私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
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まだ、コウの部屋に行くのは抵抗があったので、あんまり時間が無い振りをして、外でお茶を飲む程度にしていた。だけど、本当は抱きしめて思いっきりキスをして欲しいと思っていた。そんな気はなかったのだけど、私は、岬と買った下着を一応はつけてきていたのだ。
「ミミ えらいね やったね さすがだよ」
「えへぇー 運が良かったんだよ」
「いゃー 今度は僕の番だな 頑張んなきゃー」
「そーだよ 東京の会社だったら 良いのになー」
「そう ありたいと思ってるけどな」
「あのね まだ、決まってないんだけど 私達4人グループで卒業旅行しようって言ってんだー でも、コロナでダメかもしれないけどねー だけど、その時 私 私ネ コウにお祝いしてほしい あのネ・・ どこか お泊りで・・記念に あのネ そんな時じゃぁないと 私 お泊りなんて許してもらえないからー」
「・・・わかった 楽しみだよ ミミ 思いっきり可愛がってやるからな 僕のものに・・・覚悟したんだな」
「・・・イヤ そんな言い方 恥ずかしいんだからー 言わせないでー」
確かに、紗英が言い出していたのだ。みんなで、最後の思い出に旅行しようよって。だけど、コロナ自粛で、なかなか決まってなかった。だけど、私も岬も、そしてアカサも見事、合格していたのだ。だから、やっぱり行こうとなって、そんなに人と出会うことも無いだろうし、近場で那須の遊園地が隣接しているコテージに決まった。
「ねぇ 岬 お願いがあるの 岬にしか言えないの」
「なによー 急に なんでも 言ってみなー」
「あのさー 卒業旅行 2泊ってことにしてほしいの」
「えっ 2泊するのー?」
「だからー 2泊ってことで・・ 次の日 あのネ コウと・・」
「あー わかった ウン ウン ついに決心したのかー で 最後まで 捧げるの?」
「ウン のつもりなんだけど・・わかんない その時になんなきゃー だからさー もしかすると、お母さんが岬に聞くかもしれないでしょ だからー 話、合わせてほしいのよ」
「そうかー わかった 協力する そのかわり ちゃんと 次の日 結果 報告するのよ 細かくネ」
「う うん お願いネ」
「それとー 予習しなきゃぁネ」
「なぁーに その予習って?」
「ミミは私が最初の・・なんだからー そのつもりだったんだからー」
「あのさー 私達 女同士なんだよー 変だよー そんなのー」
「だって ミミが可愛いんだものー 私にとっては・・ 嫌?」
「・・・だってさー どうするのー ミミだって岬のこと 好きだよ でも・・」
「いいの 私に 任せて 変なことはしないから 親友の表現だよ」
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