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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・

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4-5

 オンライン授業の初日の日、岬の家に行くと灯ちゃんが出迎えてくれて

「いらっしゃい ミミちゃん 私も会えるの楽しみにしてたの」

「灯ちゃん 長いこと会ってなかったわねー 又 背が伸びた? どんどん、きれいになっていくネ」

「まぁ ミミちゃん お上手」

「お世辞じゃあなくてー 髪の毛も長くてー 男の子の間で評判になるのってわかるわぁー」

 その時、岬も出てきて

「ミミ あんまり灯のこと持ち上げないでー この子 自分のこと 美人なんだってわかってるから 調子にのるとね」

「うんまぁー お姉様・・ いじわる」と、プィッと2階に登っていこうとしたら

「灯ぃー お昼 あなたの担当よ」と、岬が背中に声をかけていた。

「わかってます! 海老のドリァ ね」と、駆け上がっていったのだけど、パステルイェローのフレァーなミニスカートからスラーっと伸びた脚にフリルレースで飾られたライムグリーンのショーツが覗いていた。岬の影響なんだろう、可愛いのを穿いていた。

「灯ちゃんも 学校 自粛なの?」

「えぇ 週1回 レポートとかプリント提出だって クラブもないでしょ だから、毎日ブラブラしてる」

 部屋に入ると、岬は私のホッペにチュッとしてきて

「さぁ 始めましょ」と、学校のホームページから在校生に向けて にアクセスしていった。午前中に2科目びっしりとやって、終えて下のダイニングに行くと、灯ちゃんがテーブルに白いお皿と野菜サラダを用意していてくれた。

「ウン あと 3分待つのだー あっ お飲み物は麦茶ネ」と、冷蔵庫からペットボトルを取り出してきて継いでくれた。チーンと鳴って、ドリァの香ばしいお皿を並べられて

「わぁー おいしいぃー 灯ちゃん すごいネ こんなの作れるって お料理もできるんだー」

「えへぇー お姉様に教育されてるんですの」

「へぇー 岬が ねぇー」

「なによー ミミ これぐらい 当たり前よー」

「そうなんだー 私 まだ こんなのってー」

「やってみれば 簡単よ 今は なんでもネットに載っているから」

「そうかー ネットでねー」

「ミミちゃん これからもチョコチョコ来るんでしょ 一緒に作ろうよー」

「うーん どうかなー ウチには出来の悪い弟が居るからなー 私が作らないと、お昼はカップ麺ばっかーだから でも、午前中は自主練とかでランニングしてて、お腹減って帰ってくるから、出来るだけ私が作ってあげるようにしてるけど」

「あっそうか あの子・・ 私ね あの子のお友達の松島君と知り合いなんだけどー たまに、商店街で会っても、あの子 私に知らんぷりというかー 無視されてんだよねー」

「あっ ごめんね 悪い奴じゃーぁないんだよ たぶん 灯ちゃんがきれいなんで、照れ臭いんだよ 近寄りがたいんじゃぁないかなー でも、灯ちゃんのことは、よく知ってるみたいだよ」

「そうなんだー 私 嫌われてるのかなーなんて思ってた」

「そんなことないよ あの子 無愛想だから ごめんね」

「うぅーん ミミちゃんに謝られることじゃぁございませんことよ ねぇ ランニングしてるのー」

「ウン クラブ自粛だからネ 灯ちゃんは?」

「私 朝6時に起きてからと、お風呂に入る前 半分横飛びだけ ランニングかぁー 私もやろうかなー」

「そうよ やっぱり 走るのも必要じゃぁない? ミミ 部屋に行こうよ 今日のマトメしとこうよ」と、岬に促されて、2階に行った。

 部屋に入ると岬は私を抱きしめてきて、唇を寄せてきた。私は、少し期待していた部分もあって、応えるように・・

「岬 私達 こんな風になってしまったんだネ ・・・」

「・・・ミミが好き 可愛いんだヨ 嫌?」

「・・・うぅーん 安心する あのね コウの時は、心の中では まだ 怖いんだ」

「そう ・・・ ミミはお人形さんみたいだからね コウさんも・・そう感じているよ きっと」

「ウン だけど 私 あの人が好き だから・・なんでもする」

「前みたいに 自分から腰も動かす?」

「やだー 岬だから ちゃんと話したのにー そんな言い方するんだったら、もう、話さないからネ」その時、岬は、私をしっかり掴まえて・・・私達は舌を絡ませていったのだ。

私は、こんなことって、いけないことなんだと思いながらも、その時になると自制がきかなくなっていた。だって、岬のことだって好きなんだものー。 
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