の目に散乱する衣類が映った。雨に濡れた服を無造作に脱ぎ捨ててシャワーを浴びに行ったのだろう。実に大雑把な性格だと今さらながら苦笑する。
さすがにこのままにはしておけないと片づけようと手を伸ばした先に紫色の布片があった。
(こ、これは……おパンツ!)
ずいぶんと大人びた下着を身に着けていることに驚くとともに妙に納得した。たしかに茜ほど成熟した少女ならこのようなランジェリーもふさわしい。
「あ、あ……」
つい今しがたまで美少女の下腹部を包み込んでいた魅惑の布片、パンツ。
パンティ、ランジェリー、おぱんちゅ――。
気づけば珍太郎は紫色のパンツを手にし、それを鼻先にあてていた。ほとんど無意識の行動である。
男は魅力を感じる女性の衣類を手にし、そのかぐわしい匂いを嗅ぎたいと思う習性があるものだ。
(ああ! 酸《す》いい!? 酸《す》いいよ、茜ちゃん!)
生々しいメスの匂いに珍太郎のペニスはみるみる勃起し、ズボンの股間部分を大きく膨らませた。
それのみを嗅いだならこれほどまでに興奮しなかっただろう。下着のにおいは人によっては悪臭に感じるような独特のにおいがした。
若い女性の髪の毛などは実にかぐわしい香りを漂わせるのに、その下半身、股間の奥の奥からは世にもおぞましい臭いを放つ。
それはまるで天使の半身と悪魔の半身を持っているかのようだ。
身も、心も。女性とは、そういうものである。
「はあはあハァハァ、ハァハァハァハァ……ああ、茜ちゃんの、茜ちゃんの匂いがする!」
しかし好意を抱く女性の匂いとなれば話は別だ。
気がつくと珍太郎はズボンをずり下げて片手でパンツを嗅ぎ、片手で己の分身を激しく扱いていた。
「あ、あ、も、もう……お、おおッ! ぬっ、くっ、ヌ、イクッ、イックッ!」
珍太郎のペニスの先端から迸ったザーメンがフローリングの床に着弾した。
「はぁはぁはぁはぁ……や、やってしまった!」
性欲あふれる若者の射精欲求は一度放っただけではおさまらない。それでも理性が戻った珍太郎はなおいきり立つ己の分身を強引にズボンにおさめてティッシュで床を拭い粗相の痕跡を消して手にしたパンツを元の場所に戻す。
「先生、待った?」
「ううん、べつに。これ、ずいぶんと散らかってるね」
「濡れたままでいるのが気持ち悪くて早くシャワーを浴びたかったの」
珍太郎は平静を装い、着替えてきた茜を出迎えることに成功した。
夜。特にあやしまれることなくいつものように茜に勉強を教えて家に帰った珍太郎のスマホに茜からの通知があり、添付されていた動画を見て愕然とした。
そこには先ほどの恥態が、女子小学生の使用済みのパンツを鼻に押しつけて下腹部を露わにして自慰に耽る破廉恥な姿があった。
『これをみんなに見せたら先生の人生終わっちゃうね。あたしの奴隷になるって誓うか人生終わらせるか選んで』
この夜、増柿珍太郎は藤田茜の奴隷となった。
「服を脱いで」
「え?」
「服を脱ぎなさい」
「は、はい……」
小学生に命令され、全裸になった珍太郎は羞恥に頬を赤く染めた。
「あら、ずいぶんと小さいのね。先生のおチンコ。それに皮被りでまるで芋虫のようだわ」
「ううう……」
「その醜く惨めな包茎チンコで何をしていたか、言いなさい」
「ぼ、僕は茜さまのパンティをオカズにオナニーしてしまいました!」
「ふふふ、よく言えたわね。素直でよろしい」
小学生とは思えない嫣然とした微笑みを浮かべた茜は黒いタイツに包まれた美脚を悠然と組み替えた。
(ああッ! 『氷の微笑』のあれだ!)
レザースカートの奥、黒いタイツ越しに紫色のパンツが一瞬だけ珍太郎の目に映る。
「今、あたしのパンツ見たわね」
「あっ、す、すみません」
「……また勃起してる。これを見て思い出しちゃったの?」
「あ、はい……」
「勃起しても完全には皮が剝けきれないなんて、なんて哀れで惨めな包茎チンコなのかしら」
「て、手を使えば剥けます」
「おだまり! 一人前の男なら普段からずる剥けていて立派な亀頭を露出しているものでしょ。先生のは短小包茎の子どもペニスよ」
「ううう……ッ」
「今穿いてるの、あのとき先生がオカズにしていたパンツよ」
「え?」
「睾丸チリンチリンさせて教え子のパンツに欲情して惨めにオナニーするチンコパスの汚い手で触れた下着なんかすぐにでも焼却炉に放り込みたいのに、なんで穿いているのかわかる?」
「……わ、わかりません」
「それはね、先生がオナニーするところを近くでじっくりと見てみたいからよ」
「な――」
成人男性が小学生の女子に命令されて自慰させられる。あまりにも屈辱的な仕打ちに珍太郎の被虐心は刺激され、さらなる責めへの期待と興奮に胸とペニスをふくらませた。
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