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 妖精さんは灰色の騎士さんを(性的に)襲う事を決意したそうです。

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灰色の騎士さんは元死線のメイドさんと浮気エッチしちゃうそうです。

 
前書き
 今回はシャロンさんです。浮気と書いてますがガチでなくシャロンとアリサが協力していますのでご安心ください。


 後シャロンさんの私服はシンデレラガールズの『高垣楓』のようなものをイメージしていますのでお願いします。


 後またリィン君が原作では言っていないオリジナルのセリフを言っていますのでお願いします・ 

 
side:リィン


「アリサはまだかな……」


 ある日の朝、クロスベルにて俺は恋人のアリサと待ち合わせをしていた。最近はお互い忙しくて全然会えなかったから会うのが楽しみだ。


 俺はクロスベルの人たちからすれば良い印象は無いと思ったので眼鏡をかけて髪をアイテムで赤く染めていた。案外これだけでバレないものなんだな。


「ん?ARCUSⅡに連絡が来たのか」


 ARCUSⅡから音がしたので俺は手に取って確認する。


『リィン、聞こえる?』
「アリサか、どうしたんだ。もう着いたのか?」


 通信してきたのはアリサだった。


『実は今日急にお仕事が入っちゃって……』
「えっ、そうなのか?」
『うん、だからデートは出来そうにもないわ。本当にごめんなさい……』
「仕方ないよ、アリサは忙しいんだから。デートはまた今度しよう」


 どうやら急に仕事が入ってしまったようでデートは出来ないみたいだ。


「デートなんていつでもできるさ、体に気を付けてな。もし何か手伝えることがあるならいつでも言ってくれよ?」
『リィン……うん、ありがとう。貴方みたいな素敵な人が恋人で私、嬉しいわ……』
「俺だって君が恋人でいてくれて凄く嬉しいよ」
『もう♡そんなこと言われたら会いたくなっちゃうじゃない♡』
「ははっ、いつでも会いに行くさ」


 通信越しにいちゃつく俺とアリサ、まあデートが出来なくなってしまったんだからこれくらいは許してほしい。


「じゃあまた今度な、何かあったらいつでも連絡してくれよ」
『あっ、待ってリィン』
「どうしたんだ?」
『実はね、今日のデートに代理を頼んだの』ィ
「えっ、デートに代理を頼んだのか?」
『そうよ。だって貴方今日のデートでディナーに高級レストランに予約したんでしょ?キャンセル料も高い所って聞いたわ』
「それはまあそうだけどアリサは急に仕事が入ったから仕方ないだろう?キャンセル料くらい問題ないさ」
『あなたならそう言うと思ったけど私が申し訳ないの。それに代理人の休暇もかねて今回お願いしたのよ」
「そういえば代理に来る人って誰だ?」
「お待たせいたしましたわ、リィン様」


 すると背後から俺に声をかける人物が現れた、この声は……


「シャロンさん?」
「はい、貴方のシャロンですわ」


 そこにいたのはアリサに仕えるメイドのシャロンさんだった。


「アリサ、代理人ってシャロンさんの事だったのか?」
『そうよ。シャロンも最近全然休みを取っていなかったから丁度いいかなって思ったの』
「なるほど……でもアリサは良いのか?いくらシャロンさんとはいえ俺が別の女性とデートなんてしても」
『他の女の子なら絶対嫌だけどシャロンならいいわ、だって私が信頼する家族ですもの。リィンだって手を出したりしないでしょう?』
「当たり前だろう、俺はアリサが好きなんだから」
『ふふっ、ありがとう♡そういう事だから今日はシャロンと楽しんできてね』
「分かった、今日は任せてくれ」


 アリサとの通信を終えて俺はシャロンさんに声をかけた。


「シャロンさん、待たせてしまい申し訳ありません。事情はアリサから聞きました」
「気になさらないでください。それに本来ならお嬢様が来る予定でしたのにわたくしで申し訳ございません」
「そんな、謝らないでください!シャロンさんなら全然嬉しいですよ、いずれは俺の義姉になる人ですから」
「うふふっ、お嬢様といい関係を結んでおられるようで嬉しいですわ。なら今日はメイドとしてではなく家族として楽しみましょう」
「はい、お願いしますね」


 俺達はまず福屋に向かうことにした。メイド服のシャロンさんも見慣れているが今日は遊びに行くから私服を着てもらいたいって思ったからだ。


「いかがですか、リィン様」
「とってもお似合いですよ、シャロンさん」


 私服に着替えたシャロンさんは年上の綺麗なお姉さんという印象があった。普段のメイド服もよく似合ってるがこの私服は大人っぽくて綺麗だと思う。


「でもよろしかったのですか?代金なら領収書を貰っておけば……」
「いいんでしょ。俺が貴方にプレゼントしたいって思ったんですから」


 服の料金は俺が払った。シャロンさんにプレゼントしたいって思ったからだ。


「ふふっ、ならそのお気持ちを有難くいただきますね」


 シャロンさんはそう言って俺に手を差し出してきた。


「シャロンさん?どうしたんですか?」
「いえデートなので手を繋ごうと……何か間違っていますか」
「いや、デートとはいえ貴方は代理人ですし……」


 いくらシャロンさんとはいえ流石に恋人じゃないのに手を繋いだらアリサに悪いし……手を出すなって釘を刺されたし……


「……」


 シャロンさんはシュンと落ち込んだ表情になった。マ、マズい!


「い、いややっぱり手を繋ぎましょう!デートですもんね!」


 俺は直ぐに思い直してシャロンさんと手を繋いだ。するとシャロンさんはパァァ……と花が咲くように嬉しそうに笑った。


「それじゃ行きましょう。今日はエスコートをお願いいたしますね、リィン様♡」
「あはは、任せてください」


 シャロンさんは俺の指に自らの指を絡めあう恋人つなぎをして腕に抱き着いてきた。い、意外と形から入る人なんだな、シャロンさんって……


 その後俺達はアルカンシェルにて劇を鑑賞して昼になった。しかし劇を見てる間も手を離してくれなかったから緊張してあんまり劇に集中できなかったな……


「昼は何処で食べますか?ロイドに美味しい中華のお店を教えてもらったからそこに行きますか?」
「実は今日は私がお弁当を作ってきたんです」
「えっ、シャロンさんの料理ですか?それは楽しみだな」


 学生時代はシャロンさんの手料理をⅦ組の皆で食べていたんだよな。久しぶりにシャロンさんの料理が食べられると思って嬉しくなるよ。


 俺達は静かな場所に移動してベンチに座る。そしてシャロンさんが持ってきた弁当を見て目を輝かせた。


「おおっ、美味しそうですね」


 サンドイッチにサラダ、そして魔法瓶に入ったスープなど実に美味しそうなラインナップだった。


「食べても良いですか?」
「勿論ですわ。リィン様のために愛情を一杯込めて作りましたので♡」
「なら頂きますね」


 俺は合掌してまずはサンドイッチを食べることにした。具材はシンプルな卵にローストビーフを合わせたモノ、豚肉をカツにしてマスタードと挟んだモノの二つだ。どっちも美味しそうだな……


「美味い!シャロンさんの手料理は久しぶりに食べたけどやっぱり美味しいです!」
「喜んでいただけたなら嬉しいですわ。あら、リィン様少し宜しいですか?」
「どうしたんですか……!?」


 その時だった、シャロンさんが急に俺に顔を寄せると唇の側にチュっとキスをしてきたんだ。俺は驚いて思わずサンドイッチを落としてしまいそうになった。


「ふふっ、お口の端のパンのクズが付いていましたよ♡」
「あ、あはは……ありがとうございます」


 ペロッと唇を軽く舐めるシャロンさんに俺はそう言うしかできなかった……


 そ、それにしたってハンカチで拭くなりあったと思うが……まあ多分からかってるだけだよな。昔からシャロンさんは俺をアリサ関係でからかってくるしそんなものだろう!うん!


 俺はそう思ってサンドイッチを食べ続けた。


 昼ご飯を食べ終えた俺とシャロンさんはミシュラムに向かった。今はビーチで水着になってバナナバートを楽しんでいる。


「うふふっ、年甲斐もなくはしゃいでしまいましたわ♡」
「楽しんでいただけたなら良かったです」


 シャロンさんは実に楽しそうで俺まで嬉しくなってきた。でもバナナボートで胸を押し付けてくるのは止めて欲しかった。ボートが揺れるたびにシャロンさんの胸が俺の背中でムニュムニュと形を変えて楽しみ暇がなかったぞ……


(危うく俺のバナナボートが浮かぶところだった……)


 そんな馬鹿なこと思ってしまうほど俺は疲労していた。今だってシャロンさんは恋人つなぎしながら大きな胸に俺の腕を挟んでくるんだ。


 さっきも日焼け止めを塗ってほしいと言われて背中に塗ったら色っぽい声を出したり、「胸もぬってくれませんか?」と言われてからかわれたし……


(まさか誘って来てるのか……まさかそんなわけないさ。シャロンさんはアリサを大事に想っていて俺とアリサが付き合ってるのを知ってるからな。そんな人じゃない、バカな考えは今すぐ捨てろ、俺!)


 シャロンさんの事を一瞬でも疑ってしまった事を恥じた俺はデートを楽しむことにした。


 その後俺達はビーチバレーをしたりスイカ割りをしたりとビーチでの遊びを満喫した。


 夕方になると遊園地の方に向かいみっしぃのパレードを見たり観覧車にのったりして楽しんだ。二人でクレープを食べさせ合ったりと最後の方は俺も吹っ切れて彼女のしたいようにさせていた。


「ふふっ、今日は楽しかったですわ。ディナーも美味しかったですし本当に素敵な思い出になりました」
「楽しんでいただけたなら良かったです。シャロンさんもリラックスできたみたいですしね」
「はい、可愛いリィン様の姿もたくさん見られて満足ですわ」
「あはは……」


 夜になり俺達は定期船に乗ってクロスベルに戻った。今は人気のない路地を歩いている。


 しかし今日は楽しかったな、今度はアリサを連れてきたいしまた計画を立てておくか。


「……リィン様、この後はどうなされますか?」
「えっ、帰る予定ですが……」
「ですがお嬢様とのデートならこの後はあそこに向かいますよね?」


 シャロンさんが指を刺したのはホテルだった。それも恋人が泊まるようなアッチ系の……


「ま、まあアリサとなら入りましたけど……」
「私とも入ってみませんか?」
「はぁ!?」


 車輪さんの提案に俺は思わずそう言ってしまった。いやだって……


「シャロンさん、その言葉の意味をわかっていってますか!?からかうのは止めてください!」
「冗談じゃありません、私は本気で言っています」
「シャ、シャロンさん……?」


 シャロンさんは真剣な表情でそう言った。


「私はラインフォルト家に使えるまでずっと闇の世界で生きてきました。暗殺者として生きてきた私にとって貴方は眩しすぎたんです」
「俺が眩しい?」
「貴方はいつだって誰かのために戦っていた、自分の事よりも他人の事ばかり気にかけていました。私からすれば理解のできない生き方だった、でもだからこそそんな貴方に惹かれていったのかもしれません」


 シャロンさん、俺の事を……


「リィン様がお嬢様と恋人になったと知った時はショックでしたが同時に嬉しくも思いました。貴方ならお嬢様を任せられると思い私は姿を消したのです」
「……それは相克の時の話ですよね」


 シャロンさんはかつて暗殺者としてアリサのお父さんの命を奪った。実際はもっと複雑な話なんだけど彼女はそのことをとても気にしていた。


 だから俺達と敵対したのもアリサに自身を裁いてほしかったからなのかもしれない。


 でも俺はアリサの為に、そしてシャロンさんのために必死で彼女を説得した。戦う度にシャロンさんに声をかけて戻ってきてほしいと必死に訴えた。


「黒のアルベリヒに対してリィン様が「シャロンさんはお前なんかに渡さない!シャロンさんを返せ!」と啖呵を切られた時は心が震えました。そして貴方は私を連れ戻してくれた。貴方がいなかったら私はお嬢様に一生消えない傷を残してしまっていました。だから本当に感謝しているのです」
「シャロンさん……」
「リィン様、私はあなたを愛しています。でも貴方にはお嬢様がいる……だから今夜だけでいいんです、私に思い出をください……」
 

 シャロンさんはそう言って俺の胸にそっと寄り添ってきた。


「シャロンさん、俺は……」
「分かっています、貴方にはお嬢様がいる……だから嫌なら私を拒絶してください。それでキッパリと貴方への想いを断ち切りますので……」
「……」


 俺はシャロンさんの肩を掴んで彼女を引き離した。


「シャロンさん、俺やっぱりアリサを裏切れません。こんな形で貴女と関係を作りたくない」
「……そうですか、なら私は」
「だからアリサに話しましょう。しっかり彼女にも伝えて3人で納得してから貴方を抱きたい」
「えっ……?」


 俺はシャロンさんの顔をまっすぐ見ながらそう答えた。


「俺がアリサを説得します。もしかしたら愛想をつかされて別れを言われるかもしれません。でも貴方の想いを知った以上このままにしておきたくはないんです!」
「リィン様……」
「俺にとってアリサが一番大切な人です!でもその次に大切なのは貴方なんです!だから俺もシャロンさんの想いに応えたい!」


 俺は最低だ、アリサと言う恋人がいながらシャロンさんを切り捨てられない、でももう無理だ、彼女の想いを知った今彼女を切り捨てることが出来ないんだ!


「情けないと言われてもいい!みっともないと言われてもいい!俺はアリサとシャロンさんが好きだ!だれにも渡したくない!俺だけのものにしたいんです!」
「……」


 俺は自身の想いをシャロンさんにぶつけた。男として最低な事を言ってるのは分かってる、でもどうしても止められなかった。


「……ふふっ、どうやらお嬢様の言ったとおりになりましたわ」
「えっ……?」
「ねっ、言ったでしょ?リィンなら私達を真剣に愛してくれるって」


 俺がシャロンさんの言葉に首を傾げていると背後から俺の知っている人の声が聞こえた。振り返ってみるとそこには……


「アリサ!?」
「こんばんは、リィン。貴方の熱い想いは私も聞いていたわよ」


 なんとそこには俺の恋人であるアリサがいたんだ。


「な、なんで?仕事は?」
「アレは嘘よ。今日私はずっと貴方達を監視していたのよ」
「えっ!?」
「気が付いていなかったでしょ。だって貴方ってばシャロンにデレデレしていてんだもの」


 くすくすと笑うアリサに俺は顔を青くしてしまう。確かにシャロンさんにドキドキしていていつもより注意が緩かったのは事実だ。


「アリサ、これはその……」
「ああ、大丈夫よ。私は知ってるから。そもそも今回の件は私がシャロンに提案したのよ」
「どういう事だ?」
「私がお嬢様に相談したのです。リィン様を本気で愛してしまったと……」
「最初は驚いたけど私もシャロンならいいかなって思ったの。だってシャロンは私にとってリィンと同じくらい大切な人だもの」
「それでお嬢様がリィン様が私とお嬢様二人を真剣に愛してくださるかのテストをしてもたらどうだと提案してくださったのです」


 なるほど、そう言う事だったのか……


「じゃあもし俺がアリサに内緒でシャロンさんと浮気しようとしたら……」
「当然別れたわ。だって私に内緒で不倫しようとする男なんてこっちから願い下げだもの」


 あ、危なかった……


「でもリィンはちゃんと私にも話をしようって言ってくれたでしょう?だから合格よ。流石私の旦那様ね、メイドの事も真剣に考えてくれるんだもの」
「あはは……」


 心の広い恋人に俺は笑うしかなかった。だっていくら家族同然でも他の女性と関係を作っても良いと言ってくれるとは思っていなかったからだ。


「でもあくまでシャロンだけよ?最近フィーやラウラとも一緒に行動してるみたいだけど浮気したら貴方を殺して私も死ぬから」
「そ、そんなことしないさ……」
「大丈夫ですわ、お嬢様。これからは私も一緒になってリィン様を監視いたしますから♡」
「あら、それなら安心ね」
「はは……」


 どうやらこれから俺は監視される毎日を過ごす事になるようだ……まあ二人以外と関係を持つ気は無いからいいけど……


「じゃあ行きましょうか」
「えっ、何処に?」
「ラブホに決まってるじゃない。デートなんでしょ?ならすることはしないとね」
「行きましょう、リィン様♡」


 俺はアリサとシャロンさんの二人の両腕を掴まれてラブホに引き込まれた。



―――――――――

――――――

―――


「緊張するな……」


 俺はシャワーを浴びて二人を待っている。アリサとはもう既に何度も身体を重ねているがシャロンさんもいるので緊張しているんだ。


「お待たせ、リィン」


 そこに裸のアリサとシャロンさんがやってきた。シャワーの熱で肌がほんのり赤く染まっており、少し濡れた髪が色気を出している。


「リィン様、今日はよろしくお願いいたします」
「ふふっ、そんなかしこまった態度なんてしないでリィンにいっぱい甘えちゃいなさいよ」
「きゃっ、お嬢様!?」


 シャロンさんが俺に頭を下げるとアリサが後ろからシャロンさんを俺の方に軽く突き飛ばした。普段ならなんてことないのだろうが今は珍しく可愛らしい悲鳴を上げて俺の方に来たので受け止める。


「あっ……」


 至近距離でシャロンさんと抱き合う形になり俺達は見つめ合う。


「シャロンさん、綺麗です……」
「本当ですか?私の体は汚れていますよ?」
「シャロンさんの過去は知っています。でもだからと言って貴方を汚いなんて思ったりしませんよ」
「リィン様……」


 シャロンさんは所属していた組織から暗殺者として育てられてきた、時にはその体を使って男をセックス中に殺したこともあるらしい。


 でもそれは仕方ないだろう、そうしなければ役立たずとして消されるだけだし生きるためにはそうするしかなかったんだ。


「シャロンさん、過去は過去です。俺は貴方の全てを受け止めたい」
「……ありがとうございます、リィン様。貴方を好きになってよかったです」


 シャロンさんは涙を流しながら俺に抱き着いてきた。俺は彼女の背中に両腕を回して優しく抱きしめる。


「シャロン、私もリィンと同じ気持ちよ。これからは三人で愛を育んでいきましょう」
「お嬢様……はい、承知いたしましたわ」


 アリサの言葉にシャロンさんは笑みを浮かべた。


「それじゃさっそくエッチしましょうか。リィン、まずはシャロンから相手をしてあげて」
「分かった」


 俺はアリサの言葉に頷いてシャロンさんに顔を寄せる。


「あっ……」


 そして彼女の唇を奪い舌を重ねていく、シャロンさんはギュッと目をつぶると俺にされるがままになっていた。


(シャロンさん、可愛い……)


 普段の大人っぽい振る舞いは見えずされるがままのシャロンさんはとても新鮮だった。激しく舌を絡めあった後そっと離れると彼女は蕩けた顔で俺を見つめていた。


「シャロンさん、どうしたんですか?」
「あっいえ……キスをするのは初めてでしたので……こんなにも暖かくて幸せな気持ちになるのですね……」


 どうやらキスはしたことが無かったらしく俺は彼女のファーストキスを奪ったみたいだ。


「そうなんですか?」
「はい、キスだけは好きな人としようってせめてもの抵抗で……リィン様に奪って頂けて嬉しいですわ」
「俺もシャロンさんの初めてのキスを貰えて光栄です」


 ニコっとほほ笑むシャロンさんにドキッとした俺は思わず彼女の頭を撫でてしまった。嫌がるかと思ったがシャロンさんは俺の手を嬉しそうに受け入れていた。


「ホラホラ、私だっているんだからさっさと進めましょう」


 アリサがそう言うと俺をベットに寝かせた、そして自身は俺の陰茎をしゃぶり始める。


「んっ……♡リィンはまずシャロンを気持ちよくさせてあげて」
「ああ、了解した。シャロンさん、こっちに来てください」
「リィン様、そこは……!」


 俺はベットに寝転がると自分の顔の上にシャロンさんを誘導して秘部を顔に乗せてもらった。俺はシャロンさんの大きな胸を揉みながら舌を使って膣内を舐めていく。


「あっ♡ああっ……♡」
「ふふっ、シャロンったら気持ちよさそうな顔をしてるわね……んっ♡じゅるるっ♡ぐぷっちゅううっ♡」


 俺の陰茎をイヤらしく舐めながらアリサがシャロンさんの乱れた姿を見てニヤっとする。


「あっ♡お嬢様に……あんっ♡私の……ああっ!は、恥ずかしい姿を見られて……♡やあっ♡あっ!イク……♡」
「ん……シャロンのそんなエッチな姿を見たら私だって興奮しちゃうじゃない♡」


 淫らに体を揺らすシャロンさんにアリサは俺の陰茎をしゃぶる速度を上げながら自らの秘部を指で弄り始めた。


「リィンのおちんちんもガチガチね♡いつもより大きくなってない?」
「あ、アリサ……そこは……!」
「ふふっ我慢汁もいっぱいね♡一体どれだけの精子をここにため込んでるのかしら?」


 竿の部分を舌で舐め上げながら睾丸を優しく揉んでくるアリサ、最近シていなかった事もあって俺は射精寸前に追い込まれた。


「リィン様、もう一度キスを……♡」
「あっ分かりました。こっちを向いてもらえますか?」
「はい♡」


 俺は少し体を起こすとシャロンさんを腹の上に座らせて秘部に指を入れる、そして対面しあシャロンさんと激しく舌を重ねていく。


「シャロンさん、もうこんなに濡らして期待してるんですか?」
「んっ……♡はい、私のおマンコはリィンさんのおちんちんを期待してこんなに濡れてしまっています……♡」
「リィンのおちんちん、ビクビクしてるわ♡もう出そうなのね♡」
「ああ、そろそろ限界だ……!」


 シャロンさんの舌の感触とアリサの口内の感触、二つの柔らかな肉の感触に俺はもう射精寸前だった。


「あっ出そう……!二人共並んでくれ、顔にかけたい」
「分かったわ♡」
「シャロンをリィン様に染め上げてください♡」


 二人はそう言うと並んで綺麗なピンク色の舌をだしておねだりしてきた。俺は混み上がってきていた精子を二人の顔にかけようと構える。そして……


「ああ……イクっ!!」
「あっ♡」
「熱いですわ……♡」


 ドピュ♡ドピュルルルルル♡ドピュドピュ♡


 勢いよく吐き出された俺の精子が二人の綺麗な顔や舌に降り注がれていく、二人の舌の上にたっぷり精子を乗せると二人はそれを美味しそうに飲み込んだ。


「んっ……♡相変わらず凄い濃さね♡喉に絡んでくるわ♡」
「コレがリィン様の御味なのですね♡とても美味しいですわ♡」


 顔や体に大量の精子を付けながら美味しそうに精子を飲んで舌で唇を舐める二人はとても色っぽかった。射精したばかりなのに俺の陰茎は再び熱く固くそそり立っている。


「シャロンさん……!」
「あっ♡」


 俺はシャロンさんを押し倒すと秘部に陰茎を押し付けた。


「もう入れてもいいですよね?」
「はい♡私の中にリィン様のおちんちんを入れてほしいです……♡」
「なら入れますね、もう我慢の限界なので……!」


 俺は陰茎を秘部にこすりつけながらシャロンさんに入れていいかと尋ねると彼女は息を荒くして頷いた。


 そんな彼女を見て俺は陰茎を割れ目に当てて一気に膣内に挿入した。


「ぐうっ……凄い締め付けだ……!」
「ああっ……リィン様と一つに……!」


 根元まで俺の陰茎が入り込み俺とシャロンさんは一つになった。彼女の膣内はとてもキツくギュウギュウに締め付けてくる。


「うっ……入れているだけで射精してしまいそうだ……すみませんが一気にイカせてもらいますよ!」
「あっ♡」


 俺は腰を一旦引くと一気にシャロンさんの奥に突き入れた。パンパンと肉と肉がぶつかる音をリズムよくさせながら何度もシャロンさんの奥を攻めていく。


「シャロンさん、こっちを向いてもらっても良いですか?」
「んっ♡んぷっ♡」


 俺は顔を寄せてシャロンさんとキスをする。舌をクチュクチュと絡めながら膣内も陰茎で同時に攻めると更に締め付けが強くなった。


 流石鍛えているだけあって膣内も名器だ、気を抜いたらあっという間に達してしまうだろう。


「そ、そんな奥まで……ああんっ♡」
「シャロンさん気持ちよさそうですね……凄く可愛いですよ」
「シャロンもそんな顔をするのね」
「ああっ……♡お二人とも見ないでくださいまし……♡」


 アリサに感じてる顔を見られて恥ずかしがるシャロンさんは新鮮だな。


「あらあら、シャロンったら乳首もビンビンにして自分からリィンの腰に足を絡めちゃってるじゃない。そんなに気持ちいいの?」
「は、はい……!リィン様のおちんちんが私の膣内をいっぱいコスってとても気持ちいいんです……♡こんな……気持ちいいセックスは……は、初めてです……♡」


 シャロンさんの胸を揉みながら腰を突き動かすと彼女は俺の腰に自身の足を絡めてきた。それによりさらに深く密着することになり俺も彼女を抱きしめて膣内とシャロンさんの体の柔らかさを同時に味わっていく。


「シャロンさん、俺もう出そうです!おマンコを締め付けてくださいね!」
「は、はい!来てください!私の中をリィンさんの精子で染めてください!」
「出るッ!」


 ドピュ♡ドピュルルルルル♡ドピュドピュ♡


 俺はシャロンさんの膣内に中出しした。


「あっ……あっー!あっ!!」
「ぐう……すり取られる……!」


 強く締め付けてくる膣肉、俺は溜まっていた精子を全部吐き出す勢いで射精を続けていく。入りきらなかった精子が俺達の繋がっている場所から外にこぼれ出るほどに出した。


「ふうっ……漸く収まったな」
「あっ……♡はっ……♡」


 俺はシャロンさんの膣内から陰茎を抜く、彼女は体を痙攣させながら秘部から精子を流し幸せそうに惚けていた。


「シャロンさん、これで貴女は俺のモノです。これからは貴方に他の男に抱かせたりしません、一生俺が相手しますからね」
「はい……♡私シャロンはリィン様以外の男性ともう性行為はしないと誓います……♡私はリィン様のモノです……♡」


 俺はシャロンさんの頭を撫でながらそう言うと彼女は嬉しそうにほほ笑んで俺の手を取って頬ずりをした。


「ちょっとリィン、私を忘れていないでしょうね」
「勿論だよ、今度はアリサの番だ」


 俺は待ちぼうけていたアリサを呼び寄せる。


「アリサも乳首がびんびんになってるな、俺とシャロンさんのセックスを見て興奮したのか?」
「あっ……♡」


 俺はアリサの勃起していた乳首を指でコスりながらそう質問すると彼女は期待のこもった目で俺を見てきた。


「うん♡だって最近ご無沙汰だったしあんなに熱く絡み合う二人を見ていたら私も我慢が出来なくなっちゃったわ♡」
「なら期待に応えないとな。舌を出してくれるか?」
「うん♡」


 俺はアリサの乳首をいじりながら舌を絡めるキスを交わした。キスをしながら彼女の秘部に指を入れるともう十分なくらいに濡れているのが分かった。


「これなら前座はいいな、じゃあこっちにお尻を向けてくれるか?」
「うん……♡」


 俺は立ったままアリサにお尻を突き出させた、立ちバックって奴だな。


「それにしても本当にビシャビシャだな、指を入れるだけで愛液が零れてくるぞ」
「あ、そこは……♡」
「こんなにも音をさせて……アリサは濡れやすいんだな」
「あっ♡ああっ♡」


 指で激しく膣内をかき回して彼女を感じさせていく、床に水たまりが出来る程にアリサは愛液を垂らしていた。


「よし、そろそろ入れるぞ」


 俺はアリサの秘部に陰茎を当てがい膣内に入れていく。


「中もグチョグチョだな、どんどん入っていくぞ」
「ん~~~っ♡」


 抵抗なく陰茎が膣内に入っていくな、あっという間に彼女と一つになれた。


「はぁ……やばいな、アリサの中気持ちいいぞ」
「あっ!んっ……♡あっ!!」


 俺はアリサのお尻を揉みながら腰をアリサのお尻に強く打ち付けていく、彼女は大きな胸を豪快に揺らしながら喘ぎ声を上げていた。


「中が凄くヌルヌルで温かい……ずっと入れていたくなる名器だな」
「んっ♡んふっ♡」


 熱く絡みついてくる膣肉に愛液……何度も身体を重ねたのに全く飽きない凄い名器だ。


「奥まで加えこんで……アリサは技術者としてだけでなくセックスも一流なんだな」
「や、やだっ♡ヘンな事を言わないでっ♡」


 腰を掴んで更に強く陰茎を挿入していく、アリサは腰をガクガクさせながら快感に浸っていた。


「アリサ、体制を変えるぞ」
「んっ♡」


 アリサの片足を上げて更に深く挿入できるように体位を変える、そして彼女の顔を寄せてキスもしていく。


「イクっ♡イクっ♡ああっ!!」


 ドピュ♡ドピュルルルルル♡ドピュドピュ♡


 アリサの膣内が強く締まり俺は彼女の子宮に中出しした。


「ううっ……まだ出る……!」
「んっ♡んっ♡」


 舌を吸い合いながら射精するのは凄く気持ちが良いな、俺は夢中になって射精を続けていく。


「あんっ♡」


 そして射精を終えた俺はアリサの膣内から陰茎を抜いた。


「アリサ、シャロンさん、まだいいかな?」


 二人の中に出しても俺の陰茎は衰えなかった、二人は未だ聳え立つ陰茎を見て嬉しそうに微笑んだ。


「勿論よ♡いくらでも相手するわ♡」
「遠慮なくシャロンに出してくださいまし♡」


 そして俺は二人を再び犯していくのだった。



―――――――――

――――――

―――


「あっ♡そこ駄目っ♡」
「リィン様……んっ♡」


 俺はシャロンさんを騎乗位で攻めながら右腕でアリサの膣内をズボズボと出し入れしている。シャロンさんは身体を倒してキスをしてきたので存分に舌を絡めた。


「シャロンさんに中出ししたら次はアリサにするからな、準備していてくれ」
「あっ……指……♡深い……♡」


 指二本をアリサの膣内の奥に刺しこんでかき回す、さっき出した精子も混ざってもうグチャグチャだな。


「シャロンさん、そろそろ出ます。受け止めてくださいね」
「んんっ♡」


 ドピュ♡ドピュルルルルル♡ドピュドピュ♡


 俺はシャロンさんの舌を激しく吸いながら彼女の膣内に中出しした。


「あっ♡中でビクビクして……あんっ♡」


 シャロンさんは幸せそうに俺の射精を受け入れていた。


「よし、今度はアリサだな」


 俺は今度はアリサをバックで攻めていく。


「あんっ!あっ♡んっ……♡んっ♡」


 俺はアリサの胸を揉みながら腰を強く打ち付けていく。


「リィン様、失礼しますね」
「うおっ……!?」


 するとシャロンさんが俺の背後から睾丸を優しく揉み始めた。オマケにお尻の穴に指を入れて前立腺を攻めてくる。こ、これはヤバイな……!


「お嬢様も……♡」
「あっシャロン……♡」


 シャロンさんはアリサの前に行くと彼女の胸を揉みながらキスをする。美女二人が絡み合うのを見ながらのセックス……たまらないな。


「そろそろイクぞ!」
「やっ!んっんっ♡」
「アリサも一緒にイクぞ!!」


 ドピュ♡ドピュルルルルル♡ドピュドピュ♡


 俺はアリサの子宮に中出しを決めた。


「ああっ♡んあっ♡ああっ!!」


 アリサはアヘ顔をしながら幸せそうに惚けていた。


「二人の胸、凄く気持ちいいよ。最高だ……!」
「んっ♡まだかたぁい♡」
「まだまだご奉仕させてもらいますからね♡」


 俺は二人の巨乳に陰茎を挟んでもらいダブルパイズリをしてもらっている。二人の胸の圧力を感じながら亀頭を同時に舐められて天に昇るような気持ちよさだ。


「シャロン、さっきのお返しよ♡」
「ははっシャロンさん、凄く感じてるな」
「あっ♡ああっ!!」


 今度はシャロンさんをバックで犯しながらアリサがその下から彼女のクリトリスを指で攻めていた。


「ぐっ!出すぞ!」


 ドピュ♡ドピュルルルルル♡ドピュドピュ♡


 俺はシャロンさんの膣内にまた射精する。


「あんっ!ああっ!あ、頭がおかしくなっちゃう……!」
「お嬢様、私も一緒に……♡」


 今度はアリサ騎乗位で攻めていく。アリサの背後からシャロンさんが抱き着いて胸を揉んでいる。


「また出る!」


 ドピュ♡ドピュルルルルル♡ドピュドピュ♡


 アリサの中にもまた射精をして精子を流し込んだ。


「あっ……もう駄目……♡」


 アリサはゆっくりとベットに倒れこむとすうすうと寝息を立て始めた。



「アリサ?少しやり過ぎたかな?」
「最近は仕事も忙しくて十分な睡眠をとれていませんでしたから……でも幸せそうですわ」


 アリサは満たされたような充実した顔で眠っていた。


「アリサも寝てしまいましたし俺達も休みますか?」
「えっと……」


 俺はシャロンさんにもうお開きにするかと言うと彼女は名残惜しそうに俺の股間を見ていた。


「……もうちょっとならできそうですし二人で楽しみますか?」
「えっ?……は、はい♡」


 俺の問いかけにシャロンさんは最初は驚いたが直ぐに顔を赤くして頷いた。


 俺はアリサを寝かせて隣のベットに移動する。


「ぐうっ……シャロンさん!」
「あっ!ああっ!!」


 俺は正常位の体位でシャロンさんと繋がっていく、シャロンさんの胸が大きく弾み淫らによがっていく姿は実に魅力的だ。


「シャロンさんの膣内、気持ちよすぎる!腰が止まらない……!」
「ダメっ……!激しすぎます……♡」
「凄い締まりですよ?感じてくれているんですね……!」


 俺はシャロンさんの両足を掴んで更に強く深く挿入していく。もっと彼女を感じさせたい、そんな思いが俺を更に突き動かしていく。


「シャロンさんと初めてのセックスですけどいい具合になじんできましたね!」
「は、はい!わたくしのおマンコはもうリィン様専用です!」
「嬉しいですよ、ならもっと俺のモノにしちゃいますね!」
「ああっ!!」


 両手をラブ握りで絡めあい更に奥を突いていく。


「奥っそこっ!そこがいいんです……!」
「シャロンさん、イキますよ!」


 ドピュ♡ドピュルルルルル♡ドピュドピュ♡


 俺はシャロンさんの膣内に勢い良く陰茎を差し込んで中出しプレスを決めた、顔も寄せてキスをしながら精子を吐きだしていく。


「まだまだ終わりじゃないですよ!」
「はっ♡ああっ♡イッちゃいますぅ……!!」


 騎乗位になって俺はシャロンさんの腰を掴んでガンガンと打ち込んでいく。もっと彼女と愛し合いたい、俺はそんな気持ちをシャロンさんに伝えるように腰を動かす。


「シャロンさん、好きだ!アリサと同じくらい貴方が好きです!」
「わ、わたくしも……貴方が好きです!お嬢様と同じくらい貴方が好きなんです!」
「ならこれからもずっと俺の側にいてください!アリサと一緒に俺だけのものに……!」
「なります!わたくしはもうリィン様……旦那様とお嬢様だけのものです!」


 片腕をラブ握りしてもう片方の腕でシャロンさんの腰を持って陰茎を膣内に突き刺していく、シャロンさんも腰を動かして抜群のタイミングでお互いを感じさせていく。


「シャロンさん、好きです……愛してます!」
「も、もっと言ってください!リィン様の口から愛してると!」
「愛してます!アリサと同じくらい貴方が好きです!」
「嬉しい……♡あんっ♡」


 シャロンさんを背中を上にして寝かせて上から押し込むように寝バックで膣内を陰茎で攻めていく、シャロンさんは枕に頭を埋めながら快感の声を上げていた。


「んっ♡んっ♡ふっ♡」


 対面座位になりシャロンさんの唇を貪りながら胸を揉みしだき陰茎を突き入れていく、唾液の交換を終えると今度は彼女の胸にむしゃぶりつき味わっていく。


「んっ♡あっ♡」


 シャロンさんは俺の首に両手を回して深く密着してきた、俺は彼女のお尻に手を回して強く腰を打ち付けていく。


「シャロンさん、イキます!」
「私もまた……!」


 ドピュ♡ドピュルルルルル♡ドピュドピュ♡


「あっ!ああっ!あっ――――っ!!」


 そして俺はシャロンさんの腰を掴んで勢いよく陰茎を突き入れた、その瞬間俺の限界が来て彼女の膣内に射精をする。


 ドクドクと薄くなった精子が彼女の膣内に流し込まれていく、俺はシャロンさんと一つになったかのような幸福感と下半身が溶けそうな快感に浸っていた。


 射精を終えた後も暫くは密着していたが俺はゆっくりとシャロンさんの膣内から陰茎を抜いて彼女の横に寝転がった。


「はぁ……はぁ……♡」
「ふう……」


 俺達は手を繋ぎながら息を整えている、するとシャロンさんがこっちに顔を寄せて話しかけてきた。


「リィン様、本当に気持ちよかったですわ。セックスがこんなにも素敵なものだったなんて知りませんでした♡」
「俺も凄く感じちゃいましたよ。シャロンさんの中、温かくて夢中になってしまいましたよ」


 見つめ合いながらつなぐ手を優しく握り合う俺とシャロンさん、汗と精子まみれで顔を赤くして惚ける彼女はとても綺麗だ。


「シャロンさん、これからは俺の恋人として一緒にいてください」
「はい、私はお嬢様と共にリィン様を永遠に愛すると誓いますわ♡」


 俺とシャロンさんはそう言って笑みを浮かべるとゆっくりと顔を近づけて下を絡めるキスをかわした。


「んんっ……♡」
「ぷあっ……」


 ニチャニチャと舌が絡み合い唾液を飲んでいく、舌を激しく吸い合いながら唇を貪っていく。


「ぷはぁ……♡」


 そして息が続かなくなってきたのでいったん離れる、そして少し見つめ合うとまた唇を重ねた。俺達は眠くなるまで唇を重ね続けた。


 その後俺はアリサとシャロンさん、二人の女性と結婚して幸せな家庭を作った。先にシャロンさんが妊娠したのでアリサの目が怖かったけどな……


「うふふ、末永くよろしくお願いいたしますわ。旦那様♡」

 
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