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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・

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第9章
  9-1

 7月の末、私は、学期試験を迎えていたが、碧はもう夏休みになっていて、今日は璃々香ちゃんとバドミントンをすると言って、朝から出掛けて行っていた。私も、試験が終わると岬と二人で箱根に泊りで遊びに行く予定にしていた。

 夕方、お母さんとご飯の準備をしていると、碧が帰って来て

「ただいま帰りました! あぁ いつもご苦労さまです」と、調子良く、私達に声を掛けてきた。

「ご苦労様じゃぁないわよ 碧 遊んでばかりで、勉強のほう、しっかり、やってるの?」と、お母さんが厳しい表情だった。

「遊んでばかりじゃぁないよー 息抜きだよ 青春を楽しまなきゃー」

「あなたの青春は大学に受かってからでしょ それまでは・・」

「おかあさん いいじゃぁない 碧はちゃんと机にも向かっているよ」と、私はかばってしまった。

「おー さすが お姉様 可愛い弟のことを よく 見てくださってる」

「バカ 魔がさしただけよ ちょっと 2階へ いらっしゃい」と、碧を部屋に連れて行って

「どうだったの? 璃々香ちゃんとは」

「どうってー? 茉莉ちゃんも来たんだよ だから、俺もクラブの2年生を誘って行ったんだ 茉莉ちゃんに紹介兼て」

「あっそう 茉莉ちゃん 気に入ってくれた?」

「あぁ そこそこなー 4人で木陰でコンビニで買ってきたものを食べたんだけど、まぁまぁ 楽しそうにしていたよ ペァに別れて、試合なんかもしてたから、帰りもペァに別れて、公園を歩いたりしたからね」

「へぇー それで 璃々香ちゃんには ちゃんと接しているでしょうネ 傷つけるようなこと言ったりしてないでしょうネ」

「もちろんだよ 今度は 二人でネって 約束した」 
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