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ひぐらし 幸せ満し編

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第4話「ガン牌ジジ抜き(下)」

 
前書き
 名前通り、鬼隠し編・祭囃し編の名物のあれです。ただし、罰ゲームがエロいです。すこし、ツッコミ所が多いです。後編です。どうぞ・・・基本、主人公で、梨花視点です 

 
 知恵の授業が終わり、知恵の言っていた新しい先生は、まだ来ていなかった。知恵曰く、「多分、明日には、来ると思いますから・・・」と言っていたが、大丈夫なのだろうか?
 あぁ、それと、この世界でも、部活はあるようだ

「圭ちゃんと羽入。今日の放課後は空いてる?」

「あぁ、暇だけど、興宮にでも、出かけるのか?」

「あぅあぅ。魅音の奢りでエンジェルモートにでも、行くのですか?」

「あぁ、そんなんじゃないから、安心して。後、何でオジサンが奢る事が決定事項なの?・・・まぁ、いいや。部活をするんだよ。圭ちゃんや羽入も部活に参加する?」

 部活?と圭一は聞いて、残っている人数を確認して、野球やサッカーではないと察したらしい。この世界でも、圭一は部活に入っていないらしい。
 後、黒髪ショートの眼鏡っ子は、公由真夕と言う子と、風宮華織も参加するらしい・・・。

「真夕も、部活に参加するとは、興味があるとは・・・これまた意外だね」

「べ、別にいいじゃない。それとも、参加したら、駄目な理由があるの?」

「真夕さんは、考えが堅いですからねぇ・・・幾ら、公由家の次期党首だとは言え、モテないですよ」

「詩音みたいに、お気楽な考えでやっていけないから」

 詩音と真夕が睨み合っていた・・・。よくよく、考えれば、公由と聞いて、喜一郎には、確か、魅音と同年代の孫がいると聞いたが・・・実際に存在したとは・・・・

「で、部活って、なんなの?梨花ちゃんや美代子ちゃんや沙都子ちゃんを合法的に・・・・」

「はぁう。駄目だよ。レナのなんだよ」

「をっほっほっほ、貧民風情が私(わたくし)の相手を務められるかしら!」

 鬼隠し編のように、こういう風な展開になるとは・・・。まぁ、沙都子に合わせておく事が最善だろう。華織は、レナパンを受けたが・・・大丈夫だろう

「・・・ボクも沙都子に賛成しますですよ」

「うん。私もそれに賛成です。そしたら、前原さんを・・・カモにできますし・・・」

「全外一致!おめでとう前原圭一君。キミを栄えある我が部への入部試験を許可する!」

「順を追って説明しろ!!魅音。何の部活か分からないし、入るとは言ってないだろう・・・!!」

「あはは・・・魅音。流石に説明が必要じゃないのかな? 僕でも、どんな部活なのか最初は分からなかったからさぁ・・・」

「みぃ・・・みんなでゲームをして遊ぶ部活なのですよ。にぱ~☆」

 魅音の説明では、アウトドアやインドアの部活と色々とあり、基本的には、トランプやスゴロク等のゲームが基本らしい・・・ここまでは、私の知る範囲である。無論、罰ゲームもあるのも同じだ。

「後で文句を言われたら、溜まったもんではないから、先に言っておくけど、飯事(ままごと)感覚のレベルじゃないからね!一勝一敗に命がかかってるくらい本気でかかった方がいいよ」

「すごく面白そうだね。校内でサバゲーでもするの?」

「あぁ~。そんなんじゃないよ。華織が望むなら、体育の授業や休日にするけど?まぁ、それに近いから、楽しめるよ」

「おいおい、楽しくやれればいいじゃねぇか・・・!そう凄む言い方は・・・」

 圭一がそう言うと、魅音が無言で部活の会則が書かれた用紙を用意した。
会則第一条
 狙うのは一位のみ!遊び感覚で、いい加減なプレイは厳禁
会則第二条
 部活に勝利する為に、あらゆる努力をする事を義務付ける
会則第三条
 勝者が絶対。敗者は、罰ゲームを甘んじて、受ける事(但し、犯罪関係や命に係わる罰は禁止します)
会則第四条
 部活のゲームの種目は色々とあり、全員が不平等です。その為、ハンデとかは一切なしです

「まぁ、こんな所だね。圭ちゃん。質問は?」

「なぁ、罰ゲームって、どんなのがあるんだ。腕立て10回とか、荷物運びとかか?」

「あ・・・そんな生ぬるいのではないよ。罰ゲームは、色々とあるよ。圭ちゃんや華織は、特に喜ぶと思うから」

「まぁ、取り敢えず。今日は、部活初心者が結構いるから、スタンダードにジジ抜きはどうっ!!」

「・・・まさか、魅音。ガン牌トランプを使うの?流石に、部活初心者の彼らには、悪いよ・・・」

「おい、ガン牌トランプって、この傷だらけのトランプかよ・・・」

 取り敢えず、ガン牌ジジ抜きの説明
①トランプ52枚の中から任意の1枚を裏向きにしたまま取り出し、そのカードを最後まで確認しないでゲームを行う。基本的なゲーム進行はババ抜きに近い。
②取り出されたカードと同位のカードは3枚しかないため、1組(2枚)が捨てられると、残りの1枚は捨てられなくなる。この余った1枚がジジとなるので、ゲームが終盤まで進んで、ある程度手札の枚数が少なくならないと、どのカードがジジかは分からない。
③カードに傷がある為、部活メンバー全員が、どのカードか分かっています。その為、ガン牌トランプと言っても過言ではありません。
④傷がある為、覚えるのに時間は左程掛かりません。記憶力や知恵を絞れば、確実に勝てます。

「流石に、初心者がいるから、傷なしトランプでした方が・・・」

「いえ、大丈夫よ。同じ土俵で、勝負しないと、公由の名が廃るわ」

「それくらい、ハンデがあった方がいいよ」

「あぅあぅ・・・ボクは慣れているので・・・大丈夫ですよ」

「・・・羽入や華織や真夕が傷付きトランプで勝負するんだ。俺だけが、ハンデ有りで、勝負するのは癪だからな」

 そう言うと、圭一は勝負をすることを決意する。圭一の赤い闘志の炎が出ているのが分かる。今まで、惨劇を回避してきた彼だ。確実に、奇跡が起きるだろう・・・
 ・・・途中結果。圭一・・・惨敗。私の期待を返せ、この野郎である。最初は、羽入や華織や真夕も不利であったが、羽入は、100年間も見ているのだ。しかも、祭囃し編では実際に勝負していたのだ。華織や真夕は、記憶力とセンスがあるので、勝負は有利に進めていた。
 ハッキリ言えば、圭一の敗北は決定である。

「圭ちゃんの敗北決定だね。オジサンの勝ちだよ。・・・確か、この傷がダイヤの2だったよね。・・・・あれッ!!」

「・・・魅音がカード間違いだなんて、珍しいね」

「ち、違う・・・。圭ちゃん・・・あんた・・・まさかぁ・・・ッ!!」

「お前らが、トランプの傷で識別しているんだろう。その傷には、爪の跡があるからな。だから・・・新しく付けたんだよ。一矢報いる為にな・・・」

「ダイヤの2を・・・偽装したんですの!?・・・あ、あじな真似をすうでございますわねぇ・・・」

 誰もが、圭一に驚いていた。流石は、圭一ね。だけど・・・「あのさぁ、あまり言いたくないけど、圭一?一矢報いたとしても、圭一の敗北は決定だけど・・・」と華織がハッキリと言う。
 「あ・・・・」と場の空気は沈んだ。

「まぁ、取り敢えず、圭ちゃんの負け決定だね。まぁ、部活初日だし・・・不登校になったら、困るから・・・」

「な、何するんだよ。俺も男だからな。並大抵の事では、動じないから・・・」

「まぁ、公開オナニーでいいよ。圭ちゃん」

 私と華織と羽入は、耳を疑った・・・聞き間違いだろうか?いや、聞き間違いであってほしいのだが・・・

「魅音・・・オナニーしろと?俺の聞き間違いだよな」

「圭ちゃんの聞き間違いではないよ。まさか、オナニーの仕方が分からいの?」

「いやいや・・・流石に、みんなの目の前でできないし、オカズがない以上・・・」

「はぁ、仕方ないな。悟史とレナ。抑えといて。特別に、オジサンに一勝だけ、勝てたご褒美だからさ。扱いてあげるよ」

 そういうやいなや。悟史とレナが圭一を捕まえ逃げられないようにする。すると、魅音が圭一のズボンのチャックをおろし、圭一の○○○を取り出すや、いなや。それを舐めだす。

「圭ちゃんのお○○○○は、ふにゃ○○だね。オジサンが舐めているのに、たいして、大きくならないからさぁ」

「魅音・・・舐めながら、息を吹きかけるなよ。色々と感じてしまうだろう」

「やっぱり、圭ちゃんは男ですねぇ。ふにゃ○○が、勃起してますよ。だけど、私も手伝いますよ」

 そういうや否や。圭一の○○○を詩音も舐めだしている。圭一も、そうとう感じているのか、顔を真っ赤にしている。

「だ、出すぞ。魅音、詩音・・・」

「いいよ。出して、罰ゲームなんだからさぁ」

「はぁ、すごく出ましたね。あんまり、オナニーとか、していないみたいですね」

 こんな罰ゲームは今まで、無かった筈だ。しかも、誰も止めようとはせず、目隠しをしていたのは、華織と羽入だけである。羽入・・・アンタは、子持ち人妻で、見えないことを良い事に、性行為を見てきたでしょうが・・・
 部活が終わり、今は家にいる。省略しすぎだろうと、ツッコミを抑えてほしい。念の為に言っておくと、父親は存在するみたいだ。

「はぁ・・・まさか、100年で、尿意に襲われるなんて、やっぱり子供ね」

 私は、トイレに行き終わると、自室に戻ろうとすると、「あん・・・あん」と声が漏れていた。襖が少し、開いていた為、興味本位で、覗いて見た。

「あなた、もっと、指を動かして、ローターばかりだと、あまり感じなくなってしまうから・・・」

「はぁ・・・今日は、集会があったんだ。こっちも疲れているんだ。雛見沢の決まりだとは言え、夜の営みは疲れれて・・・」

(雛見沢の決まり・・・どういう事?)

「そんな事を言ったら、オヤシロ様の罰が当たりますよ。それなら、あなたの○んぽを出してください」

 そう言うと、お父さんはパンツを下し、○んぽを取り出すと、お母さんは、それを咥えたのだ。

「ん・・・うんんん・・・」

 私は、一目散に部屋に戻った。 
 

 
後書き
 何股も小説を書いていると、大雑把になってしまう・・・。自分自身、文章能力が下手だから、想像してたのよりも、酷くなってしまう・・・。それでも、読んでくれて、評価してくれているのが、すごくうれしく感じます。 
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